155-みっともなく色づく心
1
御園は友人の家に遊びに行く約束をしていた。
小学校時代からの友人である西城は、いつもは御園の家に遊びに来る方だった。
けれど最近御園の父親がリストラされて家にいるせいで、それもできなくなった。
そこで西城は自分のうちにくればいいと言ってくれて、それで息抜きをするために西城の家に行った。
「あー弟、今買い物行ってる。すぐ帰ってくると思うから部屋に居れば?」
西城の自宅に行ってインターホンを押したら、西城の兄、英一が居てそう言われた。
「え、携帯に連絡なかったけど……」
「すぐ帰ってくるつもりだったんだろう? 近くのコンビニだし」
そう言われて英一に部屋に案内をされる。
西城の兄である英一には、御園は子供の頃は何度か会ったことはある。けれど、とても意地悪で悪戯っ子で、とにかくいい目には遭っていなかった。
それから中学になった英一は県外の進学校に入り、高校もそこで過ごしたはずだった。そしてそのまま県外の会社に就職したと聞いている。
なので家に戻っているのが意外で、御園はそれを聞いてしまった。
「あっちで就職したって聞いたのですが?」
「ああ、今、お盆休み。行くところないから戻ってきた」
そう言われてしまい、まあ帰省もするかと納得した。
家は静かで、最近西城の母親もパートに出るようになったと聞いた。
父親は単身赴任中で、もう五年も東京で暮らしている。
そんな家族構成だったなと思っていると、英一が部屋にお茶を持って入ってきた。
「悪いね、弟が何か買ってくるとは思うけど、喉渇くだろう。麦茶しかないけど、どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
そう言って受け取って一口飲んだ。
「それにしても懐かしいね、御園くんだよね? ごめんね昔意地悪してたと思う」
そう言われてしまい、御園はそうかもう大人になったのかと思った。
「あー、はい、まあ、あの時は小学生だったし……仕方ないかなって」
「ほんと、悪い。オレ、あの時ちょっと癇癪起こしやすかったみたいで、当たり散らしてたみたいで」
本当に申し訳ないと謝ってくる英一に御園は困ってしまった。
確かに苦手だったけれど、今も苦手かと言われたら正直分からなかった。
「あ、大丈夫です。子供の時のことだし、もう十年以上前のことだから」
とにかく謝って欲しいわけではないし、あの時のことを恨みに思うほど子供でもなかった。
だからそう言うのだけれど、それでは英一は満足しなかった。
「あの時期は本当に、駄目な時期で本当に悪かったって思ってる」
まるで酔っているかのように同じ事を繰り返し、一向に離れてくれない。
だんだん面倒くさくなってしまい、御園は西城に連絡を入れた。
メッセージアプリの知らせが来たかのように装い、西城に英一がしつこいと入れた。
するとメッセージが返ってくる。
『なんでうちにいるの? 今日、法事かなんかで忙しくなったから来られないって電話してくれたよね?』
そう西城は言っている。
「え? なんで?」
そんな電話を御園はしていない。一体何の話なのか。
そう御園が返すと西城からまた入ってきた。
『電話を受けた兄さんが、そうお前が言ってたって。なんかまた悪戯かな。オレ、母さんと旅行に出てるから、今新幹線で動けないんだ。だから今日は悪いけど』
そう西城に薄情にも言われてしまい、御園は何か気味が悪い感触を思い出す。
御園が西城の兄である英一が苦手な理由だ。
それはただの悪戯ならば、そこまで気にしないけれど、英一の悪戯は正直今思い出しても常軌を逸していた。
なんで今までそれを忘れていたのか。
思い出しても寒気がする記憶。奥底に押し込めていた違和感が甦った。
御園が英一が苦手な理由は、英一に性的な悪戯をされるからだった。
トイレで放尿している時に英一が現れると、必ずペニスを扱かれた。
そして遊んでいるとトイレに連れ込まれ、ペニスを舐められて弄られた。アナルも舌で嬲られて、指も入れられた。
そんなことをするのは英一だけで、御園はしつこく英一に舌で嬲られ続けた。
もちろん、それはいけないことだったし、誰かに言いたかったけれど、言ったらいけない悪いことだとも分かった。
こんなことをされていると知られたら、皆に虐められると英一に吹き込まれたというのも誰にも言えずに御園が抱え込んだ理由でもある。
小さい子供で十歳以上も離れている子供は、大人以上に怖い存在だったから、本当に御園は誰にも言えなかった。
何度も同じ事を繰り返されて、御園は怖くなって西城の家にいかなくなったのだ。
「……っ」
そうなのだ、西城の家に久々に来たのは、それが怖くて西城の家に行くのを嫌だったので御園が西城を自分の家に招いていたのだ。
西城が家に呼ばなかったのではなく、西城に呼ばれる前に御園が強引に家に誘っていたのだ。
その原因がはっきりとして、御園は慌てて荷物を持った。
「あの、手違いがあったみたいで、帰ります」
そう御園が言うと、それまで謝っていたはずの英一が御園のスマホを覗き込んでいて言った。
「なんだ、バレたのか。じゃあ、仕方ない」
急にさっきまでの優しかった声色から、恐ろしいほど低い声に変わり、ゾッとするほど英一の声に感情がなかった。
「……え……?」
急に英一の態度が変わったのを見て、御園は怯えた。
英一は立ち上がろうとしていた御園にタックルをして床に叩き付ける。
「…………っ!」
叩き付けられた衝撃と痛みがあり、御園は息を飲んだ。
頭を床に打ち付けたせいで、一瞬意識が飛んだように頭が真っ白になる。
ハッとして身体を動かすと、いつの間にか御園は英一によって服を脱がされ、全裸にされている。
どれだけ意識が飛んでいたのか分からないが、服を脱がされる間、五分ほど意識は飛んでいたようだった。
「や、やめっああっ!」
気がついて御園が暴れようとすると、英一は御園のペニスを手で強く握ってきた。
「動くなよ、このまま握りつぶすぞ? 身体の力を抜け」
そう英一が言う。
身体の力を抜かないでいると、英一が御園のペニスを強く握ってきて、御園は叫ぶ。
「わ、分かったから……やめて……」
硬直する身体の力を抜いて御園は抵抗はしないと示した。
身体の力を抜いた御園に英一はニヤリとする。
「そうだ。それでいい。お前は昔から素直で良い子だったな……すっかりペニスも大きくして、扱かれるの好きだったよな」
そう言われて御園は英一に顔を舐められる。
「ふぁっ……んっ、ん……はぁっ……ぁやっ……ぁっ、ふっ……、んっ、んっ」
ゾクリとする感覚があるのに、ペニスを同時に扱かれたらあり得ないくらいの快楽が押し寄せてきて、それに御園は驚いた。
誰かにペニスを弄られるなんて、幼い頃の英一以外にされたことはない。
その時はただ怖かったという感情しかなかったのに、どういうわけか御園は英一にペニスを扱かれる感覚が懐かしい気がした。
「ひゃぁっ! あっ、あんっいぃっ、はぁっ、ぁっ……ぅんっ」
そこで思い出すことがどんどん出てくる。
「あひ……ひ、あああっだめっんっあ……ぁ……ん……っ」
小さいとき確かに最初は英一にペニスを扱かれたり舐められたりするのが怖かったと思ったが、実は違った。
最初は確かにそうだったが、そのうちペニスを扱くと気持ちが良いという感覚が芽生えてしまい、英一に扱かれるようになってから御園はオナニーをオナニーと自覚のないまま行っていた。
そして英一は御園のペニスを咥え扱き、舌で舐めて勃起させて射精をしないままでドライで御園をイカせていた。さらにはアナルも弄り始め、アナルも散々英一の舌で嬲られ続けた。
その時、御園も英一のペニスを咥えさせられてシックスナインでお互いの性器を弄るというところまで行き着いていた。
押し入れに連れ込まれてそれを繰り返す。
さすがに挿入までは無理だと思ったのか、英一はそこは思い止まっていた。
けれどあのまま西城家に通い続けていたら、挿入までもされていただろう。
「お前は昔からエロかったよな。ペニス吸われてアンアン言って、腰振ってよ。俺が寮生の高校に入れられなかったら、お前のこと犯してやってたのになっ」
英一はそう言い、やはりそうだったのだと御園は思った。
「んぁ……っ、ぁん、やら、ぁ……っ、やめ、やめて、ああぁ、ひぁん、あぁ、ああぁ、や、何す……っ、んあ、やぁ……っ」
逃げようとしても、ペニスを扱かれ、アナルを弄られる。それだけで御園の腰は立たなくなる。まるで英一の手管に屈しているかのようだった。
「ひ……ぃ、ん……っあ、ぁぅ……ひぃああっあぁん、……っぁん、やぁ……っ、やめて……やめて……っ、あゃ、あ、ぁ、あっ」
「辞めて欲しいとか、嘘吐くなよ。お前、アナル弄って遊んでんじゃねえかよっ、なんだよこの柔らかいアナル……中もねっとりしやがって」
「んひゃ、ひあぁあ……っぁふっ、ゃ、ぁ……っあ、あぁ」
ペニスを扱かれ、アナルを指で弄られて、御園は喘いだ。
その通りで、御園は小学校時代からずっとアナルを弄ってオナニーをしてきた。
最近は乳首も弄るし、アナルに指だけで射精もできるくらいになっている。
そんな身体になった原因は、この英一の性的な悪戯が要因だった。
どうしてこんなに身体が淫乱なのかと御園はその出来事を封印してしまっていたが、小さい頃からずっと淫乱だったことを知った。
「あぁ……っ、ぃ、いやあっ……はぁっ……もぉ、やめて下さい……あぁ、はあぁっ……こ、こんな……っ、だめっん……あぅあ、あぁ、んあ、や、やめ……っ、ん、はぁ……ああっあっ! ぁひっ、ひんっ! ゃ、やぁっ、っあっ、あっ、い、ゃ……っ、やめ……ああんっああっ」
「何、言ってやがる。いいおま○こに育ちやがって、足りないだろ、自分の指じゃ……おら、ここだな……お前のいいところは……」
英一が御園の良いところを指で擦り上げてきて、御園の腰が跳ね上がる。
「あはぁ……っ、あぅ、んあ……ふああん……はぁっ……はぁ、あん……あぁ、やぁ……っ、あぁんっ……あぁはんっ! あっ……あゃん……っあんっああ……っぁ、ひぁ、はぁ……あぁん……ああん……んっ……」
驚くほどの快楽がアナルから得られて、御園は自分ではできなかったことまで英一がやり始める。
「あっ……! ぁ、……らめ、あんっああん……っんぁああっ……! やだっ……やめろ、やだぁあ……っ!」
英一は御園のアナルを指で広げて、舌でアナルの入り口を執拗に舐め始めた。
「はぁんっ!? あぁっ! あぁあっ! あああんっあんっあぁんっ! ふぁっ、あふんっ、ふ、んんぅっ……ぅあんっ、あっあっだめ、だめ……っ!あっ……いやぁああっ!!」
この感触だけは一人ではできない。
誰かに舐めて欲しいと思ったし、舐められたらきっと気持ちが良いのは分かっていたけれど想像以上にアナルが気持ちよくて、御園は嬌声を上げた。
「ひゃぁああっ! あぁっ、あっあっ、いやっ、だ、だめぇえ! ひぃ……っああ……っ、あ、あ、あ、あぁ……っ、あぁあっ……んぁああっ! あぁっ、あ、……ぃやあぁっ! ゃだ、やめ、やめて……っ! それ、やだ、も、……っぁ、あっ」
アナルで感じるなんておかしいと思うけれど、自分でやるよりも英一の執拗さでやられ続けるのが、御園が妄想で襲ってくる影の強姦者と同じ舌使いで、あれは妄想ではなく体験だったのだと御園は気付いた。
「ああっ! ぁ、あ、あっ! あぁっあ……っやめて、っぁっあぅ、はぁんっ! ん、んぁ……っあ、お、おかひ、なるぅ……っぅあっあぁっ、あ、ぁ、ぃ、いい、からぁ……っ、あぁ゛あぁあっ!」
昔から英一によって作られた快楽に酔って、十年間も自分でその熱を思い出しながらオナニーをしていたなんてことに気付き、御園は強く抵抗ができなかった。
2
「ああぁあ……っ! ああ、やめ、あ、ぁ、あぁっ、ああぁっ! や、やらぁ……っ! らめぇえ……! ああ……っ、あっ、あっ、ひぅっ! あ……っ! い、や……っいやぁ……っ!」
英一の執拗な舌でアナルを嬲る行為は、三十分以上も続いた。
英一が中学時代から他人のアナルに興味を持っていたのは明らかで、中には英一から逃れた人もいたはずだ。
その中で英一の要望を叶えていたのは御園だけだったかもしれない。
そんな英一を親は知っていたのかもしれない。だから英一だけは県外に追いやられて、弟からは引き離された。そしてそのまま県外に置いておかれた。
けれどもう十年も経てば、そうした性癖は収まって普通になっている息子に母親は喜んだのだろう。
けれど、英一はまったく変わってはいなかった。ただ取り繕うことを覚え、隠すことで騙し通せることを知っただけだった。
「あぁっあっあっやっ、やぁ……っ、ぁん、ぁ、ふぅ……っん……っ、はふ……っは、ぁあん……っあぁ、あぁ、あぁ、はっ、はぁっ……きもち、ぃ……っ ひぁ……っ! あんっ! あっ、あぁあ――……っ!」
御園はアナルを散々嬲られ続けて、とうとう観念をした。
アナルはふやけそうなほど舐められて広がり、英一のペニスはガチガチに勃起して御園のアナルに当てられる。
「これをな、ずっと夢に見ていたんだ。他の誰でもない、お前にこのペニスをぶち込むことをよ……」
英一は引き離されて叶わなかった、御園を犯すことに興奮をして口から涎を垂れ流し、獣のように唸り声を上げて御園の足を抱えて、アナルにペニスを挿入し始める。
「あぅっ、ぁっあっあっあっ、やっ、おちんぽ……っ、あっ! あぁん……っ! っあ、あぁああっ! あああっ! はぁっ、はぁっ、は、ぁあん……あぁああっ! あっあ、はふっ……ん、はぁあんん! んあ……っ、ああ……っら、めぇ……っ!」
ゆっくりと確かめるように英一はペニスを少しずつ押し入れ、それを御園は感じながら受けた。
奥の方はまだ開いていないから圧迫感は酷くあったけれど、そのせいで英一の反り返ったペニスの形が分かるほどぴったりに填まっていた。
「あっ……んあっ……なに……っああっああっ……やだ、そこ……や……、ああうっ、ああ……ああっ……ああ……っ、らめっ…ああっ! んっ……あ、ああ……っああ……!」
「……おおおっ……これだ……お前だったな……これだ……他のやつじゃ、こうはならない……お前だ、最初からお前のおま○こは俺専用だったんだ……」
英一はペニスを全て御園の中に収めてしまうと、感動したようにそう言う。
ずっと育ててきた御園のアナルをペニスで味わうために、わざわざ会社の休みをつかって戻ってきたのだ。
弟にちょうど御園が来ると聞いた英一は、これは運命だと思ったのだ。
こんなタイミングで御園と会うことが叶うなんて、それこそそうするべきだと神が言っているようなものだ。
「はあああっ……いいぞ、正己(まさき)、十年ぶりにしっかりと犯してやるよ……今度はこのペニスでなっ」
そう言いながら英一は腰を激しく動かし始めた。
「ああっ、や……っ、も……あっ、あっんああ!あっ……ああー……っやあ……っ、あああっ!だめ、だめ……! あぁ……っ!やだ……ああっ!あ!ぁあ―――ああ……っ、ああぁ……っあ……っ、んんっ」
ペニスで抉られる奧が、圧迫感で酷かったけれど、入り口はペニスにしっかりと馴染んで気持ちが良いと御園は感じた。
「んぁああぁんっあんんーっ! あん! はぁああんひぃあ……ぁんんっ あっ、あっあっあっ! ふぁああぁんっんっ……んん……! ぁんっ……ひん! ふぁあっあっあっ、あっ!」
ずっと弄ってきたアナルをペニスが犯している。
それはずっとアナルでオナニーをしてきた御園には未知の世界だったけれど、それは不快ではなかった。
「も、やだっおねがい、やめて……っいやっ……いや、やめて、おちんぽ入れないで……っいや、んっあぁあーっ、もっおちんぽっだめっ……あ゛ひっ、んっあ゛っあんっあんっあんっ」
想像以上に感じてしまい、御園は焦る。
こんなことをあっていいわけがないと思うのに、気持ち良くてどうしようもない。
絶対に屈したくない相手からされているのに、その一番嫌な人からされて一番気持ちが良いと感じてしまうのだ。
「あ゛っあ゛あああっ! あ゛ひっ、そこっ、らめっ、あ゛ああっ、だめっしんじゃうっ、そこばっかゴリゴリしないれぇっ……! あ゛ーっ、あ゛ーっ、んっあああぁっ……!」
奧を抉りながら抜くときはいいところをカリが引っ掻き、また入る時にカリがいいところを擦り上げては、奧を広げていく。
「――はっ、はぁっ……! ぃや、だ……っ、いやだぁ……っはぅ……っ、く、くぅううん……っ! んんっ……は、ぁん! あぁあぁはっ、はぁっ、はぁ……っ、やめて……っ、おね、が……っ」
このままでは英一のペニスに堕ちてしまう。
御園はそれだけは嫌だと必死に耐えるも、友人の部屋でその友人の兄にアナルを犯されて喘いで嬌声を上げた。
「んっ……んふぅ、ぁっ、あっ、んぁあ……ぁんっあっ、あっ、あっ! ひ、ぃぁあああぃひ……っぁあ、あ、あ、あ! ふぁああ……んっいい、ぃいいいっ!ああぁん……んふぅっあんっあんあん! おちんぽっ……おま○こもぉっあ! ぃひぃいいいーっ!!」
どうしてもアナルが気持ちが良い。どうしようもなく気持ちが良いととうとう御園は認めた。
英一の腰使いは執拗で、突き挿入てから左右に動かしてはまた抜いてくる。
またアナルを指でなで上げてきて、入り口はどうしても気持ちが良い。
アナルを舐められるのが嫌だったという記憶は、気持ちが良くてその先の快楽を知るのが怖かっただけだったのだと御園は知る。
「あっあっああ……おちんぽっあんいいぃいい……っ! もち、ぃっ、おま○こいいっあっ、んぁあ……っはぁあ……おちんぽっぁっ、あっ、あっんふぅっ……ぁん、あんっ……んぁあっ」
「おおおおっいいっ、さすが俺が見込んだだけのことはある……お前が弟の友達で本当によかったったっぷりじっくり犯せるからな……あいつら一週間の旅行に出たから、一週間たっぷりこの家で犯してやるよ……っ」
西城家の人たちは家族旅行に出たばかりだ。
一週間も出かける話は聞いていなかったけれど、どうやら英一が上手く嘘を吐いて弟を家から追い出したらしい。
御園が来ることを確信して、法事があると嘘を吐き、西城から連絡を取らないようにさせたのだ。御園も先の約束通りだと思っていたので、特別に連絡はしなかった。そこが今回の敗因だ。
「ああっんっいやあんっあああんっおちんぽっんっいいっ! そこぉっそこ、あ! あ! あっぁあ! あぁんっ、ぁんっあぁんっあっあぁあーっあ! あんあんあん! おちんぽっ、しゅご……っそこぉお!」
四つん這いで獣のような体制で、後ろから英一に突き上げられて、逃げようとしたままドアにへばりついて御園は犯され続ける。
「んふぁ……あ! ぃあっ……そこ、そこおま○こいいっあああんっ! あ゛ああっ……だめっ、おま○こにおち○ぽっ、んひっ、い゛っ……あっ、あああっあ゛っ、おち○ぽ、ああ……あっあ゛っ、ん゛っあああっ」
だんだんと御園がそのまま犯されるのがよくなってきて、逃げる素振りすらしなかった。英一は吠えながら御園を突き上げては奥で射精をして精液を吐き出し続けているが、腰の動きを止めもしない。
「あ゛ひっ……んっあっあ゛っ、あはぁっ……んんあぁあっ…ひっ、あへっ…あっ、おま○こにおち○ぽ、らめっあんああっああぁっ! あっあぁんっ……おちんぽっらめっ、あっあっあっ……あひっ……あっあんっあっ……はっ、はぁ……あぁあっ……」
「おおっおおっおおっいいぞっ……射精しても止まんねえぞっなんて淫乱で雌ま○こに育ってんだ……正巳っ」
「あぁっ……だめ、あぁんっ……らめぇっ……はぁっ、おちんぽっおま○このおくっるっああんっいいっああぁっ……あぅっ、ひぁん、あっあっあんっあぁんっ! やああっ、おま○こにおちんぽっ、おくばっか……あっあっ、あーあーっ……」
何度も突き上げられて御園は何度もドライで達している。
それなのに快楽は止まることを知らないように、どんどん深いところまで御園を連れて行く。
もうセックスを知らない子供には戻れなかったし、英一のペニスなしではきっと生きてはいけないくらいに、セックスが気持ちよかった。
「ああぅっ、だめっおちんぽだめっだめっ……もう、おま○こっついたらぁっあっ、はああぁんっ……あ゛ああんっああっ!! ああああっあっぁっあっ、いいっ、おちんぽっきもちいいよぉっ……、あああぁんっやらぁっ……はぁんっ……あっあっあひぃっ! あっあぁっ、あひぃっ……、らめっ、あーっ……」
喘いで喘いで、御園は腰を振っている。
家の中を歩き回るかのようにして、廊下に出てその場で犯され、階段の手すりに凭れて潮を吹きまくり、一階に降りて台所のテーブルに乗せられて、刺身を裸に乗せられた上で突き上げられながら、英一は舌で嬲りながら御園の身体を楽しんでいる。
「もっ、やらぁっ……ああっ……、あぁっ、こんなっ、あっぁんっあーっ……はっあぁっ、あっああぁっあひぃっ! あんっ……あっあっあああぁぅっあっやっ! あぁーっ……らめぇっ、んっはぁっぁああっ」
一晩中犯され、風呂でも犯され、トイレで放尿するまでペニスで突き上げられ、玄関でいつ誰か来るのかも分からない状況で足を開いて外に見せつけながら犯された。
「あぁっあっ、あんぅっ……、や、あぁっあーっ……ひっ、ああっ、あぁあんっんっんっ……はぁっぁ、あぅんっすご、いっ……ひゃぁっあっはぁっ、あぅんっ!」
「お前はどこまでも淫乱だよ……お前はもう俺なしじゃ生きていけもしない……」
とうとう友人のベッドの上で精液を吐き出しながら犯されまくったせいで、御園は逃げることを諦めた。
勉強机の椅子に縛られ、ひたすらアナルを舐められ続けて潮を吹き、枯れ果てそうになると水を沢山飲まされて尿意を感じるほどにされる。
「あぁあああっ……あああっ、あぁああぁんっ……やぁああっ! あっいいぃっひぅっ、あっ、あぁんっ! あぅっあっあんっいいっ、んっ、ひああぁっいいよぉっひああっ……らめっあっん゛っひっいっ……あんあっ、んっああぁっ! ああっらめっ、いっちゃう……から、おま○こらめっああんっあっ!」
透明な尿を撒き散らかし、友人の勉強机で絶頂をする。
英一は様々なところで犯すようにするが、わざと西城の持ち物の上で御園を犯した。
西城の制服を着て西城のような振る舞いで、英一は御園を犯す。ただでさえ友人と英一は兄弟だから似ている。声も似ているから、違うのは髪の色くらいなものだ。
それなのに西城になりきってまで犯されたら、御園はもう抵抗も一切できなかった。
「んっあっ……ああっんっあああんっ……おま○こいいっ……ああんっきもちいいっああんっああっあ゛っああっあっいくっ、い゛ぐっおま〇こイっちゃうっ……ひぁっ、あ゛っ、ひあん゛っあっ、あ゛ああっあぁっらめっ……ああんっおま○こっああんっおちんぽがっああんっいいっ」
英一は御園が西城を好きなことを知っている。
淡い友情の先にある恋心に育ってもいないものだったけれど、それを見抜いて英一は壊してくるのだ。
御園はもう西城に何かを思うことすら許されないのだと思い知る。
西城の服を着せられ匂いを感じながら、その兄である英一に犯されて腰を振る。そんなことを西城に知られたら、もう終わりだ。
いや、こんなことが合った後にとてもじゃないが西城の顔はまともに見られない。
「ふあっあっ、あっらめええっ、激しくおちんぽでおま○こぐりぐりされたらっああんっきもちいいっああんっああんっああっ!」
「お前は、昔から俺のもんなんだよ、ペニスもアナルも全部俺のお気に入りなんだよ……たまんねえ、お前のアナル……最高だっ」
「ああっんっいいっ……おま○こっ……ああんっらめっおかしくなる……ああんっああいいっあぁあっああんっ……もっ許してぇっ……おかしくなっちゃうっ……、おま〇こ、馬鹿になっちゃうっあああっ……おちんぽっああっ……あっ、あああぁっ……らめっおちんぽっおちんぽ……ああんっいいっいいっああああっ!」
奧の奥まで突き上げて、さらになかなか出ても行かない。
一週間という英一の発言は嘘ではなかった。
英一に上手く立ち回れてしまい、御園はいつの間にか英一がこっちに引っ越してきた後のマンションで同棲をすることになっていた。
気まずい御園の父親は、息子にリストラを馬鹿にされていると思っていたようで、息子から離れて仕事を探したかったらしい。母親は一週間の間に出て行ってしまっていた。
いつの間にか御園の家は離散していて、御園の身柄だけが宙に浮いている状態だったのを知った英一が、わざわざ引き取ったのだ。
「いいっああっ……ああんっ……んっあっあああっああっああっんっああっんあっあっあっああっあ゛あっ……んっあっ、あ゛っ、あっあっあっあああっ! んあっん……あっあああっ……あんっあっああっああっんあっあっはあっんっあっ、ああっあぁんっ」
英一と一緒に暮らすしか道がないと知った御園はとうとう壊れた。
自ら英一に跨がって腰を振り始め、快楽を得るようになった。
「いいっああんっおま○こっいいっきもちいいっああんっああ……ああんっ……ああんあああ゛あっいいっ、らめっあ゛あっ、らめっ、おま○こゴリゴリしてるっ……ひっあっ、あんあんあんあんあんっああんっ!!」
「素直になったのが可愛いよ、正巳」
「おまんこ……ああっ……らめっゴリゴリしちゃっ……ああんっおちんぽっおおきいいっああんっ……ああんっ」
御園はただ友人の家に遊びにきただけだったのに、その兄に将来まで握られることになってしまった。
「いいっ……きもちいいっおちんぽ……ああっ……いいっ気持ちいいっ……ああんっああっあああんっあ゛ああっ……あっ、あ゛っ、らめっらめええっ、あ゛あああぁっあ゛っい゛っ、あっんっ、、いくっあ゛あ゛っあっらめっあ゛っんっ、あっ、あぁっ、いくっ、いっちゃうっ……あぁあああん!」
英一のペニスで抉られて感じながら御園は絶望をしたけれど、セックスがよかったし、これなしに生きていくなんて、もう考えられなかった。
一週間も経つと、英一は御園に優しく接してきて、食事も手ずから食べさせるほどに甘かった。
どうせ逃げ道がないなら、この優しさに乗ってしまった方が楽だと思った。
「あれ、兄さん、部屋掃除してくれた?」
英一の部屋でシャワーを浴びてすっきりした御園がベッドに寝転がっていると、旅行から西城が帰ってきた。
「え、御園……?」
「あ、おお、西城、悪いね旅行中、お邪魔してた」
御園は自然とそう口にできた。
「え、なんかあった?」
「あ、うん、ちょっとな……」
そう言うと、英一が部屋に戻ってくる。
「おら、下で話がある。お前は先に行ってろ」
「あ、うん、兄さん。じゃあ、後でな御園」
そう言って西城が部屋を出て行くと、英一が御園に近づいてきて御園の短パンを脱がせてベッドに俯せにしてしまうと、御園のアナルを舌で舐めてくる。
「ぁあ……っ! ぁ、ああ、ぁ……ぁっぁあ……っ、ひ、ぅ……っ、ゃ、だ……ぁ、っふ、ぅ、く……っゃだぁあ……っ」
「はやく続きがしたいな……このアナルにペニスをまたぶち込みてえよ」
「んんん……っ! んん……っはっ、はっ……も、も、ゃぁ……っ、ゃ、また……っゃ、や……っふ……ぇ……、はっ……は……っ……っぁっあっ……」
ジュルジュルとアナルを舐めてから英一は勃起をしているペニスを御園のアナルに挿入て、軽く扱いて射精をした。
「ぅ、ぁ……っ! ぁ、ゃ、ゃあ……っ」
綺麗にしたばかりのアナルをまた英一に精液で汚されて、御園は満足そうに微笑んだ。
「下で話してくるから、精液で遊んでな……」
そう英一は言うと、ペニスをアナルから抜いてさっさと部屋を出て行った。
一階に英一が降りていくと、親が何か大きな声で言っているけれど、もうそれは御園の知ったことではない。
御園は吐き出された精液があるアナルに自分の指を挿入て擦り上げ、精液を内壁にこすりつけてオナニーをした。
「……ああ、はやく、英一さん、もどってこないかな……ああんっおま○こ、さみしい……んあんっああんっはあんっ」
すっかり敏感になった乳首は、服が擦れるだけで気持ちが良かったし、もう本当に英一がいないと人生が楽しくないと思うほどに、御園は英一に一週間で心まで堕とされてしまったのだった。
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