137-海と月光


「うわー綺麗な海~」
「うん、綺麗だね」
 近くの温泉宿にやってきた相楽は、田本と共に海までやってきた。
 夏の暑いときに温泉は流行らないだろうが、海水浴をした後に温泉に入るとホッとするほど気持ちがいいことを知っていた。
 そして海岸線は綺麗な海で、掃除を行き届いている。
 海水浴をしていい海は、もうちょっと離れたところになるが、ここも波が穏やかだった。でも急に深くなっているところがあるらしく、危ないので泳がないでくれと言われていた。
 それでも波は低く、そこの危ない部分以外は遠浅であることは知っていた。
 危険な部分には網が張ってあり入ることはできないようになっていて、ここでは地元の人が泳いだりしているらしい。
 ただその日、旅館を出る時に旅館の主人から今夜は出かけない方がいいと何度も外出を止められた。
 あまりにしつこく止めてくるので理由を聞いても、はぐらかすように言うだけで要領を得ない。だから主人が他の客に呼ばれた間に海まで出てきてしまった。
 相楽と田本は、岩陰に隠れて服を脱いで海に入っていた。
 これも主人に止められていたけれど、どの忠告も二人は無視した。
 月明かりの綺麗な日で、満月で明るかったから、何の心配があろうかと油断をしていた。
 海に入って浅瀬で泳いでいると、何人か同じようなことをしている人がいた。多分地元の人であろう。そういう軽装だった。
「ほら、やっぱり皆やってるじゃん」
「だよねー何だったんだろうね、あの旅館の人」
「さあ? わかんないけど泳ごう」
「うん」
 しかし、少ししてから浅瀬にいたその人たちは一定の時間になると慌てて帰って行くのが見えた。
 その慌て方は、誰かが溺れたとかそういうのではなく、まるで門限でもあるかのような慌てようだった。
 岩場にいた二人はその行動の意味がわからずに二人で顔を見合わせた。
「どうしたんだろう?」
「さあ、何かあったのかな? ん?」
 二人がそう言いながら海岸に戻ってきて海から上がろうとすると、急に遠くからバイクの音が響き始めた。
 それは普通のバイクの音ではなく、明らかに改造したマフラーを使っているバイクの音だった。
「ま、まさか、相楽……早く海岸から離れるよ……っ」
 田本がそう言って岩場に戻り始める。しかしそれと同時にバイクがたくさん海岸まで下りてきた。
 二十は超えるバイクの集団を見た二人は、だから先の人たちは急いで逃げたんだと気付いた。
 ただの不良だったらまだいい方、暴走族なら素通りできたが、これは半グレと言われる年齢の人たちだった。
 不良や暴走族なら二十歳くらいには上がってしまう。けれど、この集団はそうした時に上がり損ね、普通になることもできずにヤクザとの繋がりまでできてしまった半ヤクザの人たちだ。
 海から上がり損ねた相楽は咄嗟に体を海に沈めて、頭だけ漂う何かのように浮かんでから反対側の海を目指した。
 男たちはまだ二人に気付いてなかったが、誰かが裸で走って逃げる田本に気付いた。
「おい、全裸の変態がいるぞ~」
 一人がそう言うとバイクに乗った数人が岩場に向かってバイクで走ってきた。
 すぐに岩場にやってきて、岩場を上ろうとしていた田本に追いついてしまった。
「は、離せ! やめろ!」
 田本が叫んでいるが男たちは面白がって田本を連れて行ってしまう。
「全裸の変態くんだぞ~」
「ははは、いいなこいつ可愛いぞ」
「そっちに興味あるやついるんかよ」
「どっちもイケるけど~」
「そこの小屋借りるか」
 男たちは興味がある者とない者が別れ、半数が走り去っていったが、半数が残っている。
 小屋の電気が付けられて、中へと田本が連れて行かれる。
 悲鳴を上げている田本は一瞬だけこっちを見たが、すぐに目を反らした。
「逃げろって事? 助けを呼ばなきゃ……でも、こっちは網があって通れないし、通れたとしても深くて溺れるところ……」
 何とか泳いで岩場を超えたあたりまで来たがこっちには上がり口がないのだ。完全に崖となっていて、さすがにその向こうの港まで泳げるほどの体力も自信も相楽にはなかった。
 だから、半数が消えた海岸線に戻り、服は諦めて道路に上がることができる坂道の正面まで浅瀬の海を這うようにして泳いだ。
 小屋からは田本の悲鳴が聞こえ、男たちの笑い声も聞こえる。
「いやああっ!」
「おいおい、可愛い声だな……」
「やべえ、こいつ相手なら勃つわ」
「俺も……すげえな、あっさりペニスを飲み込んでるし」
「男でも調教すりゃここまでできるらしいから、こいつ調教済みなんだろうな」
「へえ、ラッキーじゃん」
「そういや、何でこいつ全裸で走ってたんだ?」
 タイミングを逃したら終わりだと思い、何とかそれに耐えていると小屋の中から聞こえる声が変わった。
「あっあっあぅっ……んっ、んんんーっ」
「口の中もやべえなっ」
「早く変われよ」
「んっんっふぅっんっ……んんっ……」
「もうちょっとだって、待てって。ほらよっ」
「んんっんーっ! はふっ……んっんあんっ……あぁっあひっあんあんっ! んんっ! ……んっぅっ、んんっ」
 田本は次々に男たちに犯されているようで、口もアナルも既に男たちのペニスを突き入れられてしまっているようだった。
「んんっ、んっんっふっ……んぅっ、んんーっ」
「舌もやべえな、こいつ気に入ったから、飼わねえ?」
「お、いいな。山本んちとかで囲えそうじゃん」
「んんーっんっんっんっぅんっ!」
 さすがにそれは嫌だったのか、田本が暴れるも男たちは遠慮なく田本を犯している。
「うるせえよ、おらっこっちも集中しろっ俺のペニスもいいだろうがっ」
「ん――っ! あ゛あああぁっあひっあひぃっ! あっあんっあんっあぁあんっ!!」
「やーっと出たっ」
「ほら代われ!」
「はぁああ……らめぇ……ぁんっあぁっ……ひあああぁんっ! やぁっもっやらっあっあんっはぁあっ」
「そういいながらも腰振ってるし、気持ちがいいんだろうがっ淫乱がっ!」
「ふぁああっ……らめっあーっ……あふっあっんんっ……はぁんっ!」
「こいつのアナル、たまんねえっぎゅうぎゅうして、搾り取ろうとしてくるぞっ」
「あぁあっ……あっぁん……あぁあっあんっいぃっ……もっおちんぽっらめぇえはぁああっ……」
「おちんぽだってよっ」
「淫乱で卑猥かよっ面白いなっ」
 男たちと田本様子は大きな声だから海にいても聞こえた。それくらいに小屋と海が近い場所になっている。
 満潮で海岸が近くなってしまっているのだろう。
 しかし、相楽が道路に逃げる距離もまた近くなっている。
 全員が田本の色香に惑わされている間に、相楽は海から上がり、音がしないように道路に向かって走り出した。
 そんな時だった。
 ちょうどバイクを降りて道路の反対側にいた半グレの連中の一部がいて、その人たちが砂浜に戻ってきたところだった。
「はっ」
 相楽は驚きながらも道路を走った。
「あ、また全裸野郎だっ」
「捕まえろ!」
 相楽も全裸なので怪しいことこのうえないのだが、それでもコンビニから少し離れた民家に向かって走っている相楽を、数人が追いかけてきた。
 そして相楽はやっと辿り着いた民家に向かって叫んだ。
「助けて! 誰か警察を呼んで下さい! 追われてます! 助けて!」
 そう相楽が家人に向かって叫んだ。
 すると家人は何事かと窓から外を眺めてきたが、全裸の相楽に驚き、またそれを追ってきたのが半グレの人たちだと分かると、関わり合いになるのが嫌だったのか、すぐに窓側から消えて、部屋の電気が消えた。
「なんでっ! 助けてよ! 友達が浜で襲われて!」
相楽は必死に鳴って叫んだが、そこに半グレの人たちが追いついた。
「おーら、全裸変態くん二号~こっちこいよ」
 後ろから抱きかかえられて、相楽は男たちに囲まれ、そのまま来た道を引き返した。
「離せ!」
 何とか必死に叫んでみるが、近隣の人たちは一応は何の騒ぎなのかと外を見るのだが、一斉に何が起こっているのか理解をした瞬間、カーテンを閉めて電気を消してしまうのだ。
 まるで半グレと関わり合いになって恨まれたら、ここに住んでいけないから逆らって面倒ごとは起こしたくないと言っているようだった。
 これじゃきっと何処に駆け込んでも誰も助けてはくれない。
 そこでやっと旅館を出る時に海に行かないようにと何度も言ってくれた主人のことを思い出した。
あれはこのことを言いたかったけれど、怖くて言えなかったからの気遣いだったのだ。
 ちゃんと言うことを聞いていれば、こんなことにはならなかったのだ。
 全裸の男を抱えた男たちというのは、周りから見ればおかしいことこの上ないのだが、通行している車もバイクも誰も一切止まってはくれなかった。
 コンビニの店員も驚いた顔をしてみてきたが、すぐに目を反らされた。
ここの住人はきっと誰も助けてはくれないのだと相楽は理解してしまった。



 浜まで戻ると小屋の中からは田本の嬌声が聞こえてきた。
「あっああぁっ……おま○こは、らめぇ……んっ、精液中出ししちゃぁっ……あっあっいぃっ、んっ、あんっ」
 田本はもう嫌だとは言っていなかった。
 たった三十分ほどで田本は男たちによって完全にメスにされていた。
「はあぁ……ひ、はぁ、あっ、あぁっ、もう、むりっ……あんっ、なんで、またおちんぽ挿入ってるの、あ、あぁっ……」
「おら、腰ふれよっ」
「もっおちんぽいいから……あぁんっあっあっ……や、らめぇっ……おま○こ壊れるっはぁんっ」
「壊れないって、おおっ腰振ってきたなっ」
「ああぁっ! あっあぁんっ……おちんぽっらめっ、あっあっあっ……」
 そうしている小屋の中は男たちがたくさんいたので入ることはできなかったが。
「おおーい、もう一人全裸の変態がいるぞ~」
 そう言うと数人が中から出てきた。
 確かに全裸の相楽を抱えた男が、相楽の尻を撫でていて、それに全員が興奮しているようだった。
「砂浜じゃ、あれだから中からシートもってこいよ」
「ああ、持ってくる」
 一人が小屋に飛び込んで、大きなビニールシートを持って出てきた。
 それを浜に広げてそこに相楽を下ろすと、男たちが一斉に相楽に群がってきた。
「いやああっやめろっ!」
 暴れる相楽を一人が頰を殴って黙らせた。
「……っ!」
 あまりの痛さに相楽は口の中が切れて、一瞬で恐怖を植え付けられた。
「おいおい、殴るなよ」
「ちょっとうるせえよ、こいつ」
「いいから、さっさと仕上げろよ」
 誰かがそう命令すると全員が相楽の身体にローションのようなモノを塗りたくり、それを手で刷り込むように相楽の身体に擦り付けてくる。
「いやっああっ……やめてっ……やだっ」
 か細い声でそう言うのだが、男たちは笑っている。
 そしてその塗られているモノは最初こそ粘り気だけだったが、やがて熱くなってきてしまい、触れられるところから身体がおかしくなってきた。
「あひっ……あっあんっあっ……はあっ、はあぁ……あぁあっ……」
「よし、効いてきたぞ」
 そう言われた時には、アナルまで指で犯されていた。
二本も入った指が挿入を繰り返し、中まで液体を塗りつけていく。
「ひああぁっ……あぅっ、ひぁん、あっあっあんっ」
 もしかしなくてもクスリが入っているのかと、思うくらいに相楽は気持ちよくなってきた上に、頭の中にもやが掛かり始めた。
 それは難しいことが考えられなくなってきて、ただ気持ちがいいという快楽だけに集中してしまいそうだった。
「あぁんっ! やああっ、はひぃっ、あっあっ、あーっ……」
 男たちはニヤニヤしながら相楽の身体を弄り、相楽を四つん這いにすると、とうとう後ろから一人の男がペニスを相楽の中に挿入させてきた。
「あぁーっ!! ……ふあっ、んっんっ、やぁっあっはぁあっ」
「お、こいつもやばいな……っ、中、いい感じになってる」
「おい、口は塞ぐなよ。喘がせて煽らせてくれ」
「じゃ、俺は中でもう一人に突っ込んでくるか……」
「あんっ! んっあぅっ……やっあぁっあぁっ、らめっ、んんっ、ひぁんっ……!」
「らめってよ~、可愛いな……こいつも気に入った」
 挿入を繰り返している男が激しく相楽を突き上げてくる。
 それがまた相楽の快楽を誘ってきて、相楽は腰を振り始めた。
 どうしたって我慢ができないのだ。
「あっ……あぁっあっ……お、おちんぽっでっ、おま○こぐりぐりって、やっ、はぁんっ……」
ただでさえセックスが好きなのに、クスリを使われたらそれこそがっちりと填まってしまう。
 相楽はもう誰が相手でもどうでもよかった。
 ただペニスを突き挿入て、中を擦り上げてくれるのなら、何処の誰でも何でもよかった。
「あっ、いいっ……んっ、あっふぅっやっ……、おま○こ、いいっあぁ、んっ、はぁっ……おちんぽっすきっああんっいいっ」
「こいつ、堕ちるの早いな~見るからにペニス好きそうだけど」
「あぁんっ! あっ……はぁっ、はぁっ……あぁぅっ! やっ、あんっあんっあぁんっ」
 すると男の一人が言った。
「もしかして、こいつら。岩場で乳繰り合ってたんじゃね?」
「ああ、あり得る。あそこで盛ってるやつ、毎回ちょうだいしてるしな」
 どうやらこの男たちが浜に下りてきたのは、そういう理由があったかららしい。
 だから皆時間を気にして逃げたし、旅館の人も海に行くのは止めた。
 この男たちによって散々強姦事件が起きていたが、被害者は泣き寝入りだった。地元の人はこの時間は出かけないし、助けを求めてくるのは大体観光客なので知らん振りをする。
 助けてもめ事に巻き込まれたら、全てを捨ててここから出ていかないといけなくなるからだ。
「やぁあっおちんぽっおくっ、あっふぅっ、あっあっ……ああーっ! ああぁっ! あっはぁっ……おちんぽっおっきいぃっんぁっ……はぁっんちくびっいいっ……!」
 乳首を両方から二人に片方ずつを舌で舐め上げられて、相楽は身悶えた。
「はぁあっぁあっ、あっあっ……もう、あぁあっ……いっちゃ、いっちゃうっ……あっあぁっ」
「おら、勝手にイクなよっ、どこがいいんだっどこに精液を出してほしいっああっ?」
 パンパンとアナルを抉られ続けて、相楽は必死になって叫んだ。
「あひぃっ……なっ、なめてぇ……おっぱいっ、んんっ……おっぱいちゅうちゅうして、ぁんっ、おち○ぽでおまんこぐりぐりして、精液をおま○こに出してっあっあっあぁあんっ」
「ははっ合格っくれてやるよっ」
「やあああぁっ! ぁっあっいくっ、いくっ……! んっあっあっあっ精液おま○こにでてるっあぁあんっ!」
相楽が絶頂を迎えて身体を痙攣させると、アナルの奥に男の精液が叩き付けられた。
 それは相楽にとって初めての中出しで、それはこれまでのセックスの中で一番気持ちがいい満足がいく瞬間だった。
「あぁあっ……はぁっはぁっ……らめっ……あっぁんっあっあぁっ……んんっ、らめぇっあっあんっ」
 次の男が相楽に覆い被さってきた。
今度の男のペニスもまた大きくて、相楽は嬌声を上げた。
「あぁあっ……ぁっ、おっきいっおちんぽがぁっ……おま○こ、ごりごり擦ってっはあぁっ……んっあぅっ、きもちっ、いいっ……!」
「こいつもおちんぽ大好きだな……中出しで目覚めた感じだし?」
「好きもんかよ~今日は二人とも大当たりじゃん」
「あひっあうっひぃっ……あ゛っあ゛っらめっ、おちんぽ、らめっあっあんっんっあっい゛いっ、おちんぽよすぎてっだめになっちゃうっ……あっひっあっああっ」
「おらっ本領発揮だろうが~」
「あうっあっあっあんっふっ……あっあああっあああぁぁっ……おちんぽいいっあうっ、んっやあっあんっあ゛ああっ……!」
クスリが完全にキマッた状態で何度も犯され、相楽は気持ちよさにそのまま身を委ね始めた。
「あっあんっあ゛あっああぁあぁぁっおま○こっああんああっ! あ゛ああっ……あひっ、いっあっあんっぁうっ、あっあっああっ」
「淫乱くん、おちんぽどうですかっ~?」
「あああぁぁっ……んっ、おま○こに、おちんぽっいいっはぁっ……あっあんっいっあひっあっああぁんっもっおま○こでっいくっいっちゃうっ!」
「ほらほら~こうやって抉ってやると~」
「ふあっ……あっいっああっ……おま○こっだめっ……あんっんんっ……らめっあああっ! あ゛っあ゛っうっひぃっあっあんっあああっ……!」
「ああ、言い反応する~」
「うっあっでるっおーすげーでる」
「ああああぁぁっ……あひっ、いっ……あっ、んっ……せいえきでてるっはぁっはぁっ……はぁっ……はぁっ……おま○こにされちゃった……あはんっ」
 男たちは代わる代わる相楽を犯していく。その形や大きさも違うペニスがどんどん相楽を快楽に堕としていく。
「あ゛ひっ、あっ、おま○こっ、そこっだめなとこ、おちんぽでごりごりされてぅっ…あ゛ーっあ゛ああーっ…」
男たちのセックスは上手かった。
 クスリを使われているにしても、下手だとここまで感じない。
 だから相楽はもしクスリなしでも襲われていたらきっと同じように乱れていたかもしれないと思ったほどだ。
「あ゛ひっ、あ゛っらめっらめっイってるからあっあっあっあぁっ…あ゛んっあんっあああああんっあひっ、あんっあんっあんっあぁんっおま○こがっあ゛ーっあっ、あああっ」
「おら、イけよっ淫乱っ」
「ひあっあ゛っあっ……いってるっ……おま○こでいってぅのに……あひっあへっあ゛っあっあんっあんっ」



だんだんと男たちは浜で遊んでいるのが飽きたように言い出した。
「面白いから、上に行こうぜ」
「どうせなら、人に見て貰いたいだろうしよ」
 一人の男が面白がって皆に耳打ちすると、全員が面白がった。
 挿入している男が相楽を抱え上げて歩き出し、そのまま浜の上を走っている道路まで行った。
 そこには車がたまに通っていたが、その車を無理矢理止めると、車のボンネットに相楽を乗せて運転手たちに見せつけるようにセックスをした。
「やぁっ……らめっっおちんぽいいっ……あっ、あぁんっ、みないでっあんあんあぁんっ!」
「おら、見ろよ、この淫乱変態をよっ」
 男がそう言って相楽の顔を運転手に見せつける。
「あぁあんっ! やらっみないでっああっんっおちんぽっいいっっ……またっいっちゃうっ……みられてっいっちゃうっんんっ、やあぁっ!」
後ろから相楽を突き上げて、相楽の髪の毛を掴んで顔を上げさせて、運転手に見せつけるように激しく男のピストンをする。
「あああーっ! いくっ、いっちゃうぅっ! みられていっちゃうっはぁあんっ、あっあんっいくいくっいくぅっああぁー!」
そう言った時には、ボンネットの上に足を乗せたまま、後ろから突き上げられて相楽は射精をした。
「やぁっ! もうっやらぁあああぁんっ!」
 吐き出した精液は運転手側の窓ガラスまで飛んで散り、さらにはそれを落とすかのように相楽は放尿をした。
「ぁあん……はぁっ、はぁっん……ぁ、んっ……はぁっ……、う……」
「こいつ、漏らしたぞ」
「あはははっやべえなっ」
 男たちは笑いながらその車を解放してやった。
 そしてまた次にきた車を止めて、同じように車に乗り上がり、フロントガラスに手を付いて後ろから男たちに犯される。
「あ゛っあ゛っうあっあ゛ーっだめっ、おちんぽっいいっあ゛っんっひああっあ゛あぁっ……んっあっい゛っ……あっうぁっあんっあんっあんっあんっ」
「おら、ケツま○こにペニスが入ってるの見て貰えっ」
「あああっ……ひっあっそこっおちんぽっぐりぐりらめぇっ……あ゛っうあっあっあ゛あ゛ああああっ……!だめっいくっいくっやらっおま○こいっちゃうっ! あ゛っんあっあ゛っあ゛っあっああっ」
「イキながら、突き上げてやるっおら、運転手、しこってんぞっ」
「らめっみないっでっあああっ……あ゛っあっんあっあっあんっあぁあんっあ゛あああっ……らめっらめっみてるっあ゛っあああっあんあんあんあんあんっあ゛ーっ……あっんっあっあひっあんっあんっあぁんっ」
「見られて絶頂するとか、さすが淫乱、運転手がもう少しでイきそうだぞ、おら見せつけてイかせてやれ、淫乱くんよぉ」
「あっ、あっ、あひっ、あんっあっあっ、あんっ、あんあっっ、ん゛あっんっあぁんっだめっ、あっいっ……ひぁっあっ、んっあんやぁっあんっ……らめぇなのっ……あっ、あっ、あっあぁんっ……らめっ……っんっ、あっ、あひっ、んああっふああぁっ……やらっ、あんっ、んっあっんっあっああぁあんあっひぁっ、んっあんあぁあっ!」
「おらっイけ!」
「あ゛っあひっいくっ、い゛ぐっおま〇こイっちゃうっ……ひぁっ、あ゛っ、いっちゃうっ……! ひあん゛っあっ、あ゛ああっあぁっ」
 相楽は絶頂しながらまた尿を漏らすように潮を吹いた。
 それがフロントガラスに飛び散って、運転手もオナニーで絶頂している。
 それを確認すると、車を降り、車を行かせて次の車を止めた。
「面白いこと思いついた」
 今度は運転手を脅して車から降ろし、相楽を犯したら解放してやるとまで言った。
「ふ、……ぁっ……あ、ん……ひぁっ! んっ、ぁあんっ」
 運転手は相楽のアナルから精液がボタボタと落ちる様を見せつけられて、何故か勃起して相楽のアナルにペニスを挿入した。
「ああぁっあっ、んぅっ……、や、あぁっあーっ……ひぅっ、うっ、ぁあんっ」
「死にたくないんだっ仕方ないんだっ」
 運転手はそう言いながらも、相楽の中を堪能するようにピストンを速める。
「んっんっ……はぁっぁ、あぅんっすご、いっ……ひゃぁっあっはぁっ、あぅんっ!」
 運転手は相楽の身体を弄り、相楽の乳首を摘まんでから腰を振っている。
「この淫乱がっお前のせいでっお前のせいだからなっくそっ、でるっ」
「はぁあああっ……ふぅっ、うっ、あぁああぁんっ……やぁああっ! あっいいぃっひぅっ、あひぃっ、あぁんっ!」
 中で運転手が射精をすると、熱い精液が叩き付けられて、また相楽は絶頂をした。
 すると運転手は解放され、同じようにまた次の運転手に相楽を犯させては男たちは運転手からセックスの手数料だと言って、きっちり一万円だけ財布から抜き取った。
 全額を盗むとさすがに警察に駆け込まれる可能性があがるので、一万円なら勉強代だろうし、相楽を犯したという罪悪感もあって警察にはいかないし、証言もしないだろうという計算があったらしい。
「ひあっ、あ゛っおちんぽ、らめっあぁっ……あ゛っあっあっああっあぁああっ……あっあっあんっ、あんっあんっあんっあ゛ああっ、あっあぁあんっ」
「ほら、イけよっ」
 次の運転手が相楽を襲ってきて、精液塗れのアナルにペニスを突っ込んで腰を振っている。
「ひああっ……らめっあっん゛っひっいっ……あんあっ、んっああぁっ! ああっらめっ、い゛っいくい゛っく……から、おま○こらめっああんっあっ!」
「イッちまえよ……淫乱変態……知らない男に犯されてイッちまえよ」
「あひっいくっ、おま〇こイっちゃうっ……あああぁっ、あ゛っ、ああっいっちゃうっ……! ああああっあっ、あ゛ああっあぁっ」
 また次の運転手が連れてこられて、相楽は次々と運転手と精液中出しセックスをさせられた。
「ほら、運転手さーん、もっと腰使ってやれよ~」
「ひっひっい……」
 車から引きずり下ろされて、見知らぬ男を犯す羽目になった運転手は必死に腰を振って相楽のアナルにペニスを突き挿入ている。
「ふあっあっ、あっらめええっ、激しくおちんぽでおま○こぐりぐりされたらっああんっ」
次々に運転手たちが連れられてきて、相楽を犯していくが、中には微妙に楽しんでいるやつもいた。
「この、淫乱ま○こがっおらおらっ!」
「もうっむり、い゛ってるっ……おちんぽっらめっああっおま〇こ、らめえっあっ、あ゛っ、ああぁぁぁっ!」
「おちんぽが好きなんだろうがっこれがいいんだろう! この淫乱がっ!」
「あぁあっああんっ……もっ許してぇっ……おかしくなっちゃうっ……、おま〇こ、馬鹿になっちゃうっあああっ……おちんぽっああっ……あっ、あああぁっ……らめっおちんぽハメるのはっ……おちんぽっあはんいいっ……あああっ!」
「まだまだおちんぽが待ってるぞ、全部咥えて全員イかせろよ」
 そう言いながら男たちは運転手を脅しては連れてきて、相楽を犯させる。
「あ゛ひっ……んっあっ、あ゛っ、あっあっあっあああっ! んあっん……ひっあああっ……あんっあっああっああっんあっあっはあっんっあっ、あ゛ひいいっ、らめっあ゛ひっ、らめっ、おま○こゴリゴリしてるっ……ひっあっ、あんあんあんあんあんっああんっ!!」
「淫乱が、この変態淫乱がっこのっ!」
「あ゛ああっ……あっ、あ゛っ、らめっらめええっ、あ゛あああぁっあ゛っい゛っ、あっんっ、、い゛くっあ゛あ゛っあっらめっあ゛っんっ、あっ、あぁっ、いくっ、い゛ぐぅっ……あぁあああん!」
 運転手たちにどんどん犯され、絶頂をしながら相楽はひたすら嬌声を上げた。
 本当に気持ちが良くてどうしようもなくて、腰を振って運転手たちを煽った。
「あ゛ひぃっ……おちんぽしゅごいっ、、ひっ、あっ、やああっあっあんっあっあ゛ああぁっ……すきっおちんぽすきぃっ……おま○こっハメハメされて、イキまくちゃうっ……あ゛っ……いい……おま〇こきもちぃっあぁあんっあんっ」
 道路の真ん中でセックスをさせられ、ガードレールに凭れながら絶頂をしまくっていた相楽は、どうしてこんなことになったのだろうと遠くの意識で思っていた。
 その夜の狂乱は終わることはなく続き、まだまだ序盤だったことを知る。
「あぅっあっあんっいいっ、んっ、ひああぁっいいよぉっ」
 車を止めては相楽を運転手に犯させるのは、車が五十台を過ぎた辺りで男たちも飽きたらしい。
 こんな状況でも警察や止めに入る人はいなかった。
 警察が通報に答えないことを住人は知っていて、相楽を助けようとはしなかった。どうして警察が来ないのか、それは相楽には分からなかった。
 今度はコンビニに入り、コンビニの中でセックスに浸った。
「やああぁーっ、んっ、いいぃっ、もっ、いっちゃうっ、いくっ! あっあぁあんっ!」
「おらっまだまだだぞっ」
「はぁっはぁっ……ぁ、あぁああん……やっ!? んっああぁあっあひぃっ! あっあんっ、あぁああ……」
 カウンターで店員に見られながらセックスをし、店員に向かって何度も射精をした。 そのうち男たちは疲れたのかコンビニの商品を好きに食べ始めるのだが、その代金はさっきの車の運転手から強制的に徴収した金で払った。
 店員はレジをうちながら、相楽を犯すように脅されて相楽の奥をペニスで突いた。
「あっあ゛っ激しぃっ……ん゛ああんっあ゛っあっあひっ……あ゛っあっあんあんあんっあ゛あああっ……あぁっあっいいっ、きもちぃっ、、おちんぽ、大きくて、おま〇この奥まで届いてるっあああっあぁっあっあっ」
「くそっお前のせいでっくそっ淫乱ま○こがっ!」
 店員はそう言いながらも腰使いが巧みで、しっかりと相楽を味わいながらペニスで奥を突き上げてくる。それが溜まらなく気持ちが良くて相楽も腰を振った。
「ふあああっ……んっあっ、あんっ……おま〇こ、おちんぽで、気持ちいいっ……い゛っあっあんっあぁあんっあっ、おま○こっ……ん、いいっ、おま○こに出してっあっあんっ、おま○こに、精液出していいっ……俺のおま〇こでイってっあっ、あっあ、ああああっ」
 そうして相楽は店員に犯されながら抜かずに三回も中出しされて、最後には店員のペニスを綺麗にしてやれとフェラチオまでさせられた。
 もうここまできては抵抗の意思はほぼなく、逆らったら殺されるとさえ認識するようになった。
「ん゛んっ……、ふぅっ、ん゛むっ、ん~~~っ……」
「おっ……いいぞっ……しっかり舐めろ……おおっでるっ」
「ん゛むっ……、ん゛っ、んっ、んんぅっ……、んっ、んっんんんんんっ!」
しっかりと店員のペニスを舐めて絶頂をさせて、射精された精液も相楽は飲んだ。
 相楽は尻から精液を垂れ流しながら、男たちに道ばたに寝かされて、その場で男たちに犯されるのをまた通行車に見せた。
「ひあっ……、あ゛っん゛っあっおちんぽらめぇっ……あ゛っあんっあぁんっん゛あっあっ、あんっあんっ、あんっ……おちんぽっ、すごいっ……あ゛っ、んあああああっ!!」
男たちは相楽を押さえつけ、上からがっつりと攻め立てて、相楽に何度も中出しをする。
「あぁあんっ……らめぇっおちんぽっ気持ちよすぎてっ、おま○こ馬鹿になっちゃう……ひあっ、あ゛っ、あっ、あぁんっああっおち○ぽ、きもちぃ、はぁっんんっひゃっあんっ強いっ……らめっ、あっ、あっ、あんっ」
「おらおらっ皆に見て貰えっ淫乱でどうしようないメス犬のところをよっ!」
「くるっ、あああっぁあっ、あぁんっおま○こでいっちゃうっ……あぁっんっやぁあっおち○ぽ、いい……あっ、おま○ここするの、きもちいい、あんっ、きちゃう、きもちよくて、ああぁっ、おま○こにせいえきっほしいっ、はぁ、いくっ、いくっ、……あっ、あんあああんっ!」
 脳天から突き抜けるほどの快楽がやってきて相楽は気持ちよく絶頂をした。
 それを見ていた通行車の人は中でペニスを扱いて抜いていたので、また相楽は運転手とセックスをさせられた。
「うあっいいっ……おおちんぽきもちぃっ……あ゛ひっもっああっおま〇こっ……熱くて大きいおちんぽでゴリゴリされてっ……あぁんっもっあたまへんになるっ…あああぁあっ」
「おお、おお、淫乱すぎる……もう何人目?」
「さあ、金がもうすぐ五十万だし、五十人?」
「マジで? すげっ淫乱くん、本物の淫乱じゃんっ」
 そう言っている男たちの横で相楽は運転手に中をペニスで抉られて絶頂をしている。
「うあっあ゛っいいっきもちいっおちんぽでズボズボされるのよすぎて、いくの止まんないっ……あ゛っい゛ぃっあっああ゛あぁあっいくっいくっい゛っ……!あ゛っあ゛っんあっ……あ゛ああっ」
「お前のせいでっこんなことにっ」
「あ゛っあ゛っうあっあ゛ーっごめんなさいっああっでもきもちいいっ、おちんぽっいいっあ゛っんっひああっあ゛あぁっ……んっあっい゛っ……あっうぁっあんっあんっあんっあんっ」
「ああっくっいくっ」
「あああっ……ひっあっそこっおちんぽっらめぇっ……あ゛っうあっあっあ゛あ゛ああああっ……! いくっいくっやらっおま○こいっちゃうっ! あ゛っんあっいってうっあ゛っあ゛っあっああっあああっ……いってうのにっ……あ゛っあっんあっあっあんっあぁあんっまた、いくっあ゛あああっ……あひっあ゛っあああっあんあんあんあんあんっいくいくっあ゛ーっ……あっんっあっあひっあんっあんっあぁんっ!!」
 運転手は絶頂をし、精液を吐き出しながら腰を振り続け、続けざまに二度射精をして、相楽をドライで絶頂をさせてきた。




 運転手たちから一万円を抜き取っていくことにすら飽きると、相楽は男たちにまた浜で犯された。
「あああぁーっ、やぁっ、ひっ、ふぁっ、あんっあんっ、ぁんっ!」
小屋の中から田本は連れ出され、岩場の方で盛り上がっている。
「やぁんっ、おちんぽっいぃっはぁっ、ちょうらいっおちんぽっちょうらいっあっふぅっあんっ、んーっ」
「ほらイケっ!」
「ふっん、あっああっ、また、おま○こでいっちゃう、いっちゃうっんっはぁんっ」
 田本は完全におかしくなっていた。
 相楽と同じようにクスリでと思っていたが、どうやら違ったらしい。
「あいつ、クスリ使ってねえよな?」
「使ってねえよ、使うまでもなかったし」
「ひぁああっ!あーっ、いくっ、いっ、んっあっああああぁんっ!」
その言葉を聞いて相楽はまだ自分はいい方なのだと思った。
 堕ちたと思ってもクスリのせいだと言える。後でトラウマになってもクスリでおかしかったと言い訳できる。誰かに知られてもクスリを使われて抵抗できなかったと言える。 しかし田本はきっと駄目だ。
 自分の意思で堕とされたのでは、きっと立ち直れない。
「あっひあぁっふぁあっ、おま○こっ、せいえきっ、んっぁ、なかにっ、いっぱいらしてぇっあっあんっふぁああんっ!」
田本は自ら男の身体に足を回し、しっかりとホールドをして精液を受け止めようとしている。
「ああぁっ、いくっ……いっちゃぅっ、っはぁ、せいえき、れちゃうよぉっ……ぁんあんっああああぁんっ!!」
 痙攣して田本がイクと男がしっかりと中出しをしている。
 それを田本は嬉しそうに受け止めて、男の身体を離さないように足を組んでいる。
「やべえっあいつ、マジモンじゃん」
「こっちはクスリでどうにかしてるから、逃げないけどさ」
「はぁ、ぁ、ん……あひぃっ、ああーっ、おま○こ、もう、やぁんっ……、はぁ、ひゃあぁんっ! ぁっ、らめぇ……」
 相楽は何度も男たちによってクスリを与えられ、何度も身体がおかしくなって男たちに屈している。しかし、諦めながらも逃げようという意思が見えるのか、男たちはクスリの効果が切れそうになると相楽に新しくクスリを塗ってきたり飲ませたりした。
「あぁんっあああぁーっ! あぁああんっ、もっやらぁっ、いっちゃう、おちんぽからぁっせいえききたっ! あああぁーっ! いってぅ、あんっぁんっいってるよぉっ!! ひあああぁっ!」
 全身を震わせて相楽が絶頂をすると、また男が代わってセックスが始まる。
「あっ……はぁん、んっ、んっあぁんっ! んぁあっ……んっ、らめぇっ、あっあぁんっぁんっああぁーっ! あっあぁっ……ぁんっ」
やまる事がないセックスに相楽もおかしくなれたらいいと思ってしまうが、クスリの切れ目に抵抗する意思が芽生えてきて、なかなか堕ちることができない。
「あっひぃいんっ! もうっ、ちくびっらめえぇっ! れちゃうっ、おっぱいでいっちゃうぁっやぁああああぁーっ!」
「乳首舐められてイクんだよな~っ」
「あぁああんっ! あひっ、あはぁあんっ、ちくびちゅうちゅうっ、いいよぉっ、あぁんっちくびぃいいのっ」
 乳首だけを重点的に舐められて弄られて、相楽は熱い身体を持て余した。
 言いたくはないけれど、言わないと収まらないことがある。
「はぁっ……はぁっ……もっ、やらぁっ……おま○こ、あちゅぃのぉ……あぁんっ……、あんっ、はぁん……はぁんっ、ほしぃっ、おちんぽ、挿れてっ……」
相楽は自分で尻を広げてアナルを見せると、必死に叫んで男たちに言った。
「っ、おっきいおちんぽ、おれのいやらしいおま○こにっ、はぁっ、挿れてくださぃっ。挿れて、いっぱい、なかこすって、ぐりぐりってしてぇっぁっあああああぁっ」
「お望み通りにしてやよっほらよっ」
「ああああぁーっ! あっ、あっ、あんっ、あんっぁあんっ!! ひゃああっ! あぁっ、あっあっ……はぁんっ、ぁあんっ」
 激しく突き入れられたが、もう一本ペニスが挿入ってきた。
「あ゛ひぃぃんっ!! やっああああっあっぁっあっ、いいっ、きもちいいよぉっ……、あああぁんっ」
二輪差しであるが、もう散々犯された相楽のアナルは広がるだけ広がってしまい、二本でも平然と挿入ってしまった。
 その二本で散々中を擦られ続けて、相楽はまた絶頂に導かれた。
「あっあんっあんっ、もうっ、いっちゃうっ、ぐりぐりされてぇっ、せいえきれちゃうよぉっ!!」
頭の中は真っ白でもう何も考えが浮かばない。
「あぁーっ、いくっ、おちんぽでいくっ! ひぃあああんっ、れてぅよぉっ! あっはぁあんっ!」
「おら、まだまだペニスがくるぞっ」
次の二本が挿入ってきて、相楽の中を抉るように擦っていく。
「ん゛ひぃっ、らめっらめっ、イっ、またイって……る……ああっ、ひぁぁっあぁっああああっあ゛あっ……んひぃっ、らめぇっいくっっあっとまんなっ……あ゛っイクのいやだぁっ…もぅっ許してっあっあっん゛ああっやぁっだめっ…ひあっちくびっしながらそこっやだ、あっあんっあんっあんっあんっあんっ」
「こんだけ広がっても、淫乱ま○こでイけるんだなっ淫乱過ぎるっ」
「ひあっあっあっあんっうあっああああっあ゛あああっ……らめぇっ、ん゛ああっ、おち○ぽ大きいっあっひっい゛っいっ……っ」
「ギチギチだけど、ちょうど良い感じになってきた~」
 男たちは相楽に二本ペニスを刺して何度も相楽を犯していく。アナルは少し広がって二本をしっかりと受け止め、相楽はそれで感じて嬌声を上げた。
「あ゛あああぁんっ……大きいおち○ぽでおま○こしちゃやらっあああんっ……あんあんあんあんっあひっい゛っあっあ゛っあああっ」
「よっしゃ、二本同時に種付けするぞっ」
「ん゛ひぃっ、種付けっいやだぁっ……やあぁっあっんっああああっあああっらめぇっ精液っ注がれたらぁっ……イクのっ止まらなくなるっ……怖いっあ゛ひっん゛っあっあんっあんっあんっ」
「おらおら、精液中出しされてイけよっ!」
「ん゛あああっあっあぁっはげしぃっ……やぁっだめっおま○このっ中はぁっ……らめっ…んっあっあ゛っああああっんっああああああぁあぁっぁあっ……」
絶頂をするのと同時に二本の男のペニスから精液が体調に吐き出されて、それが相楽の奥に叩き付けられた。
「んあああっ……なかっ……ああっ……あ゛っ、あぁぁあっひああっ、もぅっだめ、あ゛っあっふあああっ……なか…だめえぇ……っ、まだ出てぅっひっうううっ……中出し……されて……」
相楽はそれを最後に意識を失った。


 それからどれだけの時間が過ぎたのか分からないが、相楽は目を覚ました。
 ハッとした時にはまだ明け方の時間だったと思う。薄暗いけれど、地平線が白くなっているから夜明け寸前だった。
「はぁ……あん、んあっ、やぁああんっ! あぁっ、あんっ……らめぇっ、そこやぁっ……あっ、ああぁっ!」
まだ田本の嬌声が浜に響いている。
 相楽は気付いたけれど、気付いてないふりを咄嗟にした。
「ひぃあぁっ! やっ、ちくびぃっ、ぁんっあぁんっんぁああっ、んっ、んっふぅ、んんやっ、ああぁんっ、ちくび、舐めちゃらめっ、あんっぁあんっ」
 田本はまだ誰かに犯されているのだろうが、それはどうやら一部だけのようで、相楽の近くにいた男が相楽が目を覚ましたのに気付いた。
「あああぁっ、ひぃぁっ、いくっ、またいっちゃうっはぁんっ、ちくびでいっちゃうよぉぉっ、いくっ、いあああぁっ、やらっ、いってぅ、いってぅよおっ、あんっ、おま○こぐりぐりっらめっ!」
田本が絶頂をする声が聞こえた瞬間、向こうからは笑い声がまだしているが、その相楽に気付いた男は、すっと唇に人差し指を立てた。
「今、皆あっちにいってる。たぶん、あっちの友達はうちのが気に入っているから貰っていくけど、君はたぶん放置されてそのままになる。だから、このまま気付いてないふりをして、バイクの音が消えたら小屋の右横に君の服があるから、それを着て帰るといい」
 その人がどういう意図でそう言っているのか分からないが、相楽はすっと目を閉じた。
すると誰かが側にやってきた。
「そっちまだ気絶してんすか?」
「ああ、もういいじゃん、あいつだけで」
 そう男が言うと、向こうではまだ田本を犯している男たちが盛り上がっている。
「うぁんっ……んっ、ふぁ、おちんぽぉっああああーっ! ひああああっ、ああぁっ、らめえっ、いってぅの、いってぅからぁっ、もっ、おちんぽゴリゴリってしちゃ、ああぁんっ、あんっ、んっ、はふぅっ、いいっ、いいのぉっ、おちんぽぉっ、ああっ……おちんぽっいいっ、ちくびぃっああんっ、おちんぽっすきっ! 乳首もきもちいいのっああんっああっ」
 その声が聞こえてきて、男も溜息を吐いている。
「根っからの淫乱っているんだな、あいつもう普通には生きていけないだろうな」
 そう男が言うと、話を聞いていた男の携帯が鳴った。
「はい、ああ、はい分かりました」
 そう言うと電話は切れた。
「あの、住人以外が通報したようで」
 そう言うと男が言った。
「お前ら引き上げだ、県警の警察が来るぞ」
 男の声に一部が不満そうな声を出したが、男が付け加えた。
「そいつは連れて行っていいから、移動する」
 男がそう言うと、不満の声が消えてそそくさと男たちがバイクに乗っていく。
「こいつは?」
 倒れている相楽に言ったのだろうが、さっきの男が言った。
「欲張ると、痛い目を見るって言っただろ?」
「あ、そうっすね。それで前のトップは捕まったんだっけ?」
「そういうこと、いくぞ。全員行ったか?」
「俺たちで最後ですよ」
「ならいい」
 ザクザクと人が遠ざかっていく音がして、バイクの音がどんどん遠くへと去って行く。
田本は車に乗せられて、一番執着をしていた男に車の中でも犯されている。
 その男の膝に跨がって田本は嬌声を上げている。
「あっ、乳首はぁっらめっふぁあっ! あぁんっ乳首っ、ちくびさわってぇっ、んぅっ、いっぱいこりこりってして、舐めて吸ってぇああああぁんっ! ひぃあぁっ、ちくびっいい、いいぁっちゅうちゅう気持ちいいっああんっ!!」
 その声はやがて波の音にかき消されるかのように消えた。

 バイクの音がしなくなってから、相楽は目を開けてゆっくりと起き上がった。
 相楽が倒れていたのは、昨日最初に犯された場所のシートの上だった。
 すぐに相楽は服を確認しに行って、服を持つと岩場の方で身体を簡単に塩水で洗ってから服を着た。
 そこには田本の服はなかったので、持って行かれたのだろう。
 何とか道路まで出てみると、やっと日が上がった。
 明るくなった道は、もう怖くはない。
 コンビニは荒らされたからか閉店している。
 何とかふらつく足取りで旅館に戻ると、旅館の人は察したようだった。
 けれど一緒にいた田本のことは一切聞かなかったのでおかしいと思っていると、部屋に入ったら田本の荷物だけなかった。
 どういうことなのか分からないが、とにかく電車の時間までの間に相楽は風呂に入って身体を綺麗にしたあと、朝食を食べてから電車でこの町を出た。
 田本のことは諦めろと言われたので、そうすることにした。
 田本の荷物がなかったのが、決定打だった。
 助けに行っても無駄なのだと、何となくではあるが思えた。
 そのまま東京まで逃げ帰り、何事もなく家に帰り着いた。
 もちろん田本はその日から一切何処にいるのか分からなくなった。
 その後、田本のことは意図的に避けていたが、周りの人からは田本が何かあって引っ越したことや会社も自主退社したことまで報告されて、相楽は何があったのかは分からないが、意図的に田本が消えるように誰かが手を引いている気がして、怖くて何もしなかった。
 田本はそのまま消えて、相楽は二度と田本のことを口にしなかった。
 田本がどうなったのか分からないけれど、あの男たちが言っていた言葉通りなら、田本はこちら側の人ではなかったということなのだろう。
 何故最後にあの男が相楽を助けてくれたのかは分からないが、あの男に抱かれた覚えはない。だから余計に分からないが、それでも唯一の味方だったことは間違いない。
 あの人が嘘を吐いてくれたから、相楽は戻ってこられたのだ。
 けれど、相楽はあれからクスリを使ったセックスが好きになってしまった。
 クスリを使った時だけ、自分を解放できている気がした。
 けれど、クスリを使うのは、田本のように素でああは慣れないからでもある。
 うらやましいという気持ちと、日常で生きたい気持ちがあり、どうしても素で開放的には慣れなかった。
 それはあの男が言った通りに、相楽と田本の違いなのだろう。
 そうした違和感を覚えながらも相楽は普通にこちら側で生きていくしか道はなかった。

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