096-教科書は教えない
きっとこれはあり得ないことだと思う。
けれど、それが日常になった時、自分の存在意義が初めて見えた。
地方の問題が多い学校へ教師として就任した永尾は、問題の一番多いクラスの副担任にされた。
こういうのは年を取った教師では体力的に学生に負けてしまうから余計にクラスが荒れるのだと言われて、若い彼らと近い年代の教師が担任を任される。
しかし幸いなことに永尾よりも気が弱い教師が担任にされ、その補佐役として永尾が副担任に任命された。つまり厄介払いされたわけだ。
しかし他の教師には、大した問題は起きないし、普通に彼らと連携を取らないつもりで淡々として対処していればいいと言われ、副担任であるから気負わなくてもいいと言われた。
実際の生贄であるのは、担任にされた本木であろう。
おどおどしながら教室に入る。二年生になったクラスの学生はそれはもう最悪の状態だった。
好き勝手に話しているのは可愛い方で、クラスの大半がいない。まだ登校していないのだ。本木は淡々と名前を呼んでチェックしていき、それが終わると担任と副担任である永尾が自己紹介をした。
本木の時はそこまでの反応はなかったのだが、永尾が自己紹介をすると、学生の一部が反応した。
「永尾ちゃん、いいケツしてる~」
そう誰がいい、周りが笑い出す。
永尾は学生が何に反応しているのかは分かっているが、体操をしていたせいで姿勢が良く、尻が上がっているのは自覚していただけに、少しだけ恥ずかしかった。
少しだけ頬を染めてしまったのか、学生たちが少しどよめく。
「はい、今日から授業です。それでは朝のホームルームを終わります」
本木がそう言ってザワついている学生を諫めてから、永尾を連れて教室を出た。
その道中で本木が永尾を振り返って言う。
「あのですね、あいつらが何を言っても反応しないでください。それによって暴力が行われれば、それで我々はあいつらを学園から追い出すことができるんです。そうやって一年の間にやっと十二人退学してくれたんです。残り二十八人、うち十人は遅刻による出席日数が足りずに何処かの教科で赤が出て、それによる追試になると思いますけど、その半分は自主的に来なくなるので、そのまま退学させるんです。いいですか、僕たちの役割は彼らを助けることではないんです。厄介なのはやる気もないのに学園に来ている輩です。あいつらは我々教師よりも権力を持っている人の子供です。だから僕たちは手が出せません、何があってもです。普段は大人しいので見逃しているのですが、あいつらが何か始めたら、我々にはとても止められないんです。いいですか言いたいことは、彼らの気を引くような態度を取らないでください。いいですか、忠告しましたよ。僕は」
本木は一気にそう永尾に言い、職員室に戻っていった。
永尾は自分が本木の面倒を見るために副担任されたのかと思っていたが、そうではないことを悟った。
本木は去年も担任をやっている。だから扱いはなれていた。
本木の言うように、学生に問題を起こさせては退学をさせてクラスを安定してきた。そうした学園のシステムからもはみ出すような問題児は、どちらにせよ反社会組織に自ら飛び込んでいくような人間ばかりだ。最後の砦がこの崩壊した学園であり、ここを卒業することでギリギリのラインで一般人になれるのだという。
この地域の人間はそれを知っている。
当初永尾は、この学園に来る予定はなかった。しかし、教育委員会の都合で元の学園から定員オーバーの通知を受けてしまった。どうやら学園側が応募人数を誤ったのだ。そこで永尾の処遇が浮いてしまい、そのまま職がなくなるところだったのを学園側が拾ってくれたわけだ。
だから永尾はこの学園がどういう学園か、知らないまま赴任してしまったのだ。
ここまで問題が多い学園だと分かっていたら、断っていただろう。赴任早々に既に辞めたい気分でもあった。
しかし学園長が教育委員会に顔が利くので、翌年には元の学園の採用に潜り込ませてくれることを約束してくれた。その赴任のための確約も学園側に取り付けてある。
そう一年だ。一年だけ耐えればいい。そう言われて何とか永尾は耐えた。
しかし学生たちの永尾への態度は、それはセクハラを受ける女性のように酷かった。
「永尾ちゃーん、セックスしようよ」
「お尻、掻き回してやるからさ」
「ひゃはははは」
こういう言葉遊びを投げかけられるのは日常茶飯事で、廊下をすれ違うごとに尻を揉まれるほどだった。そのたびにひやりとして反応してしまうのだが、それがまた学生に受けていた。
本木は何度も反応しないことを口で言って聞かせてくる。
「いいですが、尻を揉まれようが知らない振りをしてください。いちいち可愛い反応のようなことはしないでください。あなた本当にどうなっても知りませんよ」
本木は熱心に永尾を叱咤する。永尾も分かってはいるのだが、それでもビクリと怯えてしまう形になってしまうのは、心の中で危機感があるのを悟っているからだ。
このままで済むわけがない、そういう気持ちがあるのだ。
その日はいつもと違った。
まず担任の本木が風邪で倒れたと出勤してから教頭に言われた。
「肺炎だそうで、暫く入院です」
そう言われて担任の仕事の一部が永尾に回ってきた。
それ自体はどうでもよかったのだが、永尾はどうして肺炎になるまで本木が無理をしたのか、それが気になってしまった。確かに金曜に具合が悪そうだったから、無理はしないようにと病院に行くように勧めたが、まさかそのまま入院とは思わなかったのだ。
とにかく教室にいき、いつものようにホームルームをした。
「えーと、担任の本木先生が肺炎で入院をされたので、暫くは私が担任の代わりになります」
そう永尾が告げた時だった。
教室中が急に歓喜に沸いた。
「やった! 俺的中じゃん!」
「俺も、今日辺りくると思ってたんだ」
「マジ? 俺、もうちょっと持つと思ってたんだけど」
「意外に頑張った方じゃないか? 二月持つとは思わなかったし」
そう盛り上がっていると、普段朝からいないはずの学生が座っているのが見えた。
名前は確か前山と言ったか。それとその腹心のような存在の西出や久松までいる。彼らは重役出勤しても何も言われない、特権階級の人間の子供たちだ。普段は昼からやってきて午後だけ授業を受ける場合が多く、早退もするのでほぼホームルームはいない存在だった。
だから余計に目立った。
まわりが盛り上がっているのをつまらなそうに眺める前山に対して、久松のところには学生が殺到している。儲けただの負けただの。
どうやら、本木が担任としてどこまでやっていけるのか賭けていたらしい。そんな様子が手に取るように分かる。
止めなければいけないのは分かっているが、関わるなと本木に散々言われた。
だから口を出さないようにしなければと、出席を取る真似だけして学生を確認してチェックだけした。教室中は盛り上がっているが、段々と事態は収まっている。
とにかく教室を出ようと、荷物をまとめて教室を出ようとすると、前山が永尾を呼び止めた。
「ねえ、永尾先生。どうして本木先生が倒れたのか知ってる?」
いきなりそう言われて、永尾はビクリとするが反射的に答えていた。
「あ、いや、今日教頭先生に知らせて貰ったばかりで、私もよく分からないんだ」
その通りだった。そもそも本木がどういう人なのか、本当のところよく知らないのだ。
既婚であることくらいしか情報はないし、学園以外で会うこともなかった。だから詳しい事情は知らないのだ。
「ふうん、知らないんだ」
前山はそう言うと、ニヤリと笑った。
どうして笑ったのか分からないが、気味が悪くて永尾は教室を早々に出た。
それから授業はあったが、永尾が担当している国語はその日は担当しているクラスではなく、他のクラスを回っていたが、その何処ででもだったが学生が永尾を遠巻きに見ているのに気付いた。
いつもと違う様子に、永尾は戸惑ったのだが、それでもいつも通りに過ごした。
その日は静かに終わりを告げ、帰りのホームルームを何事もなく終わった。
前山や西出たちはいなかったし、他の学生もいつも通りだった。
ホッとしてその日の業務を終えて、永尾は本木の入院している病院を教えて貰い、そこを訪ねた。
市内の病院で大きなところは、前山病院という。
そう担任のクラスにいる前山の家がやっている病院だ。地域ではここしか病院はなく、入院となるとここか隣の町しか病院がない。だから自然と本木が入院しているのはここになる。
病室を訪ねると、そこには前山が座っていた。
「ま、前山?」
病室のベッドには本木が寝ているが、その表情が悪い。具合でも悪いのかと思ったが、そうではなかった。
「た、助けてくれ……妻が妻が……」
「え?」
何を言っているのか理解ができなかったが、前山が言った。
「助ける? 本木の奥さんを? 代償は何?」
その前山の言葉に永尾は既に状況が把握できなくて混乱していた。
すると前山がこっちにこいと永尾を連れて行き、隣の病室に連れて行った。部屋のドアを開けると、中から女性の悲鳴めいたものが聞こえてきた。
「いやぁ……ああっやめっんっ」
「こら、離すなといっただろ、ちゃんと咥えて扱いて」
「旦那さん、助けたいんだろ? 病院でちゃんとした治療を受けたいんだろ? じゃあ、しっかりおま○こ絞めろよ」
「んふっ……んっ……んっ」
目の前で繰り広げられているのは、本木の妻の強姦だった。
話の内容から、本木の妻は前山たちに夫を人質に取られてのことらしい。妻は助けを求めようとして、夫のことを思ったのか大人しく西出と久松に犯されている。
何度も何度も絶頂をさせられ、身体を揺さぶられて淫らに乳房を揺らしながら、まんざらでもないように激しく腰を振っているのが本木の妻だった。
「もうね、朝から色んな医者に回されて、もう誰の子ができるのかさえ分からないほど、中出しされてる。イヤだと口にしながらもああやって腰振ってるのはね、もともと風俗出身だからなれてるんだ。こういう扱いされる方が燃えるってやつ? 俺はごめんだけどな」
そう言いながら、前山が言った。
「助けるとなると、先生が同じ目に遭うわけだけど。教室で俺らに回されて、二十八人くらい相手してみる? 意外とお似合いかもよ? 永尾先生?」
そう言って前山が永尾の尻をもみ上げ、さらには割れ目に指を入れて下から上まで撫で上げては尻を揉んだ。
「経験ありだよね? 俺の兄さんが東京で大学生をやってるけど。そこでさ、永尾っていう教師志望の淫乱教師になりそうなヤツと寝たことあるって聞いたんだ」
前山の言葉に永尾は目を見開いた。
覚えがあるし、経験ももちろんある。
そして大学時代は好き放題に男とも寝ていた。
その中に前山の兄がいたというのだ。
「覚えてるよね。兄さんが馬鹿やって、クスリ持ち込んで、無理矢理永尾先生に飲ませて、皆で回したの。確か十人くらいに回されて、それでも腰振って悦んでた。だからそこに誰がいたのか覚えてないくらいにクスリで飛んでたよね? そこに俺いたんだ」
覚えている。
クスリを仕込まれた酒を飲み、記憶が曖昧になるほどセックスで飛んだ。記憶は曖昧なくせに、はっきりと覚えている部分もあり、二度と前山の兄とは会わなかったし、携帯の記録も消した。しつこくはされなかったが、暫く探されていたと聞いた。
教師になるために地元に戻ったのを気に、そういう遊びは一切やめたのだ。
だから誰もその事件のことを知ってるわけがないのだ。
「先生、綺麗だった。淫乱で可愛くて、ペニスが大好きで、沢山してもらうのが嬉しくて、精液まみれになって笑ってるのが綺麗だった。俺はそんな先生がまた見たい」
前山は何も脅しているわけではない。ただ前に見た時にセックスをした狂った永尾とのセックスを希望しているだけだ。
もちろん、永尾は目の前で犯されている本木の妻を助ける必要は一切無い。
本木に恩義があったとて、そこまでしてやる義理はない。
そしてこの秘密がある限り、永尾は前山の誘いを断ることはできない。
あの時、誰かが写真や映像を撮っていた。だからその証拠はきっと前山が持っている。
それで脅されれば、永尾は断ることができないのだ。
なのに、前山はその脅しを使おうとはせずに、あくまで本木の妻を助けてやる名目を持ってくる。
「大丈夫、皆はこの話は知らない。俺と先生だけの秘密。だから、先生は本木先生の奥さんを助けるために身を捧げるんだ。断ってもいいけれど、そうしたら別のことでお願いにくるだけだ」
どうやらどうあっても永尾を解放する気は無いらしい。
「了承するなら、俺のペニスを舐めて」
そう言われて永尾は覚悟を決めた。
わざわざあの時の秘密は隠してくれると言うのだ。だったら本木に恩義を被せた方が後味は悪くはない。
永尾はゆっくりと前山の前に跪いた。ゆっくりとズボンのファスナーを開けて下着からペニスを取り出すと、既にそのペニスは半分勃起している。
身体を割には大きく、どす黒い色をしたペニスは使い込まれているようで、皮も剥けている。
それに手を添えて持つと、永尾は自らの口にそのペニスを咥え込んだ。
「……ふっんんっ……!」
しっかりとそのペニスを咥え、一気に吸い上げて完全に勃起させる。
「んんっ……ふ、ぅん……んん」
ジュルジュルと唾液を付けて湿らせると、まずは先の方を咥えたり舌で舐め取ったりして、キャンディーのように舐め上げていった。
「んっ、ふぅ、ん、んっ……んっんっ」
大きさも申し分なく、しっかりと口に合う大きさで、喉まで突き入れられるほどの大きさだった。
「んっ……はぁっ、ん、んんぅ……」
舐めるのに必死になりながらも、必死にペニスを舐めていると、前山が靴の先で座っている永尾のペニスを服の上から擦ってきた。
「んん~っ! んふっ……、んっ、ふっん、んんっ」
「男のペニスを舐めながら勃起できるなんて、さすが素質ありだな。このまま足で擦ってやるから自分で腰振りな」
「ん~っ……! んっ、はぁっ、あぁん……んふっんんっんっんんっ」
腰が抜けそうなくらいに感じてしまい、永尾は前屈みになりながらも、必死に前山のペニスを咥えて喉まで飲み込んで喉で扱いた。
「んっ……ふっん、ん……」
「そのまま、そろそろでそうだ」
「んんーっ……! んっふぁっ、んっんんっ」
前山はそう言うと、永尾の頭を掴んで無理矢理に永尾の喉の奥までペニスを突き入れて腰を振った。
「でるっ!」
「んっ、んっんっんっ……んぅっふぁっん……っ!!」
喉の奥にペニスを突き入れたまま前山が達して精液を喉に吐き出してくる。
永尾はそれを受け止めて、精液を飲み干した。
「んんっ……! んっふっ……ん、はぁっああんっ」
その直後にペニスが口から出ていくと、永尾はその拍子にペニスから射精をしていた。
「ひあぁっ……あんっ、あん、いいっん」
永尾の股間には射精をして吐き出した精液が染み出てズボンを濡らした。
永尾はそのまま倒れ込み、痙攣しながらも飲み込んだ精液の味を思い出していた。
随分忘れていた。
この味、大好きだったはずだ。
それを思い出して、永尾が我慢できるわけもなかった。
次の日。
教室に行くと、永尾は自ら前山の前で服を脱いだ。
散々準備したアナルには、準備万端にジェルを仕込み、乳首にはニップルとチェーンを付けて堂々として言った。
「はやく頂戴」
それを見た前山はにこりと笑って、その場で永尾を犯した。
急に始まったことであったが、クラスの学生は知っていたのだろう。永尾が変貌した格好をしても、大きく声はあげずにそのまま前山と永尾のセックスが始まっても、机や椅子を移動して、中央を開けてやり、そこで二人が絡まるのを眺めた。
やがて一人二人とペニスを取り出したところで、前山が一回目を終えて、他の学生に永尾を回させた。
一気に飛びついた学生たちは、永尾を好き勝手に犯した。
「ん~っんんっ……! んっ、はぁっ、あぁん」
いっぺんに何十ものペニスが目の前に現れて、永尾は嫌がる様子もなく、そのペニスを次々に口に含み、絶妙な口を使ってどんどん射精をさせていく。
「ひあぁっ……あんっ、あん、いい、いい……っん」
アナルに入ってくるペニスは様々で、若いのか射精をしても勃起したまま挿入を繰り返す者が多く、若い力が強引でそれが永尾の好みだった。
「んっ……ふっん、ん……んんーっ……! んっふぁっ、んっんんっ」
前から後ろから襲われながら、乳首のニップも引っ張られ、引っ張られながらも誰かがその永尾の乳首を舐めてきたり、ニップルを外しては乳首を吸ったり捏ね回したりと、とにかく乱暴だった。
「んっ、んっんっんっ……んぅっふぁっ」
どんどん精液を体中にかけられ、十人を超えた辺りからはもう何が何だか分からないが、とにかく永尾は快楽に完全に支配された。
「ん……っんんっ……! んっふっ……ん、はぁっああんっ」
クスリを使わなくてもここまで淫乱になれるのを永尾は知っていた。
だからクスリを使われた時に、素面でもそうなれる自分が存在していることが怖かったのだ。だから教職に逃げた。
「あぁっも、もうっ……いきそう、いっちゃう……っあっあっあんっ」
でも逃げ切れるものではなかった。
誰かが絶対に覚えている。あの永尾の姿ことが本物だと知っている。
淫乱で沢山のペニスを咥えても尚足りないと言う、最高にセックスが好きな狂った生き物だということを。
「あぁっん……中ぐりぐりするからぁっ……あっああっそこっやっ、そこぐりぐりらめっ、あひっあんあんあんあんっ!」
「先生、可愛いな」
「最初から狙ってた甲斐があった」
「マジ、最高」
「あぁあっ! あんっいくっあっあっいっちゃっ……ああぁーっ……!」
「精液中出しされて絶頂するのが好きなんだよな」
永尾が絶頂をしても尚、腰を動かし続ける学生。それが終わっても次から次へと復活したペニスが永尾を犯してくる。
「ひああっ……あっあっ……あん……ん、はぁはぁ」
他の教室は静まりかえり、誰もいないかのようなものだったが、どうやら隣は二時間ほど特別学習で特別棟に行っているらしい。
休み時間には教室の鍵を閉めて、誰も出入りせずにセックスを行い、次の時間になっても前山が上手く次の授業の教師を追い返して、クラス中が永尾を犯し続けた。
「あぅっ……ああぁーっ……! ひっあ゛っ、あ゛ぁっ……」
多少の大声も問題はなかった。
この教室がある他のクラスは、一番奥が自習でうるさく、一つ前は二時間の水泳体育で、隣は特別棟である。
「ひっあぁ……、あ゛っ、あっ……あ゛ひっあっらめっ……あっやっあっあっあぁっ」
淫らな声が教室中に響いても、誰も気にする人はおらず、ますます煽られて勃起する学生を永尾が食っていくだけなのだ。
「あぁっあひっ……あっあんっあんっ」
学生たちも飽きてきたら写真や動画を撮っては永尾の痴態を面白がり、最後には二輪刺しまでやってみせた。
「ひああっあんっあっそこっ……あっあんっはあぁっ」
「こんなにおち○ぽ大好きなんだね、永尾先生ってば」
「っ、ちが……だって、あっあんっあんっあはぁっ」
「好きって言わないと抜くぞ?」
「ああぁんっ! んっあっあ゛ひっあっ…おち○ぽすきっいいっあっあんっ」
「まだまだ締まっててすげえわ。永尾先生最高!」
「あぁんっいくっ、いっちゃうっ……あっあぁっあんっ」
「イっても止まりません」
そう言ってまだ足りないというペニスが永尾の中に入り込んでくる。
「あ゛あぁっもっらめっ……あっあひっあ゛んっ」
大きなペニスが更に永尾を追い立ててくる。
「大丈夫まだいける」
「んんっ……! あぁっあんっらめっ……イったばっかりなのにっ……あぁっあっんっ」
絶頂した身体を震わせながらも、永尾はそのペニスを受け入れる。
「おま○こいい? おち○ぽ好き?」
「あぁっあっひっあぁんっんっあっおま○こいいっ、おち○ぽだいすきぃあぁん」
「そんなに好きか、ほらほら」
「あぁっ あぁんっあっひっそこっおち○ぽで突いて、おま○こいいのっあっああんっ」
じゅぼじゅぼと液体が粘る音を出して、それが教室中に広まっている。
疲れて終わったものたちもまた、勃起したペニスを持てあますほどだった。
それくらいに永尾は淫乱で、若い者たちはそれに即発されて何度も精液を永尾にかけた。
「乳首も好きだよね、ほら~」
「あっやっ乳首っいいっ……もっと舐めてあっいあっあっぁんっ」
そう言われて学生が乳首を両方を吸い上げて舌で舐め上げてくる。
「あぁあんっ! あっあひっらめっあんあんっ! ちくびっくりくり、あぁっいいっきもちいっ……おち○ぽきたっああっんおま○こいいぃあっあぁーっ!」
二輪刺しから一気に追い上げてからの前山のペニスが永尾を犯してくると、永尾は一気に錯乱したように腰を振って嬌声を上げた。
「ふあぁっんっそこっおま○こいい……あっああっんっおち○ぽいいっ……あっあっいいっきもちいいっのっああんっ」
「ここか」
「ひああっらめっ、そこっあひっ……おま○こおかしくなるっあっおち○ぽいい゛っあっあっあんっあんっあんっあぁんっ!」
「ほらほら、そろそろ時間だ」
「あひっああっいくっやぁっ……あ゛っひっああぁんっ!」
「中でいくぞっ」
「あぁあんっイって、イってっあひっおち○ぽ好きっ、俺のなかで、イってっ……精液出してっ中出ししてっあっあんっあんっああぁんっ」
そう言うのと同時に前山が永尾の中で精液を吐き出して永尾を絶頂に導いた。
「あひぃっあっあっ精液出てるっ……ああっん、ふぁあっはぁっ……ん……」
永尾が完全に絶頂をした時、二時限目の時間が終わる鐘が鳴っているのが聞こえた。
次の日から永尾は教室では常に誰かに犯された。
授業はもちろん進まないが、その時間中は誰かが数人で永尾を犯し、その分の授業は学生が勝手に進めていた。
声は出せないので、キスで口を塞がれてのセックスは永尾を更なる次のステップに導いたほどだ。
永尾が教室の後ろの席や、教壇で次々に学生に犯されるのを前山は楽しそうに見ている。自らも永尾を犯すことが多いのだが、見てるのも好きらしい。そして精液まみれになった永尾を見て何度も犯してくる。
夏休みに入るまでそれは続き、やがて本木が肺炎から復帰しても本木の見えるところでまで永尾は犯された。
やがて教室を飛び出し、授業中の廊下や階段、屋上や特別室や保健室。放課後の水泳の補習時間まで使われて永尾は学生に犯された。
「あんっ! あっあんっあんっ、おち○ぽっすきっ……おま○こいいっんっ」
水の中でやってみたい学生が多かったせいで、ふやけるまで水の中でセックスさせられた。
「あぁんっすごいっ……あっあんっあぁん……おち○ぽもっと、おま○こして」
水から上がってもマットを敷いた上で犯され、永尾はそれでももっとと強請った。
「あぁ、もっとおま○こにおち○ぽハメてずぼずぼしてほしい、あぁんっ」
興奮した若者は獣にすっかり代わり、永尾に求められるとペニスが勃起して収まりが付かないようになっていた。
「あっあっあっ、いいっ、あんっ」
犯しても犯しても犯し足りないと学生たちは永尾に群がる蟻のようになり、セックスの虜になっていた。
「ひああぁんっ! あっあんっあんっらめぇっあっああっ」
「いいだろ? おま○こにおち○ぽされるのがいいんだろ?」
「あっああっ……いいっきもちいいのっやっあっあっあんっおま○こいいっんっああぁっ」
「ほらっ次きたぞっ」
「あああっ! あひっあっあっあ゛っあ゛ああっおち○ぽっとすきっもっとおち○ぽ頂戴っああんっああっああああっ」
「相変わらず中、すげえなっもってかれるっ」
そう言うとどんどん学生たちは永尾の中で射精をしていく。
「あぁあんっ、もっだめっ……挿れて、おち○ぽ挿れて、精液もっとほしいっ……あぁんっ……あっあ゛ああっ……」
「もうほんとう、どうしようもないね先生は」
「ひああぁっ! あっあんっあんっあんっああんっあっらめっ……ひあっあっあっあっ」
こじ開けられて犯されるのが好きな永尾は、無理矢理ペニスで突き入れられて強制的に絶頂に導かれるのが好みで、乱暴にされることが本当に好きだった。
「あぁんっ、おれ、おち○ぽで、おま○こぐりぐりされてっああっきもちいっあんっあんっいいっ」
自らアナルを広げ、学生たちのペニスを受け入れ続けても、永尾の性欲はとどまることを知らない。
この性欲の深さは、学生たちを満足させていた。
「あああんっ、おち○ぽきもちいいからぁっ……い゛いっあっああっ」
夕方も暗くなる頃になり、やっと永尾はその日最後の絶頂を迎えた。
「はぁあっあっ、なかに、精液中出しして……っあっあああんっ! 中出しきたっんっふっああっんっ!」
ペニスが抜かれると中から精液がドプリと溢れて出て、それがドロドロを流れていく。開いたままのアナルは、どんどん精液を吐き出して、収縮した。
終わると全員が疲れながらも、永尾の身体を洗い綺麗にしてから去って行く。
永尾もそれを受け入れて体中を綺麗にしたのを確認してから、プールを閉めて学園を後にする。
いつも終わってから後悔するのだが、それでもセックスが始まると永尾は抵抗する気を一切失う。どうしようもなくセックスが好きで、それは誰でもよかった。
前山はそれを知っていて学生を制限しながらも永尾がいいと言う限りは学生に好きにさせていた。
それが暗黙の了解であり、学生と永尾の距離感だ。
やがて一年の約束の時間が過ぎると、永尾は元の地元の学園に採用が決まった。
それでも永尾はそこで終わることができなかった。
一週間ほど立つと、前山に連絡を入れ、週末は前山が用意したラブホテルでそこに来られる元学生たちと何時間でもセックスをした。
忘れられずやってくる学生も多く、永尾は何度も足繁く通ったが、学生たちが受験になるとその行為自体がすっと収まっていった。
一年半以上好きにして貰って、それでも永尾だけがその熱を忘れられない。
前山はそれを知っていたからなのか、永尾をいいようにコントロールをして操り、やがて永尾を手に入れた。
三年以上かかり、永尾が前山に堕ちるも、前山はセックスの時には十人ほどの男を呼び、永尾を散々乱暴に抱かせては永尾を満足させてくれる。
永尾が知らない男たちに犯されながら乱れる様が好きなのだと前山は言う。
だから永尾と前山はお互いの利害が合致していた。
前山は永尾の性欲が枯れるまで付き合ったし、永尾はそれでも前山を求めた。
それが愛し合っているのかどうかも分からないものであるが、永尾はそれも愛の一つなのだと思うことにした。
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