141-落下する速度で
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アイドルになるために様々な苦悩を乗り越えて、やっと掴んだのはドラマの端役だった。
中溝は現在売出し中のアイドルの弟分という売り込みでデビューをしたのだが、なかなか売れなかった。同期に大手のアイドルがいるためで、そのアイドルによって出るドラマの主役は全部奪われてしまった。
弱小でありながら奇跡的に売れている先輩アイドルとは違い、弟分では対抗手段は一切なかった。
それでもやっと掴んだ端役に次ぐ端役ではあるが、今回はちゃんとドラマのプロデューサーからの指名で選ばれた仕事だった。
これこそ奇跡の出来事だったから、中溝は頑張るように事務所にも言われていたし、これをきっかけに他のドラマ関係者や映画関係者が見てくれるかもしれない。
だから端役であろうとも印象的な、たった一回しか出ない犯人の弟という悲しげな役を全うしようとしていた。
その日はロケの予定だった。
朝の六時には家を出て、電車で近くまで行き、その先はロケバスを使った。
言われた通りの場所にロケバスを発見して中溝はそこで声をかけた。
「こんにちは、このバスは○○のロケバスですか?」
そう中溝が言うと運転手が手元の書類を捲ってから言った。
「ああ、犯人の弟役の人だな。そうだよ、乗って。君だけだから」
「あ、すみません……」
慌ててバスに乗り込むと、そこはロケバスではあるが、所謂着替えができるようにしてある試着室なども兼ねているバスだった。
二人ほどスタッフが乗っていたので挨拶をして入り口近くの椅子に座った。
バスはすぐに発車して、町中を抜けていった。
向かった場所は人里離れた小さな村であるが、村人はほぼいないらしい。最近はその家を手入れしてドラマや映画のために保存する活動が主になっているような観光施設だった。
田舎を再現するには近場ではここしかないらしい。山があっていかにも人里離れた場所で、学校跡も近くにあった。よくよく思い出してみると、最近映画化したサバイバル映画で、学生たちがこの村を逃げ回り殺し合う内容でヒットしたものもここで撮影をしたとスタッフが言っている。
そう思ってみると確かにそうだった。
先輩アイドルが出ていたのでちゃんと見に行ったのだが、確かに駄菓子屋や橋など見覚えがある場所があった。
バスが民家に到着すると、中溝はすぐに制服に着替えるように言われた。
「シーン23とシーン26ね。兄について一言二言と、家から外の刑事を睨むシーンね」
その二つをあっという間に撮ってしまう。
カメラマンは助手の人で、撮ったあとはそのままネットで監督に送り、オッケーが出たら次のシーンを撮った。
しかし手応えがないほどあっという間にそれらのシーンを撮り終えて、更に出番は増えるかどうか分からないが、監督が一応欲しいというシーンを三つほど撮って撮影は午前中に済んでしまった。
演じている中溝の方が呆気にとられるほど手応えすらない演技をオッケーと言われてしまい、少しだけ中溝は戸惑ったが、指名されて出た上に監督がオッケーだと言うなら、それに従うしかなかった。
「時間、余ったなあ。あと三つくらい山を撮るだけなんだけど。早く帰ると、雑用しかないんだよねー」
「じゃあ、時間潰します? 高速、事故で混んでるみたいですし」
「弁当取ってきますよ」
スタッフがそう話し合っているのを聴きながら、中溝は早く終わったなら早く帰りたいなと心の中で思っていた。
「じゃ、バイクでいってきまーす」
原付きバイクも積み込んでいたようで、それで片道二十分の観光協会のある村の入り口まで戻るらしい。そこで弁当を頼んでいたようだ。
スタッフの運転手が原付きででかけてしまうと、一人が山に上がっていって撮影をしてくると出ていった。
もう一人は民家を片付けていて、中溝はすることがなかったので貰ったコーヒーを飲みながら携帯でゲームをして時間を潰した。
しばらくすると片付けをしていたスタッフがやってきて中溝に言った。
「あー悪いけど、ちょっと手伝ってくれる? 荷物が重すぎて持てないんだ。他の人いないし、君にしかお願いできないのだけど」
そう言ったスタッフににこりと笑って中溝は手伝うためにバスを降りた。
「大丈夫ですよ、荷物、持てるかな?」
自分で事が足るのか分からずにそう言うと、スタッフは笑って言った。
「大丈夫、紐だから」
そう言って屋敷の中に入るように言った。
入っていくと、さっきは使っていなかった奥の部屋に連れて行かれた。
「……え?」
そっちは使ってないじゃないかと言おうとした瞬間、連れて行かれた部屋には真っ赤な布団が敷いてあった。
よくあるサスペンスや社会派ドラマなどで、政治家などが小料理屋の別室に用意しているあの赤い布団と言えば誰でも想像できるだろう。その布団が目の前にあるのだ。
「あの……こんなシーン……?」
ありましたかと尋ねる前にいきなり後ろ手に腕を押さえられて、痛みを感じた瞬間に床に身体ごと叩き付けられた。
「……あっいたい……やめて……いたっ」
受け身となど取らずに床に叩き付けられると、目の前が真っ白になる。そして痛みが襲ってきて何が起きたのか分からないまま、息が急に止まってしまい身体がパニックになる。
暴れるという行為を忘れたかのように、なんとかしようと声を発するもスタッフは中溝のそんな疑問には答えてはくれなかった。
手首には手錠がいつの間にか填められていて、その手錠を外そうとしても引きずられて、柱に括り付けてある紐の輪っかにもう片方の手錠を引っかけられた。
「や、なんでっやめて、なんで?」
意味がわからず紐を引っ張ってみるが、しっかりと固定されていて紐はびくともしない。そうしてパニックになっている間にもう片方の腕も同じようにされて部屋の中央で両手を柱と柱に固定されてしまい、逃げ出すことができなくなった。
「誰か! 助けて! やだ!!」
そう大声を出すけれど、助けてくれるのはせいぜい山に登っていったスタッフくらいだ。バスの運転手はあと四十分以上は帰ってこない。
「なんで、こんなことっやめてください!」
真っ青な顔で中溝が言うと、スタッフはニヤニヤしながらも今度は身動きが取れない中溝の衣装である制服のパンツを脱がせてしまい、下着までも膝まで落としてしまった。
「やっくっそっやめろっ!」
足を振り上げるしか抵抗手段がないと気付いた時は、脱がされた中途半端な服が邪魔で足が振り上げられなくなっていた。
またパニックになっている間に、腰や膝などに黒いベルトのようなものが取り付けられてしまい、やっと服から足を抜いて振り上げようとした足を取られて完全に床にひっくり返されてしまった。
「いやだっなんでっやめろっ誰か助けてっ!」
必死に叫ぶも声が空しく響いているだけで、スタッフはどんどん作業を進めるかのごとく中溝の身体を拘束していく。
下着も脱がされてしまうと足が曲げた状態で動かせなくされていた。
スタッフはそれすらも柱から引っ張った紐に付けたフックで簡単に固定してしまった。
気付いた時にはスタッフに向き合う形で、仰向けに布団に寝転がらせられ下半身を裸にされた状態で足を広げている状態だった。
「大丈夫、君にはちゃんと似合う世界を用意したんだよ」
スタッフはそう中溝に笑いかけてくると、何かの液体を中溝のアナルに垂らした。
「なにっ……やだっ……やめてっ! あうっ!」
垂らした滑り気のある液体をアナルに何度も擦り付けられて、最後には指で押されてその指が緩んだアナルに突き入れられてしまった。
「あっ……あ、う……っあっやめてっ」
必死にお願いをしても手は止まってくれず、中溝のアナルにはスタッフの指が何度も出入りしている。
「ぐ……っ、うぅっ……」
気持ちが悪くて最初こそ中溝は呻いていたが、アナルはどんどん緩まっていき、指が二本に増えた。
「ぅぐぅ……っ、うぅ……っ、うっ……ぐ!」
涙がいつの間にかでてしまって、視界は完全に世界が歪んだ。
何故ドラマの撮影に来て、こんなことになっているのか訳が分からなかった。
「ひぃっ、ひいいぃっあ……っ、はぅ……」
「……ここ、見つけた」
スタッフがやっと喋ったかと思った瞬間。中溝の腰が跳ね上がってしまった。
「あっ……はあっ……、あ……ああっ……!!」
ある一箇所を刺激されるだけで、勝手に身体が跳ね上がってしまうことに中溝は混乱した。
「ぁあ……!はあ……っ! んうっ……ああっ……ぁはあっ……!ああぅ……」
抵抗しようとすると更にそこを擦り上げられてしまい、中溝は完全に抵抗ができなくなってしまった。
身体が何かを感じて、そこに触られると気持ちがよくなってしまったのだ。
「んっ……、んふ……あぁ……っ! あぅっ……あぁ……!あ、あ……っ!」
追い上げられるようにして、イクという感覚が襲ってきた。
オナニーをしたことがないわけではない。だからこれがイクという感覚だということははっきりと分かった。
あっという間に中溝は追い上げられてしまい、スタッフの手によって達した。
「ああっ……あぁーんはぁあ……ぅあんっ!」
激しく身体を弛緩させて、ペニスからは精液を吐き出し、アナルにスタッフの指を突き入れたままで射精をした絶頂感は、想像を絶するほどに気持ちがよかった。
そうして油断した瞬間に、もっと大きなモノが中溝のアナルの中に入り込んできた。
2
「っぁ、ぁ、や、や、むり、むり……っ」
気付いた時にはスタッフのペニスが中溝の中に挿入り込んでいる。
「ゃああ……っ、あぁ、あ、だめ、そ、な……奥……入んな……っあ、あぁ……っ」
完全に滑りを付けていたアナルにペニスはすんなりと挿入っていく。
「挿入ってる……おちんぽがずっぷり、奥まで入ってるよ」
「ぁっぁっあっあっ、だ、やめっあっああっ……!」
男のペニスが自分のアナルに挿入っているなんて、そんな事実、あるわけない。そう思いたいくらいに信じられない事実だ。
中溝はそれに首を振って抵抗をしたが、完全にスタッフのペニスは中溝の中に挿入り込んでしまった。
「あっあっあっ!? ゃ、あああぁっ! いやっいやああ!」
スタッフはそのまま腰を振り始めてしまったが、どういうわけか中溝はそれに痛みを感じなかった。
「ぁ……あふ……、は……はっ……な、に、……やら……あ、ぁ! ま、待って……ま、まって……あっあっあっ!」
「大丈夫、ちゃんと催淫剤を塗っておいたから、痛みを感じないよね?」
「ぁあああっ! あぁあっだめ、あっあっあっまっ……あっあっぁあ……!」
擦り上げられる度にあり得ない感覚が腰から脳天まで突き抜けてきた。
「あっ……あぁっ!やっ、だめ、それだめ……っ、やあぁっ……」
「ああ、気持ちよくなってきちゃった? 仕方ないね、そういうのだから、そのまま気持ちよくなっちゃって~」
スタッフはそう言うと腰を激しく振り始めた。
「やだっ、あぁ……っ、らめ、そんな……っ、だめぇ……!やだ、ぁ、あ、ああっ」
脳天を何度も突き抜ける快楽が襲ってきて、中溝の身体が跳ねた。しかし押さえつけられているから何処にも逃げられないまま甘んじて犯されなければならなかった。
「あは、ぁんっ……っだめぇはぁあう……んぐっ、ふぐうぅ……っ」
「気持ちいいな、中溝君のこと狙ってたんだよね~……はあ、処女おま○こ最高」
「ふぅ、う……ぁあ、あ、っも、いひはぃ……んうっ、んっ、んっおねがひ……っも、あめぇ……えっうあっ、ぁあああーー……っ!」
絶対に気持ちいいという行為ではないのに中溝はスタッフに犯されて感じていた。
嬌声は止まらないし、身体が常に痙攣して奥をペニスで突かれるたびに溜まらなく気持ちが良かったのだ。
「ひぃっ、ひっ、ひっ、あ、やぁ……あっ、んああっうああぁ……っ!ああっ、ひ……ゃあ……あっ、あっ、あ……っ!」
「あー最高……めちゃくちゃ才能あるじゃん、淫乱だなあ」
「ひゃぁああっ! あぁっ、あっあっ、いやっ、だ、だめぇえ!」
「そう言って腰振ってるよ? ほら、俺動いてないもんねー」
「ひぃ……っああ……っ、あ、あ、あ、あぁ……っ、あぁあっ……!」
そう言われてみると、中溝は自分で腰を動かしていた。
スタッフはほぼ動いておらず、中溝が腰を振ることでスタッフのペニスが出入りを繰り返している。
「んぁああっ! あぁっ、あ、……ぃやあぁっ! ゃだ、やめ、やめて……っ! それ、やだ、も、……っぁ、あっ」
中溝が混乱して叫ぶと、スタッフが腰を使ってペニスを奥まで押し込んで腰を振ってきた。
「ぅああっ! ぁ、あ、あっ! あぁっ! ゃあ……っやめて、っぁっあぅ、はぁんっ! ん、んぁ……っあ、お、おかひ、なるぅ……っぅあっ」
「おかしくなるっていうか、気持ちがいいんだろ? こことかこことか。良いって言わないとずっとこすっちゃうぞ?」
そう言われて良いところを何度も擦り上げられてしまい、中溝は耐えられずに首を振りながら嬌声を上げて認めた。
「あぁっ、あ、ぁ、ぃ、いい、からぁ……っ、いいからっあぁ゛あぁあっ!」
認めないとずっと快楽を与えられると思ったから認めたのに、今度は別の良いところをスタッフが擦り上げてくる。
「ああぁあ……っ! いいっからやだっ、ぁ、あぁっ、ああぁっ! や、やらぁ……っ! らめぇえ……!」
「じゃ、ここは?」
「ゃめ……っ、あっ、あっ、ひぅっ! あ……っ! い、や……っいい、そこもいいからっ……ああっ!」
「どこもかしこも気持ちがいいなんて、淫乱だなあ中溝君」
「ぁっあっあっやっ、やぁ……っ、ぁん、ぁ、もぅ……っん……っ、はふ……っは、ぁあん……っ」
「おま○こ、どうなってる? ほら言わないと」
「ぁ、ぁ、ぁ、はっ、はぁっ……きもち、ぃ……っひぁ……っ! あんっ! あっ、あぁあ――……っ! あぁぅ……っ、あぁ、ん、や……っ、おま○こ熱、ぃ……っ」
「熱いだけ? ほらほら」
「ぅっ、ぁっあっあっあっ、やっ、おちんぽ……っ、きもちいいから……っ! あっ! あぁん……っ! っあ、あぁああっ! あああっ! はぁっ、はぁっ、は、ぁあん……っ!」
「そうか、おちんぽが気持ちいいのか~そうかそうか、もっと言って」
「あぁああっ! あっあ、はふっ……ん、おちんぽでおま○こがはぁ、きもちいいですっあんん! んあ……っ、ああ……っら、めぇ……っ!」
さすがに求められる演技をするしかなく、状況に応じてそう言うとスタッフは喜んで腰を激しく振り、奥までペニスを突き挿入てきた。
「ひゃああっ! らめ……っやめ、おかひ、おかひくなるぅう……!」
「おかしくなるんじゃくて、欲しいんだろ。ほらほら?」
そう言うとスタッフは浅いところで挿入を繰り返し、中までペニスを入れなくなってしまった。
それは中溝には不満だった。
もっと奥を擦り上げて欲しいとそう願ってしまった。
「……っあ、あぅ……あ……っあっ、も、……とぉ……っあ、あ、も、と……っ、もっとぉ……っ! あっあっあっ、おちんぽっ、おちんぽ、もっとぉ……っ!」
「ふふ、淫乱らしくもっと求めて」
「あっ、んっ、んっ、ぁ、その凶悪なおちんぽを、もっとおま○こにおちんぽして下さい……あっ! あっ! いい……っ、ぁっ、いいっああんっ、あ――っあっ、おま○こがっ、あっ、いいっいいっ、あっあぁっ……!」
「ああ、いいんだね、もっと欲しいんだね、ふふ、もっと犯してあげるよ」
「あひっらめっあ゛っあんっあんっあんっあっあっひっあああんっあ゛っひっらめぇっ……あっあんあんあんあんあんっ!」
急にスタッフのペニスが更に勃起をして中で大きくなり、届かなかったところまで届いて抉ってくるようになった。
「どう、気持ちが良い?」
そう言いながらスタッフは中溝の乳首を吸った。
「あんっあんっあんっ! あ゛ひっんっあぁああーっああぁっ……、んっあっあっ、あうっ……やぁっんっあ゛はっうあっんあ゛っあんっきもちい、あんっちくびっ舐めながら、おちんぽでゴリゴリされるの気持ちいいっあっひあぁんっ」
「乳首も好きなんだね、もっと舐めて上げるよ、べろべろ~」
「あっいいっ……ちくびっひっあっあっあ゛あああっあひっい゛いっあっあっあっあんっ! あっすきっいっおちんぽっあんっあっ、すき、い゛っあああっあっんっんんっ」
突き上げられながら乳首を舌で舐めて吸われ、歯で噛まれて引っ張られる。
そんな感覚が中溝には異様に気持ちがよくて、中溝は嬌声を上げた。
「あ゛ああんっ! おま○こでいくっいくっあひっあっあああっあぁああ……ん、はぁ、ひっあっ」
「はは、乳首とおま○こで射精したね、淫乱中溝君~」
そう言うと当時にスタッフはペニスを抜いてしまった。
「あ……え……ああっ」
中には射精された精液が残っている状態であるが、それが溢れて出てきてそれに中溝は感じた。
「さーて、そろそろ帰る準備しないとな~」
急にスタッフが止めてしまったので、まだまだ熱いままの中溝のアナルがひくつきながら何かを求めている。
それに中溝は戸惑ったが、スタッフは満足したかのように中溝を拘束していた紐を解いて言ってしまう。
急に自由になった中溝は、逃げるなら今であったが、そんなことより身体が熱く、どうしようもなくなっている事実に困惑した。
するとスタッフが言った。
「何か、言いたいことでもある? 淫乱くん?」
そうスタッフが言ったので、中溝は自分が今望んでいるのは、この男に犯されることなのだと気付いた。
クスリを使われているからきっと抜けるまで収まりはしないのだろう。
そう思うと弱い心はあっという間に罠に落ちた。
3
中溝は四つん這いになると、自分で尻を広げてスタッフにアナルを見せてから腰を振って誘った。
「あっ、おま○こに、はぁっ、おちんぽハメて、いっぱいおま○こをいやらしく突いてっあ゛っ、ちくびっも、吸って、噛んでっあ゛あっあ゛っひっ、い゛あぁっあひっあっあっ……い゛っあんっあぅんっ」
アナルを見せながらもアナルから溢れてくるスタッフの精液に感じて、中溝はみっともなく乱れて見せた。
「よく言ってくれた、望むままにしてあげるよ淫乱くん」
そう言うとスタッフか中溝に覆い被さって、勃起しているペニスを一気に中溝のアナルに突き立ててきた。
「あ゛っあっあっあああんっ! やっあ゛っあぁっんあっあっああぁ……ひあっ! あっあっあっ! やぁあ! あっ! あぁあっ! ああっ……あっ……あっ……きもちぃ……っ、おま○こきもちぃよぉ……っ!」
「すっかり、俺専用のおま○こになっちゃったなぁ」
ガンガンと突き上げられて、中溝は口から涎を垂れ流しながら嬌声を上げた。
「あふっ……あ、ぁあ……っ、もっと……あああっ、あぁん……っ、ん、ぅ……もっとぉ……おちんぽして、も、と…おま○こして、おちんぽちょうだい……あああ、あ……っ!、あぁっぁっ、きもちいい……ああぁっ、ああっ、あぁあんっ! きもちぃっ……! きもちぃよぉ……っ!」
「ほらほら、もっと犯してやるよ、狂って悶えろよ!」
お尻をパンと手のひらで叩かれてしまったが、それすら中溝は感じた。
「あああ……んっああんっ……っ、ぁ、はんっ! おちんぽでグリグリ、きもちいい……っ! あ、あぁっ、あ、や、おちんぽもっとぉ……あああっ……おちんぽっああっ……あっ、あああぁっ……いいっおちんぽハメるのいいっ……おちんぽ……っ」
「すっかり雌犬だなっははっアイドルなんてこんなもんだっ淫乱ですぐ股を開くんだ……へへへどうせどっかのプロデューサーにやられるんだから、最初が俺でもいいんだよなぁ」
そうスタッフは言いながら更にペニスを勃起させて奥を抉って引っ掻いて挿入を繰り返している。
「あ゛ひっ……んっあっ、お゛っ、あっあっあっあああんあっん……ひっあああっ……あんっあっああっああっんあっあっはあっんっあっ、うああぁんっあ゛ひいいっ、らめっあ゛ひっ、らめっ、おま○こゴリゴリしてるっ……ひっあっ、あんあんあんあんあんっああんっあ゛ああっ……あっ、あ゛っ、らめっらめええっ、あ゛あああぁっあ゛っい゛っ、あっんっ、、い゛くっ」
「いけよ !」
「あ゛あ゛っあっらめっあ゛っんっ、あっ、あぁっ、いくっ、い゛ぐぅっ……あぁあああん!」
派手に身体を震わせて中溝が絶頂をすると、スタッフが中溝の中で射精をする。しかしその腰は止まらずに振り続けている。
「あ゛ひぃっ……おちんぽしゅごいっ、ひっ、あっ、やああっあっあんっあっ」
「これがいいんだろ? ほら言えよ」
そう言われて尻を叩かれると、反射的に中溝はその時の気持ちをはっきりと口にしてみせた。
「あぁんっ……あっあっ……おま○こ、おま○こずぼずぼされるの気持ちいいっあぁあんっ! あっああっ、いやっ、はぁんっ……あっいいっあぁんっあんっあんっあんっ、いくっいっちゃうっあっあ゛んっああああぁああっ! あひっあっひぁあーっ!」
それは完全に堕ちた人間の台詞だった。
それにスタッフは満足して、中溝の乳首を指で捻り上げた。
「あぁあんっ、あんっあんっ、ちくびっあああぁーーっ! ……ひあっうぁあっあぁああ……っ、おま○こ、んっ、ああぁっうあぁっ…ん゛っ、あっあっあ~~~っ……」
爪で引っ掻いて乳首を弄られていくと、何度も中溝はドライオーガズムを迎えた。
「ん゛ああっ、あっあんっあんっいいっ……おま○こっ、あっあぁっんぁっ、あっ、ふぁあっ、おちんぽっ……おちんぽ、ん゛ああっ……あっあっあひぃっあああっ、なにこれ、しゅごっ…あっひっあぁんっあっあ゛っあひぃっ、らめぇ、俺、っ乳首で感じてっ……びくびくしちゃう、んっ、ああっあ゛っあっ……いぃっ、おま○こと、乳首でっ、すごく感じてぅっ、あっあ゛っあぁんっおっきぃおちんぽで犯されてっ!ああんっ! あ゛あぁっ、あっんっ、いきそうっおま〇こで……ん゛ああぁっあっ、あ゛~~~っ」
完全に狂ってしまったかのように中溝は気持ちが良いことを口にする。
嬌声が上がって、腰を振って、ペニスを受け入れ乳首を弄られて、自らペニスを手で扱いて何度も絶頂をした。
「ん゛あああぁっ……い゛っ、い゛いっ…おかしくなぅっ……おち〇ぽ、もっと激しく、おま○こ突いてぇっ……あ゛っ、んっ、ちくびっあうっあぁあっあっ…あっんあぁっ……ちくびっいいっ、あっ、あっん゛おあっあっだめっ……ん゛っあっあぁああんっ!」
「もう完全に仕上がった感じかな~さすが淫乱くん、時間内に堕ちてくれたね。さて、そろそろお昼の運転手が帰ってくるから、ここまで」
そう言ってスタッフは中溝の中で射精をしてからペニスを抜いた。
しかしすぐに器具を取り出してアナルに蓋をするように楕円の器具を中溝のアナルに入れ、そしてそれをベルトで固定をしてしまった。
ペニスには射精をしないように尿道から器具を指し、ペニスの射精をコントロールする器具を取り付けてくる。
「あ、あ、……うあっ」
「大丈夫、君の出番は終わっているから、あとはこのまま帰るだけ。我慢できたらご褒美にこれを上げるよ」
そう言うと、スタッフは大きなペニスを中溝の口に押し込み、無理矢理イラマチオをしてきた。
「んぐ……っ、んんうっ!」
喉の奥までペニスで犯されて、さらには奥で射精をされた。
「んふぅっ、うっ、くふ、う、うう……っ!」
スタッフの精液の味をしっかりと教え込まれ、上の口も下の口も精液塗れにされる。
「ふ、う……っ、くぅ……」
「ちゃんと飲めたな、いい子だ」
「ふうっ……!んっ、く……はあっ、あぅ、あぁ…… ……っ」
スタッフはそう言うと、中溝の服を持ってきた。
それは制服に着替える前の自前の服で、下着はさすがに新しいのをくれた。
それに着替えた中溝は、口を洗ってからバスに戻された。
アナルにはプラグが入っていて座っていることすら、なんだか気持ちよくなってしまっているのだが、それを悟られないように演技をして、スタッフと一緒に食事を取って、談笑までした。
お昼からは撮影のカメラマンと運転手の二人が山に登って行った。
そして片付けをする中溝を犯したスタッフが残ることになった。
「夕日も撮りたいから後三時間くらい、かかるかな。ここら辺り日が暮れると真っ暗になっちゃうから、あまり遠くにいかないで民家かロケバスの近くにいてね」
運転手がそう中溝に言うので、中溝は頷いた。
幸い携帯の電波は届いていたので、事務所に自分の出番は終わったこと、スタッフの関係で帰るのは夜になることを告げた。
そして運転手とカメラマンが山に登って行くと、中溝は片付けが終わって暇そうにしているスタッフをさっきの民家に連れ込んだ。
「あっああんっおちんぽっ足りっ足りないいぃっ! おま○この奥、奥にもおちんぽっせいえきっ欲しいですっ!」
中溝はそう叫ぶように言うと、自ら服を脱ぎ捨ててアナルプラグを手を使わずに捻りだして見せた。
中からはさっきスタッフが出した精液がどっぷりとあふれ出た。
それにスタッフは興奮してペニスを勃起させ、すぐに中溝のアナルにペニスを突き挿入れた。
「んああああぁんっあ゛っ、ああぁ……おち〇ぽっ……しゅごい、おっきいおち〇ぽ、おま○こ奥までずぶずぶしてぇっ……、気持ちいところ擦って、中イキさせてっ……もう、我慢できない、おち〇ぽほしくなっちゃてるから、あ゛っ、あ゛ああぁあっ!」
「さて、おちんぽの器具をとってやろうな」
そう言うとキツく締め付けていた器具を取り払い、尿道の管も取ってくれた。
「あ゛ひぃっ、あっ、あ゛っぅっ、あっんぅっん゛っああっあ゛~っ」
その感覚にすら中溝は感じて、うっかり射精をしてしまう。
「ははあ、相当痛いのも好きなパターンかな? それより、おま○こが気持ちが良くてなんでもよくなってる?」
「はあぁっやっ、またずっぽり、おま○こにはいってぅっ……ん゛っあっあ゛っああんっあ゛っらめぇっ、すご……いっい゛くっいっちゃっ…んああっおま○こでっいっちゃう、あ゛っあーっいぐっんあああぁあ~~~っ」
「もうイキ癖付いたんだな……いいぞ、淫乱らしくて好みだ」
「あぁあっちょっと、はああぁっおちんぽ、あっあ゛っい゛ってぅのに、ずんずんきてるぅっ……あっあひっいっああああっ……あひっんっあっあ゛ひっあ゛っあんっあんっふぁあっ、おま〇こ、もう、いぃっ、ひぁっあっいいっ、よすぎてっ、あああ゛ひぃっあぁっあっあぅっ……んっはあぁんっ」
「アイドルおま○こ最高じゃん、特に君は大当たりすぎるっ」
「あ゛ひっんっあぁっあぁんっ、しゅごいっ、すき、おち〇ぽすきっ、もう、こんなの知ったらっ、おち〇ぽずっとハメハメしてて、あ゛っあひっんっふあああっ出してぇ、おま○こに、精液出して、おま○この奥までっおちんぽ精液ビュービューしてぇっ、あんっあんあんあんあんあんっ」
「いいよーおま○こに精液たっぷり出して上げるからね~」
「ふあぁっ……きもちぃ……おま〇このなかっ、ああぁんっああぁん゛んっ……ふぅっ、んっん゛っ、んあぁあっ……! ああぁっ、やっ、あっんあぁっん゛ぁっあ゛っああっもうっあっくうっ」
派手に何度も絶頂をし、射精感がなくなるとドライオーガズムで達し、何度もスタッフのペニスで中溝は絶頂をした。
「あああぁっ……もうらめぇっ…おち○ぽでおま○こ変になっちゃうっ……んぁっ、変になっちゃうからっああっ……くぅっ、ぐっ、ん゛あっあっあ゛ああっいくっいくっぅん゛っあっあっあああああ゛ああぁっ……ん゛あっ、うっ、ん゛っ、ひぃっ変になるっ……んっああっ、あ゛ぅっ、あ゛あああっ」
「ああ、そろそろ夕方かあ、あいつら戻ってくるから、これが最後ね」
「んっうっあっあ゛ああっ、ぐぅっあひぃっ……ん゛っ、あぁっ……やめっ、くっん゛っああっ、あひっ、んっんっふ、あ゛っうっ、んっああああっあ゛ぅっ……ひぁっ、や……んっふぅっあっ」
「中にたっぷり出しておいて上げるから、あと、使った道具お土産に上げるよ。寂しいときは一人で楽しんでね」
「んぁっ、いいっ…あ゛っ、おま○こで、イクっ……はぁっあっん゛っふぅっあっ、いいっ、んぁっあっああ~っあ゛ああぁっ……ひぅっ、ん゛っん゛っ……あ゛っん゛っああぁっ、っ、あ゛あああっ……あぁっ、ん゛っあ~~っあ゛っ……、んっ、ん゛あ゛っ、ううっ、ん゛っあ゛うっ……んっあぁあっ……はっ、はっ」
全身で感じて中溝は達して、スタッフとのセックスを終えた。
来たときはセックスなんて知らなかったのに、たった半日でセックスに狂うまでにペニスを求めた。
スタッフはまたアナルにプラグを填めてベルトで固定をして楽しんでいる。
慣れている様子から、何人も同じ目に遭ってきた可能性が高くなった。
でも中溝はそんなスタッフを訴えようとは思わなかった。
それはスタッフが、その撮影以降も中溝を抱こうとは考えてなかったからだ。どうやら処女に拘りがあるようで、慣れてきた淫乱には興味がなくなるらしい。
帰る時にはすっかり他人行儀になり、あっさりと解放され、ドラマも問題なく放映された。
その後、中溝は監督のお気に入りになれて、監督が撮る映画には必ず出るようになり、演技力が高いことで一般的に認知されることになった。
そんな中溝は監督とは、ドラマのその後迫って寝た。
監督を好きだと告げ、抱いて欲しいといい、セックスで監督を虜にできた。
監督は絶倫で知られている女ったらしであったが、中溝と不倫するようになってからは、中溝以外とは寝ていないほど、中溝の手管に溺れた。
監督の奥さんはそれを知りながらも、中溝のファンだったので自宅に招かれて監督夫妻とすら中溝は関係を持つようになっていった。
緩りとねじ曲がった中溝であったが、監督夫妻との付き合いは二人が亡くなるまで続いて、中溝はそのままアイドルから大物俳優にまで成長できた。
だから、中溝はスタッフには感謝する気持ちがあったのだが、そのスタッフはその後、他のアイドル候補に同じ事をして逮捕されていた。
けれど中溝の話は一切出てこず、スタッフもすっかり忘れているのか、犯罪を増やしたくなかったのか、中溝の前には現れなかった。
だから今どこで何をしているのかさえ、中溝は知らないままである。
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