167-教授の戯言
沖津環(おきつ たまき)は大学生になって恋人ができた。
恋人は同じ大学生である牧内という人で、飲み会で知り合った人だ。
話している内に同じゲイであることを知り、意気投合して付き合うことになった。
周りには秘密だったけれど、二人は友達同士として親しくしているフリをしながら付き合いを上手く隠した。
半年ほど上手く付き合えたけれど、お互いに性欲が収まることがなく、大学内のヤリ部屋や様々なところで盛ることがあった。
今日に至っては、小雨が降っている屋上にいた。
雨が降っているから人は外を歩いていなかった。
そして屋上には屋根が付いた建物がある。それは大学の建物の天辺にある時計台の機械小屋で、昔は動かすための大きな機械が収められていたのだけれど、昨今の改築によって電動系になってその電子版を収めるために小屋が残されていた。
その小屋には鍵がなかったから、誰でも入ることができた。
中に入ると、テーブルなどが置いてあるが、誰かが持ち込んだマットレスが上手く残っており、シーツを持ち込むだけで簡易ベッドができあがった。
そんな場所に入り浸るために屋上への鍵も手に入れて、二人はそこに誰も来ないことを確認してからしけ込むようになった。
その鍵を沖津が手に入れているのは、偶然警備員が落としたのを拾って素早くコピーを作ってから警備員に戻したからだ。警備員は落としたことには気付いておらず、さらにはその落とした事実を報告書には書かなかったらしい。
よって屋上に侵入できるのは沖津だけになった。
その小屋がいつの間にか作り直され、コンクリートの分厚い壁と鉄のドアに変わっていたのを知ったのは三日前のことだ。
屋上の鍵も変わってしまっていて、二人はコピーの鍵も使えなくなっていた。
けれど、鍵を閉め忘れているのか、その日は空いていた。
「あ、ラッキー鍵、空いてる。次からはどうにかここの鍵を手に入れてくるとして、今日は思い存分できそうだな」
牧内が嬉しそうにそう言うので、沖津も頷いた。
「また警備員室に忍び込んで上手くコピーを取らないと……」
「あの警備、チョロいし、大丈夫すぐ手に入れるよ」
牧内が簡単に言うけれど、それをやるのはきっと沖津の役目なのだろう。
警備員が沖津に気があるのを牧内は知っているから色仕掛けで取ってこいと言うに決まっている。
すぐに気分が乗ってきて、二人は乳繰り合い始めた。
「はぁっ……はぁっあぁーっ……ふあっ、すごいっ……あぁっ、あ゛、あーっ……はあぁっ……んっ、あっ、あっ……」
準備をしていたからいつでも沖津のアナルには牧内のペニスが挿入り込めた。パンパンと激しく突き上げられて沖津は気持ちよさに喘いだ。
「ああぁっ、いい、きもちい……っ、はぁあああ……!」
沖津はセックスが好きだった。
男とセックスをするのは牧内が初めてだったけれど、牧内は前から誰かと付き合ったことがあり、セックスは経験済みだった。だから身体の関係になるのは二人は早かった。
沖津もセックスに興味があったし、ゲイとして気に入った人にして貰えるのは珍しいことだから、すぐに体はセックスに馴染んだ。
「ふ……んっ、ん……んんん……っは……はぁ、あ……っん、んんっ」
「やべえ、本当に沖津、お前のおま○こ最高だ……っ」
「あっ……あっ、ああっ……うあ、あっ、ああ……っはぁん!」
「ここがいいんだよな」
「あああっ、そこ、そこっ……いい、ああっ……んあああっ!」
「中、うねって凄いな」
「んはぁっ、あああ、あふ、んんっいい……いいっ、ああ、あぁっ……」
「ここがいいんだよな……おらっ」
「ああぁんっ! ひぃいい……っ!!ああああああぁ!! あっ……ぁあーーっ!」
「うあっ、くぅう……やべえ締め付け……マジたまんねえ」
「ああぅ!あ……っ、あぁんっあ、ぁ……おま○こ気持ちがいい……っあっあ……あ、あっ……あぁあっ! あっ、あ……き、きもちい……っ」
パンパンと激しく突き上げられて沖津は、気持ちよくなって盛り上がる。
もっと欲しくて自ら腰を振って足りない快楽を追いかける。
「あー!あっ、お、おま○こがぁ……っおま○このなか、弄られると……っ、ああ! そこ、そこぉ……っ、いい……おま○こきもちいい……っ」
「中で出してやるよっ」
「あっ、ぁはあっ!だめ……っそれだめぇ……おま○この中はらめっ!!」
たまらないと声を上げて絶頂をすると、中に精液を叩き付けられた。
「あぁああん! あっあっあ―――……!!」
二人が絶頂したと同時に、小屋のドアが開いた。
「お前ら、何している!」
明らかに教授らしい人が入ってきてしまい、二人は悲鳴を上げながら離れた。
「うわああ!」
「いやあああっ!」
繋がっていた沖津と牧内は離れたのは良かったが、二人とも下半身裸でとてもじゃないが逃げられる格好ではなかったのだが、牧内はズボンをさっさと穿いてしまうと、横にある窓から抜けだしていってしまった。
「こら! 待て!」
叫びながら逃げた牧内を追っていった教授であるが、逃げられたのかすぐに小屋の方に戻ってきた。
「たく、鍵が開いているからおかしいと思ったら、沖津、お前の相手は牧内だな?」
教授は沖津や牧内の講義を受け持っている寺林教授である。
四十代の若い教授であるけれど、普段は講義よりも実験をする研究の方で有名だった。講義は出席さえすれば、点数はくれるので内容を理解してなくても問題はない楽な講義だと言われている。
そんな教授は、美形で女子学生がいつもどうにか誘えないかと近寄ってくるけれど、そういう女性を毛嫌いしているので、次第に近寄る人はいなくなるという。
そして人を見下すような視線が学生を馬鹿にしているようで、怖いと沖津はずっと思っていた。
よりにもよってそんな教授に見つかったら、もう言い訳も何もできないくらいに即退学だと沖津は覚悟した。
しかも顔はしっかり見られているし、覚えられているから逃げても無駄である。
「……はい……」
「それで、ここの鍵は誰が持ってた」
「いえ、最初から開いてて……それで忍び込みました」
そう愁傷に沖津が言っても、下半身丸出しでアナルからは牧内が出した精液が溢れて出て、それが太ももを伝って落ちてきているから、もう顔から火が出るほど恥ずかしかった。
「そうか、分かった。少しここで待っていろ」
寺林教授はそう言うと、屋上の小屋から去っていった。
言われた通りにそこで待っていると、バケツを持って教授は戻ってきた。
「ほら、これで洗って……タオルも持ってきたから」
そう言われてしまい、恥ずかしい思いでアナルを洗った。
しかし、急いでいたから適当にやっていると教授が言った。
「それじゃあ、綺麗に洗えてないだろう」
「……え? あ……」
確かにその通りであるけれど、見られているのと道具もないので洗うに洗えないのだ。
そう思っていると、教授は何か思いついたようにまた屋上から去っていった。
「え、え、ええ?」
驚いたままで待っていると、教授は手に大きな注射器を持ってやってきた。
「これなら使えるだろう? 中を綺麗にしてやるから尻を出してこっちに向けなさい」
そう言いながらもう一つのバケツを持って入ってきた。
何をされるのか知り、信じられないけれど興奮した。
「あ、あ、そんな……あ……うそ」
「全部脱ぎなさい」
教授がそう言うので沖津はパンツや下着、果ては靴や靴下も脱いで全裸になった。
それらを濡れないところに置いたら、小屋から連れ出された。
雨は土砂降りで、教授は濡れながらバケツの水を注射器に入れた。
屋上のコンクリートの壁に手を付くように言われ、尻を教授に向けた。
「そう、それでいい。温いお湯だから、大丈夫だ」
教授はそう言うと沖津のアナルに先を突き挿れてきた。
「緩くしてなさい……そう」
「は、ああ……んっあああ、なか、ああ……あんっ」
お湯が入ってくる感覚に沖津はいつもの浣腸とは違うので、耐えるのが大変だった。
「あ……ああ……く、くるし……ああっ……んっ」
ドンドンお湯が入ってくるし、一回の注入で相当量のお湯だったから初めての感触に沖津は必死に堪えた。
「そう、我慢しなさい……」
注射器の先が抜けても我慢を強いられて、腹がギュルリと鳴った。
「もう駄目っ……ああっっで、でちゃうっ」
「いいぞ、思いっきり吹きだしてやれ」
「んあっひあああああっ!!」
沖津は悲鳴を上げながら、お湯をアナルから吹きだして絶頂をした。
お湯は勢いよく吹きだし、屋上の端の方にまで飛び散った。
「あは……ああ……んあ……ああっああ」
ぐったりとしている沖津にもう一度教授は同じことをした。
「んあっあっひああああっ!!」
教授は中が綺麗になるまでそれを繰り返し、沖津は浣腸で何度も一人で絶頂をした。
壁には沖津の精液が飛び、白く汚しているけれど、雨のお陰でドンドン水が排水溝に運ばれていく。
雨の激しさで全身が濡れてしまったが、夏なのもあり寧ろ体が熱い沖津は、雨のお陰でその熱さから逃れられていた。
沖津は最後は座り込んでしまったが、その前に教授が立つ。
教授はそんな沖津に対して、己のペニスを取り出して見せた。
「……あ……」
それは黒々とした大きなペニスだ。
亀頭にはコックリングが付いていて、それは瘤のような形になっている。
「ああ……ああ」
そんなイヤラシいものを付けて教授が講義をしていたなんて思わず、沖津はその秘密を知る権利を得られた自分にも興奮した。
「さあ、舐めるんだ」
教授はそう言い、沖津は素直に口を開けた。開いた口には教授のペニスが入ってくる。
「んふっん゛、んぅ、ぁ゛むぅ……っ!」
沖津は教授のペニスにむしゃぶりついた。
「んふ……っ、は、ぁむ……っ、ん、む……ぅ……っ」
コックリングの瘤が口の中を擦ってくるし、喉まで教授のペニスは届いた。
大きいとは思っていたが、想像以上に立派なペニスだった。
「んんっ! んふっ……んむぅっんっんむっ」
「……ふ……」
「んんっ、んーーっ、んむううぅ」
暫く舐めていると、教授は沖津の頭を掴んで固定をすると腰を振り始めた。
「ふうっ……!っ、んぐ……うっんんんっんっ……!」
喉の奥まで教授のペニスが挿入りこんできて、喉を擦ってくる。
「ふうぅん゛っ……んんっ……っ、ひぅっ…ん゛っ、ん゛っ……」
そのまま強引にイラマチオをされて喉の奥で教授が精液を吐き出した。
「ん゛ふっ……んっ、げほっげほっ……んっんん」
喉で出された精液を沖津は一生懸命飲み込んだ。
吐き出すのは難しいし、飲むのは嫌いではなかったからそうしたのだが、それが教授の何かのスイッチを押したようだった。
また教授のペニスが勃起して、それを見せつけられたら、沖津も次に何をするべきか理解をした。
もうここまでやっておいて、終わりですとなれないのは沖津も同じだった。
沖津が壁に手を付いたら、教授はそのまま沖津の腰を掴んだ。
足が浮くほど腰を上げられて、ゆっくりと教授のペニスが挿入ってくる。
「あ、あ、挿れちゃうの……ひあっあっ……あ、ああんっあああんっあんっ……っんっ……っあっあうっ」
大きくて長いペニスが挿入り込み、亀頭に付いているリングの瘤が内壁をこじ開けて挿入ってくる。
「ふあっ……あっいっああっ……だめっこれ……あんっんんっ……らめっあああっ! あ゛っあ゛っうっひぃっあっあんっあああっ……!」
牧内のペニスとは違い、明らかに凶悪で大きいペニスに、沖津は内壁を広げられている感覚に首を振って悶えた。
「あ゛あぅっ……ひっああぁっはぁっあっあ゛っあ゛っあひっあぁっ、あんっあんっ」
全部が収まってしまうと、更に雨が強く降り始め、土砂降りの中で二人は抱き合った。
パンパンと大きな音がなっても、雨の音が全てを消してくれる。
窓は全部閉まってしまうし、エアコンを使う内部からは屋上の音など聞き取れもしない。
更にこの土砂降りの中、屋上に人がくるはずもなかった。
二人っきりの空間で、大学の屋上で青姦という状況に沖津は興奮した。
「あぁっひっあ゛っあ゛っあぁあっあんっあっ……あんっ……あぁんあ゛あっ、もっとゆっくり……っあっんあひっあっはぁっあっあっああぁんっ……あんっあんっあんっ」
強く内壁を擦られ、沖津は喘ぎながらも熱くなる体が雨で冷やされて、それが心地よくて嬌声を上げ続ける。
「あぁっやぁっ、ハメられてるのっ、おちんズボズボされて、おま○こ変になっちゃうっあっあっあんっ」
完全に牧内の形を覚えていたはずの中は、教授の形に書き換えられて、さらには前立腺を擦り上げてくるリングの瘤が沖津を恐ろしいほどの快楽に連れて行かれる。
「いいっ……、あつくて、硬いおちんぽ、んぁっ……きもちぃ……あっ、あぁんっ! あーっ、あぁっあっあっあんっ、らめぇっ……ごりごりしちゃっ……はぁっ、いぁあんっ」
最初こそ強いけれど、動きがゆっくりだった挿入は、だんだんと強く激しく変わっていく。
「あっ、ひっふぁっ、い゛ぃっ……あっぁんっあひゃああっ! らめぇっ……あっあんっ、あんっそこっ……んっいいっ……ひあっあっあんっなめちゃっやらぁっんっ」
沖津の腰をしっかりと掴んで強引にペニスを突き挿れてくる動きに、堪らなく感じて沖津は喘いだ。
「ああぁんっ! んゃあぁっ、あっやあっ、あんっ、あぁっあぁっひっぃいっ……ああ……あっはぁっあっあっ! あっひぁっ……っもっいっちゃう、あっあぁんっ、せーえき、あっひあっらって、ぁっ……ああぁあっ、ふあっぁっ! あんっ! あんっ!」
沖津が中に教授の精液が欲しいと強請ったら、教授はその遠いに沖津の中に精液を大量に吐き出してきた。
けれど、勃起は収まっておらず、精液を吐き出した後はまた沖津の中を犯し始めてくる。
こんなに性欲が強く、強引で滅茶苦茶な絶倫の男にセックス直後を見られて、その続きで犯される羽目になったけれど、これはこれで沖津は気持ちが良いのでラッキーだと思ったほどだ。
「そ、そんなことっ……あっ、あっやっああんっ! あんっ、やっ、あぁっ……、いぁっ、やぁっあっあんっあんっ、らめっらめぇっ……あっあっ、やあああっ! いやっ、あんっあっあんっ!」
ここまでやった状況ならば、学生である沖津が屋上でセックスをしていたことよりも、それを脅しに使って沖津を犯している教授の方がリスクが高いのだ。
だから、教授は絶対にこのことを口外できない立場だ。
それがすぐに理解できた沖津は教授の言われるがままに体を預けた。
「あぁっ、ああっ、でちゃうっ、もうやらぁっ……あっあふぅっあっあっあっ、やぁっ、はげしっ、はぁっ、あうっ、ひぃぁっ」
きっとこれはこの場だけの出来事。
将来に引き摺るものではないのだ。
「あひっ……あへっ、あっ、もうっ、らめぇっ……ああっ……ああぁっ……はぁっはぁっ……ああぁっああぁっ……やっ、あっああぁっ……んっ、あっやっ、あぁっ……」
教授は何度も射精をして沖津の中に精液を中出ししてくる。
それを沖津は受けて、絶頂をしながらしっかりと自らも腰を振った。
「あぁああんっ! あひっ、あはぁあんっ、いいよぉっ、あぁんっいいのっあんっ、あっ、あっ……、ん、んぁっ、あぁんっあっあぅっ」
派手に絶頂をした沖津から、教授のペニスが抜けると大量の精液が溢れて出た。
吹き出すように出る精液の後、教授はまた沖津の中に水を入れて浣腸をして精液を吐き出させた。
気付いたら辺りは暗くなりかけていて、雨も上がっていた。
「夏休みに入ったら、私の仕事を手伝って貰う。そうしないと屋上に侵入したお前の恋人か何かと処分を検討しないといけない」
教授の言葉は普通なら脅しであるが、沖津はこれは脅しではないと思えた。
教授に沖津は体ではあるが気に入って貰えたのだと思えた。
それが何だか嬉しくて、沖津は頷いた。
2
教授との奇妙な関係は、沖津の性欲を余計に加速させた。
教授は沖津には二度と屋上に入らないように言い、やったことがやったことなので、口外しないで注意で終わった。
牧内はその日のうちに連絡をしてきたが、置いていかれた形になった沖津は牧内とはもう付き合わないと言った。
「俺だけ厳重注意された。もう教授に目を付けられてる。講義が終わったら手伝いをすることで大学に言うのは免れたけど、お前のことも探してるから、俺に近付いたら見つかるよ」
そう電話で言うと、牧内はすぐに沖津との付き合いを止めた。
そのうちに夏休みに突入して、大学の講義が休みであるのに、沖津は教授に呼び出され、夏休みは丸々手伝いで潰れた。
けれど手伝いとは部屋の片付けであり、その手伝いもほぼセックスで潰れた。
熱い中、エアコンの効いた室内で、本を全部出した後の本棚の合間で馬鹿みたいに盛った。
「ふあっあっ、あっらめええっ、激しくおちんぽでおま○こぐりぐりされたらっああんっきもちいいっああんっああんっああっ!」
教授の性欲は果てしない。
様々な道具を用いては、沖津に遣い、沖津はバイブで攻められたりローターを入れたままで手伝いをさせられたりと、イヤラシいことは一通りされた。
「ああっんっいいっ……おま○こっ……ああんっらめっおかしくなる……ああんっああいいっきもちよすぎるっああん!」
寺林教授はとにかく絶倫だった。
アナルにペニスを挿れて擦り上げてくれるのは日が暮れてからばかりだった。
どうしても我慢できない沖津は一人で部屋の隅でバイブを使って喘いでいるままにされたりと、沖津はどんどん教授によってイヤラシく成長をした。
「いいっああっ……ああんっ……んっあっあああっああっああっんっああっんあっあっあっああっ!」
教授に跨がり、自分で腰を振り、下から突き上げられて気持ちが良いと喘ぐ。
夏休み中の教授は自分の論文を仕上げるために忙しいので、教授の部屋にわざわざ休み中に尋ねてくる人はいない。
そして教授同士も自分のことで忙しいから、誰もやってこない。
それをいいことに教授は沖津をテーブルで犯してくる。
「あ゛あっ……んっあっ、あ゛っ、あっあっあっあああっ! んあっん……あっあああっ……あんっあっああっああっんあっあっはあっんっあっ、ああっあぁんっ」
片付けられたテーブルの上で、淫らに喘がされる沖津は教授の手管に完全に堕ちていた。
あの日、屋上で見つかってから、教授が沖津の体を隅々まで知っていて、沖津すら知らない快楽をくれる。
「いいっああんっおま○こっいいっきもちいいっああんっああ……ああんっ……ああんああいいっ」
「ふ……いい具合に育ったな……沖津」
「あ゛あっいいっ、らめっあ゛あっ、らめっ、おま○こゴリゴリしてるっ……ひっあっ、あんあんあんあんあんっおまんこ……ああっ……らめっゴリゴリしちゃっ……ああんっ教授のおちんぽっおおきいいっああんっ……ああんっ」
滅茶苦茶に突き上げられて、喘がされてイカされる。それだけで沖津は教授のことを単純に好きになった。
まさかこうやって毎日のように抱かれるために教授の部屋に通うことになるとは思わなかった。
こんなこといつまでも続かないと思っていたけれど、それでも毎日教授は絶対に抱いてくれる。
「いいっ……きもちいいっ教授のおちんぽ……ああっ……いいっ気持ちいいっ……ああんっああっあああんっ」
ゴリゴリと奥を突き上げられて何度もイカされる。
「あ゛ああっ……あっ、あ゛っ、教授、らめっらめええっ、あ゛あああぁっあ゛っい゛っ、あっんっ、、教授、いくっあ゛あ゛っあっらめっあ゛っんっ、あっ、あぁっ、いくっ、いっちゃうっ……あぁあああん!」
精液を吐き出す絶頂は、もう超えてドライオーガズムでいつも絶頂をしている。
沖津はこの絶頂を知ってから、もう昔には戻れなかった。
「いい……ああんっ教授のおちんぽっいい……ああんっああっ……きもちいいっああんっ……ああんっおま○こっああんっいいっ」
最近、夏休みに入って暇になったのか牧内が関係を迫ってくるけれど、恨めしそうに教授の部屋の片付けをすると言ったら、逃げて近寄ってすら来なくなった。
むかついたのでメッセージをブロックしてそれっきりだ。
「あぁあっああんっ……もっ許してぇっ……おかしくなっちゃうっ……、おま〇こ、馬鹿になっちゃうっあああっ……教授、いい、おちんぽっああっ……あっ、あああぁっ……おちんぽハメるのっいいっ……おちんぽ……ああんっいいっいいっああああっ!」
まだ牧内と連絡を取っていたことで不快な思いをしたと愚痴ったら、教授はいきなり昼間から沖津を犯しにかかった。
「あ゛あぁぁぁあっ……ああっ、ひっ、あっ、あんっあぅあうっ、あっうあっ……ちくびっああっんおま○こ気持ちいいっあんっあっああっあーっ……」
乳首を吸い上げられ、舌で舐められて指で弄られる。とにかく教授はしつこく沖津の体を弄るのが好きなようだった。
「あぁあんっ! ひあっ、あっあっ、ちくびっ……らめっ、あっああっあぁんっああぁーっ……あひっ、んっ、ああっ、らめっらめっ、乳首へんっ……こんなっ……ああぁあっっ……」
それまで乳首でも感じていたけれど、開発されてしまい、乳首にはいつもニップルクランプを付けているように言われ、その通りにしている。
それを取ってもらえるのは教授とのセックスの間だけで、それが終わったら付けられる。
そのお陰で乳首がちょっと伸びてきて、摘まみやすく吸いやすい形に変化をしていた。
「あ、っあっ、あぁんひぁっ……んっあっ、だめ……ちくびっあっ、んっああぁっ」
その乳首をイヤラシく吸い上げてくる教授の顔もまた沖津はそそられてしまう。
「あっ、あっ、あひっ、あんっあっあっ、あんっ、あんあっっ、ん゛あっんっあぁんっ……、ちくび、だめっ、あっいっ……ひぁっあっ、んっあん」
ペニスを扱かれ、教授のペニスを受け入れたままで乳首を舌で舐め上げられてイカされる。
「やぁっあんっ……ちくび、乳首らめぇなのっ……あっ、あっ、あっあぁんっ……ちくび、らめっ……っんっ、あっ、あひっ、んああああぁっ……やらっ、ちくびっあんっ、んっあっんっあっああぁあんあっ!」
とんでもなく感じるセックスを覚えさせられてしまい、沖津はもう一人オナニーでは満足できないほどになった。
一人暮らしのアパートで夜を悶々として過ごすことになって、結局教授にして貰わないと駄目だった。
「ああ……教授、すきっ教授のおちんぽっ……すきっああ……きもちいいっああんっおま○こゴリゴリされて……ああんっいいっおちんぽっきもちいいっああ……いいっおちんぽっ……教授のおちんぽっああんっきもちいいっああんっ」
毎日毎日楽しかったけれど、その日も終わりに近付いた。
「あっあ゛っ激しぃっ……ん゛ああんっあ゛っあっあひっ……あ゛っあっあんあんあんっああっすごいっ教授のおちんぽっすごい……ああんっきもちいいっああんっあああんっあああっ!」
九月に入ると人も多くなり、教授は資料室で沖津を犯してはきたが、時間は短くなっていった。
「あ゛あああっ……あぁっあっいいっ、きもちいい、教授、教授の、おちんぽ、大きくて、おま〇この奥まで届いてるっあああっあぁっあっあっ」
「沖津、中が仕上がったな……」
「ああ……おおきいっおちんぽっきもちいいああんったあんっあああんっ……きもちいいっああんっふあああっ……んっあっ、あんっ……俺のおま〇こ、教授のおちんぽで、気持ちよくなってるっ……ああっあっあんっあぁあんっ」
「奥で出すぞっ」
「あああっ、おま○こっ……ん、いいっ、おま○こに出してっあっあんっ、おま○こに、精液出していいっ……俺のおま〇こでイってっあっ、もっときもちよくしてっあっあ、ああああっ」
派手に絶頂をした時だった。
部屋のドアがノックされ、教授はたっぷりと沖津の中に精液を吐き出した後、慌てて資料室を出た。
向こうからは学生の声が聞こえていたが、三十分も出て行かなかったので資料室で待っていた沖津は察した。
これでもう終わりだろうなと。
案の定学生が出て行くと、着替えた沖津に教授が言った。
「明日から来なくていい。来てもいないからな」
教授がそう言うので沖津はそれを受け入れた。
「分かった、もう来ない」
そう言い、二人の夏は終わった。
教授との甘い時間が終わってしまった沖津は抜け殻のようになったが、真面目に講義を受けて真面目に単位を取った。
その一週間後には教授がもういないと言っていた意味が分かった。
教授は大学を辞めていた。
噂ではアメリカの大学で研究を継続するために留学という形で行ったらしい。
そういう話は聞いていなかったけれど、よくよく考えたらあの教授の部屋の棚が空のままだったり、本を図書館に戻したり、宅急便で送ったりとしていたから、そう言う話が最初からあったのだろう。
つまり沖津とのことは教授の遊びだった。
そう考えたら何だか悲しかったけれど、沖津はそれはそれこれはこれと思うようになった。
そして沖津は大学をあっという間に卒業をする。
その日は卒業式で派手に終わった。
皆は集まって酒を飲むらしいが、沖津はそれには参加しない。
酒を飲んで遊ぶようなことは、教授のことがあってからしなくなったのだ。
馬鹿なことを止め、真面目になって大学の単位も取って就職も決めた。
これからは社会人になるのだから、もっと真面目にしなきゃと思っていたところに牧内がやってきた。
「おい、沖津」
「なに、牧内」
話をするのは一年ぶりだ。あの事件後から二人は一切の連絡を取らないままだった。
友達は驚いていたけれど、二人は仲違いをしたわけではなく、ただ連まなくなっただけだと言ってお互いに誤魔化した。
けれど周りは薄々察していたらしく、別れたことはバレていた。
「なあ、お前さ、滅茶苦茶変わったよな……あの後から」
「まあ、色々あったしね。真面目になろうと思って」
「それってさ、もしかしてあの教授と何かあったのか?」
そう聞かれても沖津は穏やかに笑うのだ。
「何もないよ。ただ教授にはお世話になったのは確か。真面目になったのもそれだもん」
そう言う沖津に牧内は言った。
「あのさ、もしよかったらでいいんだけど、俺と、また付き合ってくれたら……」
牧内が真剣にそう言うのだけれど、その話はしっかりと沖津には入ってこなかった。
「……あの、ごめんね、俺、他に好きな人がいるから!」
沖津はそう叫んで大学の門をくぐって外に出た。
「教授っ」
沖津が走って行った先には、寺林教授が立っていた。
スーツを着て、片手に大きな花を持って。
それがどういう意味なのか、沖津には分かった。
だから走った。
もう大学を出てしまえば、二人はただの社会人で一般人だ。
人目を気にする必要もなく、沖津は教授に抱きついた。
「きてくれて嬉しい……待ってた」
そう言う沖津を教授はしっかりと抱き返してくる。
「迎えにきた、沖津。さあいこう」
教授の言葉に沖津は頷いた。
「うん……」
そんな二人に周りは驚いていたけれど、すぐに二人はタクシーに乗り込んでそこから去ったので、大して噂にもならなかった。
沖津の卒業と共に、沖津と教授の関係はもうただの恋人となったのだった。
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