153-路線終点
1
バスに乗り込んだ門野は、空いている一番後ろの席に座った。
「はー、間に合った」
日に数本もない奥の秘境の温泉まで直通であるのに不便なままのバスが出発して、門野は一日掛けてここまで来た日程に後悔をした。
秘境までのバスは最終バスで、秘境までにある村に住んでいる学生たちが沢山乗っている。どうやら村行きのバスはこれしかないらしく、人が多かったのだが、どういうわけか、全員が後部座席の椅子に座ろうとしなかった。
たまたま空いているのだと思った門野がそこに座ると、周りがギョッとしたようにして門野から視線をそらした。
「……?」
何か不味いことをしたのだろうかと思って、まだ見ている人たちを見返すと、一斉に目を反らしてくる。
なんだ?と思ったまま、バスは山の中に突入していく。
十二分ほど進むと、別の学生たちが乗り込んできた。
「おらどけよ」
「たくっ……あ、おい」
偉そうにして乗っている客を押しのけて入ってきた学生は、着崩した制服を着ている。 そこで門野は気付いた。
この席はこの不良たちのために開けてあったのだ。
それも村人がわざわざ言い合わないでも、そうするくらいに彼らは傍若無人なのだろう。
マズイなと門野が思うも、不良たちはこそこそと話し合った後に一人が運転手に何かを言いに行き、三人は門野を端に押しのけて後部座席に乗った。
しかしバスが出発しても何も起こらず、静かなままバスは村に着いた。
村人が一斉に降りて行ったのだが、不良たちは誰も降りなかった。
そのままバスは発車し、終点の温泉停留所に向かい始めた。
すると不良たちが動き始める。
急にジャンケンをし始め、何かの順番を決めている。
「よしゃ、オレが一番」
「二番か~、まいっか」
「中出し何番?」
「ジャンケンな」
そう言い合いまたジャンケンをして、二番目が勝った。
「ということで」
そう言うと、不良のうち、門野に一番近い不良が鞄から何かを取り出している。
「それじゃ、お兄さん」
急にそう言われて、腕を捕まれ不良たちの方に引き倒された。
「……ちょっ……」
何をすると言う前に、不良たちに取り押さえられてしまい、そのまま倒れ込んでしまった。
すると首筋にチクリとする何かが刺さるような感覚があり、門野は慌てて起き上がった。
「な、何をするっ……」
そう叫ぶと不良たちはニヤニヤとしている。
「ああ~悪いね、お兄さん。俺らの仲間がここに座るから、移動してくれる?」
そう言われた。
腕は離してくれたし、身動きもできるようになったけれど、あまりの不気味さに門野は席を移動し、運転手の近くに座った。
バスは移動を続け、降りられるところはない。
首に何かチクリとしたが、触ってみても何も刺さっていない。
たぶん何かが当たったのだろうが、とにかく門野には気持ちが悪い出来事だった。
バスは何事もなかったかのように深い闇の中を灯りもない道を進み、五分ほど走るとやっと止まった。
終点に着いたのかと思って外をみると、バスはちょっと広いバス停のようなところに止まっている。
『終点、停留所です』
そうバスの運転手は言うと、すぐさま集金もせずにバスを降りて行ってしまう。
「……え?」
降りようとして門野が立ち上がるも、バスの入り口は運転手が降りてしまうと、前の方に乗っていた一人の不良がドアを閉めて戻ってくる。
「……え?」
訳が解らずにバスを降りたいが、中間にある扉も開かず、門野は降り損ねた。
「ちょっと、運転手さんっ!」
ドアを叩いて運転手に叫ぶけれど、運転手はちょっとだけ驚いたようにバスを振り返ったが、そのまま真っ青な顔をして走り去っていく。
その先には小さな家のような建物があるが、そこに入っていってしまい、電気が付いたけれどすぐに玄関の灯りは消えた。
「……なんで?」
不良と一緒にバスに残されてしまい、意味が分からない門野が振り返ると、不良の二人が側に立っていて、門野を通路に引っ張っていく。
「や、やめろっ!」
そう叫んでも強い力で後部座席の方に連れて行かれ、一番後ろの席に押し倒された。
「……やめろっ離せっ!」
そう叫んでももちろん誰もおらず、助けてくれるはずの運転手が分かっていて逃げたくらいに、この不良たちはこの地域で好き勝手にしているやつらなのだろう。
押し倒された門野は服をナイフで切り裂かれ、全裸にされていく。
「あ、は……あぅ、あうぅ……」
喋ろうと思ったら口が真面に動かなくなっていることに門野は気付いた。
「んんっ……は、あー……っ」
舌が回らなくて、息を吐くことでしか声が出ない。
「あ、んっ……あぁっ……うあ……」
開いた口が閉じなくて、門野は焦る。
口からは涎が垂れ流しになってしまい、不良たちが笑い出す。
「あ、やっと効いてきたな」
「マジでこれ、良い感じになるんだよな」
どうやらさっき不良たちに引っ張られた時に何かされた気がしたが、アレがこのクスリを打ったということなのだろう。
「くぅ、あぁっああっ、あっ、あっ……く、ふう、ううぅん……っ」
不良は裸にした門野の身体を撫で回し、口の中を弄るもの、乳首を弄るものに別れて行動し始めた。
「あああ……っ、らめ、ああ……っ」
「こいつ、可愛いんだよな。垢抜けてるし、都会のやつだろうけど」
「男かと思ったけど、好みの顔をしてるし、身体も綺麗だからやる気出た」
「はやく、アナルのクスリも入れとけよ」
そう男たちが言い合いながら、何かのクスリを取り出した。それは座薬のような形をしているが、決して通常の座薬の意味は持っていないだろう。
「はあっ……らめ……あぁ、あんっ……っ」
駄目だと言いたくても門野は身体を押さえられて、アナルにクスリを入れられた。
「ああぁ……っ、んあっ、はぁ、はぁうっ……」
クスリが出ないように指を突き入れられたままで、身体中をいじり回される。
「は……っ、はふぅ……っ、う……」
門野はなんだか身動きもできなくなってきて、抵抗も意味がない気がした。
助けなんてこないし、抵抗すればするほど不良たちは何のクスリか分からないものを多用してくるようだった。
相手が従順になるまで、平然とそういうことをしてきたのだろう。
「んんうぅう……っ、はぁ……あっ、あぁん……っ」
殺されるわけではさすがにないと門野は考えた。
犯されるのも嫌であるが、死ぬよりはマシ。何よりアナルセックスの経験が門野にもあったし、不良たちにもあるようで怪我だけはしないだろうと読めた。
「う、あっ……あ、い……っ、ああっはぁ……あぁ……っ」
諦めが出たとたん、アナルの中に入れられている指が入り口を撫でるように動かしてきて、それがゾクリとする感覚を生んだ。
「んああぁっ、らっ、らめ……ああっ……!」
乳首を弄られ、捏ね回されてしまい、門野はその指の動きに腰を揺らした。
「ひ……っ、くふ……うっ、あ、あうぅ……はあっ、ああ……っ、……っ」
不良たちは黙って全員が門野の身体を撫で回している。
その手がだんだんと気持ちよくなり、門野の思考も鈍ってくる。
腸から吸収されたクスリが思考を奪うのと同時に、アナルの感覚を研ぎ澄まさせ、触られるだけで感じるくらいになってきた。
「んふうっ……うううう……っあう……っく、ふ……」
必死に耐えても無駄で、感じるだけ感じて門野は身を捩る。
不良たちは黙々と門野の身体をいじり回し、とうとう門野のペニスも扱き始める。
「はっ……っ、ああぅ……んっ……っ、う……っく、あ……っ」
門野のアナルに入ってくる指が増え、それが門野の良いところを強く擦り上げてくる。
「ああ……は、あぁ……っんっ、んっ、はあ……っ、はぁっ、んん……っ、あ」
ダラダラと涎を垂れ流しながら、開いた口には不良のペニスが入れられ、口の中でペニスを扱かれる。
「んふっん゛、んぅ、ぁ゛むぅ……っ!」
精液の匂いがするペニスが口の中を犯してくる。ペニスが喉まで入れられイラマチオをされ、精液を喉の奥に吐き出される。
「んふ……っ、は、ぁむ……っ、ん、む……ぅ……っ」
それを必死に飲み込んで、やっと息ができたと思うとまた別の不良のペニスが口に入ってくる。
「んんっ! んふっ……んむぅっんっんむっ」
喉を突き抜けてくるペニスが苦しい。オナホールの様に扱われて乱暴に犯される。
「んんっ、んーーっ、んむううぅ」
精液がまた喉の奥で吐き出されて、門野はそれを飲み込んだ。そうしないと息ができないように口を塞がれて、鼻を摘ままれたら飲むしかない。
「ふうっ……!っ、んぐ……うっ、っはぁ、ああっ……!」
不良たちは慣れた手つきで次々に門野の身体を開いてくる。
抵抗しない門野に気をよくしたのか、とうとう不良たちは門野を四つん這いにしてから、アナルに勃起したペニスを突き入れてきた。
「あぁっ……あっ、あっ、あ……あっ、あーはう、ううぅ……っ、もう……っあふぅ……っ!」
そう簡単に入るわけもないと思っていたけれど、アナルはペニスを咥えられるほど柔らかく広げられていて、不良の大きなペニスをゆっくりと飲み込んでいく。
「んっ、っ……あ……あっあぁっ……あぁっ、うっ……あー……っひっ、あっ、あっ……やぁっ……」
2
門野は朦朧とした頭で思った。
どうしよう、好みのペニスだった。
門野はバイで男でも女でも抱くし、男には抱かれる方もできる。なので経験はそれなりにあるのだが、この不良は手順は上手いし、手管も上手い。さらにはペニスがいい大きさで若いからか反り加減は凶悪だった。
その反り上がったペニスの先が内壁を押し開いて入ってきて、カリがいいところを擦り上げてくるという、こんな状況でなければ大歓迎のペニスの持ち主だった。
「あっやっ、くうぅ……ぁ……っん……ふぅっ、んんぅ! やぁ、あ……なんで……っなんで、こ、こんな……んうぅっ……!」
「お、いいな、こいつ慣れてるぞ」
「そうかラッキーじゃん」
やっとペニスで奧を突き始めた不良がそう言い出して、彼らはしゃべり始めた。
「あぁー……っ、や、も……っ、あぁ……! はあっ、はあっ、はあっ……は……っ、んふ……っんん……ふ、ぁ……んっ」
「もっと可愛い声で啼いてくれないとな」
「でも声可愛いから、アリだな。こいつ突っ込まれるのも好きだなんて、俺らに犯されるためにバスに乗ったみたいなもんだな」
不良たちは好き勝手にそう言うけれど、突き上げてくる不良のペニスは良いところばかり突き上げてきて、門野は反論しようとしても口からは嬌声しか上がらなくなる。
「あひぁああっ、ああぅ!! あぁっ、ぁ、ぁ、あっんっ……ぉれ、ぁっ……はぁっ、だめぇ……っ!」
パチュパチュといやらしい音が鳴り響き、テンポ良く突き上げられる門野はそこで酒を飲まされた。
「んんっ……はぁっ、あっあぁっ……ん……っ! っあ、やっ、ん……ひあっ、ぁあっ」
強めの酒を彼らは持ち込んでいたようで、完全に門野が抵抗できないように思考さえ奪っていく。酔ってのことだったと言えば、年齢が上の門野のせいだと言われる。
不良はそれに付き合ったという流れができる。
「はぁっ、ん、んっ、ぁん……んっ、ぁ、ん、はぁ、んん、はぁ、ぁっはぁっ、ぁんっ、あっ、ん……」
酒が回ってくると門野もだんだんと状況が分からなくなった。
アナルは気持ちよかったし、ペニスは好みだったし、乳首も口の中まで犯されて、満足するほどやってもらえている。
「あっあっあっあっ……! んひゃぁぅ……っ! やっ! あぁっ! やぁ……っ、止まらな……っ! あっ、あぁあっ!」
門野は宿に着いたら人と会う約束をしていた。秘境の温泉でセックスに興じるためにセックスフレンドと泊まる予定だったのだが、そのせいで仕事を頑張ってオナニーもそこそこにしておいたせいで、今はその性欲が求めるままに与えられている。
「あっ、あぁっ、ゃ、やだぁあ……っ! あっあっ、ダメ、ダメ、そ、そこだめ……っやめ、あぁっ!」
駄目だと思うのに、いいとも思う。
このままもっとしてくれればいいのにと思うくらいに、門野は思考が酒に酔って状況判断ができなくなった。
「ん゛んっ……ふぅっ、んっん゛っ、やめっ、んああっ……! ああぁっ、やっ、あっんあぁあぁあん……も、だめ……はぁっ……ぁっ、ん、んっ……あっあっ……や、はぁっ、んっ」
「ここを擦り上げると、いいんだよね~」
そう言われてそこを重点的に擦り上げられてしまい、門野は嬌声を上げた。
「ひっ……っ、んっ、そこ、はぁっ、だめっひああっ、あっあんっ、だめっだめ……っ、あっああぁあ……っああっ、んっ、あっ、あっ、ふあっ、あんっ……はぁっ、んっああぁっ」
「……だんだんいい感じになってきた。こいつ淫乱なんだろうけど、クスリが抜けた方が本気が見られるかもな」
不良がそう良いながらさらに強く突き上げてくる。
「ひあっあっ……あ、ああんっあああんっあんっ……っんっ……っあっあうっあっ……あっいっああっ……おま○こっだめっ……あんっんんっ……らめっあああっ! あ゛っあ゛っうっひぃっあっあんっあああっ……!」
「おま○こだってよ、なかなかいい調教をされてるじゃん。煽るの上手いな」
不良たちは門野に群がり、門野の身体をいじり回してくる。
「あぁっやぁっ、ハメられてるのっ、おちんズボズボされて、おま○こ変になっちゃうっあっあっあんっあ゛あぅっ……ひっああぁっはぁっあっあ゛っあ゛っあひっあぁっ、あんっあんっ」
門野はとうとうされていることが気持ちがいいと叫んだ。
もう何がどうなっているのか分からなかったし、どうされるのかも分からなかったから、感情のままに叫んだ。
それは不良たちを喜ばせる言葉で、不良たちの行為はさらにエスカレートをする。
「あぁっひっあ゛っあ゛っあぁあっあんっあっ……あんっ……あぁんあ゛あっ、もっとゆっくり……っあっんあひっあっはぁっあっあっああぁんっ……あんっあんっあんっ」
不良が中出しをして精液を門野のアナルの奧に吐き出した。
それに門野は身体を震わせて感じて、一緒に絶頂をしている。
すぐに次の不良が門野を犯し始め、また違った形のペニスが中を抉るように高速で挿入され門野はまた快楽の波に流される。
「いいっ……、あつくて、硬いおちんぽ、んぁっ……きもちぃ……あっ、あぁんっ! あーっ、あぁっあっあっあんっ、らめぇっ……ごりごりしちゃっ……はぁっ、いぁあんっ」
「そーだよ、硬いおちんぽだよ~、いいね中がうねっててとっても気持ちいい」
「あっ、ひっふぁっ、い゛ぃっ……あっぁんっあひゃああっ! らめぇっ……あっあんっ、あんっそこっ……んっあっ、ちくびいいっ……ひあっあっあんっなめちゃっやらぁっんっ」
「ここがいいんだよな~、ここだよね」
「ああぁんっ! んゃあぁっ、あっやあっ、あんっ、あぁっあぁっひっぃいっ……もっやらぁっ……ちくびっ、……あっはぁっあっあっ!」
「乳首も大好きみたいだし、乳首舐めながら突き上げたらどうなる?」
「あっひぁっ……っもっいっちゃう、あっあぁんっ、せーえき、あっひあっらって、ぁっ……ああぁあっ、ふあっぁっ! あんっ! あんっ!」
門野は今度はドライで絶頂をし、身体だけ痙攣させてのたうち回る。
不良はそれを押さえつけてバスの床に門野を押しつけて犯してくる。
「そ、そんなことっ……あっ、あっやっああんっ! あんっ、やっ、あぁっ……、いぁっ、ふぅっやぁっあっあんっあんっ、らめっらめぇっ……あっあっ、やあああっ! いやっ、あんっあっあんっ!」
俯せにされたままで尻だけ上げた状態で突き上げられて、門野はそれでも嬌声を上げて喘いだ。
「あぁっ、イやっ、でちゃうっ、もうやらぁっ……あっあふぅっあっあっあっ、やぁっ、はげしっ、はぁっ、あうっ、ひぃぁっ」
床でペニスが扱かれて、門野は今度は射精をして絶頂をする。
不良も中出しをして絶頂をした後、また次の不良が門野に覆い被さり乱暴に突き上げてくる。
「ひあっあっあっあんっうあっああああっあ゛あああっ……らめぇっ、ん゛ああっ、おち○ぽ大きいっあっひっい゛っいっ……あ゛あああぁんっ……大きいおち○ぽでおま○こしちゃやらっあああんっ……あんあんあんあんっあひっい゛っあっあ゛っあああっ」
もうこの時にはクスリは切れていたし、酒に酔っているだけだった。
門野はもう何も考えずに自らも腰を振り、不良に抱えられて騎乗位にされても、自ら腰を振って乱れて見せた。
「あ゛あぁっ、あっんあっ、いきそっ、ん゛ああぁっだめっっ、あ゛あぁぁっおち〇ぽ、奥までずぶずぶしてぇっ、気持ちいところ擦って、おま○こしてっ……もう、我慢できない、おちんぽほしくなっちゃてるから、あ゛っ、あ゛ああぁあっ…!」
「よし、ノッてきたな、こいつの淫乱なところが発揮されるぞ」
そう言われた通りに、門野は腰を振り激しく乱れながら嬌声を上げている。
「ひぅ~~っ、おま〇こ、あぁっおち○ぽもっと欲しい……んふあん――っ……あぁんっ……、く……おち○ぽっ……で、おま○こぐちゅぐちゅして……っ。指で乳首犯されながら、おま○こでおち○ぽ突かれてイきたいっ……、ひあっはああぁっ……」
それを不良たちは動画に撮ったり写真を撮ったりしている。
動画はネットにアップされていき、門野が偽名でやっているソーシャルメディアにまで流されている。
フォロアーはどんどん増えていき、全員が門野の痴態を見てコメントを書き込んでいる。
「ああああぁっあっあっあんっ……、俺もっ、もうイきたいっ……、やっ、あっああっあああーっ……、むりっ、おちんぽでいかせてぇっあああ――っあ――あ……あ――っあああああああああ……すきっおちんぽっ……すきっああ……きもちいいっああんっおま○こゴリゴリされて……ああんっいいっ」
そのエロさは誰が見ても卑猥で淫乱でいいという評価をされるほどで、顔は映っていないとはいえ人気の投稿になっている。
「おちんぽっきもちいいっああ……いいっおちんぽっ……おちんぽっああんっきもちいいっああんっあっあ゛っ激しぃっ……ん゛ああんっあ゛っあっあひっ……あ゛っあっあんあんあんっ」
不良たちはアナルを突き上げるハメ撮り動画をどんどん上げていき、門野が後で言い訳もできないくらいの淫乱さを拡散した。
これでは門野が不良たちを誘って襲ってもらったという言い訳が通用する。
「ああっすごいっおちんぽっすごい……ああんっきもちいいっああんっあああんっあああっあ゛あああっ……あぁっあっいいっ、きもちぃっ、、おちんぽ、大きくて、おま〇この奥まで届いてるっあああっあぁっあっあっ」
顔はぎりぎり映ってないけれど、見る人が見れば分かるくらい、喜んで涎を垂れ流している顔半分は映っている。
「ひっ――ああんっあ―――っ!! いい……いい、イクっイクイクイクぅ……い、っくぁああ―――っあっ、あっ、あぁっ……ぁあ……っあ、あっ……あーっ来る、来るっ来る来るぅうう! ひぁっ……出ちゃ、あーっ! あっあっあっぁあああああああ――っ!!」
派手に絶頂をして射精をしたところまでも撮られてしまい、不良が中出しをしたところやアナルからペニスが出て行ってアナルから精液が溢れる様も撮られて投稿された。
短い切り抜きにされた二、三分の動画は五十ほど投稿されたところで、アカウントが凍結されるも、新たなアカウントで動画を投稿し始めて、門野が仰向けでペニスを挿入されて喘いでいるところが投稿されると、またフォロワーが一気に千、二千と増えていき、五千から一万まであっという間だった。
「あぁあっ……あっぁん……あぁあっあんっいぃっ……もっおちんぽっらめぇえはぁああっはぁっ、はぁっ……やらぁあっ、もっ、おま○こらめぇっあん、おちんぽっああんっあんっぁあああぁんっ」
精液塗れの顔半分と、口の中に射精をされて精液が口から零れているところをアイコンにしてあるせいで、すぐに警告がきて止められるけれど、それでももう拡散された動画は色んな掲示板などに貼られていく。保存した人たちが面白がっている中に、新しい動画を張り続ける不良たちは、面白がってぎりぎりのところを攻めて動画をありったけ残した。
「あぁんっ……いぃっ、あっ、らめっ、おちんぽっあっ、あっあっあっ……ふぁっ、ひぅっ、あんっああぁっあひぃっ、あんっ、あんっひあっ、あ゛っおちんぽ、らめっあぁっ……あ゛っあっあっああっあぁああっ……あっあっあんっ、あんっあんっあんっあ゛ああっ、あっあぁあんっ」
不良たちが喋らないのは、こういう自分たちが不利にならない動画を残しておくために、楽しんでいる自分たちの声を残さないようにしているのだ。
その徹底ぶりと慣れた様子から常習犯なのだろう。
門野はもう諦めているから、セックスを楽しんで自ら腰を振って喘いだ。
「ひああっ……らめっあっん゛っひっいっ……あんあっ、んっああぁっ! ああっらめっ、いっちゃう……から、おま○こらめっああんっあっんっあっ……ああっんっあああんっ……おま○こいいっ……ああんっきもちいいっああんっああっ」
どの不良のペニスも気持ちよかったから、もうどうでもよかった。
もともとセックスをしに温泉にきたのだから、相手が誰でもよかったのだ。
「あ゛っああっあっいくっ、い゛ぐっおま〇こイっちゃうっ……ひぁっ、あ゛っ、ひあん゛っあっ、あ゛ああっあぁっらめっ……ああんっおま○こっああんっおちんぽがっああんっいいっ」
セックスは気持ちが良ければそれでいい。
そういう考えに至った門野は、そのあと不良たちと朝方までセックスを楽しんだ。
「ふあっあっ、あっらめええっ、激しくおちんぽでおま○こぐりぐりされたらっああんっきもちいいっああんっああんっああっあーっぁんっあんあんあんっ! あっ、あーっあっあっ! 出てるっ……イってるからぁ……っ! ああああぁ! いっちゃうっ、またいっちゃうのぉっひぃあっ、あんっ、ぁんっ、あぁっあああああっ!!」
最後に絶頂をした後、門野は気を失った。
不良たちはそれで打ち止めとばかりに門野の身体に精液をぶっかけてからバスを降りて去って行った。
門野は次に目を覚ました時は、布団の中で寝ていた。
誰が綺麗にしてくれたのか分からないが、服を着ていたし、荷物も側にあった。
ふと見ると、枕元に紙があり、そこに文字が書いている。
『昨夜のことは忘れた方がいいです。彼らはこの地方の有権者の息子たちだから、訴えてもきっと訴え返されると思います。なので、早くこの地を去って下さい。タクシーを使った方がいいとおもいます。タクシーの電話番号を書いておきます』
どうやら昨日逃げたバスの運転手が後片付けをするのが役割だったらしく、門野をバスから見えた一軒家で寝かせてくれたらしい。
門野のスマートフォンには、様々なメッセージが届いていて、それをちらりと見ると、ソーシャルメディアは全てがIDを消されて使えなくなっていて、メールには出会い系並みにあの動画を見た人からセックスへの誘いの文句が並び、メッセージアプリには知り合いから、あの動画はお前じゃないのかという心配と好奇心が半分の問い合わせが入っていた。
けれど、その全てを門野は消してしまい、メールアドレスもすぐに変えた。
昨日の騒動はネット上で騒ぎになっていて、エロい動画、レイプ動画など色んな文句が付いて記事になっている。
その全てを門野は見てから目眩を起こすけれど、どれも綺麗に撮れていると感心したほどだった。
顔は一個も映っておらず、ただ行為を見せつけるためだけの動画だった。
「……ま、いっか」
門野は煩わしいネットの世界から、この時全てを切った。
現実では門野はただの会社員で、誰も門野とは繋がっていない。
タクシーを呼んですぐに麓の駅に戻り、門野は携帯をその街のショップで新しい携帯にして、番号も変えた。
そして何にも残さずに街を去った。
感想
favorite
いいね
ありがとうございます!
選択式
萌えた!
面白かった
好き!
良かった
楽しかった!
送信
メッセージは
文字まで、同一IPアドレスからの送信は一日
回まで
ありがとうございます!