189-災厄は僕に微笑む

 西巻高雪は、魔法学校に通っている。
 昨今の人間は、便利性を突き詰めた結果、魔法が使えるようになった。
 そういうわけで魔法を使える人間は、魔法学校へ入り、魔法を世間のために有効活用するよう義務となっている。
 そのため、生まれてから魔法が使えた西巻は、魔法学校へは小学生の時から通っている。
 ある意味エリートであるが、西巻はそれでも魔法を上手く使えなかった問題児だった。
 例えば、物を浮かせると大気圏外に飛ばしたり、一般的な力が使えないし、コントロールできなかった。
 よって、その中で一番の効力があったのが回復の魔法であった。
 ある時は不治の病を治し、ある時は臨終寸前の人を元気にしたりと、あまりにも都合が良すぎる力のせいで、何とか魔法学校に通えているのである。
 その回復もあまり発動しないこともあり、過度な期待をされると不発に終わるせいで、魔法学校ではその力を安定して使えるようにするのが当面の政府からの命令である。
 そうは言っても使命を帯びても本人にやる気も何かあっても、どうにもならない。
「頑張る頑張らないの問題じゃないんだよな」
 どうして力が暴走して安定をしないのか、それは実は西巻には分かっていた。
 だが恥ずかしくてどうしても人には言えなかった。
 それは西巻の性欲に関係している。
 オナニーをした次の日は、力が安定するのだ。
 けれど、その安定はあくまで普段よりは安定をする程度で、コントロールは難しいままだ。
 けれどこの強い性欲が出し切られた時こそ、力がコントロールできるのではないかと西巻は思っている。
 けれど、西巻はその性欲を同じ学校の学生を使って果たしていたけれど、それでも足りなかったのだ。
「あ゛ああっ……ひっ、あ゛っ、らめっ……あ゛っうぁあっ、おちんぽっおおきすぎっ…あっああっ……ふあんっああっ!」
「この淫乱野郎! 男にペニス突っ込まれて喘ぐとかっ」
「ああっうるせえ……あんっもっと、腰使えっあんっあぁあっあっ、ぁあ……」
「くそっこの野郎っ! お前本当に男かよっなんだよこの中っ」
「あああぁーっ、やぁっ、ひっ、ふぁっ、あんっあんっ、ぁんっ! やぁんっ、いぃっはぁっ、あっふぅっあんっ、んーっ」
セックスをするのは気分であるが、それでも性欲の強い男を選んでいるけれど、足りないままだ。
「はあぁ……ひ、はぁ、あっ、ああんっ! あぁっ、もっともっとっあんっ、またおちんぽ大きくなってる? ああん、あ、あぁっ……」
「……うっくっそ、持っていかれるっ」
「もっとおちんぽ、ほしいから……あぁんっあっあっ……や、らめぇっ……おま○こにもっとちょうらいっはぁんっ」
「で、出るっ」
「あぁあっ……せいえきっ……おくちょうらいっ……あっぁんっあっあぁっ……んんっ、ああっあっあんっ」
 やっと奥に精液を出して貰って、それで男の方が満足したけれど、西巻には足りない。
「お前本当に貪欲どころか、何人相手をしても足りないんだな」
 既に五人目を相手していることは、男も知っているので思わず負けたことが悔しくて悪口を言ったのだろうが、西巻はアナルから精液を掻き出しながら言うのだ。
「もう、人間じゃ足りないのかな」
 そう言うと、男が言った。
「悪魔とかそういうのとかの方がいいんじゃね?」
 これも嫌みだったけれど、西巻はそれに興味を示した。
「悪魔ってどうやって会うんだよ?」
「図書館の奥にある持ち出し禁止のエリアに、悪魔を呼ぶ方法が書いた本があるらしいよ? その辺りならあるんじゃね?」
 男が適当な情報を言うので、西巻はそれを真に受けた。
 そして図書館に忍び込んで、しっかりと盗んだところを捕まった。
「どういうつもりだ西巻くん」
 政府のお役人に怒られるという、学校を超えた先の人を怒らせたらしいことに西巻は気付いてしまい、頭を抱えた。
「いや、その……」
 言い淀むけれど、そんな西巻を調べてきた政府の役人に、セックス三昧であることがバレた。
 そしてそのセックスで性欲を吐き出すことで魔法のコントロールが少しできるらしいことまでバレてしまい、西巻は恥ずかしさで頭を更に抱え込んだ。
「というと、君は性欲を解消するとコントロールができるようになるというわけか」
「いや、その、力が抜けて安定しやすいかな~って色々試して……それで今はそれが一番安定するかなって」
 そう言っても安定するのは一時的なもので、やがてまたノーコンになるのである。
 よほど強い性欲があるらしいと研究までされてしまい、西巻はとうとう魔法学校から研究所所属の試験体にされてしまった。
「ひあぁああーっ……! あひっ……あ゛っあぁあっ……はぁっいいぁっ……ああっ……」
試験体のすることはもちろん、セックスである。
 西巻はセックスをしてから魔法をコントロールする方法として、危険のない男たちを次々に宛がわれて、毎日十人くらいとセックスをするだけの生活になった。
「あ゛ああぁんっ! あぁっ、あっあんっあんっいいっいいっ! はぁっあんっあぁああんっ……」
西巻は散々犯されて、ただ喘ぐだけであるがそれでも西巻は楽しかった。
 男たちは皆巨根だったし、腰使いも強い。どうやら彼らは兵隊で性欲がたまっている人たちのようで、とにかく全員が性欲が旺盛だった。
「ん――っ! あ゛あああぁっあひっあひぃっ! あっあんっあんっあぁあんっ!!」
散々犯して貰っても、何度絶頂をしても、西巻は次から次に男を受け入れた。
「ひあああぁんっ! あぁっもっもっとっあっあんっはぁあっ」
精液をアナルから吹き出しながらでも、次を求めるけれど、今日はこれで打ち止めであると言われて、やっとその日の魔法の時間になる。
 西巻が病気を治すのは、政界の人間ばかりだ。
 屈強な男の相手をしてから力を使うと本当に安定して回復の魔法が使えた。
「今日はこれまで」
 治せるのは病状に関係なく、約五人が限度だ。
 そこまではコントロールできるようになったけれど、十人以上を毎回用意するのも大変らしい。
 一年ほどほぼ毎日のように同じような生活をしたのだが、人の欲は西巻の欲以上だった。
 とうとう国内に及ばす、海外の有名な金持ちを癒やす羽目になっていた。
 相手をする男も海外の屈強な兵士になっていったけれど、西巻はそれでも足りなかったのだ。
 人は慣れるのだ。
 だんだんと屈強な男と寝ることに慣れてしまい、刺激が足りないのだ。
「あの性欲、本当にどうしようもないな」
「だな、本当に底なしだな。でも兵士たちは喜んでいるんだろう?」
「らしいよ。嫌々来た兵士が次は志願してくるくらいには」
「へえ、俺ら体力ないから付き合えないけどな」
「お前はやってみたいのかよ」
「まあ、あれだけのビッチだと、恋人じゃなくて遊び相手だけどな」
研究員は口々にそう言っているけれど、この言葉を聞くのはいつものことだ。
 専用の風呂に入って出てくると、白衣を着ているから同じ研究員だと思うのか、皆西巻に気付かないでいる。
 だから平然とそうした軽口も耳に入る。
「楽しんでるのは事実だし、仕方ないか」
 そう思うから反論もしないけれど、だんだんとコントロールできてきた力の他に、西巻は足りない性欲をもてあますようになっていた。
 兵士十人に抱かれても、もっとと願う。
 その心が収まらないのだ。
 だから、研究員の格好をして忍び込んだ先で、どうにか悪魔を呼べないものかと調べていたのだ。
 この研究所には、悪魔を調べている機関がある。
 その事実を掴んだのは、昨日のことだ。
 研究所は正月休みに入る前で、研究員が減っていたのもあり、西巻はこの一年以上問題を起こしたこともなかったので見張られていなかった。
それを良いことに西巻はある秘密を知ることになった。
 研究所には悪魔が居るという情報だった。
 研究所の奥にあるまるで核でも置いてあるような施設に、巨大な空間があり、そこに悪魔がいる。
 悪魔の名前はNo.9とある。
 ということは他にも悪魔がいるのだろうかと思い、調べてみると、どうやら前はいたのだがNo.9が全部を殺した上で君臨したところを捕獲したらしい。
 その影響力は大きく、まるで核そのもののようなのだという。
「へえ、悪魔って本当にいるんだ」
 西巻がそう興味が湧いた時、頭の中に誰かが自分を呼んでいる声が聞こえた。
「え、だれ?」
 強く強く引き寄せるような低い声。
『待っていたぞ……我が花嫁よ』
 体の底からゾクリと性欲を煽られるような声。
 それは明らかに西巻を求めている声の主だ。
 そして西巻は確信した。
 あの悪魔は、絶対に西巻を犯すために来た悪魔なのだ。
「あ、あ、ああっああ……っ」
 ゾクリとした快楽が襲ってきてしまい、西巻はトイレで抜いた。
 そうしないとどうしようもないほど体が熱かったのだ。
 トイレで悶えていると、一人の研究員が通りかかり、西巻の色香にやられて研究員は西巻をトイレで襲った。
「ん゛っんんっ……んっふ、んっんっんん……ふぁっ、はあっ、あっはぁっんあっあぁんっあひっあっらめ、んっああっ」
アナルにペニスを突っ込まれて、西巻は喘ぎながら更に研究員を煽った。
 研究員は夢中になって性欲をぶつけ、精液を吐き出してもまだ西巻を犯した。
「やっあっあっああっあひっあひっやっああぁっもっらめっ……ああっあああんっ! あ゛あ゛ああっ! い゛っ……あっ、ああっ」
 明らかに目の色が違う研究員の様子に、西巻は研究員があの悪魔に操られていることに気付いた。
 けれど、その腰使いが異様で、兵士たちよりもよかったからそのまま西巻は悪魔に乗っ取られた研究員とトイレの個室でセックスを繰り返した。
「あ゛っあんっきもちい、あんっ舐めながらおちんぽでゴリゴリ気持ちいいっあっひあぁんっ」
明らかにペニスの形が変わっていくのを感じ、西巻は研究員のペニスに酔った。
「あっいいっ……きもちっいいのっひっあっあっあ゛あああっあひっい゛いっあっあっあっあんっ!」
絶頂をしてやっと熱が抜けると、研究員はその場にへたり込んでしまった。
「あ、マズい」
 西巻は研究員のペニスを綺麗にしてから、パンツを穿かせてから抱えるようにして、トイレで倒れていたといい、医務室に運んでから自分は逃げた。
「……さて、研究員のカードキーは手に入れた」
 どうやらあの研究員は西巻が入ることができないエリアまで入れる身分らしく、それはあの禁断の悪魔の格納庫にまで行けることに気付いた。
 そして今日は大晦日、研究員はカードキーの紛失に気付いてないようだったので、今がチャンスだと西巻は格納庫まで侵入をした。



 案外簡単に入ることができた格納庫には、人はいなかった。
 というのも、どうやら研究所の何処かで火事が起きたらしく、研究員に緊急待避の警告が出たようだった。
 けれど格納庫は悪魔の衝撃にも耐えられるようになっているからか、研究員だけが去っていた。
『人払いはしておいた、さあ我が元へ』
 悪魔の声は格納庫に近付くごとに大きくなっていたが、今や耳元で囁かれてるのと同じだ。
「うわっもう腰にくる……」
 囁かれるだけで腰砕けになりそうなほど感じ、これじゃ本人を目の前にしたらきっと漏らすのだろうなと西巻は思った。
 そして悪魔に誘われて、格納庫は自動で開いた。
 これで西巻は確信した。
 この悪魔は閉じ込められているのではない。自らここに収まり、悪魔の言う花嫁が来るまで待っていたのだ。
 まあ、その花嫁は男なのだが、それは悪魔にとってはどうでもいいのだろう。
 呼ばれるままに格納庫に入った。
 その中は真っ暗で、人の目ではとても暗闇から姿を見ることはできない。
 幸い、訓練の甲斐があって魔法の目で見ることができた。
 その悪魔は牛のような顔を持ち、人と同じような体を持ち、足はやっぱり牛みたいだった。
「どうも」
 西巻はそう言いながら、見えた悪魔に挨拶をした。
『なかなかどうして、かわいらしい妻がきたものだ』
 悪魔がそう言うので、西巻はどこをどう見て言っているのか分からなかったが、悪魔には好評な自分で良かったと思った。
 するとズンと音がしたかと思うと、悪魔が目の前に現れた。
 大きさは二メートルほどであるが、どうやら妻である西巻のサイズに合わせてくれたらしい。
けれどそれでも海外の兵士よりも逞しい体。それには西巻も惚れた。
「あ、良いからだしてる……ペニスも大きいし、長いね……いいね」
 そう言いながら西巻は悪魔が見せつけてくるペニスに触った。
 ガチガチになっているけれど、それでも柔らかい。熱くそして脈打つペニスがとてもいい感じでそれを手で撫で回していると、いきなりそのペニスは精液を大量に吹きだしてきた。
「……わあっ……」
 それは西巻の体中に降りかかり、全身が濡れるほどの大量で濃い液体が西巻にしみこんできた。
「はあっ……ああああっんっ!」
 その液体が体に染みた瞬間、西巻はいきなり絶頂をしてしまい、尿を吹き出しながら床に倒れ込んでしまった。
 体に電気が走るような衝撃に、さすがに一瞬意識が飛んだ西巻だ。
 なに、これとハッとした時には、西巻のパンツや下着が破られて剥ぎ取られ、ワイシャツは前のボタンごと?ぎ取られて、白衣は着たままで俯せにされていた。
「あ……あっ……あああっこんなこと……」
 ベタ付いたままで押し倒されたまま、西巻の腰を悪魔の手が掴んでくる。
「あ……あっあっああっ、らめっ触れるだけで……ああっああああんっ」
 悲鳴を上げている間に、悪魔は西巻のアナルにペニスを突き挿れてきた。
「ひぃ……っ!だめ、こんな……っ、あたま、おかしくなるぅうっあぁああ!」
『こうされるのが、お前の好みなのだろう? 幾らでもこのペニスでえぐってやる……さあ、我に力を……我の妻としての役割を果たせ』
 悪魔が何をもって妻認定をしているのか西巻には分からないけれど、どうやらセックスの仕方は覗いていたから知っているようだった。
 つまり西巻のやり方には合わせてくれるらしい。
 優しいところがあるのが意外であるが、西巻はもしこのまま死ぬとしてもそれはそれでいいかと思えてきた。
 悪魔のペニスが西巻のアナルに挿入り込む。
「ああっ……ひっあ゛っあっおま〇こっ……おま〇こへんっ……んっおち○ぽ硬いのっ……おま○この中が、おち○ぽがこすれてぅっ……おま○こゴリゴリ、気持ちいいっ……んっああああぁんっ」
悪魔のペニスは奥までしっかりと挿入りきっているのに、まだ奥まで入ろうとして固かった先が蛇のように結腸まで挿入り込んでいる。
「ああああっ……やめっ、ああっそこっ、おま○こ奥っだめっあっああんっだめっ当たってぅっ! 硬いおち○ぽで突かないでぇっ! あひっい゛っんあああっ」
ニュルニュルとしたペニスが奥まで挿入り込んでから、一気に引き抜かれてまた奥まで突き挿れられる。
 その想像もしなかった以上の快楽がとてつもないくらいに感じて、西巻はこのペニスを待っていたのだと思えた。
 探していたのはこれだった。
「ああぁっ……いいっああっおち○ぽやらっ……んひぃっん゛あああっ……やぁっあひっんっあああっあ゛ああっんっあっあああっ……ん゛んっ……おま○こ壊れる……ああんっ」
蛇のように自裁に動き、伸び縮みもするペニスはあっという間に西巻の結腸まで挿入り込んできた。
「あっあっあひっあへぇっ……あっあんっあんっん゛んっあぁんっ……それ、らめっ、あっいっひぁっあ゛っんっふ……あああんっもっ……おかしくなっちゃうっ、おま〇こ、馬鹿になっちゃうっ、ひぁっあっあ゛ぅんっ」
結腸の入り口をこじ開け、更に奥まで挿入り込んできて、西巻はただ喘いだ。
「あぁんっおちんぽっああんっあっ……っんっああぁっあああ゛あっあ゛っ、おち○ぽっあああああああっあ゛あっあぁっん゛っ、ふぅっ、あっやっ、おくっ……んあっ」
『もっとだ、我が妻よ』
 幾つもの触手のようなものが悪魔の背中から生えてきて、細い物は乳首に絡みつき、ペニスの先の尿道に挿入り込み、ペニスを扱くために絡みつき、アナルには細い管がペニスの隙間から挿入り込んで内壁を抉って結腸まで挿入り込む。
「ん゛あああっやっあ゛っうあっひっんんっあああぁあんっ!! あ゛っひっあっあぁっ、も、やらのっ……おち○ぽやらっおま○こ壊れるっ……やああっあ゛っひっん゛っああっあ゛っまたっい゛っ……いぐっんっやああああぁっあ゛あああっああっ、もっ、おま○こっいいっ……おち○ぽいいっあ゛っああぁぁっ」
挿入った先で大きく膨れ、ペニスの方では届かないところまで触手が挿入り込んで膨れてペニスの形をとってくる。
その圧迫感にやられるのだが、それでも気持ちがいいことには変わりがなかった。
「ああああっ……あひっ、イクの止まらないっ……頭変になるっ、おま○こっ…いいっ……あんっあんっあああっ……らめっ……ああっ……おちんぽっ…あ゛っひっらめっらめえっあ゛っあああああっん゛あああっ……ひっ、あっ、もっとっおち○ぽちょうだい……んあぁあ゛あああああっ」
感じたこともしたこともないセックス。
 しかも相手は悪魔だ。
 それでも体が壊れるようなことはされず、口からも触手が何かの液体を飲ませてくる。
 悪魔が飲ませたがっているなら飲むしかない。精液の味はしなかったし、甘くて美味しい果実のようだったので、ごくごくと飲み干した。
「んんんっん゛っああっ……ああひっ……い゛っ、あ゛ああっ……らめっ、ん゛っ、ひっ……あっあんっああああぁんっああああっ……やめっ、ああっそこっ、おま○こ奥っだめっあっああんっだめっ当たってぅっ! 硬いおち○ぽで突かないでぇっ! あひっい゛っんあああっ」
中を抉るように結腸から更に奥まで触手が挿入り込んできてしまった。
 腹にはそのペニスの形の触手が這い回る様子が膨れて見えて、これは壊されるのかと思っていたが、どういうわけか裂けることはなく、胃の辺りまで触手は下から挿入り込んで腸自体を犯し始めるのだ。
「はああっんっ、やっ……あっあ゛あぁぁっ……あああっ……らめぇっおま○こになるのっ……やぁっあ゛っあ゛っあぁっおち○ぽのことしか考えられなくなっちゃうっ、そんなのっやらっ……あっんっああっ」
それでも吐き気もしなかったし、むしろ気持ちよく喘いでいるくらいで、体には変化はそれほどない。
 明らかにおかしいのだけれど、それでも裂けることもなく、体は悪魔とのセックスに耐えているようだった。
「ああぁんっ……やっ、あっあんっあんあんあんあんっひっああっんっあっあ゛っあ゛あああっ……ああっ、んっひっらめぇっ……これ以上っあ゛っおくっ精液がっ……もっとおま○この奥にはいっちゃうっ……ひっあ゛っあああっああっ……あ゛っひっんっああっぁっそんなのっあっあ゛っああぁっあぁぁっ……」
嬌声を上げさせるためか悪魔は口を一切塞ぐことなく、好きなだけ西巻を喘がせるのだ。
『心地よい声だ、我が妻よ……さあ、もっとだ、そして我に力を……』
「あ゛あああ~っ……ん゛っひっ、いっ、あっあんっふああっ……らめぇえっ……おま〇こっ、おま〇こもうっしないれぇっ……頭っおかしくなるっ、んっ、おま○こが……ああんっ気持ちよすぎてだめっあっあああっ」
あり得ないところまで挿入り込んだ触手によって中を完全に犯され、それでも西巻は感じて嬌声を上げる。
 悪魔が言う力をと言われても、西巻には何のことだか分からないので、とにかくこのまま犯されるままでいいのだろうと思った。
『おおおおおおおお、力が蘇る……』
「ひぁっあ゛っおま○こ気持ちいいっああんっ、あっあっあ゛っあ゛~~~っ…ひっ、ぁあああっん゛んっあ゛っああああああっ」
触手によって乳首を引っ張られ、ザラリとしたもので乳頭を撫でられ、ペニスも扱かれて何度も射精をさせられる。
「はああっんっ、やっ……あっあ゛あぁぁっあああっ…あ゛っあ゛っあぁっおち○ぽのことしか考えられなくなっちゃうっ、そんなのっやらっ……あっんっああっ」
気持ちよくてどうしようもなくて、ただ喘ぐだけで悪魔には力が渡っているようだった。
「ああああぁんっ! ああぁっ、あんっあんっ、ふぁっ、らめえええぇっひっあああぁっ、やっ、あっあっぁんっ! ふぁっ、ぁっ……あ゛ひぃっ……ん゛っあっあ゛っ……おち〇ぽしゅごいっ、ひっ、あっやああっあっあっあんっあっ」
『我を感じ、そして我に力を……もっとだ、我が妻よ……おおおおお』
「ふあぁっんっおま○こっ……あっああっんっきもちいいっ……あっあっああっらめっ、おま○こっあひっ……おかしくなるっあっい゛っあっあっあんっあんっあんっあぁんっ!」
頭が真っ白になるほど意識が飛んでいきそうなくらいに感じて、快楽の頂点にいるような絶頂の仕方をしても、悪魔とのセックスは終わらない。
「あひっああっいくっいくっやぁっ……んあ゛っひっああぁんっ、ふぁっ、凶悪おち○ぽいいっ、ちくびもコリコリしてペロペロして、おま○こいいっすごいよぉっあーっ、いくっ!!」
遠くで熱を感じた。
 どうやら建物の延焼がここまできているらしく、そろそろ避難をしないと悪魔は大丈夫だろうが、西巻はとても持たないかもしれない。
 そう西巻が考えていると、悪魔は何かの力を使ってその熱を感じない空間を作り出してくれた。
「あ゛ああっ、おち○ぽ、おま○こ、壊れる……怖いっ……あひっ、い゛っあ゛っ、ああっひっあ゛っ、あ゛っあああああぁぁっ……ひっ、こんなの、むりっ、大きすぎるおち○ぽっはぁっ、あっ、あっ、おま○こおかしくなるっ……」
更に一回り悪魔のペニスがふくれあがり、アナルの中で暴れまくる触手も腸全体を擦り上げている。
 こんなことで気持ちよくなれるとは思えない状態であるが、西巻はそれでも感じられるくらいにおかしくなっているようだった。
「そんな、あはんっおち○ぽ動かしたら……っあ゛っ、ひっ、あっ、あぁあんっあひっ……、い、いいっうあ゛っ、あんっ、あんっ、あっ、あっ、あっ、あんっあ゛~~っ……、ひっあ゛っ、ああぁっ…、あっ、おち○ぽ、らめえぇっ……あああぁっひあっ……おま○こがっいいっあ゛っ、あ゛っ、ああああーっ……」
『さあ、もっとよがれ、我が妻が絶頂をする度に我に力が流れ込む……』
「あああっ……、ひっあ゛っ、あっあ゛あっ……、あ゛ひっ、いっいいっ、あああっひぃっ、あ゛っ、あんあんあんあんあんっ! きもち、いい、んああっあ゛ああ~……っ、い゛いっ、、きもちいっ、おち○ぽすごいっ、あ゛っ、ひっ、あぁあんっ」
中を抉られ、前立腺を刺激されてまた派手に絶頂をすると、西巻のペニスから大量に精液が噴き出して、まるで尿でもしているかのように弧を描いて床に飛び散っている。
「ひああっ、もっらめぇっ、気持ちよすぎる、おちんぽいいっ……あひっ、頭へんになるっ……、あっ、ああぁふぁぁっんぁっんぁんっぁっぃ、いいっんふぅっ……ぐちゃぐちゃぁあっすごぃ……っ」
突き上げられるたびにペニスから精液が吹き出て、もうイキッぱなしの状態にされても、西巻は辛くなくてただ気持ちがいいだけだった。
「あーっあっいいっそこぉっぁっそこ、もっとっもっと、あっあっおま○こ突いてっ、あっぁっおかひくなるぅううぁっん、あっあっ壊れう……っぁん、おま○こっぐちゃぐちゃ、壊れるぅうう! ぁんっふぁあっっ! あっ! あんっもっと、もっとぉぉお……!」
悪魔に腰を振って強請り、触手で乳首やペニスを扱かされるように動かされ、体中を悪魔の触手が出した液体ですり込まれている。
「あ゛あああっあ゛っあっあんっ、……ほんとは、ずっとこうしてほしかったっ…おちんぽハメられて、おま○こガンガン犯されるの気持ちよすぎっ…あ゛っんあああっん゛っあ゛っおちんぽ、ハメハメ気持ちがいいぇっ…あ゛っあんあんあんあんあんっ」
『なるほど、これは……完全解放はされないのだな。我が妻を抱くことで補充をされ、そしてそれは生涯続く……なれば、妻の体を作り替え、我と共に生かすしかないというわけか……』
悪魔が何か悟ったようにそう言っているけれど、それは西巻には訳分からないし、理解もできない。きっと悪魔だけにしか理解されないものなのだろう。
「ん゛ああっあっあっあひっあぇっああああっ…やっ、あっ、もっとゆっくりっ、ん゛あっんああんっあ゛ひっあ゛っあんっあんっふぁあっ、おま〇こ、もうできないぃっ、ひぁっあっいいっ、おちんぽよすぎてっ気持ちがいいっああんっ」
『全身を作り替え、そして我に与えるのだ……』
「ん゛あっあんっあぅうっ、んっあっあ゛っそんなっあ゛っ、いいっ、おちんぽ、いいところあたってる、おま○こ気持ちがいい、あっあ゛あぁぁぁっひあああっ、あ゛っあっあひっああっあっあ゛っんああんっ」
 急に体が熱くなったかと思ったら、西巻の体中に何かの呪文のような文字が張り付いてきた。
 それはすっと一瞬で消えたけれど、それによって西巻の体は悪魔のどんな快楽にも耐えられるほど強くなってしまった。
 これで西巻はもう人とは言えない体となり、悪魔と共に生きていくしかない。
「あ゛あああっいいよ……ずっとこれをしてくれるならっ……、ああっああ゛っあああっ、んっ、ひっあ゛っむりっ、あ゛っあああっん゛っあっあっあんっあああああぁんっあ゛っあっあひっ…あああっ…もっとして、んっ…あっああっあ゛っあぁ、んっふぁっあ゛っあっぁう」
『我の精を受け、もっと色香を放て……』
「あっあっあんっあぁんっ…ひっあっあっ、おま〇こっあっ、あっ、あぁーっ…っんっあっあ゛っそれっいいっ、あっあ゛っあああっああっ…あ゛っあっあっだめっらめえっ…おま〇こになっちゃう……ひっあひっあっ…あああっ…あ゛あぁっ……」
全身で感じながら絶頂をすると、体中にまた呪文が浮かび、そしてそれが感覚と繋がった。
悪魔がやっとペニスを抜いて、その先から大量の精液を西巻の体にぶっかけた。
「んああああっ! あひっあ゛っあ゛ああっ…ひっあ゛、うそっ、…んっああぁっ…ぅあっあ゛っあ゛あああっ…ひっ、あぐっ…んっ、だめぇ…っひあっ…ああああぁっ……ひぅ、んっ、あああぁあっ…い、い゛っ…んっあああぁんっ」
感覚が鋭くなっているからか、悪魔の精液を全身で受けて感じ、それだけで尿みたいに透明の液体を撒き散らかせて、のたうち回りながら西巻は絶頂をした。
「あああぁっ……あっ…あ゛っんあっああぁっ…あひっあひっんあっあぁあぁぁあっ…まって、抜いてってっ…あ゛っあ゛っんっはあぁっ…ん゛あっ…ああぁあっ……あ゛っあぁっなんで、なんで、こんなに気持ちいいの…はぁあっんっああんっ」
西巻は全身で感じながら、また悪魔のペニスをアナルに挿れられて犯される。
「あぁっ……、おちんぽぉっ……あっ、あぁんっあああっ、おっぱいはぁっらめっえっ……んぁっ、ああっ、やあああぁっ! あ゛ひっ、いいっ、あんっあんっあんっああーっいいっあ゛ーっ……あーっ……おっき、おちんぽ、すきっいいっいぃっ……っ」
 また絶頂しながら西巻は悪魔によって快楽に突き落とされた。
それは終わることがない情事の始まりだった。


すっかり周りの暗さが消え、辺りが燃えている炎が見える状態だったが、悪魔の結界が効いているのか、これだけの炎でも熱くもなく、燃えることもなかった。
 やがて悪魔は西巻を犯した状態で宙に浮き、研究所から脱出をした。
 どうやらあの建物自体には悪魔を拘束するためのある程度の呪文が施されていて、悪魔はあれを燃やすために時間稼ぎをしていたようだった。
 壁が一気に燃えてしまったら、悪魔は微笑み、何十年もの闇から朝焼けの見える空へと飛び立った。
 西巻はそのまま悪魔に連れ去られ、それ以降、西巻を見たという人は存在しなかった。
 研究所では悪魔は死に、そして西巻も火災により死去したと報告がされるも、この研究所はあらゆる違法な研究をしていたせいで、世間には知られないまま闇に葬り去られたのだった。

感想



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