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報復
「う……っも……やだ、やだっ……いきたくない……っ」
体育倉庫に響く声で誰か気付いてくれないかと思いながら大きな声を出す兼行冬馬だったが、既に夜の八時を回っている学校の体育倉庫で騒いでいても、気付くのは警備員くらいの時間だ。
「もうやだ、いくの、いや……っ、いやだ……いきたくない、っ、いかせないでぇ……!」
冬馬のアナルには友人であったはずの室作重克のペニスが挿入り込んでいる。
信じられないことだが、冬馬は友人の室作に犯され、セックスを強要されているのだ。
腕は跳び箱に縛られ、足が届かないように跳び箱の高さを調節させられていて足は浮いている。うつ伏せにされて固定されてしまって逃げることもできない。
「あああっく……あんっうぅ……っく、ひぃ……」
「あー……いくら叫んでもいいよ、もっと鳴き声を聞かせてくれよ……堪らねえよ冬馬」
高い跳び箱に台まで用意して高さを合わせてちょうど腰が冬馬の尻に合わさるようにまでしてこの装置を用意していたのだろう。室作はずっと冬馬のことをこうしたかったのかもしれない。
「ああ、だめ……いっちゃう……っ、このままじゃ、いっちゃ……はあぁっ」
「ほら、イケよ。元友人に犯されてイケよ」
「いやだ……っああっ、ひいぃい……」
「中にたっぷり精液ぶっこんでやるよっ」
「いやだ、やめて、せいえき出さないでっ……いやあっ、おま○こにせいえき出さないでぇえ……!」
「おま○こに精液たっぷり、ほらほら出るっ」
「ああっ、やだ、や、あ、あ、いく、いくっ、いっちゃ……あぁっ、やだあああぁぁ――……っ」
冬馬は室作にアナルに精液を出されながら絶頂をしていた。
その暖かい感触を味わいながら、涙が少しこぼれた。
どうしてこうなったのか、それはきっと冬馬が悪いからだろうとそう思い出していた。
冬馬と室作は同じクラスの友人だ。
一年の時に同じ映画の趣味が分かり、一緒に映画を見に行く友達になった。それから何をするにもいつも一緒で楽しい日々を過ごしていた。
時々病欠する室作であったが、その時は冬馬が家をわざわざ訪ねて行ってまでしたほど仲が良かった。
そんな二人の中が決定的に決裂してしまったのは、三年になってからだった。
同じクラスに不良の池永という男が入ってきてからは、クラス中が荒れたのだ。
まず池永はクラスの仲がいい友達同士の輪に入り、そこで仲違いをさせては喧嘩をさせ、徐々にそれはエスカレートをして池永のグループができあがった。
もちろん冬馬も室作もそのグループには入っていなかったけれど、やがて標的にされた。
そしてターゲットは少し生意気だと評価された室作だった。
室作はトイレで池永に犯された。
それも冬馬の目の前でだった。
「いやだ……冬馬、助けて……」
必死に室作がそう叫んでいるのに、冬馬は怖くて助けを呼びにいけなかったのだ。
「やってみろよ、無駄だけどな」
池永は校長の親戚の子で、何をしても無罪なところがあり、教師もまたそれに従っていたので助けを呼びに行っても池永の言う通りに助けにはならないのだ。
他の生徒もそれが分かっていたから、トイレで悲惨なことが起こっていることも分かっているのに誰も仲裁には入らなかったし、教師も呼ばなかった。
室作は池永に気に入られて、その日一日トイレで犯され続け、お持ち帰りまでされ二日ほど行方不明となり、やっと家に戻った時には引きこもりになってしまったのだ。
冬馬は池永のグループには相手にされなかったので、ひっそりと教室に通う日々になってしまった。
けれどそれが一変した事件が起きた。
池永の態度にとうとう我慢をしきれなかった他の被害者が池永を屋上から突き落としたのだ。
屋上は入らないようにカギが掛けられていたが、池永はそこのカギを教師から奪い、勝手に立入禁止に入っていたらしい。
そして屋上には柵などがなかったので簡単に池永は突き落とされたのだろう。
池永は頭から落ちたためにそのまま即死したという。
事件になって大騒ぎになって学校は二日休みとなり、再会された時にはクラスは平和になっていた。
池永の取り巻きが暫く偉そうにしていたけれど、池永がいないのならと教師が介入してきて問題はどんどん解決してしまい、いじめはなくなった。
そしてその一週間後には室作も学校に出てくるようになったのだ。
「あの時はごめんなさい」
冬馬は真っ先に室作に謝った。
何度も家まで行っても室作は会ってくれなかったし、室作の親も室作が辛いので来ないでくれと言ってきたので冬馬は室作に謝りきれなかったのだ。
それに室作は青い顔をしたけれど、ふっと息を吐いて言った。
「もういいよ。俺がお前でも助けられなかっただろうし」
室作はそう言い、冬馬とは少しだけ距離を置いて付き合い始めた。
それから一週間後ほど経って、室作が話があると言って冬馬を体育倉庫に呼んだ。
時間は夜の七時という非常識な時間だったが、誰にも聞かれたくない話だと言われたら、断るわけにはいかなかった。
何より冬馬は室作には負い目があるせいで、体育倉庫まで行ってしまった。
体育倉庫に着くと、既に部活動は終わっていたようで体育館は誰もいなかった。学校内にはまだ生徒が少しいたけれど、放送が流れ早く帰るようにと促す状態だった。
そんな中で体育館に入っていくと、室作が体育倉庫から手招きをしていた。
「早く、見回りがくるから」
そう言われて慌てて体育倉庫に入ると見回りの警備員が体育館に入ってきた。
もちろん電気は消えていたし、誰の気配もしないからか、すぐに体育館の入り口にカギを掛けて出ていってしまった。
体育館は校舎から少し離れたところに建っていて、通路は渡り廊下しかない。その間にプールがあるだけで校舎からは離れている。だから警備員は一度カギを掛けてしまったら見回りに来てもカギを確認するだけしかしない。
「これで時間は稼げるな」
室作がそう言ったとたん、冬馬は室作に何かを注射された。
「……え?」
急に腕に何かが刺さり、びっくりして叩き退けたけれど何かが体に入ってしまったようだった。
「室作、何、して……」
「ああこれ? 大丈夫ちゃんとしたクスリ。ちょっと動きが鈍くなるらしいけど、大丈夫四時間くらいで抜け始めるらしいし、六時間で元通りになるよ」
「いやだからさ……」
薄暗い倉庫内であるから、冬馬は嫌な予感がして倉庫から出ようとした。しかしガチャリと腕に何かが填まり、それによって腕から引き摺られてしまった。
「……ああっなんだよっ重克……何して」
カチャカチャと音がして腕が跳び箱に引き寄せられてしまい、固定されているのが分かった。
さらにはもう片方の腕にも何か手錠のような物が引っかかり、室作に足を抱えられて跳び箱に乗せられた。
「や、なにして……重克……いたいっ」
冬馬が起き上がろうとしたところ腕に掛けられている手錠を引っ張られて、気付いたら跳び箱に突っ伏した状態で乗せられていた。
「なんだよこれっ!」
そう叫んで本気で抵抗を始めたがそれは既に遅かった。
腕は下へと引っ張られて固定されてしまったから、本気で引っ張っても駄目だった。
「やめてくれ、重克! なんでこんなこと!」
冬馬がそう叫んでいるけれど、全ての準備が整ったのか、室作はナイフを取り出すとそれを振りながら言った。
「俺、ずっとお前を恨んでるんだよ。池永が死んだ今、お前だけが憎いよ。あの時、誰かに助けて貰えなかったことを今でも恨んでるよ」
「そ、そんなこと言ったって! あの時は誰に助けを求めても、誰も助けちゃくれなかったじゃないか! 校長だって池永の言いなりで!」
「警察は呼べただろうが!」
そう室作は叫んだ。
「警察は呼べたよな!? お前は結局保身に走ったんだよ!」
室作はそう言うけれど、冬馬はそんな室作を睨んで言った。
「元はお前が池永に余計な口をきいたせいじゃないか!」
冬馬の言葉に室作は冬馬を更に睨んだ。
「そうだよな。お前はいつでも見ない振りばっか。池永なんて学校内でイキることしかできないんだよ」
室作は他に因縁を付けられていた友人を助けるために池永を止めた。
そしてそれが気に食わない池永に犯されてしまったのだ。
助けた相手は教師を呼びに行ってくれていたらしいが、結局は無駄だった。
その後、助けた相手も結局絡まれていたが、池永を殺さないと終わらないと分かり屋上から突き落としたのだ。
「お前は、池永の言いなりで、俺たちみたいにされるのが嫌で、何もしなかったよな?」
「そんなことを言ったって、出来やしないよ! でもそれで俺を責めるのも違うだろ! お前だってどうせ逆だったら俺を助けやしなかった!」
そう冬馬が言うけれど、室作は言った。
「助けるよ? 冬馬だったら全力で助けたよ。それでも被害に遭っていたなら、俺が池永を殺していたよ?」
当然だろうと室作が言う。
その答えが余りにすぐ帰ってきたので冬馬は驚く。
「……え……」
「助けるに決まってるだろ? 助けないのはお前だけだよ」
室作はそう言うと、ナイフと仕舞い、冬馬のパンツのベルトを外し、下着と一緒に引き下ろした。
「な、なにしてるんだ!! やめろ!!」
冬馬がそう叫ぶけれど、室作はやめる気はなさそうにローションを取り出して早速冬馬のアナルに突き挿入れた。
「あー……っ、あは……あっ……あっ……あう……」
ジェルが一気にアナルの中に入り込んできてビクリと冬馬の体が揺れるが、その時になって冬馬はこんなことをされているのに、自分のペニスが既に反応して勃起しかかっていることに気付いた。
「っあ……、いくっ……」
「大丈夫、さっき打ったクスリで痛みは感じないらしいよ。実際、こうされて気持ちがよくなるみたいだよ?」
ローションを入れ終わった途端、室作は冬馬のアナルにバイブを突き挿れてきた。
「いやっああぁ……ああぁ……」
冬馬はいきなり入り込んできたバイブに驚いたけれど、実際に解してないアナルなのに痛みは感じなかった。
「ああっひあぁ……っ、ああ……ひぃっ」
冬馬は実はオナニーをする時にアナルを弄ることがあった。たまたまその方法を知って試してみたら、前立腺を中から弄る方が気持ちよく絶頂できることを覚えてしまったのだ。
もしあの時、室作ではなく冬馬が池永に犯されていたら、きっと冬馬は室作のように最後まで抵抗は出来ていなかっただろう。
それを考えただけでも怖くて、冬馬は池永に逆らうことはできなかったのだ。
アナルを弄ってオナニーをするのが好きだなんて知られたら一生性奴隷にされるに決まっていただろう。それが怖くて室作も見捨てたのだ。
「なんだ、アナル経験あるのか……そうか遠慮しなくてよかったのか」
そう言われてしまい、冬馬は顔を真っ赤にさせた。もちろんそれは見えていないだろうが、黙り込んだ冬馬を見て室作は言った。
「ほら、早く終わってほしいなら協力しろよ。お前次第じゃ早く終われるんだ」
「くっあっ……やめっ」
「今からアナルのことをおま○こって呼べ。そしておま○こに俺のおちんぽを挿れてくれって強請ってみろ。そうすりゃ一回で帰してやるよ」
室作がそう言い、冬馬の中に挿入っているバイブを出し挿れし始める。
「あ……ああっは……ああああっはぁ……はぁ……」
バイブを出し挿れを強くされ、それで冬馬はすっかり気持ちよくなり始めていた。
「あぁ……あああ……あんああっ……、あああ……ああ……」
「おもちゃでよがる変態だったんだな、池永も俺じゃなくて冬馬でよかったじゃん。池永が生きていたら教えてやったのにな。こんな淫乱がいましたよってな」
ローションが挿入っているアナルを抉りながらバイブが出入りをしているのでグチャグチャと大きな嫌らしい粘り気のある音が倉庫中に響き渡っている。
どんなに声を出しても誰も助けにはこないのだと冬馬は知って、絶望しそうだった。
「ひ、っぐ、ううっ……やだ、もうむり、おま○こ壊れる……こわれる……っあぁ――っ、あぁっ……ああああああああああ!!」
とうとう言われた通りに言い、そのままバイブで絶頂をさせられてしまった。
「っひあぁ……っ、ああ……ひぃっ」
絶頂して気持ちよくなっているところ、バイブを一気に引き抜かれて冬馬は我に返る。
後ろには既にペニスを勃起させた室作が立っていて、アナルにそのペニスを押し当てている。
「挿れてくれって言わなかったから、もう俺の好きにするよ。どうやらアナルで絶頂出来る変態だったみたいで、本当に助かるよ冬馬」
「ぃやあっ!おねがい、もうだめ、だめぇえ……ああぁ……っ」
そう言っても簡単に開いた冬馬のアナルは室作のペニスを咥え込んで奥へと導いていく。
「ほら、簡単に入る……奥までみっちりだ」
パンと皮膚がぶつかる音がするほど強く押し入られてしまい、それだけでクスリの効いている冬馬は絶頂をさせられてしまった。
「うぅ……っや……は……っく……はあっああああぁ、あっ、あああ……! あ――――……っ!」
「もう二回目イッたのか……はえーよ。さすが淫乱変態の冬馬だね。でもまだまだこれからだよ。警備員には賄賂を渡してあるから、朝までここには見回りに来ないよ。冬馬の家には俺が電話しておいたよ。久々にゆっくり語り合いたいから泊まりだって。喜んで許して貰ったよ。だから誰も冬馬がいないことを心配してないから、俺と楽しもうぜ」
ここで室作がそう言い出した。
道理で警備員が入り口にカギを掛けるだけでいなくなったりしたわけだ。普通は倉庫の中も見回らないといけないはずだ。しかしそれは室作が買収しているから素通りしたのだ。
そして冬馬の親も巻き込んで室作は冬馬を探す人がいないように仕向け、明日学校が休みであることも踏まえ、ここで冬馬を飽きるまで犯すつもりだったのだ。
「ほら、しっかり味わえよ。これが好きなんだろう? 絡みついてきてヤバいわ冬馬のおま○こ。ああ、こんなことならさっさとお前を犯しておけば良かった。よい友達とかバカみたい。裏切って逃げたお前なんて、肉便器で上等だ!」
「んっあぁあーっ、おちんぽっだめっ……あ゛ひっ、んっあ゛っあんっあんっあんっ」
室作には相当恨みを買っているのか、冬馬を本当に一日で肉便器にしてしまうつもりらしい。
そして冬馬のアナルに入れられたローションにもクスリが仕込まれているため、冬馬はどんどん気持ちがよくなりすぎる自分に気付いて戸惑う。
「あ゛っあ゛あああっ! あ゛ひっ、そこっ、らめっ、あ゛ああっ、だめっそこばっかゴリゴリしないれぇっ……! あ゛ーっ、あ゛ーっ、んっあああぁっ……!」
「やべえなイキっぱなしじゃん、冬馬は友人に犯されて絶頂してしまう変態で淫乱だったんだな……本当に肉便器の素質ありじゃん。このまま俺の肉便器にしてやるよ」
「ああっ、ああぁっ……! ぃや、だ……っ、いやだぁ……っはぅ……っ、く、くぅううん……っ! んんっ……は、ぁん! あぁあ……っ!」
「口で嫌だっていってもおま○この中、トロットロでやべえってば」
「あはっ、あぁっ、あぁ……っ、やめて……っ、んぁああっ! あぁっ、あ、……ぃやあぁっ! ゃだ、やめ、やめて……っ! それ、やだ、も、……っぁ、あっ」
「ここが気持ちがいいんだ、ほらほら先で突いてやったら体が跳ねるねっ!」
「ああっ! ぁ、あ、あっ! あぁっやめて、っぁっあぅ、はぁんっ! ん、んぁ……っあ、お、おかしく、なるぅ……っあああっ」
「気持ちがいいんだろう? 認めろよ。クスリがあったってここまで乱れることはないんだから。お前は淫乱で変態だったんだよ。ほら認めろ!」
「あぁっ、あ、ぁ、ぃ、いい、からぁ……っ、おま○こきもちいいからっあぁ゛あぁあっ!」
たった一時間くらい突き上げられ続け絶頂をさせられただけで、冬馬はすっかり気持ちがいいことを認めた。
もともとアナルで気持ちよくなることに抵抗がなかったせいで、クスリの効果を自分が淫乱で変態だったせいで気持ちよくなっていると勘違いを始めたのだ。
クスリの効果であっても、もちろん持続するには飲ませるのが一番であるが、注射と粘膜からでは二時間程度が限度だ。
しかし効果が切れた後に室作はクスリを追加しなかったのに冬馬は熱に犯されて乱れてみせたのだ。
それは切っ掛けが何であれ、結局冬馬が淫乱で変態であった証拠だった。
「ああぁあ……っ! ゃ、やめ、だ、ああぁ、あぁっ、ああぁっ! や、やらぁ……っ! おちんぽらめぇえ……!」
跳び箱の上で十回以上も絶頂をさせられて、精液を吐き出しての絶頂も七回はしている状態でも冬馬は室作に解放して貰えず、夜中を回っても同じ体勢で犯し続けられた。
「ああ……っ、あっ、あっ、ひぅっ! あ……っ! おま○こっきもちいいっあああっ……あああっ!」
「やっと素直になったな……冬馬、このまま俺専用のおま○こになれよ。そうしないと満足出来ないだろう? このペニスが好きなんだろ!?」
「あぁっあっあっなるっ重克の専用おま○こになるっあああっ、おちんぽ大好き……っ、あぁん、ああぁ、ふぅ……ああっん……っ、はふ……っは、ぁあん……っ」
「おお、出る出る!!」
「あぁ、あぁ、あぁ、ひぁ……っ! あんっ! あっ、重克のおちんぽで、おま○こいくいくっあぁあ――……っ!」
二人は結局その日一日をセックスに費やした。
あれだけ嫌がっていた冬馬は、自ら腰を振るほどにセックスに填まり、その日の明け方に体育倉庫を抜け出して室作の家に行った。
室作の親は室作が池永にされたことを知り、引きこもった室作を持て余して家庭が崩壊していた。親はそれぞれに違うマンションに移り住んでしまい、生活費だけを室作の口座に振り込んでいるだけだという。
そこもきっと室作が冬馬を恨んでいた理由の一つだったのだろうと冬馬は気付いた。
それでも室作は冬馬を求めていた。
「ふあああぁっん……きもちいいのっ……全部きもちいいのっあはんっあああっ」
室作の状況を知った冬馬は、とうとう体だけではなく心まで室作に明け渡してしまった。
この状況でも自分が求められていることを知って、ここで見捨てればきっと最低の人間になってしまうと冬馬は勘違いをして思い込んでしまったのだ。
そうなるように室作は最初から仕組んでいて、冬馬の弱い心に付け込んで体から心までコントロールをし始めた。
「あああぁっ……あ゛っちくび、あっ、あんっ、あぁんっ、ん゛ちくびっああんっいいっおまんこっあっんああっ」
「冬馬、やっと俺のモノになった……嬉しいよ」
二人はその日から一日中セックスに狂い、冬馬は足繁く室作の家に通った。
もちろん二人でセックスに溺れるためにだ。
友情はもうないかもしれないが、そこには室作からの愛はある。
今の冬馬はその愛が欲しくて仕方なかった。
既に洗脳された冬馬には室作から離れてしまうことは一生できないことだったのである。
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