106-ないしょの話
上坂は朝から最悪だった。
食事をしようとしたら、パンを買うのを忘れていて朝食を抜く羽目になった。
コンビニでおにぎりを買って、途中の公園で食べようとしたら、ホームレスにおにぎりの入った袋を盗まれた。食べれたのは一個だけ。
時間がなかったので駅まできたら、前日の大雨のせいで電車が動かず、バスに乗ろうとしたら、満員で仕事に遅れた。
幸い、電車が動いてなかったことで遅刻は免れたのだが、お昼のご飯をカップ麺にしたら同僚にぶつかられてそれを廊下にぶちまけてしまった。
とうとう我慢できずに上坂が泣いてしまったら、さすがに上司から呼び出しを食らった。
朝から散々で、いいことが何一つもないと愚痴ったら、さすがに上司も可哀想だと思ったのか上坂のために出前を頼んでくれたのだが、その出前がどういうわけかなかなか来なくて、来たのは二時を回っていた。
出前はまず注文を取ったことを忘れ、やっと三十分後に思い出して配達に出たが、途中でバイクが謎のエンストをして、それを直していたら注文のソバがのびたのでまた作り直して戻ってきたら、注文を取った上坂ではなく、別の注文をした社員に間違って持って行かれてしまった。引き返してまた作り直して持ってきたので遅れたと代金はいらないのでと、ソバの他にカツ丼も追加されていた。
あまりにあり得ないことが目の前で起こってしまい出前を注文してくれた上司に慰められながら、会議室で昼食を食べ、やっと仕事に本腰を入れられた。そこまでは良かったのだが、終了時間間近納品予定の書類に同僚が注文ミスをやらかしていたことは発覚、担当が上坂だったので上司と共に謝罪に出かけた。
こっぴどくミスを責められ、挙げ句同僚が耐えられずに逃げた。
こんなことは通常ではあり得ないという上司と共に、意味のない嫌みを二時間も聞かされた。幸い、別の同僚たちがミスをカバーしてくれて、納品時間は遅れたが二時間怒られている間に修正が整ったお陰で、何とか上坂と上司の首は免れた。
しかしその帰り道にまたもや電車が止まり、タクシーもなかなか捕まらず、仕方がないので歩いて会社まで戻った。
やっと会社に戻ると、普段いない社長がおり、失敗をくどくどと責められ、逃げた同僚を探してやっと見つけて戻ってきたりと、二時間もあちこちをうろついて、同僚を社長に引き渡して、やっと上坂の一日の仕事が終わった。
上司には。
「本当にお前、今日ヤバイくらいにツイてないぞ。正直笑えない」
そう言われてなんとか復旧した電車に乗ったのが午後十一時だった。
今日が終わるまで油断してはいけないと、ふんばっていると混んでいる電車の中で上坂の尻を触る手があった。
痴漢である。
もうツイてない日であることは明白であったが、その時は沸点が低かった。
なのでその尻を触る手を掴んで、次の駅で降りた。もちろん痴漢を連れてだ。
電車を降りて犯人の方を振り返り言った。
「痴漢は駄目です、人の尻撫で回して何なんですか」
そう上坂が言いながら痴漢に文句を言った。
痴漢はごく普通のサラリーマンで、少しだけであるが上坂よりいい生地のスーツを着ている。時計だって高級時計をしていたし、革靴だって多分オーダーものだ。
そんな言い身なりをしておいて、痴漢だとか許せないと言う上坂に痴漢のサラリーマンが言うのだ。
「すみません、あまりに素晴らしいお尻をしていたので……見ていただけだったのですが、電車に揺られて手が滑り込んでしまって……それで撫でたくなって撫でました」
思わず頭を抱えたくなる言い訳すらしない清々しいほどの告白に、上坂はとうとう脱力してその場に座り込み泣き出してしまった。
「もう……やだ。今日は何だったんだよ……本当に何だよちくしょー」
朝から晩まであり得ない事が起こりまくり、自分ばかりが被害に遭う。
そう嘆いていると、痴漢が落ち着いてと言いながらベンチに腰掛けてくれた。
「僕が言うのも何だけど、元気出して。そういう日もあるよ」
痴漢に慰められて更に泣いていると、今度は携帯が鳴った。
時計を見るともう十一時五十七分だった。
携帯の着信を見て見ると、会社からだった。慌てて電話に出ると社長からだった。
「はい」
『片が付いたので、報告しておく。君の同僚君は首だよ。わざと発注ミスをやったそうだ。君が昇進する噂を聞いて、ミスをすればそれがなくなると思ったそうだ』
社長の衝撃的な一言に上坂はボロボロと泣いた。
社長は慰めてくれて、さらには上司から今日一日上坂が悲惨な目に遭っていることまで聞いたらしく、慰めてくれた。確かに会社でのミスは上坂のミスではないから、社長も気を遣ったらしい。
そうすると、駅の時計が十二時を告げる音を鳴らした。
最悪な一日が最悪な電話で終わる。
そう思ったが違った。
『そうそう、その君の昇進だけど、君の上司が今度部長になるんで、君が課長に昇格することが決まっている。頑張りなさい。今日……いやもう昨日は最悪だったけれど、今日は良い日になったはずだ。それじゃあ内示があるまでは、このことは秘密にしておいて。それじゃおやすみ、明日明後日は休みだからゆっくり休んで』
そう言って社長の電話が切れた。
泣いていたのが、予想も付かない出来事で終わった。
「大丈夫? 電話は終わった? どうしたの?」
痴漢が心配そうに尋ねてきた。
「俺、昇進するんです、今内示はまだだけどって社長が……」
そう上坂が言うと、痴漢が喜んでくれる。
「良かったじゃないか、昇進は凄いよ。君が頑張ってきたことが認められたんだよ。よかったね、昨日は最悪だったけど、今日はいい始まりだったじゃないか」
痴漢に喜ばれて一緒に上坂は痴漢と喜んだ。
よく分からないままで、盛り上がってしまい、痴漢に誘われてそのまま駅を降りたところの居酒屋で二人で飲んでしまった。
「昨日は本当に最悪だったんですよ~」
上坂は居酒屋で昨日の最悪な出来事を笑って話していた。
朝からの悲惨な状況にさすがの痴漢も驚いていた。そして痴漢されてトドメを刺されて泣いた理由もはっきりとした。普段なら上手く逃れられたことだったけれど、弱っていると負けるものだ。
「でも、君のお尻がとても素敵なのは本当だよ。あまりに素晴らしくて、本当に」
うっとりした目でそう痴漢が言う。上坂はそう言われると正直恥ずかしくなった。痴漢に遭って気分も悪かったはずなのに、あまりに真剣にそう褒められてまんざらでもなくなった。
そして上坂は気分が良くなって、酔った勢いでその痴漢とセックスをする羽目になった。
盛り上がり酒が入りすぎて気が大きくなってしまったのも原因だ。それに痴漢も必死で言質を取って実行することを狙っていたようで、そのままホテルに入ってしまった。
終電は終わっていたし、帰るにはタクシーだったが電車不通の影響からタクシーもまだまだ混んでいるままだった。
結局電車は終電とその前に動いた二回だけで営業時間が終わってしまい、乗れなかった人がタクシーやホテルになだれ込んだ。
ラブホテルは幸い空いていたために入れたが、それもギリギリだった。
最後の一部屋を強引に痴漢が奪い取っての一泊になった。
「あー本気でするの?」
「本気ですよ。もちろん」
上坂が確認するように言うと、痴漢は真剣に返した。
そして何かを思い出したように名刺を出してきた。
「さすがに痴漢はいけないことだと分かってます。でも今は合意でちゃんとした関係で始めたいと思います。私は杉下と言います」
そう言って見せて貰った名刺は、何と大手取引先の社員だった。
年は二歳ほど違ったが、既に部長で上坂の取引先のことも知っていた。
「あ、上坂さん、うちの取引先だったんですね。はあ、世間は狭いもんです」
さすがにこんな身近にいるとは思わなかったのだが、それで上坂はホッとした。ここまで近いなら、さすがに騙すなんてことはできない。名前も分かったし役職も分かった。顔も分かっているから、そこまで警戒をすることもないだろうと思えた。
「ま、まずはお尻を見せてください……」
そう言った杉下はベッドに座り、上坂にお願いをしてきた。
そうだったこの人は尻に惚れたのだったと、上坂は仕方なく上着を脱いでスーツのままで尻を杉下に見せた。
すると杉下は目眩を覚えたかのようにクラリと頭を振った。
「なに?」
「素晴らしいです。既製品のスーツがぴったり合うなんて……こんな奇跡、滅多にないです。ああ本当に標準であることがどれだけ奇跡なことなのか……ああ、触っていいですか」
杉下は興奮して鼻を鳴らしながら、もう既に上坂の尻を撫でようとしている。
「あ、はい……どうぞ……」
よく分からないが、そうしないと先には進めない気がして上坂が頷くと、杉下は手を上坂の尻に添えて撫で上げるようにして何度も撫でた。
「……っ」
思わず声が出そうになって、ビクリと体を震わせた。
酷く大事なものを撫でるように、杉下が上坂の尻を撫で回してくる。
「素晴らしい、この形、触り心地、ああ血迷って良かった……こうやって触りまくれるとは……ああ、次は下着姿でお願いします」
杉下はそう言うと、上坂に下着姿にさせた。
ボクサーパンツを使っているので、そこまで恥ずかしくはないが、それでも杉下は興奮しきって尻を撫でてくる。
はあはあっと荒い気をしながら尻を撫でて割れ目までも指を這わせてくる。
「んああぁっ、やっ、だめ……ああっ……!」
イヤらしい動きでアナルの辺りを指で撫で回り、アナルがパクパクとしている。
「ひ……っ、くふ……うっ、あ、あうぅ……」
上坂は尻を撫でられるだけで妙に感じて、ペニスが勃起し始めた。
「ああ、下着が汚れるね、出しちゃお」
そう言われて下着を脱がされた。
上坂のペニスがピンッと反り起って、完全に勃起している。
「はあっ、ああ……っんふうっ……!」
その上坂のペニスを握り、杉下はペニスを扱きながら上坂のアナルに口を寄せて舌を這わせた。
「あ……っ、はぁっ、んん……っ、あ」
少し前のめりになるような形にされて、上坂は壁に手をついて立っている。それをしゃがみ込んだ杉下がアナルを舐めながら上坂のペニスを上手に扱きあげてくる。
それが上坂には気持ちが良くて、すっかり杉下の言いなりだ。
「あぁっ……あっ、あっ、あ……!」
アナルを舐めてくる舌が、とうとうアナルの中に入り込んでくる。
「う……あっ、あー……っはう、ううぅ……っ、もう……っ」
アナルを舐めていた舌の横から、杉下の指が上坂のアナルに入り込む。
「ああっ、あっ、あっ、あっ、んあぁああっ」
指が突き入れられ、中をこじ開けるように指が出入りを繰り返し、それを煽られて上坂は腰が動いた。それでもペニスはすっかり勃起して、先走りが出ているがそれすらもペニスを扱くローション代わりになっている。
「んんっ、っあ……ああ、あ……っ、ああっ、あー……っ」
舌がアナルの入り口を舐めて襞を広げ、指が二本に増えて中を押し広げている。苦痛には感じないようにペニスが扱かれて、上坂はそれに腰を振るほど感じていた。
「んぁああっ!あーーっ、ああっ! っひぁあああ……っ」
完全に杉下に追い上げられて、上坂は射精感が出てきた。
「やぁ、あああ……っ、そんな、したらぁ……っ、ああっ」
「イッていいよっんっ美味し……」
「ひう、う……っ、んん――っも、いく……っ、いくいく、いくっ、だめ、いっちゃ……ぁ、ああぁっ、ああうううぅ――っ!」
杉下にそう言われて、上坂はそのまま絶頂した。
ペニスから精液を吐き出し射精をして、アナルで感じて杉下の指を締め付けて身体全体で達した。
それはとても気持ちが良くて、上坂は夢を見ているようだった。
しかしそれを現実に引き戻すように、杉下が指を動かし始めた。
「っひぃ、ひいいぃい……! だめ……っ、だめぇえ……っ」
前立腺を擦り上げる指の挿入に、上坂は自ら腰を振ってそこに指を擦りつけるように動いた。
「やめてぇっ……ああっ、もうだめ、だめ、いったからぁ……!」
やめてと口で言うが、腰はそうは言わない。自分で擦りつけているから自分でやっていることなのに、杉下がしていると言い張る上坂を杉下は興奮して指を動かして、尻を舐めている。
「ああ……っ、あう……あうううう……やぁっ、あっ、あっ、ああっ、ひぃいんっ……ひぁあっ、ああああああんっ!」
とうとう、尻を舐められながら指だけで上坂はドライオーガズムに達した。
「ああっ……!はああ、んっ、んんっ、あーー……っ」
指がアナルから抜けていったが、杉下はその上坂の尻を掴んでアナルを広げて見せ、またアナルに舌を這わせてアナルを舐めた。
「ん……っ、はぁんっ!んふぅ……っ」
「あっ、あっ、あぁっああぁっ、いい、きもちい……っ、はぁあああ……!」
もう上坂は杉下の舌で翻弄され、アナルを舐められるのが好きになっていた。
2
「あああっ、そこ、そこっ……いい、ああっ……!」
また杉下の指がアナルに入り込み中を広げるために蠢く。どんどんアナルが広げられていくが、その行為は一時間にも及んだ。
アナルがすっかり開いて、クパッと開くとそこを杉下が舌で舐めあげてくるのだ。
「んあああっ! んはぁっ、あああ、あふ、んんっ」
舌がアナルに入り込んで、杉下の舌だけでアナルを舐めあげられて追い上げられる。
「いい……いいっ、ああ、あぁっ……っも、だめ……、い……っ、あうぅっ……」
舌が出入りして激しく舐めあげられて、とうとう上坂はそれだけで達した。
「あぁあっ、いく、いく、いくうっ……!はぁあああ――――っ!」
ドライオーガズムで達してしまうが、杉下はまだアナルを舐めるのをやめない。
「やあっ、あ……っ!まだ、いって……」
散々煽られて、アナルがふやけるほど舐められて、完全に上坂はセックスをしたくて仕方なくなった。
杉下のペニスが勃起して、それを擦りながら杉下は上坂の尻に顔を埋めているが、それ以上をして欲しくて、上坂は自分で尻を広げてから杉下を誘った。
「ふぁあ……!あ、このっおま○こ!……おちんぽで突いて……おま○こを突いて……っ」
そう言うと杉下の目がマジになった。
すっと立ち上がり、反り起ったペニスを上坂のアナルに押しつける。
それは凶悪なペニスに変貌しており、抉るように上坂のアナルに入り込む。
「そこっ……、そこぉ……! おちんぽで突いてええぇ!!」
ゆるりと杉下は上坂の中にペニスを突き入れて、しっかりと味わうようにペニスを奥まで突き入れた。完全にペニスが収まってしまうと、杉下が息を吐いた。
「……はあ……素敵だ。このおま○こ……最高だ……ああ、嬉しい」
「ぁあ!もっと……もっともっと激しくして! おちんぽでおま○このいいところ突いてぇ……っ!」
そう上坂が腰を振ると、杉下が上坂の腰を掴んで腰を振り始めた。
「ああんっ!ああっ!いい……っ、おちんぽっ気持ち、いい……っ!」
初めてなのに、すっかり馴染んでいる杉下のペニスに上坂は翻弄されて、嬌声を上げて腰を自らも振った。
「はぁあん……っ!それ!それいぃ……っ、おま○こいいのっ! おちんぽっいいっ! あうっ……!あああ!」
杉下が上手いのか上坂が淫乱なのか分からないが、相性がいいというのはこういうことを言うのだろうか。とにかく双方があり得ないほどの快楽を得ていて、セックスに夢中になった。
「あっ、あ……き、きもちい……っあー!あっ、お、おま○こがぁ……っ」
「最高だ、この尻。しっかりペニスを咥えている……ああ、いい尻だと思ってたけど、アナルも最高……何もかも最高だよ……」
「おま○このなか、おち○ぽで弄られると……っ、ああ! そこ、そこぉ……っ、いい……おま○こきもちいい……っ」
「ああ、いいんだね、もっと擦ってあげるよ。中を犯しまくってやるっ!」
「いい、あぁっ、もっと……もっとそこ……っ、あぁあっ!」
ガンガンと挿入を繰り返されて、上坂はそのままで絶頂をした。
「うぁあああっ!! ひぃいっ!あ、あ、あぁ――……っ!」
初めて他人のペニスでアナルを犯されて絶頂をした。それもドライオーガズムで達してしまい、上坂はあり得ない快楽を味わって、口から涎を垂らしながらもまだしっかりと勃起している杉下のペニスをアナルでしっかりと咥えて腰を振った。
「ふぁぁっんぁっんぁんっぁっぃ、いいっんふぅっ……ぐちゃぐちゃぁあっすごひぃ……っ」
杉下がローションを足してくれたせいで、卑猥な音が鳴り響き、さらには上坂の嬌声が響いているが、ラブホテルなので防音もいいため、外には漏れていない。
「あーっあっいいっそこぉっぁっそこ、もっとっもっと虐めてぇぇえ!」
パンパンと肌がぶつかり合う音が響き、グジュグジュとアナルからペニスが挿入されるたびに鳴り響く音が上坂の耳を犯してくる。
「あっあっおま○こ突かれてっ、あっぁっおかひくなるぅううぁっん!」
「おかしくなって……素敵だから……もっと淫乱でいいよ……」
「あっあっ壊れう……っぁん、おま○こっぐちゃぐちゃ、壊れるぅうう! ぁんっふぁあっっ! あっ! あんっもっと、もっとぉぉお……!」
「壊れないから大丈夫、中出ししてもいいよね……精液中出し……」
「あんっせいえき、おま○このっなかに! あっあっぁあっなかっ精液そそいれぇぇえっぁぁああぁっ!!」
「……出すよっ中出しっ!」
「ひああああんっ……あああっああっ!!」
杉下が上坂のアナルの中で射精をし、精液をたんまりと吐き出した。
「あ……ああっ……んっああ……せいえき……んふっああっ」
中にたっぷりと杉下の精液を出されて、上坂はそれだけで気持ちが良くなって、完全に壊れた。理性なんて必要なかったし、酷い昨日のことも忘れてしまうほどの、この快楽に身を投じているのが気分がよくてたまらなかった。
だから、素直に言った。
「あぁっ……、淫乱なのぉっ……おちんぽで突かれるの、すきっなのっ……あはんっああっ!」
完全に杉下のペニスに陥落して、上坂は涎を垂らしながら杉下に向かって何度も言った。
「あぁっ……あっおち○ぽが大好き……あんっあぁっ、おち○ぽ大好き、なっ、淫乱ですぅああんっ……っ!」
杉下はそれを聞いて、すっかり興奮していた。
尻の形が好みだったから、尻を撫でるだけでよかったのに、こんなに素敵な尻を冒させて貰えることが奇跡だったから、その恩恵を更に与えてくれる上坂に興奮してしまったのだ。
「俺のっ……おま○こに、ぁふぅっん! んんっ……おち○ぽ精液、ひぁっあーっ……あっ、そそい、でぇえっ……たくさっだしてっ……っふひっ……あっ、あっあぁっ……せいえきちょーだいぃ……!」
「いいよ、どんどん精液中出ししてあげる。ああ、とても素敵なおま○こで嬉しいよ……大興奮してペニスがちっとも萎えないよ……ああっ」
「あああんっ!! あっ、ひぁっ、んぁっはぁんっ!!」
更に激しく杉下が腰を振り、それに上坂は翻弄される。
「ああああーっ! いいっ、おくっいいっ、はっふぅっ……あっ、ああぁっ」
強引に腰を押さえつけられて振られるので、上坂が嬌声を上げて乱れた。
「ああぁっ……きもちいい、おちんぽぉっ……あっいいっ、あぁんっ!」
気持ちが良すぎて感じて、ペニスが擦りあげてくる内壁がしっかりと杉下のペニスを包み込み、もっと快楽を得られるようにうごめている。
「くっ……すごいっこれは……名器だよっ……ああたまらない」
「ひぃっああああぁー! やっあぁっ、あんっ、ふぁっ、ん……はあんっ!」
「また出すよ、精液中でだすよっ!」
「やああああぁ! いっちゃうっ、またいっちゃうのぉっひぃあっ、あんっ、ぁんっ、あぁっあああああっ!!」
絶頂して倒れ込んだ上坂を杉下は抱えたまま、ベッドに移動した。
やはり上坂の尻が見たいのか、後ろから上坂を犯す形で寝かされる。
「あぁっ……あっ……おちんぽぉっ……おれの、おま○こにいれてぇっ奥までいっぱい突いてっ、あんっあああああっ!!」
上坂が腰を上げて尻を振ると、待ちきれないとばかりに杉下がまだ勃起したままのペニスを上坂の中に突き入れた。
「やぁっ、はいって、るっおっきいおちんぽがぁ、おれのおま○こにっ、あっああんっ」
「ああ……何度射精しても、勃起がおさまらない……運命に出会った感じだ」
「ああああぁんっ! ああぁっ、あんっあんっ、ふぁっ、おくっらめえええぇっ」
「おま○こきもちがいいよねっもっと犯させて!」
「ひっあああぁっ、やっ、あっあっぁんっ! ふぁっ、ぁっ……」
杉下は後ろから上坂の唇を奪い、涎を垂れ流すままキスをして舌を絡め合った。
「んん~っ、ふっん、ん、ぅんんっ」
キスをしながら腰を動かし、ペニスの挿入は止めない杉下。
「んあっ……、ん、んう、んっんんっ!」
キスをしたままでペニスを突き入れられて、身体全体で感じながら上坂はキスを続けていたが、そのまま射精をされて中出しをされる。
「ふぁっ……ぁっ……せいえき、いっぱい……ああんっ!」
ドプリと吐き出されて、上坂は嬉しくて嬌声をあげた。
「ひぁんっ! あぁっ、くださいぃっ、せいえき、おれのっおま○こにぃっああぁっいくっ、せいえききちゃうぅっ! んんっ、あんっあんっぁあんっあああああぁっ!!」
中出しをされると身体が喜んでしまうようになった。
気持ちよくてどうしようもなく、さらに杉下は抜かずにまだ中で勃起したままだ。
「あっはぁっ……ぁ、あぁ……っひぁっ!? んっ、や、ああぁんっ、やらぁあっ、もっ、らめぇっあん、あんっぁあああぁんっ」
「だめだよ、まだまだだよ……もっと中出しさせて……勃起が収まらないんだ」
「ちがぁっ……やあああぁっ! やぁっらめ、おま○こいいっあぁんっ、ふぁああっ」
「いいよね……俺もいいよ……気持ちが良い。もっと気持ちよくなって」
「んっ、ふぅっんんんっあぁっあっひっあぁんっんっあっいいっ、あぁん」
「ああ、本当に素敵だよ……まさに理想の身体をしている……これで終わるなんてもったいないよ……」
「あぁあんっ! あっあひっらめっあんあんっ! あぁっいいのっきもちいっ……あっあぁーっ!」
「もっと狂って、このペニスを好きになって、そして堕ちてきて……ちゃんとずっと可愛がってあげるからさ……」
そう言って前立腺を擦りあげるようにして、挿入を繰り返すと上坂は首を振りながら快楽に身を委ねた。
「ひああっらめっ、そこっあひっ……おかしくなるっあっい゛っあっあっあんっあんっあんっあぁんっ!」
「おかしくなっていいよ……もっと声を聞かせて、腰振って、ああ淫乱で嬉しいよ」
「あひっああっいくっいくっやぁっ……んあ゛っひっああぁんっ!」
また絶頂をしても杉下の腰の動きは止まらず、凶悪なペニスでまだまだ上坂を犯してくる。
「あぁあんっイって、イってっあひっあっあんっおちんぽ好きっ……、淫乱おま○こで、イってっ……あっあんっあんっああぁんっ」
「ねえ、付き合おうよ……俺ら……身体の相性も素晴らしいから、きっと気持ちが良いセックスがずっと続くよ」
「ひぁあんっ!! ふぁっ、ずっと凶悪おち○ぽに犯されるのっ、ああっおま○こいいっすごいよぉっ、専用おま○こになるっなるからっあーっ、いくっ! ぁんっ、おち○ぽ精液出してっ! 」
「いいよ、これで恋人だよ……」
「あああぁんっ、うん、恋人でいいっおち○ぽすごいっ……! あっ、ぁんっ、ふあぁっ、俺も、いってるのぉっ! おま○こにせいえきでてるよぉっいいっああんっ!!」
絶頂をしながら杉下の専用おま○こになると宣言して、上坂は絶頂して射精をした。
杉下も抜かずの五発くらいで射精をして、やっと上坂のアナルからペニスを抜いた。
精液はまだ出ていたので、ペニスを抜いたらそれが上坂の尻にかかった。
それがまた素晴らしいほど絵になったので、その尻に杉下は精液をもう一回掛けたくなって、上坂を犯して尻にしっかりと精液をかけた。
「あのね……言質をああいう時に取るのは卑怯だと思うんだ」
上坂がそう言うのだが、杉下はいいやっと強気に出てくる。
「ああいう時だからこそ、本音が出るんだ。君は俺の専用おま○こになったんだから、俺らは付き合っているんだからね。絶対付き合ってる、認めないならもう一回しようか?」
「え、いいって今日はもういい」
そう上坂が言う。
もう既にラブホテルで一泊して、帰る前に朝食を注文して食べたところだった。
部屋を出る前になって、二人が付き合っているだの杉下が言い出して揉めていたが、それでも杉下が諦めない。
「今日はってことは、またあるってことだよね」
「あー……まあ、悪くはなかったから……」
「でしょ、もう天国の気分でセックスをできるなんて、きっと一生他の人とはセックスできないくらいに、君の尻は良すぎた。もう絶対他の人には渡さないからね」
杉下が真剣にそう言ってくるので、上坂は呆れてしまった。
けれど、今日は気分がいい。
昨日の付いてないのが噓のように今日は良い日だった。
だから上坂は暫く杉下の言い分を聞いてから言った。
「分かった、週末また会おう、それでお互いどうかってところから決めよう」
そう上坂が言うと、杉下がそこが妥協点かと頷いた。
「分かったそれに従おう……でも君はきっと俺と付き合うよ、絶対」
杉下のその自信はどこからくるのかと上坂は思っていたが、一週間後になってその意味を知った。
一週間経って杉下に会うと、上坂は自ら腰を振ってまたセックスをした。
これで恋人じゃないなんてあり得ない。
そう思う体験を一ヶ月繰り返してから、とうとう上坂は陥落した。
「もう言質でもいいよ、付き合おう」
上坂がそう言った時、杉下は嬉しさのあまり上坂を抜かずの四発で犯しまくり、中出しし放題で上坂を気絶させるほど喜んで攻めた。
もちろん、後で杉下はこっぴどく上坂に怒られたことは言うまでもない。
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