158-災いの少年
1
夏はいつも軽井沢の別荘に避難をする。
長原秀明は作家をしていた。売れっ子ではなかったけれど、それなりに売り上げはあるようで、ライトノベルを長年書いている。
集中して書いてきた小説はやっと佳境には入り、終わりまでのプロットができあがった。あとは書いてしまえばいいだけで、軽井沢の別荘で夏を過ごしている間に書き上がるだろうと思った。
その夏はいつもの別荘が満室で使えなかったけれど、特別に別荘を持っている会社社長の別荘を又貸ししてくれると言われた。
大きな別荘は別荘地の奥深いところにあり、周りからは孤立していた。
それが幸いして長原は作品を書くのに集中できた。
ラストまで書き上げてから、ホッとした時に玄関のチャイムが鳴った。
「誰だろう?」
おかしいと思って玄関に行くと、大きな手荷物を持った青年が立っている。
とても美しい顔立ちと、細い身体。日に焼けもしない真っ白な肌が半袖のTシャツから覗いている。
髪の毛はセミロングくらいでそれを後ろでひとまとめにしてお団子にしている。
年の頃は二十歳前後かと思うくらいに幼く、四十歳を目前にした長原からすれば子供だった。
「あの……言われてきました」
そう言う青年に長原は。
「……え? なに?」
何を言われているのか分からずに首を傾げた。
「あの、社長さんに言われてきました。祐紀(ゆうき)です。お相手をするようにと一ヶ月……」
そう言われてしまい、長原は困ってしまった。
どういうわけか、この別荘の持ち主である社長が一人で引きこもって小説を書いているという長原のことを気にして人を寄越したらしい。
「……えっと、ごめんね、聞いてなくて。ちょっと聞いてくるから、中に入って。暑いでしょう?」
長原はそう言い、青年を家に入れた。
リビングの隣にある客用のリビングに入って貰い、涼んで貰っている間に不動産屋に連絡を入れる。
「社長さんに言われてきたと、青年が尋ねてきたのですが……どうすれば?」
すると不動産屋の管理人も驚いていたが、すぐに言った。
「ああ、なんですかね。なんか泊めることになっていたのを忙しくて忘れてて連絡をし忘れていたみたいです。ただ、追い出すのは困るので、一ヶ月共同生活になりますが……その、住まわせてやってほしいと……どうします?」
選択肢はないとばかりに一気に言われてしまい、長原はそれを押し切って断ることはできなかった。
まだ小説は推敲しなければならなかったし、直したい部分もある。あとまだ軽井沢を楽しんでいないので遊びたい気分もある。
だから青年を置いて帰るという選択肢ができなかった。
共同生活もまた難しい気がしたが、台所は二つあったし、部屋も沢山あり風呂やトイレすら別にできるくらい広かった。共同で使うモノは電話と玄関くらいで、あとは別にしてしまえば、案外いてもいなくても同じなのではないかと長原は考え直した。
「まあ、広いですし、どうにかなりますか。あとはこっちで取り決めをして……でできると思います」
長原がそう言うと不動産屋はあからさまにホッとしたように声色が明るくなった。
「よかった、分かってくれる人で。それじゃ長原さんお願いしますね、何かあればまたこちらに~」
そう言いながら不動産屋の管理人は嬉しそうに電話を切った。
「俺が断っていたら、どうしたんだろうな、ほんと」
まあ、断った段階で長原が追い出されていただろうから、それはそれで困るので言わなかったけれどもと思い直した。
玄関先の客用リビングに行くと、青年は大人しく座っている。
大きな手持ちの荷物は旅行鞄であることは分かった。
「あの……」
「ああ、話し聞いてきたよ。それで君がここに泊まることは決まっていたみたいだね。それで私もしばらく仕事があるので、君と一ヶ月、共同生活になるのだけど」
「あ、はい」
「それで、共同生活とはいえ、お互いに干渉をしないで置こうと思う」
「……え? あの」
「うん、それでね。君には右半分の向こう側にある主賓室を使って貰う。私は玄関に近い左半分。風呂とトイレは部屋のモノを使い、リビングはお互いに使わないようにする。それでこの客用リビングは私が時々編集者と会うかもしれないので、できれば私に譲ってくれると有り難い」
そうテキパキと長原が分担を決めていくと、祐紀と名乗った青年はみるみる元気を失っていく。
「……そういうことなんですね」
「ん? そういうことって、どういうこと?」
祐紀の冷めていく表情に長原は意味が分からずに尋ね返した。
「……えっと、分かりました。右半分ですね」
「あ、ああ、それで玄関だけは共有になるくらいかな……」
そう長原が言うと祐紀は荷物を持って右半分に当たる方に歩き出した。
階段は二箇所あるので、リビングを抜けた先の階段を使うようだった。勝手知ったる他人の家なのか、案内無しで祐紀は歩いて行ってしまった。
「変わった子だな……まあ、俺には関係ないし、いっか」
長原は祐紀がリビングから消えると、二階の自分の部屋に戻った。
それからしばらくは二人とも関わり合いにならないように行動をしていたが、次第に顔が合うようになってくると、少しずつ話をするようになった。
「僕は社長さんに偶然ここに泊めてもらったのが出会いかな。近くの別荘から散歩に出たら道に迷ってここに辿り着いて、それでそのままお邪魔して夏を過ごしました。楽しかったんです」
そう祐紀は言う。
散歩をしている途中で出会い、帰る道が同じだから話しているうちにそんな出会いの話になった。
「私は、予約していた別荘が何故か満室になって借りられてなかったのに、連絡がこなくて、ここにきて初めて予約できないことになっててな。それで社長に頼んで貰って借りているわけだ」
そう長原が言うと、祐紀はやっと納得ができたように頷いた。
「ああ~そうか。だから社長さん来なかったんだ……」
「会う予定でもしてたんだろうに、ごめんな」
社長と祐紀はここで再会する予定だったのだろうが、社長は何故か長原に別荘を譲り、自分は海外に家族旅行に出てしまったのだという。
「いえ、長原さんこそ、いきなりで驚いたでしょう……すみません、僕、この夏他に行くところがなくて……ここしかないんで……」
そう祐紀が言うので、長原は首を横に振った。
「いいよいいよ、今のところお互いに棲み分けもできているし、こうやって少しずつくらいなら、話も合いそうだし大丈夫だよ」
長原がそう言うと、祐紀はホッとしたように笑っている。
その笑顔が美しくて、長原は自分の心に邪な気持ちが生まれ始めていることを知った。
長原は毎日夢を見る。
それはいつもベッドで、誰かとセックスをしている夢だ。
甘い声が聞こえて、それをただただ腰を振って犯している。
いつも四つん這いになった誰かを後ろから突き上げて、長原が腰を振ってただただ気持ちよくなる。
犯している青年の美しい背中には、薄らと模様が出始める。
熱を持つと浮かび上がる刺青のようなものらしいと後で思うのだが、その模様がだんだんと分かってくる。
羅針盤だ。細かい模様が中心にあり、四方に方角が記されている。中央の模様が花が開いているように見え、美しい模様になっていく。
そんな人を犯しているという雰囲気がよくて、腰を振り続け、最後に中出しで射精をする。たっぷりと中に精液を出し切って満足をする。
犯している青年の顔は見えないけれど、だんだんとその夢が続いていくと、それが祐紀であることを知った。
セックスの夢を見始めて、二週間目のことだ。
顔が確認出来て、驚いて長原は目覚める。
べったりと汗を掻いて目が覚め、長原はあれが夢だと思えず、混乱したままで風呂に入る。
毎日そうした夢を見て、朝起きると射精をしている。
勃起したペニスが収まらず、朝の風呂で抜く羽目になる。
自分の身体がおかしい気がするが、それでも自分の思考が邪なことを考えているだけなのかもしれないと思えてきた。
長原の小説の内容は、官能小説である。
やっと書き上がった作品は、もう編集者が取りに来てくれて終わっているから、次の話を書く準備をしている。
その次の作品を、できれば少年をテーマにした陵辱モノにしてほしいと言われたのも関係しているだろう。
あの艶めかしい美しい姿を思い出しながら、長原は新しい話を書き始めた。
出会いは自分と同じ、そしてだんだんと交流を深めながらやっとセックスに至る。そしてセックスにのめり込んでいく少年を調教するように身体を開発していく。
一夏の出来事として簡単に書き上げたものは、編集者に見せたところ。
「このまま進めてください……いいですね。どっぷりとのめり込んでいく少年が青年になるところまで、それで一巻としましょう。で、二巻は様々な男にという流れで前後編の長編というのがいい」
そう言い切る編集者に乗せられて、小説自体は一週間で書き上がってしまった。
長原の性欲はその小説を書いている間も強かった。
オナニーは増えたし、少年のことを如何に犯すかを考えている時も常にオナニーをして使えるのかを考えた。
裸で常に下半身を出したままで精液を先走りさせながら、妄想に耽った。
そしてそんな自分の異常さに長原は気付き、日に日におかしくなっていく。
2
そんな日の夜中だった。
コンコンとノックの音が響き、長原は起きて返事をした。
「……誰だ?」
コンと少し音がした後に声がした。
「……祐紀です……あの、夜分にすいません、あの開けて貰えますか?」
そう言われて長原は起きてから、水をまず飲んで口の渇きを押さえ、それからドアに向かった。
寝起きということもあり、なんだか夢見心地でフワフワとしている。
起きているという感覚があまりなく、そのままドアを開けた。
タンクトップに短パンの軽装で祐紀が立っている。
「あの、エアコンが動かなくなって……他の右の部屋も試したんですが……どこも駄目で……こっちのリビングでいいので、使ってもいいですか? こっちの方は動くみたいで……」
暑いままでも我慢をしていたようだが寝られずにやってきたようだった。
その胸元に汗が見えて、匂いすらした。
そのとたん、長原の脳内は夢を見てるような気分になってきた。
ペニスが勃起をしてしまい、口からも涎が溢れた。
「……はあ……はあ」
そのまま長原はその場に座り込み、股間の疼きに呻いた。
「……ぐっあっ」
「……長原さんっ?」
急に長原が座り込んでしまったので祐紀が驚き一緒にしゃがみ込む。
その時にタンクトップの胸元が見え、ピンクの乳首がしっかりと見えた。そして艶めかしい足が目に入り、短パンではなく下着であることにも気付いた。
「……ああ、……これは……きっと夢なんだ」
長原はもう夢なのか夢じゃないのか分からなくなった。
現実の世界の風景で、常に祐紀を犯していたから区別がもはや付かなくなっている。
長原は欲望に負けてその場で祐紀を押し倒してしまった。
がたっと倒れたところ、祐紀が這って逃げる。
「やっ……長原、さんっやだっ」
そう言いながら廊下に這い出てしまい、長原は四つん這いで祐紀を追いかける。
まるで獣にでもなったかのように這っている祐紀にのし掛かった。
「ああ……長原さんっどうしたんですかっ……なんで、ああっ」
そう叫ぶ祐紀の言葉は一切長原には聞こえていなかった。
ただ自分の激しい息づかいが耳に木霊し、それを聞きながら祐紀の下着を刷り下ろした。
「あっやめっ……あっ」
そう叫ぶ祐紀のアナルに長原はすぐに勃起したペニスを突きつけ、祐紀の腰を掴んで引き寄せた。
「あああああああっ!」
祐紀の腰を引き寄せたとたん、祐紀のアナルに長原のペニスが入り込んでいる。
ヌメヌメとした感覚に長原は祐紀に言っていた。
「一人でオナニーをしていたな……この柔らかさは、いじっていた証拠だ。淫乱め……こうされたくてわざわざ部屋にきたんだろ?」
そう言いながら長原は腰を動かし、祐紀を突き上げた。
祐紀は犯されながら、違うと言うけれど、アナルが滑っているのは、ローションを付けて何かをしていたことは間違いなかった。
まさに自分が書いた小説の少年と同じように、セックスを経験したいが怖いのでおもちゃで遊んでいるという構図がそのままだった。
バチュバチュ激しく鳴るのはローションの粘り気であり、そのお陰で長原のペニスは悠々と祐紀のアナルの奥を突き上げられた。
「あぁ、ぁ、や、や、だ、だめ……だめ……っ あぁああ……っ! ああああぁ……っあぁあ……っゃ、ゃだ、やだ……お、おっきい……っ」
「……おおっ……これは……」
奥までしっかりとペニスが挿入り込み、内壁がしっかりと長原のペニスを包み込んでくる。
「あっぁ、ぁ、や、や、むり、むり……あゃああ……っ、あぁ、あ、だめ、そ、な……奥……入んな……っあ、あぁ……っ」
その奥の気持ちよさに長原は夢見心地で呟いた。
「大丈夫、私がしっかりと犯して上げるからね……待ってたんだよね……こうされるのを」
そう言いながら長原は腰を振り始める。
祐紀はそんな長原の言葉を聞いて、傷ついたように泣いた。
「そんな……ああっひどいっ……やめて……むりっ……ああんっああっ……そんな……ひどいっ……ああっうっ」
それでも長原のペニスで突き上げられていくと祐紀は喘ぎ始める。
「ああぁあ……っ! ゃ、やめ、だ、ぁ、あぁっ、ああぁっ! や、やらぁ……っ! らめぇえ……! ああ……っ、あっ、あっ、ひぅっ! あ……っ! い、や……っいやぁ……っ!」
「ああ、中が凄く気持ちが良いよ……祐紀くん、すごいよ君は」
「あぁっあっあっやっ、やぁ……っ、ぁん、ぁ、ふぅ……っん……っ、はふ……っは、ぁあん……っ」
「祐紀くんも、いやらしい子だな……アナルぬるぬるしてる……オナニーをしていたねこれは」
「やっ! あっ、ああんっな、はあんっは……っ、はぁ……っ、あん、ああぁ、んあぁあ! ああん、……あっ、あぁん……っああっ! あふ、ぅ……っんあぅ……! んああんっああっ……んぁ、ぁふっ……ん、やらっ……! ぁ、や、やめ、あんっ!」
祐紀はオナニーをしていたことを長原に指摘されて顔を赤らめた。
その通りだった。
祐紀はアナニーをしていて、暑さが我慢できずに長原のところにきたが、バレるわけもないことを確信していた。
長原はいい人という感触があり、こういうことをしそうにない人だと思っていたようだった。
「ふ……っ! ああぁ……っあう……っ、い、い……気持ち、いい……っあっああっ、あっあっ、あぁっ、あぁあっ! あぁああ!!」
「ここだね、いいところはっ」
長原は小説のように腰を動かし、内壁を突き上げて祐紀のいいところを探して見つけた。
「あぁああ!! ぁああっ! ああぁ……っあ……ああ……っ、あひ……ひぅはっ……ぁ、あひぃ……っ、ひ、ひぁっ、あっあひっ、ひぃんっ! あぁっ、ああっ、あっあっ、ひ、ぃい……っ」
「いいよ、祐紀くん、締め付けが強くなった……ここがいいんだね」
「はぁあんっ! あふ、ふ、ぅうんっ、ん、んん……っあぁあん! あっ、はあっ、はあっ、きもち……っきもちぃ……っあ、はぁっ……あ、あ、あ……っ!」
突き上げられている間に祐紀は観念したように、長原に犯されながら気持ちが良いと嬌声を上げ始めた。
「い、い……そこ……っ、あぁっいい……は、あっ!んん! あっあっ、ひ、ぃああ……っあぁーーっ!ああっ、いい、ああ……ふあ……あ、いいっおちんぽっああんっあっあっあっあああ……!」
「このまま絶頂して見せて……ほら、祐紀くんっ」
「はぁんっ!あぁ……きもちいいっ!あーーいいっんはあんっ……あんっあうぅ……っ、でるううぅっ……! あああぁぁっおま○こいい……からっ、あぁ! おちんぽっ、すご……いいぃ……っ!」
「気に入って貰えてうれしいよ、淫乱くんっ」
「あぁ……あっ、んんっいい、いい……! おま○こ気持ちいいっ……ああんああっきもちいい……あぁぁっああんっ……いい、おちんぽっいいっきもちいいからぁ……!」
「さあ、イってみせてっ」
「あ――っ!やっ、あっ、あぁああんんっいっ、ひぃっ……ひぁああ……あーおちんぽっいっ、い、イっちゃう……っ! おま○こ、いい……っ、いいいっ……!あぁっ……おちんぽっ気持ちよすぎて、おちんぽでっ気持ちよすぎて、いっちゃぅっ……!!」
祐紀は長原がいいところばかり擦り上げると絶頂をした。
ペニスから精液を吐き出し、祐紀は身体を痙攣させる。
気持ちがいいのか、祐紀は恍惚とした表情を浮かべている。
「ああ、いいね、とてもいいおま○こをしてる……君は雌ま○こを持っていたんだね……もっと早くに犯してあげればよかったよっ」
長原はそう言うとまた腰を動かし始める。
「あーああっんっおま○こきもちいいっ……っ! おちんぽすごいっひあぁ……っ、あっ……あっ……! あぁ……っ、はっ……はぁっ……あぅぅっ、あっ……んっあぁっ!あんん……っあっ、はあぁあんっ」
祐紀は長原の腰使いにすっかり堕ちてきてように自らも腰を振り始めた。
長原はそんな祐紀をたっぷりと犯した。
「あぁん! あうっおま○こ、おちんぽでっおま○こ掻き混ぜ……あんあんっぁあああーっ! はぁんっ! あんっあんっいいよぉおっぁあうっおちんぽっ凄……あーっあぁあーっ!」
別荘の廊下で始まったレイプは、そのまま廊下でセックスに変わった。
「はう……っ、ああっ……! あ、あん……っ、いい、いいっ、おちんぽ、きもちいいっ、ううっ、いい……それぇっ、あああぁん、あうっ、あぁっ!はぁ……ああぅっ、はあぅう――」
「ああ、祐紀くん、素晴らしい淫乱ま○こだ……これはちょっとやそっとじゃお目にかかれないよ……私はラッキーだ」
「あっあんっあんっ、もうっ、らめっおま○こっ、ぐりぐりされてぇっ、きもちいいよぉっあぁーっ、いくっ、おちんぽでいくっ! ひぃあああんっ、いっちゃうよぉっ! あっはぁあんっ! ああ、おま○こされてっいっちゃうっああんあんあんっ!」
「何度でもイって、イキ狂いさせてあげるからね」
祐紀がドライで達しても長原は犯し続け、腰を振って挿入をやめない。
「はぁ……あん、んあっ、やぁああんっあぁっ、あんっ……らめぇっ、そこやぁっ……あっ、ああぁっやっ、あぁっそんっ……はぁっ、ああんっ! んっあぅっ……やっあぁっあぁっ、らめっ、んんっ、ひぁんっ……! あっ……あぁっあっ……お、おちんぽっでっ、おま○こぐりぐりって、あっやっ、あはぁんっ……」
祐紀は嬌声を上げて喜び、涎を口から垂れ流して気持ちよさそうに腰を振っている。
「あああぁ、あぁ、ん……あひぃっ、ああーっ、おま○こ、もう、やぁっ…あああぁんっ……、あぁ、ああっあぁんっ! ぁっ、らめぇ……あぁんっあああぁーっ!」
深夜二時の狂乱は収まることはなく、さらに濃密になっていく。
長原は祐紀がまだ観念しきってないと判断して、執拗にペニスでアナルを犯し、乳首を指で引っ掻いては、祐紀のペニスも扱き潮を吹かせている。
「あぁああんっ、もっやらぁっ、いっちゃう、おちんぽっやらっいくっやらっあああんっあああんっあああんっ! あぁんっ、あんっ、あんんあんっんっ、あぁっ、あぁん……きもち、い……おちんぽ、いいっあひんっ」
何度もドライでイカされ、さらには潮を吹かされて、祐紀は正気を保てないほど快楽に堕ちてきた。
「あぁあっ……あぁっ、おっきいっおちんぽがぁっ……おま○こ、ごりごり擦ってっはあぁっ……んっあぅっ、きもちっ、いいっ……! あぁっ! あっあっあひぃっ……おちんぽっすごっあんっはぁっあぁんっ」
長原は自身の小説の内容に沿って祐紀を犯し、徹底的にイキ狂いをさせる。
「あぁあっ……あっぁん……あぁあっあんっいぃっ……もっおちんぽっらめぇえはぁああぁっ、はぁっ……やらぁあっ、もっ、おま○こらめぇっあん、おちんぽっああんっあんっぁあああぁんっ」
「まだだよ、祐紀くん、まだまだだ……もっと見せてくれ、君の痴態を」
「あぁんっ……いぃっ、あっ、らめっ、おちんぽっあっ、あっあっあっ……ふぁっ、ひぅっ、あんっああぁっあひぃっ、あんっ、あんっひあっ、あ゛っおちんぽ、らめっあぁっ……あ゛っあっあっああっあぁああっ……あっあっあんっ、あんっあんっあんっあ゛ああっ、あっあぁあんっ」
「卑猥な言葉でもっと私を煽って見せてくれ……もっとだ」
「ひああっ……らめっあっん゛っひっいっ……あんあっ、んっああぁっ! ああっらめっ、いっちゃう……から、おま○こらめっああんっあっんっあっ……ああっんっあああんっ……おま○こいいっ……ああんっきもちいいっああんっああっ」
「どれだけイってもいいんだ、潮を吹いて、ドライで達して、精液をぶちまけて、さらに深い快楽に堕ちておいで……」
「あ゛っああっあっいくっ、い゛ぐっおま〇こイっちゃうっ……ひぁっ、あ゛っ、ひあん゛っあっ、あ゛ああっあぁっらめっ……ああんっおま○こっああんっおちんぽがっああんっいいっ」
そう祐紀は催眠術でも掛けられているかのように、長原によってイカされ続ける。
いくらセックスに慣れているとはいえ、そんな祐紀でも長原がまだ一回も射精をしていない事実に気付いていなかった。
「ふあっあっ、あっらめええっ、激しくおちんぽでおま○こぐりぐりされたらっああんっきもちいいっああんっああんっああっああっんっいいっ……おま○こっ……ああんっらめっおかしくなる……ああんっああいいっきもちよすぎるっああん!」
長原の絶頂はまだまだ遠く、祐紀を狂わせるまで射精をしないつもりのようで、上手い具合に祐紀の弱いところを擦り上げてイカせまくっている。
「あぁあっああんっ……もっ許してぇっ……おかしくなっちゃうっ……、おま〇こ、馬鹿になっちゃうっあああっ……おちんぽっああっ……あっ、あああぁっ……らめっおちんぽハメるのはっ……おちんぽ……ああんっいいっいいっああっ……ああんっ……んっあっあああっああっああっんっああっんあっあっあっああっ!」
とうとう祐紀は透明な尿を漏らし始めた。
潮吹きとは違い、それは壁に長く足らし続けている。
「ああ、漏らしちゃったんだね。いいよ、それくらい大丈夫。あとでちゃんと片付けるから、いっぱい漏らして見せて」
長原はそう言うと祐紀のペニスを掴んで、扱き上げながら長い放尿を助ける。
「あ゛あっ……んっあっ、あ゛っ、あっあっあっあああっ! んあっん……あっあああっ……あんっあっああっああっんあっあっはあっんっあっ、ああっあぁんっいいっああんっいいっきもちいいっああんっああ……ああんっ……ああんああいいっ」
ただ漏らしているだけなのに、祐紀は気持ちが良いのかよがり、首を振って嬌声を上げた。
それを長原は後ろから突き上げて、また快楽に連れて行く。
「あ゛あっいいっ、らめっあ゛あっ、らめっ、おま○こゴリゴリしてるっ……ひっあっ、あんあんあんあんあんっおまんこ……ああっ……らめっゴリゴリしちゃっ……ああんっおちんぽっおおきいいっああんっ……ああんっ」
長原は祐紀がもう観念したと気付いた。
ここまでやられたことはなかったようで、もう祐紀は嬌声を上げるだけになっている。
「そろそろ仕上げだね。精液を中出ししてあげるよ、味わってね……祐紀くん」
長原はそう言ってから激しく祐紀を突き上げて、奧の奧にペニスを突き挿入てから射精をした。
「せいえきっいいっ……きもちいいっおくっ……ああっ……いいっ気持ちいいっ……ああんっああっあああんっあ゛ああっ……あっ、あ゛っ、らめっらめええっ、あ゛あああぁっあ゛っい゛っ、あっんっ、、いくっあ゛あ゛っあっらめっあ゛っんっ、あっ、あぁっ、いくっ、いっちゃうっ……あぁあああん!」
精液をアナルの中で中出しされた祐紀は、とうとう完全に床に倒れた。
それによって一旦、祐紀のアナルから長原のペニスが抜けたけれど、長原はそれでもまだ勃起したままだった。
そのまま風呂に祐紀を連れ込み、風呂の中で散々しても、長原は風呂でも一回しか射精をせず、さらにベッドに戻ってからも祐紀を犯し続け、祐紀はもう完全に人形のように気力も体力も奪われて、頭の中さえ真っ白になっているようだった。
その日はそれで終わったけれど、そこからが祐紀にとっては地獄だっただろう。
目覚めた長原はその日から人が変わったように祐紀を様々な場所で犯し、別荘中でセックスをするようになった。
「ひああっ……いいっきもちいいっ……いいっ……きもちいいっ……ああっあああっ……いいっんっ……いいっんぁっひぃいいいいっ!! おちんぽぉ……んっ! おちんぽっああっ……おちんぽっ……ああんっきもちいいっああんっ」
「ああ、良い感じだ、祐紀くん、次の本では君の淫乱なことを本にしようと思っているんだ。夜這いしに来て、反対に犯されまくるちょっと頭の弱い子」
そう長原は言い、祐紀を犯しながら次の作品の構想を練る。
「あっあっ、んはぁあっ!ぁっんひ! もっとぉっぁん! おちんぽ、いいのぉっあひぃああんっ! おま○こっ……いいっああんっ……いいっきもちっいいっ……ああんっああっ」
祐紀は完全におかしくなってしまい、常に長原に犯して貰いたがるようになって、いつでも長原とセックスをするようになった。
さすがに別荘の持ち主である人にバレるのは困ると長原も考えて、予定の一ヶ月を過ぎると、別の軽井沢の別荘地で別荘を借りた。
その間も祐紀は逃げることなく長原に付き添い、とうとう別荘の持ち主が祐紀を心配して探しているようだったが、祐紀は長原に言われた通りに長原と付き合うことになったことや、恋人同士になったと言って心配することはないとまで言い切った。
それくらいに長原とのセックスに狂っていて、そんな電話中でも祐紀は長原のペニスをアナルに挿入てもらっている状態でしていたほどだ。
「ああっああっぁはっ……はぁんっんっぁん! おちんぽぉっ……おちんぽ凄いぃおちんぽいいっああんっ気持ちが良い……いい……いいっああんっあっあっいいっああんっ」
あとで分かったことだったが、どうやら祐紀とその別荘の持ち主は、セックスをする間柄だったようで、未練があるのは別荘の持ち主の方だけだった。
完全に長原が寝取ってしまったのだが、そこは祐紀の意思が尊重される形になってしまった。
「あっ、あっ、ぁん! んふぅっぁおま○こっひ! ひぁっ、あーっあーっ! おま○こらめっ……ああんっおくっああっらめっらめっああんっ……いいっああんっあぁああんっ……もっと、もっとっん、はぁんっあっあぁああっ! おちんぽ……っ凄いい、いいのっ!」
「祐紀、今日も淫乱で素晴らしいよ」
「あぁっ! あっあっあひぃっ……おちんぽっすごっあんっはぁっあぁんっあぁあっ……あっぁん……あぁあっあんっいぃっ……もっおちんぽっらめぇえはぁああっ……おま○こらめぇっあん、おちんぽっああんっあんっぁあああぁんっ」
「そうだ、もっと君の痴態をみせてくれ。見たいんだ、快楽の先に何があるのか」
「あぁんっ……いぃっ、あっ、らめっ、おちんぽっあっ、あっあっあっ……ふぁっ、ひぅっ、あんっああぁっあひぃっ、あんっ、あんっあっ、あ゛っおちんぽ、らめっあぁっ……あ゛っあっあっああっあぁああっ……あっあっあんっ、あんっあんっあんっあ゛ああっ、あっあぁあんっ」
長原もあれから完全に狂っていた。
ある意味祐紀によって狂わされたと言ってもいいくらいに、祐紀を犯していることに生きがいを見いだすようになった。
そのせいか、長原の官能小説、少年の陵辱作品は飛ぶように売れ、官能小説なのにR指定でBL映画にまでなったほどだ。
そのまま売れっ子の長原であるが、自宅からほぼ出ずに作品だけを書き続け、謎の人物として出した本の経歴くらいしか分からない作家となった。
「ひああっ……らめっあっん゛っひっいっ……あんあっ、んっああぁっ! ああっらめっ、いっちゃう……から、おま○こらめっああんっあっんっあっ……ああっんっあああんっ……おま○こいいっ……ああんっきもちいいっああんっああっ」
「祐紀、いいよ、今日はとってもノッてるね。その調子で、絶頂をしてみせて」
そう言いながら長原が突き上げると、言われた通りに祐紀は絶頂をする。
「あ゛っああっあっいくっ、い゛ぐっおま〇こイっちゃうっ……ひぁっ、あ゛っ、ひあん゛っあっ、あ゛ああっあぁっらめっ……ああんっおま○こっああんっおちんぽがっああんっいいっ」
祐紀は絶頂をして長原の精液を受け止めて、ニヤリと笑う。
その顔は悪魔のように微笑んでいるが、長原は気付いていなかった。
どちらが狂っているのか、それはどちらともであり、どっちも狂ったままである。
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