160-我が愛を喰らえ


 永坂知孝は、藤橋家の執事をしている。
 藤橋家は、代々その地域の大地主で、周辺の農家に土地を貸している。
 その土地は都市部にまで及び、今やビルを建て、その施設の入居費などで儲けている。
 昨今は、土地開発によって不毛の地だった山すら売れ、高速道路とその周辺に巨大な住宅地までできた。その土地売買のお陰で藤橋家は大富豪になった。
 その藤橋の当主は昌博(まさひろ)と言い、永坂よりも十五歳ほど年上だ。
 その昌博には息子の晶がいる。中学生になったばかりで、とても利発で可愛らしい子である。
 母親はこの子の出産時に死去してしまったが、昌博は晶のことを愛して可愛がった。
 それこそ、毎日抱いてしまうほどに。
「あっああっ、あっあっ、あぁっ、あぁあっ! あぁああ!!」
今日もまた、昌博の書斎から甘い嬌声が聞こえる。
「失礼します」
 呼ばれた永坂が部屋に入ると、書斎の椅子には昌博が座っている。その膝には晶が全裸で跨がっている。
「あぁああ!! ぁああっ! ああぁ……っあ……ああ……っ、あひ……ひぅは、ぁ……っ」
淫らに腰を振り、その晶のアナルには昌博のペニスが突き刺さっている。
「はふっ……はっ……ぁ、あひぃ……っ、ひ、ひぁあああ!!」
 昌博はそんな晶をテーブルに押し倒して、最後の追い上げをしていく。
「ひぁっ、あっあひっ、ひぃんっ! あぁっ、ああっ、あっあっ、ひ、ぃい……っ」
 深く抉られ、奥まで犯されて晶は身体を淫らに蠢かせている。
 若い身体を縦横無尽に犯していく昌博は涼しい顔をしている。
 その冷静さで息子を犯し、その中で精液を中出しする。
「はぁあんっ! あふ、ふ、ぅうんっ、ん、んん……っあぁあん! あっ、はあっ、はあっ、きもち……っきもちぃ……っ!」
絶頂する晶に中出しをし終わると、昌博はペニスを抜き取り、何事もなかったかのようにテーブルから離れる。
「永坂、今日から私はあちらの家に住むことになる」
 そう突然昌博が言う。
「……は……? あの……後妻様のお宅にでございますか?」
 昌博は一年前に後妻を選んだ。婚姻自体はまだしていなかったけれど、永坂はその人を後妻様と呼んでいた。
 しかしこの家から通えるところに会社があるので、こちらから通っていた。
 その手荷物のほとんどを最近、別の場所へと送っていたけれど、まさか住まいを変えるとは永坂も聞いていなかった。
「そうだ。あちらに住むことにした。お前には、このままここに残って晶の執事を続けて欲しいと思っている。まだ大人の手は必要であるし、私からの連絡もお前に任せたいと思っている」
 そう昌博は永坂に言うけれど、それでいいのだろうかと永坂は考える。
 あそこまで壊してしまった晶との関係は、まだ続いているであろうに、いきなり庇護者が一抜けをして収まるとは思えないのだ。
「……しかし、晶様は……」
「あれにはさっき言った。だから最後に抱いてやっただけだ。もういい年なのだから親離れもしなければな」
 そう言う昌博であるが、妻離れができなかった結果、似ている晶を犯して今まで好き勝手に犯してきたはずだ。身体だけ大人にして精神が子供の実の息子を再婚をしたから置いていくだなんて、なんて酷い人なのだろうか。
 そう言いたい永坂の言い分も表情に出てしまっていたのだろう。
 昌博はそれに苦笑して言う。
「お前が物欲しそうに見ているのは知っていた。だからお前にくれてやると言うんだ」
 昌博がそう永坂に言い、永坂はドキリとする。
「……は?」
「お前が晶を邪な目で見ていることなど知っているさ。後は晶がどう思うかだろう。晶がいいと言うならば、お前が私の代わりに犯してやれ。存分に」
 昌博は悪魔のような言葉を吐いて、家から出て行ってしまい、二度とこの家の敷居を跨ぐことはなかった。
 その直後、昌博は事故で死んだのだ。


 悪魔のような父親が死に、晶は呆然としたまま葬式にすら出られなかった。
 後妻になろうとしていた女性は、その晶に嫉妬をしており、薄汚いと罵って葬式の全てを自分の手で行ってしまったのだ。
 まだ後妻に法律上なっていたなかったが、妾であった事実は事実婚に当たるらしく、彼女にも権利が生まれてしまったのである。
 藤橋家の財産を半分ももぎ取り、後妻は意気揚々と昌博の骨を晶に寄越してきて、代々の墓に入れてやれと言った。
 晶はその時まで生きているのか死んでいるのか分からないほど、意気消沈としていたが、財産を奪われるよりも、父親である昌博を罵られたことで火が付いた。
「売女の分際で、我が家当主を貶める発言をするとは……何様のつもりか」
 晶のその時の激情は恐ろしいものだった。
 永坂が止めるのも聞かずに、その場で後妻の女を犯して見せたのだ。
 永坂は今まで晶が犯される場面は何度も見てきたけれど、晶が主導権を持って人を犯している姿を見たのは初めてだった。
 圧倒的に大きなペニスであっという間に抵抗するモノを堕とし、一晩掛けて持続するその性欲で従順にしてみせた。
 その力の凄まじさ故に、後妻は財産を放棄し、一週間ほど晶に陵辱され続けた。
 一週間後に部屋から晶が出てくる。
「あの女をちょうどいい風呂屋にでも沈めてやれ、ちょうど良い具合に壊れてくれた」
 そう言う晶の後始末を永坂は誰にも知られないように行った。
 後妻は完全に狂っていて、風呂屋に沈めてやるとそこで順応してしまい、売れっ子にはなったらしい。けれど店の店長に飼われていていかがわしい世界に足を踏み入れたという。
 その後妻の事件後から、晶は復活して、強い藤橋家の当主として振る舞い始めた。
 それはまるで昌博が乗り移ったかのような態度で、永坂はその昌博に仕えていた感覚で仕えることができた。
 この家に執事に来た時、永坂は借金塗れの親に売られてきた。
 それを昌博が丁寧に執事としての仕事を教えてくれ、たった二年で昌博から完璧だと言われるほどの執事になれた。資格も取ったし、昌博の破天荒さで様々な事態を想定して後始末さえできたほどだ。
 永坂がこの家に来た時から、晶は昌博によって蹂躙されており、すでに関係はできていた。止めるなんてことはきっと晶も望んでなかっただろうし、永坂も仕事を失いたくなくて見ない振りを徹底した。
 昌博もこの家の中以外で晶を抱くことはなかったし、その辺の常識はあったように思う。
 けれど、それでも虐待である事実は誰にも知られてはいけなかった。
 その事実をあの後妻は気付いていて、晶を罵った時に匂わせたせいで、狂わされてしまったのだろうと永坂は思う。
 ならば、永坂はこの屋敷から一生出ることもなく、晶に仕えていなければいけない。
 それは永坂にとって、嬉しい誤算だった。



 晶が変わってから二年ほど、後妻の事件からは何も起こらずに晶が高校生になった。
 永坂はいつものように執事の仕事の他にも家を維持するために、部屋の掃除もこなしていた。買い物は配達を頼んでもよかったけれど、晶はこの家に誰も入れたがらなかった。
 親類や親戚が何とかして晶のいない間に入り込もうとするも、晶の絶対的な指示に永坂が従ったため、誰も上がり込めてはいなかった。
 その日もその親類がやってきて、何とか入り込もうとするも、永坂は門を開けないという風に対応をした。
 しかし、その親類が本当の親類かというと、実は怪しいくらいに遠縁だったりする。
 親族は基本、藤橋家には数人しかいない。その親族の血の繋がらない親類が、晶を丸め込もうとしてやってくるのだ。
 もちろん警察にも毎回見回りを強化してもらい、なんとかそういう輩もだんだんと来なくなったけれど、その日は違った。
 庭の奥から生垣をのこぎりで切って入り込み、地下へ入る部屋のドアをガラスカッターで切って侵入してきたのだ。
「……何の音?」
 風が突然地下から吹き上がってきて、不審に思った永坂が近づくと、男が三人ほど階段を登ってきた。
 不審者に気付いて永坂が携帯で警察を呼ぼうとすると、男たちにタックルを喰らい、携帯を落してしまった。
「お前ら……何してっ……こんなことをしてもっ」
 晶には何の痛手も負わないと永坂が言うも、男たちはそうは思っていないようだった。
 永坂の服を切り裂き、男たちは永坂の身体に群がった。
「ぅあぁ゛っ! やめ、やめろ……っ! き、汚……っ」
男たちは最初から永坂を犯すために呼び寄せた男たちだったようで、平然と男たちは永坂の身体をいじり回し、アナルにペニスを突き入れてくる。
「嫌だぁあ! やめろ、やめろぉお……っ!」
それだけは嫌だと暴れる永坂を男たちは笑いながら犯している。
「ひ、やぁ……あ……っんぁああっ……! やだっ……やめろ、やだぁあ……っ!」
必死に抵抗をしても三人ものがっしりとした男たちに押さえつけられてしまえば、細い身体の永坂ではどうしようもなかった。
「はぁんっ!? あぁっ! あぁあっ! あああんっあんっあぁんっ!」
いいところを擦り上げられて、永坂は声が止まらない。
 嫌で嫌でどうしようもないけれど、悲鳴を上げようとすると声が違う音で響いてしまう。
「ふぁっ、あふんっ、ふ、んんぅっ……ぅあんっ、あっあっ、だ、め……っ」
男たちは次々に永坂を犯し、永坂の中に精液を吐き出していく。物のように扱われ、だんだんと思考が止ってきてしまう。
「あぁ……っだめ、だめ……っ!あっ……いやぁああっ!!」
とうとう二輪差しまでされる時に、晶が帰ってきた。
 永坂が犯されている現状を見た晶の驚きからの激高は、あの昌博を侮辱した後妻の時と同じくらいであった。
「きさまらっ! 殺してやる!」
 側にあった掃除の箒を掴み、剣道のように振り上げて男たちに振り下ろす。
 その容赦のない行動に永坂は我を取り戻して焦った。
 このままでは正当防衛が過剰防衛になる。下手すれば殺しかねない。
 そんな状況でやっとの思いで警察を呼んだ。
 たまたま見回りに来ていた警察官が突入してくれて、晶を押さえてくれた。
 男たちは見るも無惨にボロボロになるほど殴られ、腕や足などの骨が折れるほどであった。
 そのまま救急車で病院送りにしたが、警察は永坂が襲われていたこと、子供である晶がそれを助けようとして激高したことなど、情状酌量もあるし、彼らの目的が晶から金を奪うことであるから、晶があそこで抵抗をしていなければ、二人とももっと悲惨な目に遭っていただろうと警察は結論付けて、犯人を警察病院で逮捕をした。
 晶はまだ保護が必要な青年であること、正当防衛であることなどから過剰である部分は厳重注意となった。
 永坂は別の警察病院にて、レイプの被害者としての被害届を出し、その酷さからしばらく入院が必要だと医者が言った。
「いえ、帰ります。晶様が一人になってしまう……」
 永坂にとって今や晶以上に大切な人はいない。その人を一人であの屋敷に帰してはいけないと思ったのだ。
 医者が止めるのも聞かずに、永坂は警察署に晶を迎えに行った。
 案の定、晶の身元保証人だという親族が晶を引き取りたがっていたが、永坂が現れると一斉に黙った。
「私は、関わらないで欲しいとお願いしましたけれど、まだ何か足りませんでしたか?」
 永坂がそう親族に言うと、親族は一斉に蜘蛛の子を散らすように去って行く。
 それを見た晶は、少しだけホッとしたようにしてから永坂に言った。
「……来るのが遅い……」
 晶のその安堵をした顔を永坂は誰よりも嬉しく思った。
「申し訳ありません、晶様」
晶はずっと変わっていない。
 ずっと永坂を信頼してくれていて、汚れてしまった永坂でも晶は待っていてくれた。
 もうずっと晶と二人で暮らしてきたからか、晶から信頼が得られているのが永坂にとってやっと確かなものとして受け取れた。
 ずっと晶は永坂がいるもいないも同じだと思っていた。
 けれど、こうやって迎えに来ただけで安堵して貰える存在になれたのが、永坂には嬉しすぎることだった。
 ここで、やっと晶と意思疎通ができた気がした。
 

 その事件後、屋敷はすぐに改装をした。
 ドアの全てにセキュリティを付け、塀を作り直した。
 超えられないように返しや電流を流し、絶対に入ることができない要塞へと変わる。
 晶は様々な監視カメラを付けて、私道すらも整備して誰も入れないようにした。
 あの事件後の晶は、人が変わったように真面目になった。
 学校へもきちんと通った。今までは時々サボっては何処かへ行っていたらしいが、それもしなくなった。
 学校が終われば家にすぐに戻ってきて、リビングで過ごす時間が増えた。
 外からの配達も門のところで受け取り用の倉庫を用意したほどで、外の世界と永坂とを分断するかのようになった。
 永坂が行っていた外に出ないとできない仕事は、全部晶がやってしまい、永坂は家の中を維持する仕事だけにされた。
 幸いそれでも暮らしていけるくらいに晶は富豪だったので、永坂はそれに従った。
 そして変わったことはある。
 外では真面目な富豪を完璧に演じているが、自宅に帰ると執拗に永坂に構うようになった。
 晶は永坂を性的な目で見るようになった。
 犯されていた永坂を見てから、ずっと持て余していた性欲を外で発散せず、溜めに溜めて永坂を犯したがっている。
「……永坂……してくれ」
 晶は耳元でそう言い、永坂の頭を掴んで勃起したペニスを顔に当ててくる。
「……あっ」
 永坂はそう言われると弱く、晶のペニスをジーンズから取り出しそれを口で咥えていく。
 晶が中学生の時に犯されているところは散々見たけれど、高校生になった晶の身体を見たことはなかった。
 あれから三年で育っている晶はいつの間にか永坂の身長を超えた。
 百七十センチの永坂であるが、晶は百八十五センチほどになっていた。
 幼い身体は成長期で二十センチほど伸びたことになる。
 それがちょうど昌博が晶から離れようとした時だった。成長期で身長が伸び始め、男の身体になっていく晶を妻の代わりとして見られなくなったのが、昌博が家を出て行くきっかけだったのかもしれない。
 そう思うほど、晶は育っていた。
 ペニスもそれに比例して大きくなり、どす黒く変わっている。
 あの後妻を犯した後、外で散々発散するために色んな事をしてきたのだろう。
「ん゛んっ……、ふぅっ、ん゛むっ、ん~~~っんっ……んっ……」
 最初はフェラチオをさせて、永坂の好きなようにしゃぶらせるのが晶のやり方だ。
「ん゛むっ……、ん゛っ、んっ、んんぅっ……、んっ、んっ、」
 そのペニスを咥えて舐めながらも、永坂は晶に失望なんてしなかった。晶はもうすでに昌博によって壊されていて、愛情を試すためにはセックスで試すしか方法を知らない。
 愛なんて口で言うのは、もう戯言でしかない。
 散々求めて外でセックスをしてきても、きっと晶は愛情は得られなかっただろう。だって彼らは晶を見ていない。晶の背後にある金の山しか皆見なかっただろう。
 けれど、永坂は違った。
 父親に犯されている晶でも、人を殺そうとしていた晶でも、後妻を陵辱した晶でも、どの晶でも永坂は愛した。
 それは昌博に言われたからではない。
 昌博が言った通り、永坂は誰よりも晶を愛していたからだ。
「ん゛んっ……、ふぅっ……ん゛っ……」
「ああ、永坂……いいっ」
 晶がそう言いながら永坂の頭を掴んでくる。
 ここからイラマチオに変わり、永坂の頭を掴んだ晶が腰を突き上げてペニスで永坂の喉を犯してくる。
「ん゛んっ……ふぅっ、ん゛むっ、ん……んっ……んっん゛むっ……ん゛っんっんんぅっ……んっんっ」
「あ、出る、永坂……飲んで」
「ん゛っふぅっ、ん゛むっ、ん゛~~~~……」
晶が腰を振りながら絶頂をして、永坂の喉の奥で精液を吐き出した。
「んっ……んんっ……んーっ……んぅ、んっんっ、ふっ、んっ……」
晶が出し切った精液を全て飲み込んでから、汚れたペニスを綺麗に舐めていく。
「ふぅっ……んっ、んん! んうっ……、んっふぅ……」
いつまでも口から離したくなくて、ねっとりを咥え込んでいると頭を掴んだ手が離してくる。
「もう、いい……」
「……はい……」
 ここまでは晶もしてくれる。
 ペニスを咥えさせて精液を飲ませてそれで晶はしばらくは満足している。
 先に進むのか、晶がどうしたいのかは永坂には分からない。
 ただ執事である以上、永坂から晶を求めることはない。
 いつでも主人である晶が望むことしか、執事は望んではならないのだ。



永坂は晶の精液を飲まされてからは、火照る身体を持て余すようになった。
 晶の精液の味、そして匂い、それらを思い出してアナルを弄りながらオナニーをする。
 男たちに犯されてからは、あの場面は晶にして貰っていたのだと思い出をすり替えることすらしてオナニーをした。
 もうアナルでセックスをすることは覚えた。
 男たちに散々にされたから、加減が自分でも分かってしまった。
 いつでも晶のあのペニスが欲しくて仕方がなかった。
 ずっと永坂は自分が晶を犯すことは夢見ていたけれど、今では晶に犯して欲しいと思うようになった。
 このまま生殺しで生きていくのか、それとも望むものを欲しがって嫌われるか。
 永坂はしばらく悩みながらも、晶からのフェラチオやイラマチオは受け続けた。
 やがてそれで勃起してしまったし、絶頂もするほどになった。
「んふっん゛、んぅ、ぁ゛むぅ……っ!」
「ペニスを咥えただけで、絶頂できるようになったのか……永坂」
 晶がそれに気付いて、永坂のペニスを足で踏みつける。
「んふ……っ、は、ぁむ……っ、ん、む……ぅ……っ」
晶にペニスを踏まれ扱かれながら、永坂はそのまま絶頂をする。
「んんっ! んふっ……んむぅっんっんむっ」
スラックスの中でそのまま永坂は射精をして、派手に絶頂をする。
 喉の奥では晶が精液を吐き出し、素早くペニスを口から抜いて永坂の顔に残りの精液をぶっかける。
「……ああっんっ……」
 甘い声が上がり、晶が残りの精液を扱いて吐き出して、また顔にかけてくる。
 顔に付いた精液が垂れてきて口に近づくと、永坂は舌で舐め取ってそれを飲み込む。
「あ……ああっ……晶様……の、せいえき……うれしい……」
 恍惚とした顔で永坂が言うと、晶が言った。
「お前は、ここまでされてもまだ親父の言う通りに俺に従うのか?」
 そう晶が言うので永坂は恍惚とした顔から、急に冷めたように驚いた顔になる。
「……昌博、様?」
 急にそう言われて、永坂は晶を見上げると、晶は悔しそうな顔をしている。
「お前は、親父に言われたから、ここに残っているだけだろう? 行くところがないから、俺に従って……こんなことまでっ」
 そう晶が言うので永坂はどうやら行き違いのことがあったのだと思い至った。
「……私は今、晶様に雇われています。確かに昌博様に拾われてここまで育てて頂きましたが、昌博様が亡くなられた時に契約は切れています」
 そう永坂が言うと、晶はキョトンとした。
「つまり、私への昌博様の命令はその時点で無効になっています。それから晶様からいて欲しいということで再契約となりました。よってここにいるのは私の意思であり、晶様に雇われているからです。そこには昌博様の意思は関係ありません」
 そうはっきりと言うと晶が言い返す。
「……俺が可哀想だから一緒にいるだけだろう」
「それの何処がいけませんか?」
永坂がそう言い返したら、そう返ってくるとは思わず晶は驚いている。
「私が晶様を可哀想だと思いもしなかったとしましょう。私は葬式が終わった段階で、とっくにこの家を出ていると思います。幸いですが、これでも忠誠心の強さが評価されていて引く手数多なのです」
 永坂はどうして晶の側からいなくならなかったのかという理由を等々と語る。
「お給料も倍以上、むしろ三倍と言って下さった方もおられます」
 そう永坂が言うと、晶はそこまで永坂が優秀だとは思っていなかったようだった。
「私はそういうものを蹴った理由として、晶様をお一人にするのは可哀想だという感情から残りました。けれど、そこからは私と晶様の関係は、きちんとしたものだったと思います」
 確かに主人と執事として、晶と永坂は対等にしていた。
 それが崩れないように永坂は勤めてきた。
「私は……白状しますと、晶様に対して邪な心を持っております。あなたのためだけにここに残り、あなたのためだけにこの身体を差し出す気もあります。ですから、晶様のなさりように不満がないのです……私が望んでいる通りに晶様は扱って下さっている」
 そう永坂は言うと、スラックスと下着を脱いで見せた。
 そこには精液に塗れた自分の股間がある。
「見て下さい。私はこの通り、あなたの股間を咥えて、足で扱かれるだけで射精ができるような人間です」
 そう言う永坂の姿に晶は瞬きもせずに見つめ返す。
 晶は喉を鳴らして唾を飲み込んでいる。
「ですが、私は汚れました。あなただけにと願ったのに、私は他の男に汚された。抱く価値もないモノです」
 晶は何も言わずに永坂を見つめ続ける。
 口から涎を垂れ流し、ペニスはまた勃起している。
 その性欲の強さは、生まれ持ってのものなのだろう。
 昌博に犯され続けていたからこそ、外でそうした犯罪行為に目覚めることなく、優等生を貫けたのだと、この時になって永坂は納得した。
「やめろっ! 俺は、お前が思うほど、大して凄い人間じゃないっ!」
 そう晶は叫ぶけれど、永坂からは目を一時も離さない。
「俺の頭の中でお前は一万回は犯されてんだよっ! ケツ振って乱れる淫乱な変態にされてんだよっ!」
 そう晶が言うけれど、永坂も負けてはいなかった。
「私があなたが昌博様に犯されているのを見て、なんとも思ってなかったとでもお思いですか? 毎日毎日、乱れ狂っているあなたを目に焼き付けて、おかずにだってしてしまえるのです。そして私は汚れた時のことを、あなたに犯されたのだと思って、平然と自慰ができるんです」
 そう言いながら、永坂はテーブルに上半身を乗せると、尻を晶に突き出してから両手で尻を広げて言うのだ。
「ここはもう、あなたに犯して欲しいと毎晩自慰で広げているほどです。私はあなたのモノです。あなたが犯したいのならば、好きにすればいいこと。そんなことであなたへの私の忠誠は変わりようもないのです」
「あ……あ……永坂……」
 永坂の淫らな姿に晶はフラリと釣られて近寄ってくる。
 晶は永坂の尻の前に跪いて、永坂のアナルにむしゃぶりついた。
「……ながさかっ……」
 開いたアナルを舌で舐め、晶はアナルに指を入れる。
「ひああぁっ……晶さまっあひっ、ん゛っあっあああっ、ひあぁっ、ああああぁ……っ」
 ジュルジュルと音が鳴り、周りに響き渡るほど晶は涎を垂れ流しながら夢中で永坂のアナルを舐めてくる。
「あひぃっ、あ゛っうっんっ、うれしいっあんっあんっあんっあんっ」
指を突き挿入て中を抉るように指を動かし、内壁を擦り上げてはアナルを指で引っ張り広げている。
 永坂はテーブルに突っ伏して快楽に嬌声を上げる。
「あぁあうっ……っあっはっいひ……っいいぁああ……っふ、ふぁ……っ!」
 誰かの舌で舐められる感覚は、想像以上に気持ちが良く永坂は身悶えた。
「ああ、永坂……なんていやらしいんだ……普段のお前からは想像もつかない」
「ひ、ひぁああああっ ひっひぃ、っひ……ぁあん……っ!」
 晶は永坂のアナルをたっぷりと味わうように舐め、アナルの中まで舌を這わせて内壁も舐めてくる。
「ぁ、あ、ぁあ……っひ、ぁ、ぁあうっふ、ふひ……っんっぁ、あーっあ、あっ、あっあっ……いいっあっあぁあっ!」
晶の執拗な舌使いに永坂はすっかりと魅了された。
 ただでさえ晶が自分のアナルを舐めているという状況が興奮をするというのに、晶のむしゃぶりついている様子に安堵もする。
 願っていたことが叶っている。
「ひ、あ、あ、あっ……っひっあっぁあっぁひぃっあっ……あっあぁっあっひぁあっ」
晶に汚いと言われたらそれで終わりだと思った。
 出て行くことになるけれど、それで晶が安堵するならそうしようとも思っていた。
「あぁあっ……ああっ! あっあっあぁうっひぁっぁあん!」
晶は永坂を求めていて、何度も妄想の中で犯してきてくれていた。
 今はその時の妄想を叶えて欲しいと永坂は思った。
「あぁあうっ……っあー! あっあひぃっひっあっあっ……ああああんっ!! あっ、ひぁっ、んぁっはぁんっ!!」
「ああ、永坂……なんて淫らで淫乱なんだ……お前は昔から美しい……」
 そう晶は言うと、アナルに指を突き挿入て内壁を擦り上げてくる。
「ああああーっ! ああぁっ、らめっ、はっふぅっ……あっ、ああぁっああああぁー! やっあぁっ、あんっ、ふぁっ、ん……はあんっ!」
指で擦り上げられるだけでも永坂には晶にしてもらっているというだけで、絶頂ができるほどに気持ちが良いという感情しか沸かなかった。
「あああっ、ああっ、ああっ、あっ、ひぁんっひああああっ!? あぁっ、あんっ、ひぃあっ! あっ、ああああーっ!」
良いところを何度も擦られて射精をしながら絶頂をしても、晶はそれ以上に永坂を攻め上げる。
「あああん、んんはぁあぁんっあぁっ……そ、そんな、あんっあっ、あっ、はぁんっ……ひゃっ、あぁっああっ……あひぃっ! あっあんっ……ぁんっ、はぁっ……ああんっ」
「永坂、こんなものじゃないぞ。もっと絶頂して、もっと淫らに見せろ。お前の全てを見せろっ俺に全部見せろっ」
「はぁっ……、あっ……あぁん……いい、やらぁ……は、ぁ……ああんぁ……あぁっあぁっ、ああんっ! あっ、いいっ……んっ、あっふぅっいいっ……、そこは、ああんっいいっんっ、はぁっ……おま○こがっきもちがいいっああんっ晶さまっああんっ」
「もっとだ俺を呼べっもっとだ永坂っ」
「あぁんっ! あっ……晶さまっあぁぅっ!きもちがいいですっ あんっあんっあぁんっあぁあっ、あっふぅっ、あっあっ……もっとくださいっああーっ! ああぁっ! あっはぁっ……んぁっ……はぁっはぁっ……あっぁあっ、んっひゃぁっ……」
「何が欲しいんだ? ほら、おま○こに何が欲しいんだ?」
「ああああぁーっ! おま○こにっあっ、あっ、あんっ、晶さまのっおちんぽをっあんっぁあんっ!! くださいっおちんぽをくださいっひゃああっ! あぁっ、あっあっ……はぁんっ、ぁあんっ」
永坂をそう叫ぶと晶はやっと永坂のアナルから指を抜いた。



指を抜いた晶は、永坂の腰を掴むと開いたアナルに一気にペニスを突き挿入れた。
「んっ……んふぅ、ぁっ、あっ、んぁあ……ぁんっあっ、あっ、あっ! ひ、ぃぁあああん!!」
 いきなり質量のあるモノがアナルに入り込み、永坂はそれで身体を硬直させるも、すぐに息を吐いて力を抜いた。
 そうするとさらに奥まで晶のペニスが挿入り、永坂はそれに身体を震わせた。
「あああ……っぁあ、あ、あ、あ! 晶さまのっおちんぽがっおま○こにっふぁああ……んっいい、ぃいいいっ!」
 嬉しい嬉しいと何度も声を上げて、永坂は晶のペニスが自分のアナルに入っていることを喜んだ。
 あまりの嬉しさにだらしない顔になったかもしれないが、それでも嬉しさは隠す気もなかった。
「……うっあっ……永坂、お前の中、すごく暖かい……どうだ?」
「ああぁん……んふぅっあんっあんあん! 晶さまのっおちんぽっ……おま○こっいいっああっきもちがいいっいいいーっ!!」
「どうやら気に入って貰えたようだな……ふっ」
「晶さまのおちんぽっはいったっああ……ああ、おちんぽっあんいいぃいい……っ! もち、ぃっ、おま○こがきもちいいですっあっ、んぁあ……っ」
 永坂がそう声を上げていると晶が腰を動かし始めた。
「はぁあ……おちんぽっぁっ、あっ、あっんふぅっ……ぁん、あんっ……んぁあっああっんっあああんっおちんぽっんっいいっ! そこぉっそこ、あ! あ! あっぁあ! あぁんっ、ぁんっあんっ!」
「本当に俺のおちんぽが欲しかったんだなっ……中がうねってすごく締め付けてくる……おお、すごい……こんなに凄いのかお前はっ」
「ぁんっあっあぁあーっあ! あんあんあん! おちんぽっ、しゅご……っそこぉお! んふぁ……あ! いぃあっ……そこ、そこおま○こいいっあああんっ!」
「たまねえっ、永坂っ」
「あ゛ああっ……んひっ、い゛っ……あっ、あああっあ゛っ、おち○ぽ、いいっ……あっあ゛っ、ん゛っあああっ」
 永坂を晶は夢中で犯し始める。
 持っている性欲全てを永坂にぶつける晶に、永坂は嬉しくて涙を流す。
 ずっと願っていたことが叶っている。
 最初は晶を犯す事が夢だったけれど、それは自らが犯された時に気付いた。
 犯される方がいいに決まっている。
 だって永坂は晶を支配したいわけではなく、支配されたい方だったのだ。
 だからずっと晶を見ていられたし、我慢もできた。
「あ゛ひっ……んっあっあ゛っ、あはぁっ……んんあぁあっ…ひっ、あへっ…あっ、おま○こに晶さまのおち○ぽ入って……る、あんああっ」
晶のペニスが自分を犯していることが嬉しくて、永坂は晶のペニスを離さないように内壁で締め上げるようにアナルを締める。
「あ……うっ永坂っいいぞっ……きもちがいいぞっ」
「ああぁっ! あっあぁんっ……おちんぽっいいっ、あっあっあっ……あひっ……あっあんっあっ……きもちがいいっあぁあっ……晶さま、もっと犯して下さいっああんっ」
「望み通り、一日中やってやるよっ」
「あぁっ……いい、あぁんっ…きもちいいっああっ……はぁっ、おちんぽっいいっおま○こ、きもちがいいっああんっいいっ」
「永坂……よすぎるっお前は本当に……よすぎる」
「あああぁっ……あぅっ、あぁん、あっあっあんっあぁんっ! ああっ、おま○こにおちんぽっ、いいっきもちいいっ……あっあっ、あーあーっ……」
「誰にもお前を渡さない。俺から離れることも許さない……っ」
「ああぅっ、ああ、そこはっだめっおちんぽだめっだめっ……もう、おま○こっついたらぁっあっ、はああぁんっ……」
「ここがいいんだなっ出してやるっマーキングしてやるっ」
 いいところをペニスで擦り上げられて、永坂は身体を痙攣させて絶頂をする。
「あ゛ああんっああっ!! ああああっあっぁっあっ、いいっ、おちんぽっきもちいいよぉっ……、なかだしっああっせいえきっきたっあああぁんっ」
晶は永坂の中で精液を吐き出しながらもまだ腰を振っている。
 尋常ではない性欲を持っている晶は、射精をしながらでも平気で腰を振れる。
 それくらいに性欲が収まらず、たぶんセックスの相手は昌博が一番合っていたはずだ。
 その代わりではないが、晶の性欲を全て自分にぶつけて欲しいと永坂は思っていた。
「ああっ……はぁんっ……あっあっあひぃっ! あっあぁっ、あひぃっ……、いいっ、あーっ……」
テーブルの上で犯した後は、窓に永坂を押しつけて後ろから激しく晶は突き上げる。
「もっらめぁっ……ああっ……、あぁっ、こんなのっ、ああああんっ……こんなとこでこんなっことっ……あっぁんっ」
 外から見ようと思えば見えてしまう窓で、誰かに見られたら終わってしまうと思いながらも永坂はペニスから先走りを垂れ流しながら嬌声を上げて喘いだ。
「あーっ……はっあぁっ、あっああぁっあひぃっ! あんっ……あっあっあああぁぅっあっあっ! あぁーっ……らめぇっ、んっはぁっぁああっ」
「見られたら、俺ら終わるかもなっマジでっでもお前がここまで乱れているのを、誰かに見せたいっけど、見せたくはないっ複雑な気持ちだっ」
「あぁっあっ、あんぅっ……、や、あぁっあーっ……ひっ、ああっ、あぁあんっんっんっ……はぁっぁ、あぅんっすご、いっ……ひゃぁっあっはぁっ、あぅんっあぁあああっ……あああっ、あぁああぁんっ……やぁああっ! あっいいぃっひぅっ、あっ、あぁんっ! あぅっあっあんっいいっ、んっ、ひああぁっいいよぉっ」
永坂は誰かに見られているかもしれないと思いながらも、晶が永坂を犯したい方法で犯してくれる方が嬉しかった。
 気持ちが良すぎて、あの悪夢のレイプすら吹っ飛んだ。
「あっあんっあんっ、もうっ、らめっおま○こっ、ぐりぐりされてぇっ、きもちいいよぉっあぁーっ、いくっ、晶さまのおちんぽでいくっ! ひぃあああんっ、いっちゃうよぉっ! あっはぁあんっ! ああ、おま○こされてっいっちゃうっああんあんあんっ!」
「いけっ!」
奥を突き上げられて永坂は達して、精液を窓に叩き付けて射精をした。
 たっぷりと精液が窓ガラスに張り付いて、それが滴り落ちる。
 すぐに晶は永坂を突き上げながら場所を移動し、移動している廊下で我慢できずに永坂を押し倒してその場で犯し続ける。
「はぁ……あん、んあっ、やぁああんっあぁっ、あんっ……らめぇっ、そこやぁっ……あっ、ああぁっ!」
 いいところばかり擦られて、永坂は何度もドライで絶頂をし始めた。
「やっ、あぁっそんっ……はぁっ、ああんっ! んっあぅっ……やっあぁっあぁっ、らめっ、んんっ、ひぁんっ……! あっ……あぁっあっ……お、おちんぽっでっ、おま○こぐりぐりって、あっやっ、あはぁんっ……」
「永坂っ永坂っ……良すぎるっ、このおま○こ名器過ぎる……お前はもう俺のモノだっ」
「あああぁ、あぁ、はいっん……あひぃっ、ああーっ、私のおま○こは、晶さま専用のメスま○こですっ、ああっああっあぁんっ……、あぁ、ああっあぁんっ! ぁっ、らめぇ……あぁんっあああぁーっあぁああんっ、もっやらぁっ、いっちゃう、おちんぽっああっいくっあああんっあああんっあああんっ!」
二人は同時に達して射精をするも、もちろんそのままでは収まらず、朝まで何度もセックスを繰り広げた。
 そしてやっと落ち着いた朝に、晶が永坂に言う。
「お前のこと、ずっと犯したくて溜まらなかった。けど、犯したらお前はきっと俺に失望していなくなると思った、お前がいなくなったらと考えたら頭がおかしくなりそうだった……でもずっと犯したかった……」
 晶の言葉に永坂は少し笑う。
「いいのですよ、あなたが好きな時に私を犯して下さい。私はあなた専用のメスま○こですので、そう扱って下さい」
 永坂は夢見心地でそう晶に言い、晶はそれに驚きながらもふっと息を吐いて笑う。
「……お前がここに残ってくれるなら、何でもいいと思っていたけど、この性欲を飲み込んでくれるなら、願ったり叶ったりだ。きっとお前を愛しているんだと思う。小さいときから、お前の済ました顔を淫らにしたくて溜まらなかったんだ」
 そう晶が言うので、永坂は嬉しそうに微笑む。
「相思相愛だったのですね……よかった」
 そう言われて晶も観念したように笑う。
 二人は手を握り合って、初めてちゃんとしたキスをした。


「ああっ……あぁんっ、あんっ、あんんあんっんっ、あぁっ、あぁん……きもち、い……おちんぽ、いいっあひんっ」
朝起きて食事や様々な準備をしてから晶の部屋に行くと、起こす時に毎回セックスに持ち込まれる。
 朝立ちの処理をしろというのが晶の願いだけれど、それを口で処理したらさらに勃起して収まらなくなり、結局セックスをするしかない。
「あぁあっ……あぁっ、おっきいっおちんぽがぁっ……おま○こ、ごりごり擦ってっはあぁっ……んっあぅっ、きもちっ、いいっ……あぁっ! あっあっあひぃっ……おちんぽっ晶さまっすごっあんっはぁっあぁんっ」
「ああ、お前は本当に、淫乱で素晴らしい執事だっ」
「あぁあっ……あっぁん……あぁあっあんっいぃっ……もっと晶さまのおちんぽっで、突いてっああっあぁああっ……おま○こっいいっあっあん、おちんぽっああんっあんっぁあああぁんっ」
「もっと欲しいだなんて、もう三回も中出ししてるのに、欲しがりだなっ」
「あぁんっ……いぃっ、あっ、きもちいいっ、おちんぽっあっ、あっあっあっ……ふぁっ、ひぅっ、あんっああぁっあひぃっ、あんっ、あんっ! あっ、あ゛っおちんぽ、らめっあぁっ……あ゛っあっあっああっあぁああっ……あっあっあんっ、あんっあんっあんっあ゛ああっ、あっあぁあんっ」
晶が突き上げるたびに中で出された精液が溢れ出て、シーツを濡らしている。
 ジュプジュプと激しい粘り気のある水音がしていて、そこに永坂の嬌声が混ざると、淫らな空間に変わる。
 それが晶には嬉しいことだったようで、朝だけでも五回は中出しをされる。
「ああっ……あっん゛っひっいっ……あんあっ、んっああぁっ! ああっらめっ、いっちゃう……、おま○こっいいっっああんっあっんっあっ……ああっんっあああんっ……おま○こいいっ……ああんっきもちいいっああんっああっ」
「ほら、永坂もイケっ!」
「あ゛っああっあっいくっ、い゛ぐっおま〇こイっちゃうっ……ひぁっ、あ゛っ、ひあん゛っあっ、あ゛ああっあぁっ……ああんっおま○こっああんっおちんぽがっああんっいいっ」
派手に永坂が絶頂をすると、五回目の中出しをして晶のペニスが抜ける。
散々出した精液が一気に逆流して吹き出るのを晶は満足そうに見下ろしている。
「……永坂、あとを頼む。飯食ったらすぐに出るから、しばらく寝てろ」
 そう晶は言い、見送りはいいという。
「……はい、いってらっしゃいませ、晶様……」
 にこり笑ってまだ絶頂にいる永坂が言うと、晶はそんな永坂の額にキスをしてから部屋を出て行く。
 永坂はそんなキスを貰って顔を赤らめ、ホッとしたように笑う。
 ずっと欲しかった晶が側にいていいと言ってくれた。
 そして毎日のように愛してくれる。
 それは永坂の夢だったけれど、叶ったので次の夢を永坂は見始める。
 死ぬまで晶に犯されていたい、そう永坂は一生消えることはない願いを願った。

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