118-リビドーの誘惑
バイトは大変だ。
バイクの免許を取ったので、ピザ屋のバイトを始めた。
配達は大変だけれど、時給はよかった。
夜のバイトだったけれど、段々と慣れてきて、配達もスムーズにでき始めたのは、二ヶ月を過ぎた頃だった。
大体、配達先は同じところが多い。月一に行く場所や、毎週行く場所、毎日頼んでいたかと思えば、パタリとやまってまた毎日頼む人など、様々な事情が分かってきた。
慣れてきて油断していたと今なら思うことだが、そのときは珍しく初めての配達の場所だった。
ナビで調べて配達先を見ると、高級マンションの最上階だった。
「へえ、こんなところの人でもピザを頼むんだ」
「普通は有名ピザ屋とか使うところだと思うけどね」
配達先がそんなところだったので、森中が配達仲間にそう言うと、仲間はそう言って珍しいねと言った。
割と客層が偏っているから長期間バイトをしている人なら、珍しいことはすぐに分かる。
「いちゃもん付けられないように、慎重に頼むぞ」
店長がそう言って森中に配達を任せた。
その日は雨が降っていて、寒さが一層増していたときだった。
何とか時間の十分前には辿り着き、マンションのインターホンを押した。
「○○ピザです、配達にきました」
そう言うと、すぐに入り口が開いた。
入ったことがないマンションだったので緊張して入り、エレベーターに乗って最上階にいこうとしたら、入り口のエレベーターでは上がれないことが分かった。
「え……マジ? 四十階……ないんだけど……」
エレベーターがないことが分かって少し焦った。
とにかくもう一回インターホンを押して尋ねた。
「あの、エレベーターが四十階までいかないので……」
そうインターホンに言うと、向こう側で笑いが起きている。
「ああ、ごめんごめん。表のはここまで上がらないんだ。今玄関に行くから待ってて」
そう言ってインターホンが切れた。
雨で寒いし、初めてのお届けはまだ完了してないし、何だかイヤだなと思っていると一人の男性が何処からかやってきた。
「あ、ピザ屋さん? こんにちは。こっちだよ」
そう言って名乗りもせずに森中の手を引いて裏口に向かった。
「乗って。普段は鍵がないとエレベーターも動かないから配達ものは全部管理人が届けてくれるからね」
「あ、もしかして管理人さんに渡した方がよかったのでしょうか?」
そう言われて慌てて森中が言うと、男性は首を振った。
「ちゃんと届けて欲しいから、言ってくれて助かったよ」
そう言われて、そのまま案内されて四十階に着いた。四十階には部屋数が違い、玄関前にエントランスみたいなものがあり、そこを入ってから玄関に到達した。
ドアを開けて玄関に入ると、男性が言った。
「時間、オーバーしちゃったね」
そう言われて慌てて森中は時計を見た。
「あ……」
確かに三十秒ほどオーバーしていた。
下に着いたときは十分前だったのに、いつの間にか時間が過ぎていたのだ。
「も、申し訳ありません。あの、お代は結構です」
自分のミスとはいえ、何だか腑に落ちないが、それでも玄関先まで届けるのが原則だ。三十分を超えた場合、料金は無料になる。
「そうなの、ラッキー。でも、それじゃ何だか面白くないなあ」
男性は急にそう言い出した。
その瞬間、森中は思った。
来た、モンスタークレーマーだ。
「……あの、本当に申し訳ありません……」
「うーん、謝られてもな~、そだ、店員さん……えっと森中さん?」
「はい?」
「君が身体で払ってくれたらそれでいいよ。チャラになる」
「……は?」
「それでいいから、おいで」
男性はそう言うと、森中の手を引いて部屋の中に引っ張り上げた。
「……ちょっとお客様!」
靴を履いたままで廊下を走らされ、大きな居間の中に引き込まれた。
「ねえ、さっき頼んだピザだけど配達時間を過ぎたから、無料だって。でさ、この配達員さん、可愛いから、この人に責任をとって貰おう」
そう男性が言った先には、五人ほどの男性がソファに座って酒を飲んだりテレビを見たりしていた。
どの人も一般人ではなく、明らかに金持ちの人のような見た目をしていた。
高級な服、時計、髪型さえモデルのようで、立ち姿も格好よかった。
「何だ、ピザを結局頼んだのかよ。あんまり遅いからやめたんだと思ったよ」
「別にいらねーし」
「あ、その子、可愛いじゃん……俺、一番でいい?」
反応は様々だ。
「あの、困ります……」
森中がそう言うと男性たちが笑った。
「可愛いな、困ります~だって」
「な、可愛いだろ?」
「俺、後でいいや、このゲームが終わってからで」
「俺も混ざろう、口一番な」
男たちは様々に喋りながら、森中の周りに集まってきた。
「……あの……離してください!」
必死に男の腕を外そうとするのだが、男はその腕を掴んだままでニコリとして言った。
「一日時間をくれたらそれでいいよ。大丈夫、店にはちゃんと言うから」
そう言われて他の男たちにも腕を引っ張られて、隣の部屋に連れて行かれた。
抵抗しようにも相手がお客様であるという意識が働いてしまい、力業に持って行けないので始末が悪かった。
「あの、お客様……?」
いったい何が始まるのか分からないままで、森中は怯えた。まさか暴力に訴えようとしているのではないか。この場合は相手に怪我をさせても責任はないのだろうか。様々な考えが浮かんでは消える。
異常事態であることに気づいてはいるが、どう対処していいのかまでは習っていなかった。せいぜいクレーマーの処理のときは店に電話させる形である。しかしその電話ですら今は手元にない。
大事な鞄は取り上げられ、制服も脱がされていく。
「やめろっ!」
必死に抵抗したのだが、既に服は脱がされていて、男たちはどこからか持ち出してきた紐を使って森中の腕を縛った。
「くそっ……離せ!」
森中が暴れても男たちは対して気にした様子はなく、ちゃくちゃくと準備をしていく。
「やっ! あっ、な、何して……っ」
森中のアナルに男たちはチューブの液体を浣腸のように流し込み始めた。
「は……っ、はぁ……っ、ん、ぁ、やめ……ぁ」
「大丈夫だって、腸から吸収されてくけど、終わった頃には抜けてるやつだから」
「やだぁ! やめてくれ……」
「やめて欲しい? じゃあ、俺らのチンポを舐めてくれる?」
「……え……そんな……」
森中はそれを拒否しかけるも、男たちが言うのだ。
「どっちにする? 無理矢理こじ開けられていきなり突っ込まれるのと、ちゃんと準備した上で気持ちよくなるのと、どっち? それは選ばせてやるよ」
男たちの要求はあくまでやる上での方法だけだった。そこにはやめて欲しいという森中の気持ちは考慮されておらず、森中は唖然としながらも考えた。
その間にも男たちは森中の体を開き、一人が股間のペニスを取り出して自分で扱いている。やめる気配なんて当然なく、森中はこのまま逃げられないことに気づいた。
「あ! ゃ……っ、ぁん……っ」
一人が森中の乳首に触れた。
普段は飾りも同然のその突起物は、こういうときはどういうわけか妙な感覚が生まれてしまう。その違和感に気づいたのは、割と最近だったのだが、森中はオナニー時にそこを触ることを覚えてしまっていた。
だからその反応はすぐに出た。
「ゃあっ! ぁふ、ぅ……っんあぅ……! ぁ、んっ……」
乳首をこね回してくる手に翻弄されて、森中は体をくねらせた。
「こいつ、乳首が感じるらしいぞ」
「マジか淫乱ちゃんじゃん」
面白がった男たちがどんどん森中の乳首をいじっていく。
引っ張り上げてたりこね回したりと、指先で摘まんでコロコロを転がしている。
「んぁ、ぁふっ……ん、ふっ……! ぁ、や、やめ、あんっ!」
感じるのは当然で、森中は腰をくねらせて体をよじるも、男たちに押さえつけられていて逃げることはできない。
男たちはそんな森中を押さえつける役目と体をひたすらいじってくる役目に分かれ、四人もの男が森中に群がっている。部屋の外にはまだゲームをしている男が二人ほどいて、逃げ出すにはそこを通らないと逃げられないため、逃走はかなり困難だった。
しかし森中はそうしたことを考える余裕がだんだんとなくなっていく。
男たちはいいように森中の体中を撫で回してくるのだ。
「あ……っぁ、ひぁ、ぁ……ぁん……ぁむ、……んっ……」
乳首を弄られることで、森中の抵抗が弱くなったのを感じた男たちは、無言で森中の顔を掴んで口を開かせると無理矢理ペニスを森中の口の中に突っ込んできた。
「んふっ……んっっ!」
「ほら、しっかりしごけよ……」
そう言われて森中は混乱した。ただでさえ自分の体がどうしようもない動きで翻弄されているのに、男のペニスを舐めるなんてできるわけもなかった。それでも男はなかなか舐めようとしない森中の口でペニスを扱き始める。
「おら、もういいから口をすぼめてろ……そうだそれでいい。あとはこっちで好きにやる……」
森中は言われた通りに口を萎め、男のペニスを感じながら舌も絡めた。
男は勝手に腰を振っており、森中の頭を掴んでペニスを押し込んでいる。その腰つきは若いからなのか乱暴なもので、ペンスは森中の喉まで突き入れられている。
「んふっ……んっんっんふふっんふ……」
「いい口してんじゃん、やべえ……口の中、トロトロしてる」
「マジか、早く変わってくれよ……」
「待てって、まだこいつも慣れてないから、もうちょっとかかる……ふっ」
「口なら男だろうが女だろうが関係ないってか」
「そりゃ、アナルだって男だろうが女だろうが関係ないだろ。むしろ妊娠の心配がないだけ男の方が面倒くさくないってだけだ」
男たちはそう言って笑っている。どうやら男たちはこうしたことになれているようで、平然と自分たちの悪事を口にしていた。
森中はそれを犯されながら聞いていたのだが、正直耳を塞ぎたくなるほどの悪事ばかりで目眩がした。自分はまさにそんな彼らのおもちゃにされているのだ。
怒りはわいても逃げられる状況ではなく、森中は口の中に男のペニスを突き入れられ、アナルを男たちに弄られながら、その屈辱に耐えるしかなかった。
2
やっと最初の男が森中の口の中で射精をした。
「んんんん゛っ!!」
喉の奥までペニスを突き入れられて射精をされ、森中は男の精液を飲み込む羽目になった。
射精し尽くした男がやっと口からペニスを抜き去ってくれたが、そのペニスは森中の涎塗れでテカっている。
「おら、まだついてるぞ、綺麗に舐め取れ」
男がそう言って先だけを森中の口の中に入れ、森中はぼーっとした頭でそれを舐め取っていった。
好きでそんなものを舐めているわけではないのだが、それでも何故かその行為が当然だと思えたのだ。そして舐め取った精液を森中は自ら飲み込んでいく。
「はは、こいつ自分で飲んでるぞ……」
「素質ありってやつだな、楽しめそうだ」
ぼーっとした頭のままの森中がしっかりと別の男のペニスを舌で舐めているのを男たちは喉を鳴らして見ている。
男たちの中の欲望のスイッチを森中は自分で押してしまったようだった。
ペニスを咥えている間にアナルは完全に解されてしまったようだった。柔らかくなったアナルを執拗に弄り広げ、男たちが傷をつける気は一切ないことだけは森中も理解した。
強姦であるがそれでも彼らは乱暴に扱って暴行になることは避けているらしい。つまり、余計な抵抗をしなければ、この男たちが最初に言った通り、一日もしないうちに解放してもらえるということなのだ。
森中は犯されることは覚悟した。これはもう逃げることができない以上避けられない出来事なのだ。そう思うことにした。
「ぅあっ……! ぁ、……らめ、ああんぅ……っ」
覚悟を決めた瞬間、森中は体の力を抜いていた。
「はぁあぅん……っ」
アナルを弄られながら森中が喘ぎ始めると男たちは顔を見合わせて頷いた。
森中がだんだんと盛り上がっている間に行為を進めてしまおうというわけだ。
森中はアナルを広げられて弄られ、舌で嬲られすぎて十分に感じていた。
「ぁんっ、あっあふっ……ああんっ……あっ!」
森中を四つん這いにして、後ろから森中を犯し始める。アナルには大きなペニスがニュルリと侵入してきた。
「ひぁあああんっ! らめ、ああっ……んあああっ!」
明らかな圧迫感に森中は前に逃げようとするも、男は森中の腰を掴んで引き戻す要領でペニスを挿入させた。
「やべえ、気持ちがいい……中がトロトロしてて締め付けもヤバイ」
男はそう言うとピストンを開始した。
「ひぁっ、あっあっ、やっ、待っ、ああんっ!」
ゾクリとする感覚が森中を襲う。それはゾッとする気持ち悪さではなく、ゾクリとして感じる快楽を得るときの気持ちよさだった。
アナルにペニスを挿入されたことなんて一度もないのに、何故かその感覚が気持ちがいいと感じる。それがおかしいことだと分かっているのに、頭の中の信号は快楽の信号をキャッチしてしまう。
「お、乳首も勃起してきた。こりこりしてんね」
森中の乳首に手を回した男がその固まった乳首を指で捏ね回し始める。
「くっあ――やら、やらっああんっ!」
「お、締め付けヤバくなる……気持ちがいいんだろうな……はは」
男は腰を動かしながらしっかりと森中を犯していく。腰の速さはどんどん速くなり、乱暴な打ち付けになる。最初にクスリを仕込まれたのもあるが、森中は痛みを一切感じていなかった。痛みさえも快楽に変わっているようで、異様にアナルで感じた。
「……くそっ出る!」
「あぁあんっ! やぁっ、なかっなか、出てるぅ……!」
男はあっという間に達してしまい、森中の中で射精をした。もちろん男たちは生で挿入をしていた。その射精で吐き出される精液を感じて森中は悶えた。
「あぁあっ、ひゃあっ、ああんっきもち……いいっ――!」
中出しされるだけでそれが快楽として頭が認識し、それを覚えてしまった。クスリのせいで思考回路が弱くなっているのか、思った以上に森中は抵抗する気が一切なくなっていた。
次の男のペニスが挿入れられた。
「ひゃ、あぅん……っ! ぅあぁ゛ぁあっ!!」
ペニスが挿入ってくるだけで異様に感じ、体が跳ねて男のペニスを締め付ける。
「やべえな、こいつのおま○こ、おちんぽおいしいって言って絡みついてくる。おら、これが気持ちがいいんだろ!」
「ぅあっ……ぁ、や、やらっああんっ……ああっ……あ、ゃん、やぁ……っ! ぁん、ぁ、おかしくなる……っ」
頭の中はまさにその気持ちしかわいてこなかった。クスリのせいだと分かっているだけに、悔しくて言いたくないのだけれど、言ってしまった方が気分も楽になれる。
我慢している方が気持ちが悪く、気分もよくなかった。
だから森中は思った。言ってもきっとクスリのせいだと思われるだけだ。それだけのことだと開き直ってきた。
「おちんぽ気持ちがいいって、いってみろ!」
「あぁっ、あ、ひ、ひぃっ……! ぁ、あんっあんっ! らめっおちんぽ気持ちがいいっああんっ」
森中はとうとうそう口に出していた。
頭の中には気持ちがいいという気持ちだけが浮かんで、それ以外のものは何も浮かばなくなっていた。
「あっ! あっ、やらっ、ゃぁ……んああっおま○こ気持ちがいい……っ!」
森中はそう叫ぶと四つん這いになっていたが体重が支えられなくなりそのまま床に倒れ込んでしまった。
「ぅあ、あ、や、やめ……っあ、あ、あ……やあんっああんっ」
倒れ込んでいても森中の腰を掴んだままで男は挿入を繰り返し、挿入したままで奥の方に突き入れたままでどんどん森中の体を開いていく。
「んぁ、ぁふっ、は、はぁっ、はぁっぅあぁっ! ぁひっ、ひぃん……っ! 嫌、嫌ぁあ!」
あまりの気持ちよさに森中は暴れ、それを男たちはいとも簡単に押さえつけて仰向けにした。
「ひぁっ、あっあっ、ゃだ……っこわ、れ、……いやっ、いやっ、あ、ゃ、あっあっ――!」
腕を床に押さえつけた上で、一人が挿入を繰り返し、さらに体に群がって乳首を両方とも違う男に吸われる。
「ぅあぁ、あぁっ! ちくびっあぁんっ! や、だぁあ……っ!」
「気持ちいいねえ、どうしようもないね」
男たちは森中の乳首を舌で舐め回し、舌だけで捏ね回す。
「あぁっ! っぁ、あぅ……っんんっ……! ひゃっ! あぁっ! あぁっや、やめっ……!」
「ちんぽのことも忘れるなよ」
強く挿入を繰り返されて、森中はアナルも犯されて感じた。
「ひぅっ……ああ、やら……っ! ぃや、おちんぽ……っ、いやぁっ」
「いやって言いながらも腰揺らしてんじゃん、気持ちがいいんだな……」
「んぁあっ……、ぁっあっ、あっ、あっはふっ……は、ぁん……ああんっあ……っ」
どこもかしこも気持ちがよくて、森中は嬌声を上げてよがり狂った。その嬌声の甘さにゲームをしていた男二人が部屋にやってきたほどだ。
「ふぁっん、ひゃ、ぁんっ、やっ、あっあっあっ!」
どんどん追い詰められて、森中はとうとう射精を伴う絶頂をした。
「ああーイッたな……全身で感じてやんの」
「んぁ、ぁ……ぁ、へ、ヘん……ゃ、やだ……やだ……っらめ、ぁっぁっ」
絶頂したというのに、誰も今やっている行為をやめてくれない。乳首は摘ままれて弄られていたが、一人が洗濯ばさみを持ってきて森中の片方の乳首にそれをつけた。
「ぅあっ!? あぁ゛ぁっ! あぁーっ!」
痛いはずの感覚が快楽に変換され、森中はその行為でまた絶頂をした。
「はは、イッてる……もう片方も摘まんでやろうな?」
男はそう言うと森中のもう片方の乳首にも洗濯ばさみをつけた。
「んぁっ、あっあっあっ! ぁふっ、あっ、ひんっぃ、やぁっあぁんっ!」
軽い洗濯ばさみが浮いてそれが挿入の振動で揺れるたびに、乳首に衝撃が走ってしまう。
「あっあっあっ、ぁんっあぁっ、ヘん、ヘんだよ、あぁっ、ヘん、ちくびっんああっんっきもちいいっああんっ!」
「とんだドMだったなこいつ」
乳首を摘まんだ洗濯ばさみを眺めて男が言う。他の男も笑っている。
「つか、ド淫乱で当たりっていうんだぞ、こいつ、少々痛いのも快楽になってるみたいだしな」
「ゃ、あぁっ、あぁあっ、やぁっ、あぁんっ、あっあふっ……っ」
「おら、出してやるよ、中出しだっ」
「あっあっあっ いやっあっあっ、あっあぁあんっ!」
森中は今度は射精をしないドライオーガズムに達してしまい、体全体を痙攣させて絶頂をした。
「おお、出た出た」
ズルリと男のペニスが出ていくのだが、その数秒後にはまた別の男のペニスが入り込んでくる。
「ふぁあっ! やぁっ、らめっらめぇっ――ひぁっ、あぁああんっ!」
「やべえ……こいつの中、たまんねえ」
最初こそ興味なさそうにしていた男が激しい腰使いで森中を犯してくる。そのそれぞれが形の違うペニスで様々な犯し方をしてくるため、人が変わるたびに新たな感覚で森中は快楽を与えられてしまった。
「っあ……っゃ、ああっ……あっ、ぁはっ、や、ら、め……っらめぇ……っ」
男たちは初めは一人一人が順番に森中を犯していたが、やがてのめり込んだ人が何回も様々な体位で犯し始め、マンションの最上階であるのをいいことにベランダなどにも連れ出して半青姦のように犯し始めた。
「ひゃっあっ! あぁっ! あぁーっ!」
「おま○こが気持ちがいいんだろ! おら、おチンポいいっていいな!」
「ぁあ……っあ、おま○こが……きもちいいっ……おちんぽ好きっああ! あふ、ふぅ、ん……いいっ……ん、んん! っは、ぁ、……こ、んな……っあぁっ!」
バシャバシャとアナルから男たちが吐き出した精液が男たちのペニスによって掻き出され、そしてまた新たに精液が注がれる。
「いっ! いいっ! いい……っあーああ……おま○こきもちがいい……っ!」
森中はもう行為に夢中で腰を振った。
クスリのせいだ仕方ないという気持ちが、罪の意識を薄れさせているようで、森中を狂わせている。
「ぁ……あぁ……っひゃふっ、ふ、ん、ふっそこっ、はぁ……っ!」
ふと気づいた時には男たちの人数が増えていた。最初こそ六人程度だった男たちは住人、十五人と増えている。誰かが呼んだのであろう、新たな人たちが代わる代わる森中を犯していく。
「ぅあ……ぁっ……ら、らめ……っやめっ……はぁあ、あ、あぁっ……あ、ああぁっ……!」
「おま○こちゃん、かわいいね、おチンポいっぱいあるから満足していってね」
男がそう言いながら射精が済むと別の男がまた森中にのし掛かる。
「ひぁああ……っ! あぁあっ! やぁあ……っやああ……っ! おま○こ壊れるっああんっ!」
「壊れない壊れない、ちゃんと入ってるし」
「あっあっあっや、ゃ……っらめ、このおちんぽ……っおま○こきもちいい……っ」
「ああ、お気に入りのおちんぽできたみたいだよ……」
奥までぐりっとペニスで犯されて、森中は体を反らして嬌声を上げた。
「やぁあ……っ! あっあぁっ、あっ、ああ……あんっああっ……っあっあっあっ……ぁん……ああぁ……っ」
夜はとっくに深くなっていたが、いつまで経っても森中の仕事場からの助けはなかった。
森中は男たちにいいように扱われ、様々な体位、そして場所で犯された。最初こそマンションの中だったのが、面白がった男たちに連れられ、マンション外の公園で犯された。
最後の方には男たちは既に去ってしまい、通りがかったサラリーマンが森中を犯している状況だった。
それでも木に紐で首輪をつけられているため逃げられず、男たちが誰でもいいのでと言ったせいで犯している人たちから人たちへと自然にリレーされるように強姦された。
夜が空けると、最後の早朝ジョギングをしていた男が抜かずに三度の中出しをしてくるほどだった。
「ひぁああぁんっ! あっ、あっあ、あぁ……あっあぁんっ! んっ、んんぅ……っ!」
「ああ、かわいいね君、もったいないから、僕がもらっていこうかな」
「ひっ、あっ、あぁあっ!! ひゃあああんっ! ひっ、ぅっ、うんん……ぅ……っ、うん……っ」
男はそう言いながら四回目の中出しをすると、側にあった森中の捨てられていた服を見つけてそれを森中に着せた。
「何だ、君、○○デリバリーの子だったんだ? いいね、君がデリバリーされたんだね」
すると男はその制服の胸のポケットに何か入っているのに気づいた。それはさっきの男たちが残していったクスリの残りだ。同じ薬を持っていると捕まる可能性があるので、その残りを森中のポケットに入れて証拠隠滅を謀ったのだ。
「いいもの、持ってるね」
男はそう言うと森中の口の中にクスリを入れて飲ませた。そのクスリは一晩中効くと言うほどの量で、森中は抵抗するよしもなく、また熱い体をもてあますことになった。
「も……やら……ああんっおま○こが、うずく……ああんっ」
「大丈夫だよ、すぐに楽にしてあげるからね……」
ジョギングを中断した男はそのまま森中の手を引いて自宅に森中を連れ込んだ。
結局森中がその男から解放されることはなく、仕事場はやっと警察に通報したのだが、配達に来たマンションから森中は消えたままで、警察が自宅に駆けつけた時には、既に森中はどこにもいないままになった。
森中は最後の男に自宅の地下室で監禁され、性奴隷として男に飼われている。
常にクスリを与えられ、逃げる気すら起きないほどにセックスに溺れた。正気は既に失っていて、もはや自分が何者なのかさえ分かっていなかった。
男は森中をしっかりと可愛がり、精一杯尽くした。
森中はそのまま正気に戻ることはなく、そのまま地下に監禁されたまま生きていくことになってしまったのだった。
そのピザデリバリーでは、そのマンションに配達に行くと、配達員が消える怪談が生まれた。
誰もそんな怪談を信じてはいなかったが、デリバリーに行った人が消えることは、何度も起こった。大抵そのままバイトを辞めてしまうというだけのことだったが、そこで何があったのかは誰も口にはしないのだという。
やがてマンションへの配達は周辺のデリバリー屋では禁止になっていったのだった。
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