152-悪くない話
1
大学に入ってからもう三ヶ月が過ぎた頃だった。
暇を持て余していたところ、友人にバイトでもしたらと言われ、それもそうかと京谷は思った。
京谷はずっとだらしない生活を送ってきていたから、そのままでは駄目だなと思っていたところもある。
実家が裕福で仕送りをたっぷりと貰っているせいで、やる気もなにもなかった。
一回生の段階では取れるだけの授業も取っていたけれど、その辺は順調に行き始めたので、暇を持て余し夜の街に繰り出していたが、それも飽きてしまった。
やることは酒を飲んでセックスをするだけ。
そのセックスもあまり刺激がなく、誘われるままについて行っていたが、どの人もハズレでよくなかった。
ただ数人だけ、相性がいい人がいたけれど、どの人にも恋人ができてしまい、夜の街から消えてしまった。
一回限りだけの関係を繰り返していたから、どの人の連絡先も知らず、結局相性のいい人の誰とも連絡先を交換すらしていなかった。
やがてハズレを引きすぎてしまい、とうとう夜の街も楽しくなくなった。
そんなときに、仕事でもしてみればと進められた。
アルバイトなら拘束時間も少ない上に、スキルアップにも使える。
そう考えた京谷は、自分の得意分野である弁護士事務所の雑用というアルバイトを探した。
大学にはそうしたアルバイトの募集が毎日のように掲示板に貼り付けられている。
人気がありそうなものはほぼなくなっていたけれど、たまたま京谷が見ている時に紙を貼り付けにきた人がいた。
それを眺めていると、弁護士事務所の雑用の募集というタイムリーなものだった。
急いで紙を取り、キープしてからすぐにアルバイトの面接に応募した。
次の日の午後六時に予約をして、大学の講義が終わった後に面接をすることになった。
京谷は、翌日講義が終わってから電車で一駅先の駅で降りて、そこから五分ほど歩いた。
道の周りは法律関係の人が事務所を構えている通りだったようで、あちこちに税理士事務所や弁護士事務所がある。
五階建てのマンションの全てがそうした事務所で埋まっているような地域で、よりどりみどりであるが、迷いやすい気がした。
京谷が面接する事務所はその中でも駅から遠い。しかし駅から五分以内にあるいいマンションであるから、積極的に名前は出していないのかもしれない。
二階に大きな部屋があり、そこに一室分のドアがある。そしてそこには西上弁護士事務所と書いてある。
他に西上という苗字を使った表札はなかったので間違いなくここである。
しかし周りが五階建てのマンションばかりの中で、十階建ての高級そうなマンションの二階全体が事務所なのは広すぎやしないかと京谷は思う。
もしかしなくても、金に困っていない人が事務所を道楽で開いているだけのようにしか見えなかった。
チャイムを押して待つと、部屋から一人の女性が出てきた。
「ざけんなよっ! この似非弁護士が!」
そう叫びながら女性は出ていき、京谷は驚きながらもドアを開けて女性を外に出した。
女性は怒りに満ちたままで京谷には気付かずに出ていく。
それを見送った後に京谷は部屋に顔を覗かせてから声をかけた。
「あのー面接に来た京谷です」
ドアの前には磨りガラスになっている衝立があり、その奥に誰かがいる気配がした。
京谷が声をかけると、衝立の向こうから声が聞こえた。
「ああ、入って」
その声に京谷は部屋に入った。
衝立を右に避けて通ると、大きな部屋が広がっている。
周りには本棚があり、そこにありったけの本が詰まっている。中央にはソファと机があり、その奥に書斎にあるような大きな机とこの部屋の主が椅子に座っている。
とても事務所とは思えない部屋に驚きながらも部屋の主を見る。
「こんにちは、京谷といいます」
「ああ、そこのソファに座ってて」
座っているのは男性だ。
大きな身体にぴったりのスーツを着ている。大きな身体に合わせる市販のスーツはないだろうから、あれはオーダーメイドなのだろうということは、離れていても読み取れた。
その姿を見ながら近づいていくも、その男はまだ手元の資料を見ている。
どうやらさっきの客とは交渉決裂をしたようだが、別件の資料を読んでいるようだった。
ソファに座っても一向に面接が始まらないので、こっそりと雇い主になる人を見る。
その顔を見たらやっと顔をはっきりと見えて、京谷はギョッとする。
驚きすぎて声が出なかったけれど、その顔には見覚えがあった。
(……やべえー、あいつ、一回寝たやつだ)
その人物は一度だけセックスをしたことがある人だった。
酷く顔がよく、セックスも上手かった。
けれどその他の態度は凄く淡々としていて、満足したのは自分だけだったのではないかとおもったくらいだ。
もちろんそれ以降、この人を見ることもなく、すぐに京谷も溜まり場にいかなくなったのでこの人がどういう人なのかも分からない。
さすがにアルバイト先の雇い人が一度寝たことがある人というのは、気まずい気がした京谷は声を掛けた。
「あの……西上弁護士さん、俺のこと覚えてますか?」
とりあえず、様子見に声を掛けてみると、西上は京谷を見た。
まっすぐと強い視線が凄くて、一瞬京谷はたじろぐ。
京谷を見た西上は、京谷を見つめたままでふっと息を吐いた。
「……ああ、お前か。大学生だったんだな」
そう言われてしまい、京谷は頷く。
どうやらあちらも覚えていたようで、京谷が大学生であることをには少しだけ驚いていたがその次の言葉は意外だった。
「幾つだ?」
そう聞かれて京谷は答える。
「えっと、二十歳です」
「留年でもしたのか?」
大学の一回生であることは面接の前に言ってあるので、年齢を確認されたのは成人しているかどうかであろう。しかしそこまで深く聞かれるとは思わなかった。
「留年ではなくて……海外の大学を出てから、日本に戻って入り直したので」
「ああ、飛び級で大学を出てるのか。なるほど」
西上は納得してそう言う。
その通りで、京谷はアメリカで飛び級を使い、十五歳で高校の授業を受けながら大学の授業も受け、大学卒業時の十九歳で学士号、博士号を取って卒業した。
けれど、アメリカにいるのも飽きたので日本に戻ってきて、弁護士資格を取るために大学に入り直したわけだ。
アメリカと日本の法律の違いを勉強するためであるが、いかんせん、京谷には退屈過ぎたのだ。
「それで、真面目に弁護士活動をしたいのか?」
そう問われてしまい、京谷は困ってしまった。
確かに将来的には弁護士資格を取りたいと思っていたけれど、資格自体は簡単に試験を通りそうである。けれど弁護士事務所に所属しないと新人弁護士はそもそも仕事が取れないのが現状だ。
なので何処かに潜り込みたかった京谷であるが、それを馬鹿正直に西上に話してしまう。
「つまり、弁護士資格は取れるが、仕事が入るわけでもないから何処かに雑用として潜り込んでおこうと言う算段のアルバイトなわけだな?」
「まあ、身も蓋もないんですが、そういうことです」
「将来的に弁護士になりたいのか、それでも?」
「あー、資格は欲しいかなと。熱血弁護士になりたいわけじゃなく、将来的にちょっと欲しい程度なので……」
「将来というと?」
「親の会社をたぶん継がなきゃいけないんですけど、ほら法律を何も知らないというわけにはいかないかなーと思って」
軽く言っているが京谷の父親は、会社を持っている。
特許の多くを持つ製造業で、自動車の部品の世界生産率70パーセントをまかなっている。その特許使用料が全ての車に適用されるような部品で、特許料だけで京谷は死ぬまで大富豪のままである。
今の時点ですでに勝ち組人生であるが、それでも会社をいつかは引き継ぐことにはなるだろう。
けれど、父親が死ぬまで寿命一杯生きたとすれば、あと五十年以上回ってこない役割だ。
そんなことまで暴露してしまい、京谷はこれはアルバイトも落ちたなと自分で全て話してしまってから気付いた。
しかしこんな本音を誰かに話したのは初めてで、話しているうちにだんだんと考えがまとまってきて、正直将来何になりたいのかという根本的なものが何もないことに京谷は気付いてしまった。
「提案なのだが」
そう西上弁護士が言い始める。
「まず、弁護士資格は取れるだろう。経歴を見ている限り、国際弁護士すらなれるレベルだと思う。けれど決定的にお前にはやる気が足りない。誰かを助けたいという気持ちすら感じられない。だから弁護士資格はとっても生業にはするな」
そう西上に言われてしまい、そうだよなと京谷は思った。
「だが、そこで提案だ。お前、俺の事務所の弁護士秘書になれ。これなら知識は必要であるが、弁護活動はしなくていい。資料のまとめや電話で簡単な相談もできる」
「弁護士秘書……」
確かにそれなら弁護士活動はしなくていいし、弁護士としの知識は溜まる。
今までの知識を無駄にしなくていいし、そのうち親の会社を引き継いで抜けるにしても問題はなさそうな立場である。
「私はそういう秘書が欲しいと常々思っていたところだ。それと、お前とは身体の相性がいい。あれからずっとお前を探していたのだが……」
そう言われてしまい、京谷は驚く。
まさか探して貰えているとは思わずに言った。
「お、俺も、あなたのこと探してました……けど、あれから来なかったし、俺もなんか空しくなっていくのやめたんで……」
そう京谷が言うと、西上はニヤリと笑う。
「それはそれは。お互いが求めているものを与えられるという関係だったのは、運命とも言えるな」
そう言われて西上はさらに提案をする。
「私がしたいときに、セックスをさせてくれるなら給料は多めに出す」
そう言う西上に京谷が言う。
「いえ、お金はいいんで、好きなだけセックスしてください。バイト料はバイトをしただけでいいので……それで!」
求めていたものがそこにあるというだけで、退屈という言葉は京谷の中から消えた。
「それでよかろう、ならばアルバイトは採用だ」
そう言い、京谷はいい条件でバイトに入ることになった。
2
その面接直後に二人はその場で盛り始めた。
西上はすぐに京谷の側に来て京谷を押し倒し、キスをしてきて服を脱がし始める。
まるで飢えたかのような性急な行動に、京谷もまた嬉しくなり、西上の服を脱がした。
厚い胸板を撫で、京谷はこの胸に抱かれるのだと思うと、すぐにペニスが勃起してしまう。
「ああ、早く、あんたのおちんぽが欲しい……」
「気が早いが、それもいい」
キスをして貪り合いながら身体を認めるほど、二人は飢えていた。
京谷はすぐに西上のペニスを弄り、スラックスから取り出した。
すでに西上も興奮したように勃起をしていたが、それを感じて嬉しくなった時に、玄関のチャイムが鳴った。
「ああ、そうだ。客が一人、緊急で入ったんだった」
そう言われて京谷が不満そうに声を上げた。
「ええ~そんな……」
せっかくセックスができると思ったのに、中断されてしまい京谷が恨めしそうに見ると、西上は机の椅子に座り、京谷を誘った。
客が入ってきたのと同時に、西上の秘書も戻ってくる。
「先生、お客様です」
そう言われた時には京谷は机の中に潜っていた。
「ああ、お茶を。すまない、作業をしながらになるが、報告を頼む」
そう西上が話を進めていくのだが、京谷の頭を引き寄せると、京谷にペニスを咥えさせる。
「……ふっ……んっ……」
京谷は西上の勃起したペニスを口に咥えて、ゆっくりとフェラチオをする。
久しぶりのペニスだったし、お気に入りのペニスでもある。これが自分を犯すのだと思うと、京谷は夢中になり、音を立てずにひたすらペニスを扱いて舐めた。
そんな京谷の勃起したペニスを、西上の靴を脱いだ足が扱いてくる。
(やべえ……こいつ上手い……足扱き気持ちいい)
京谷は勃起したペニスを西上の足で扱かれるも、自らベルトやパンツを開けさせて、生のペニスを西上の足に当てた。それを西上が潰すようにして上下に足を動かして扱いてきて、京谷は漏れそうな声をペニスを扱くことで塞いだ。
「ん……んっ……」
そんな盛っている二人を余所に、なにやら裁判が結審したらしい被害者が、裁判に勝ったことで西上に報告をしに来ているところである。
西上は平然とした声で受け答えをしていて、京谷のフェラチオにも耐えているので、京谷は必死になってフェラチオをすると、とうとう西上はそのフェラチオで射精をした。
ちょうど報告者が礼を言って秘書に案内をされて、振込先などを教えて貰っているところだったので、西上の絶頂のうめき声は聞こえてなかったらしい。
「……んふっ!」
喉まで精液がたっぷりと吐き出されて、こぼさないように京谷は飲み込み、汚れた西上のペニスも綺麗に舐めてしまう。
そうすると西上は京谷のペニスを足で扱き、亀頭まで丁寧に足先で弄ってくる。
「ふ、んっ……ふっ」
京谷はそれで感じながら自ら腰を振りこすりつけ、服を捲り上げて乳首を弄り始めた。
客や秘書がいるのに、淫らに乱れる淫乱な男がペニスを足で扱かれながら、男のペニスを口に咥えて、乳首を自ら弄っているなんて異常事態だ。
それでもそのまま五分以上もその状態が続き、やっと客が満足したように再度西上に礼を言って帰って行った。
すると、西上が秘書に言った。
「君も今日は上がって良いよ。それと君の代わりにアルバイトを雇えたので、今週末には辞めて貰っても大丈夫だ」
そう西上が言うと、秘書はホッとしたように喜んでいる。
「ああ、よかった。アルバイトの方、見つかって。よい人ですといいのですけど」
そう秘書が言うと西上が言う。
「ネコのようにとても可愛い子だったよ、男の子だけれど、優秀でアメリカの大学を出た子だから心配は必要ないよ。今までお疲れだったね、ありがとう」
そう言いながらペニスを咥えて乱れている京谷の喉を撫でてくる西上だ。
秘書もまさかここまでやるような変態に仕えていたとは思ってもいないだろうなと京谷が思っていると、秘書はご機嫌で業務を終えて帰って行った。
「お疲れ様です~」
「お疲れ。入り口も鍵を閉めて、業務終了の札も返して置いてくれ」
「はーい」
そう言って秘書は帰り、入り口のドアは閉まり、札も業務終了の札も出した。
西上は、机の上の電話を留守電にセットをする。アナウンスが留守電のアナウンスを慣らして、電話も業務外にした。
西上は全ての作業を終えてから、京谷のペニスを足でイカせた。
「んっんんううっ……んふっあっあっあっああああああっ!」
机の下で京谷は派手に射精をして絶頂をした。
こんなスリリングな状況で射精を我慢させられるとは思わなかったし、西上のペニスを咥えたまま絶頂をさせられてしまうとも思わなかった。
「……いい、いきっぷりだ」
ぐったりとしている京谷を西上は立たせてから、机の上に寝転がらせる。
「あっ……ああっ……んっ」
まだ快楽の絶頂にいる京谷であるが、西上もまたペニスを勃起させて、それを京谷のアナルに待ちきれないとばかりに一気に突き挿入れた。
「あああっ……んっ、あっ、ふぁっ、んんっあぅっ……あっいいっあっ……ああぁっあっひっあぁんっ」
待ちわびていたペニスが一気に突き挿入れられて京谷はビクビクと身体を痙攣させながら、また絶頂をした。
「いい身体をしてるな、お前は……ふっこう反応がいいと、こっちもやる気が湧くというモノだ」
「あぁああん……いっいい、あっあっいいっはぁん……んっ、ぁあ、はっあんっあ゛っひっあっあんあんあんっ」
西上は京谷を突き上げて机の上で遠慮なく犯してくる。
その力強い腰使いで京谷を突き上げ、いいところを擦り上げるようにしてくる。
「ああぁ……っ、あっ……あぁ――あぁあ……あぁあっんんっ、あっああぁあ、あんん……っひ、やぁあ!ああ……っ」
これだと思うほどにいいところを擦られ、京谷は嬌声を上げた。
どうやら外には声が漏れないのか、京谷が大きな声で喘いでも特に西上は止めようとはせずにむしろ嬌声を出させるように突き上げてくる。
「あっあっあっあんっうあっああああっあ゛あああっ……ああっんっ、ん゛ああっ、おち○ぽ大きいっあっひっい゛っいっ……っあ゛あああぁんっ……大きいおち○ぽでおま○こグリグリしてっああっあああんっ……あんあんあんあんっあひっい゛っあっあ゛っあああっ」
気持ちが良くてどうしようもなく京谷は腰を振った。
相性がいいとずっと思っていたけれど、本当に相性が良かった。誰よりもセックスで快楽を得られるし、何よりペニスがお気に入りだった。
「ああぁんっ……やっ、あっあんっあんあんあんあんっひっああっんっあっあ゛っあ゛あああっ……ああっ、んっひっもっとっあ゛っおくっっ……もっとおま○この奥にっ……ひっあ゛っあああああっ」
さらには京谷は西上の顔も気に入っていた。
とてもハンサムであったし、冷たい視線がとても良かった。その目で見つめられるだけでオナニーですぐ絶頂ができそうなくらいに好みだった。
これまでも好みの顔の人と寝ていたから、西上も確かに好みだったけれど、その中でも断然にセックスをしている時に見つめてくる強い視線がよかった。
「やああっ……あ゛っひっんっああっぁっそんなのっあっあ゛っああぁっあぁぁっ……あ゛あああ~っ……ん゛っひっ、いっ、あっあんっふああっ……らめぇえっ……おま〇こっ、おま〇こもうっしないれぇっ……頭っおかしくなるっ、んっ、おま○こが……ああんっ気持ちよすぎてだめっあっあああっ」
「おかしくなれ……お前は淫乱で淫らで、どうしようもないんだ。この私が一番気に入るくらいに淫乱でいろっずっとこうやって犯してやるからなっ」
「ひぁっあ゛っおま○こ気持ちいいっああんっ、あっあっあ゛っあ゛~~~っ…ひっ、ぁあああっん゛んっいやらしいおま○こにっおっきいのおち○ぽハメハメでいかせてぇっ……あ゛っああああああっ」
「そうだ、どんどん求めろっお前が欲しいのは、このペニスだろうっ?」
その通りだった。
西上のペニスが欲しかった。どんどん犯されるたびにアナルにぴったりと填まってくるペニスがどうしてもお気に入りだった。
「ああっんっ、あっあ゛あぁぁっ……あああっ……らめぇっおま○こになるのっ……あぁっあ゛っあ゛っあぁっおち○ぽのことしか考えられなくなっちゃうっ、そんなのっやらっ……あっんっああっ」
「それでいい、そうなれ、お前は私専用のおま○こでいい」
「ああああぁんっ! ああぁっ、あんっあんっ、ふぁっ、らめえええぇっひっあああぁっ、やっ、あっあっぁんっ! ふぁっ、あぁっあ゛ひぃっ……ん゛っあっあ゛っ……おち〇ぽしゅごいっ、ひっ、あっやああっあっあっあんっあっ」
奥まで抉られて擦り上げられて、京谷は嬌声を上げて何度も絶頂をするも、西上がまったく挿入をやめてくれないので、ひたすらドライで達していてもまた追い上げられる。
「ふあぁっんっおま○こっ……あっああっんっきもちいいっ……あっあっああっらめっ、おま○こっあひっ……おかしくなるっあっい゛っあっあっあんっあんっあんっあぁんっ!」
この強引さがとてもよく、京谷はドライで達しながら、とうとうよがり狂いそうで怖くなった。
「んあああっ…おくっ…ひっあっああ゛っあんっあんあんあんあんっああっ! あ゛あああっ…ひっんっあっあっあああっ…ゆるしてっんっあっあああぁっあああんっ」
このまま頭がセックスのことばかり考えるようになってしまうほど、快楽を与えられてしまい、もう完全に京谷は西上専用のま○こになってしまっていた。
「あっあ゛っんっああっああぁぁああっあああっん゛あっあっあんっあんっあんっ…ひっあっおち〇ぽっ、いい、気持ちがいいっあ゛っんあああああっ気持ちよすぎてっ、ひあっあ゛っあっあぁんっ」
「ほら、奧に出してやったぞ」
いきなり奥深くに突き上げた瞬間、西上に奧で射精をされた。精液が奥深くに挿入り込んできて京谷は嬌声を上げた。
「ああああぁんっ! ああぁっ、あんっあんっ、ああぁんっ、あんっ、んっ、はふぅっ、いいっ、いいのぉっ、おちんぽぉっ、もうらめっ、ああああ……んぁっあぁんっ……ふぁっ、ああんああっ、んっふ、ぁんっ」
西上は精液を吐き出すとしばらく動かなかったけれど、京谷は自ら腰を振って挿入を何度か促そうとした。
けれど自分の動きだけでは足りずに、京谷は西上に強請った。
「あああぁーっ! やぁっあ、あんっあんあぁんっ! いいよっいいっ、いいよぉっはああぁあんっ! あっあっあっあぁん……! ひんっ、あっ……あんっ動いて……っ、あぁっ、もっと、動いてください……っ もっとおちんぽでしてっ」
「もっとだ、強請れ、何をして欲しい?」
「あああっあーっ、あ、いかせて……っあぁ、あっ、も、おま○こがだめぇ……! あぁ……っ、いきた……いかせて、おちんぽでいかせてえぇ……! もっと動いて、もっとおちんぽっでっ突いて……っ! おま○こ掻きまわしてえぇ……!あぁっ、もっ、あたま、おかしくなるぅ……!」
「いいだろうっ」
京谷が望む通りに西上は動き、奥まで抉ってはペニスが抜ける寸前まで引き、それから一気に奥まで突き上げることを続ける。
「あぁっ、はやく、もっとはやくぅ……おちんぽいいっおま○こきもちがいいっあっあぅ!あっ、うんっ、んっ……あぁぁ……もっと、もっとっおちんぽっもっと、もっと激しく、おちんぽでっおま○こぐりぐりして……ひああんっ」
京谷は淫らに乱れ、ドライで絶頂をしながらもどんどん求めて、西上を煽って中出しをしてもらって絶頂をした。
「出すぞっ」
「いくっ、いく……! おちんぽでっおま○こされてっいくっひぁ、あ……ああぁっあ゛ああんっああっ!! ああああっあっぁっあっ、いいっ、おちんぽっきもちいいよぉっ……、せいえきっきたっあああぁんっ」
派手に絶頂をして、京谷が達してから西上はしばらくペニスを抜かずに中の気持ちよさにうっとりとしているようだった。
そして言うのだ。
「次は月曜、それからずっと犯してやるから、楽しみにしていろ」
そう西上がニヤリとして言うので、京谷はその見下した視線にときめいてから頷いた。
「はいっ」
そうして京谷のアルバイト生活が始まった。
とはいえ、京谷は苦学生でもなく、バイトに関心がそこまであるわけでもなかった。もちろん、雇った西上もそれを承知でいるから、当然真面なバイトの訳もなかった。
バイトは毎回午後五時からで、事務所は五時には閉店する。
西上は新たなパートを雇い、昼間の四時までの仕事はその人にやらせてしまい、京谷のバイト内容はセックスをするだけとなった。
五時に出勤したら、事務の奧にあるという西上の部屋でひたすら犯して貰うのが、京谷の仕事だった。
「あっあっあひぃっ! あっあぁっ、あひぃっ……、らめっ、あーっ……もっ、やらぁっ……ああっ……、あぁっ、こんなっ、はぁっ、はぁっ……こんなとこでこんなっことっ……あっぁんっ」
外が見えそうなところで犯されるという体験や、声を出さないセックスもやったけれど、部屋の中で遠慮なく嬌声が出せるセックスが京谷は好きだった。
「あーっ……はっあぁっ、あっああぁっあひぃっ! あんっ……あっあっあああぁぅっあっやっ! あぁーっ……らめぇっ、んっはぁっぁああっ」
特に最初の印象が強すぎたせいで、西上の仕事部屋の机で犯されるのが京谷のお気に入りだった。
そこでアナルをおもちゃでいじり回されたり、乳首にニップルクリップをつけてバイブを挿入されたままで西上のペニスを咥えるのが好きだった。
ただセックスをするだけで楽しかった。
「あぁっあっ、あんぅっ……、や、あぁっあーっ……ひっ、ああっ、あぁあんっんっんっ……はぁっぁ、あぅんっすご、いっ……ひゃぁっあっはぁっ、あぅんっ!」
「いいぞ、それでこそ、見込んだ通りの淫乱ぶりだ。お前は素晴らしい」
西上はそんな京谷をいたく気に入ってくれ、何度もバイトに入れた。
西上は京谷に入れ込んで、仕事を減してまでして時間を作った。それくらいに京谷を犯すことに夢中だった。
それが強く伝わって京谷は嬉しくて足繁くバイトに通った。けれどお金は貰わなかった。だってそれじゃ売春になってしまうと拒否したのだ。
ただ世間体としてはバイトに来ているという方が、事務所に出入りするには便宜がよかったのでそう言っていた。
「あぁあああっ……あああっ、あぁああぁんっ……やぁああっ! あっいいぃっひぅっ、あっ、あぁんっ! あぅっあっあんっいいっ、んっ、ひああぁっいいよぉっ」
京谷はセックスだけされに来ているだけであると思っていたが、やがて大学を卒業すると同時に、京谷は自宅を飛び出して、西上の事務所に就職をした。
西上はそんな京谷を秘書として使い、好きなときにセックスができるように事務所の改装したほどだった。
京谷はバイブやローターを入れて接客させられたりもしたが、それがまた気持ちが良くて興奮した。
そうした行為を続けながら、二人は楽しく弁護士事務所をやっていった。
やがて二人は同性婚をして、一緒に住むようになり、一生を添い遂げるのだった。
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