02-約束事

「ここで見たことは誰にも言っちゃ駄目だよ?」
 僕はそう言われて首を縦に振った。
 怖かったから、そうしないと僕も同じ目に遭うと思ったから。
「そう、いい子だね。誰かに言っても、俺は捕まるかもだけど、また出てこられるから、その時はどうなるかなって考えてね」
 僕はその言葉でまた縦に頷いた。
 訳が分からなかったけど、とにかくこの場を去りたかった。


 僕が偶然に入り込んだ隣の家。
 正月になると親が必ず祖父母の家に連れてきては親戚たちと盛り上がっている時間。
 僕たちは放置されて、親戚の子たちと遊んでなさいと言われるんだけど、僕以外は皆ゲームを持って来ていて通信を使って盛り上がっていた。
 ゲームを持ってない僕だけ除け者で、僕は仕方なく庭に出た。
 日が暮れ始めた時間だったけれど、それでも庭には電気が灯っていてそこまで暗くもなかった。
 僕は庭の裏に回って、そこから隣の家との境目を超えた。
 こっちの庭は探索し終えたから暇だったのだ。
 隣は人がいるようには見えなかったのもあって庭に入り込んだ。
 するとそこのドアが開いて男の人が出てきた。
「おい、子供がいるぞ?」
 その人は少し慌てたように中を覗いて言った。
 すると隣の家の人が裸で出てきて、僕を急いで捕まえに来た。
 僕はあっという間に捕まって部屋の中に連れ込まれたけれど、ドアを閉めたら男の人が部屋の明かりを付けたんだ。
 部屋は真っ暗に近い感じだったけど、パッと付いたら、真ん中に布団があって、そこには僕より少し年上の小学生中学年くらいの子が裸で倒れていた。
 僕はその子が死んでいるのかと思ったけど、よく見たら息をしているのが分かった。
 そしてその子はお尻から白い液体を沢山吹き出しながら体が震えているのが分かった。
「あ……あっ……ああっ」
 そんな奇妙に高い声を出して震えているのを見たら、僕はちょっと怖くなってしまった。
「この子、病気なの?」
 僕はそう聞いてしまっていた。
 すると二人の男の人達はフッと吹き出して笑った。
「ああ、そう見えるのか。ああ、まあお薬は使っているからそうだと思えるかな」
「おい、お前、これどうするんだよ」
 もう一人は笑った後、ちょっと困っているようだった。
 僕は訳が分からずこの家の持ち主らしい人を見上げていた。
 するとその人は喉を少し鳴らしてから言った。
「惜しいな、もうちょっと育ってくれないと好みに入らないんだよな」
 そう言ってから僕の側に座って僕の顔を両手で包んで言った。
「ここで見たことは誰にも言っちゃ駄目だよ? 分かった?」
 僕はその時の男の人の目が笑ってないことに気付いて、首を縦に振っていた。
 この目はママが僕のことを怒っている時の目で、本気で叩く前の顔にそっくりだったから僕は怖かったのだ。
 すると男の人は。
「そう、いい子だね。でも君は喋りそうだ」
 そう僕は言われて押さえ込まれた。
「おっと……声出させるなよ」
 誰かがそう言って僕の口に何かを詰め込んできた。
「うぐっ!」
 タオルみたいなものを口に押し込められて、更にはそれを吐き出させないように何かで口を縛られた。
 僕は必死になって暴れて逃げようとしたんだけど、暗闇にいるのは一人ではなかった。
 三人くらい人がいて、僕の手足を押さえ付けてくるんだ。
 小学生が大人に押さえ付けられたらとてもじゃないが逃げ切れない。
 腕を後ろ手に縛られたみたいで身動きが取れなくなったら、今度は足を同じように何かで縛られている。
 手首と足首に何かを填められて、僕は拘束されたみたいだった。
 後で知ったんだけど、SMプレイでこういう拘束具があるらしい。
「んぐ、うっ、うっ、ぐぅっううっ、えぅっ、ん……っ、ふぐぅっ」
 僕は必死に暴れるんだけど、それももう無駄で、男の人たちは僕を押さえ込んで、僕のお尻の中に何かを挿れてきた。
「んっ、んうっ、うぶっ、ぐ、ふうぅ……! ふー……っ、ふ、う、う、んぐ……っ」
「しっかり入れろよ、そうそう。全部使っていい」
 男の人達は僕のお尻の中に何かの液体を入れてきて、それが漏れ出ないように蓋をするようにお尻に蓋をしてきた。
「んううううううっふ、んふうっ、んうぅふうう……っ、うぅ、っふ、んんっ、んんん……っ
 中に入れられた液体を吐き出したいけれど、蓋をされてしまったのでお腹の中に堪っている感覚がして、僕は戸惑ってしまったんだけど、次第に中が熱くなってきて、僕は体をビクビクと震わせた。
「んん~っ、ふっん、ん、ぅんんっんあっ……、ん、んう、んっんんっ!」
「おお、効いてきたな、さすが即効性」
「んっ、ふっぅ、んぅんっふぁっ、んっんっ、んっぅんっ」
 僕はこの時、薬をアナルから吸収させられたのだと知った。
 何かで言っていたけど、腸内から吸収されると一気に薬は体に回るらしいんだよね。
 僕はそうした経験は無いけど、始めて身を以て知ったことになった。
 そうすると男の人達は僕の口を塞いでいた布は採ってくれ、さらにはトイレに連れて行かれた。
 部屋のすぐ側にトイレがあって、そのトイレの隣に風呂の入り口があった。
 そこで僕は中に挿入っている蓋を取られて、便器に座って残りの液体を吐き出すと同時に、腸内に溜まっていた便も吐き出していた。
「んっはっ……はぁ、ふぅっ……ぁあ……っ! ぁ、ああ、ぁ……っ」
 一気に吐き出されてしまったら、そのまま僕は風呂に連れ込まれて、お尻の中を何度も細いホースを入れられてはトイレで流す行動を二回も取らされた。
「あひ……ひ、あああっだめっんっあ……ぁ……ん……っ」
 排泄をする行為が既に僕には何だか気持ち良くなっていて、僕は涎を垂れ流しながらペニスを勃起させていた。
 僕は既にオナニーは知っていたし、それが普通にすることだって知っているんだけど、こんな異常な状態で勃起しているのはおかしなことだとは分かっている。
 そして薬の影響でそうなっているのだと分かった。
「んぁ……っ、ぁん、やら、ぁ……っ、やめ、やめて、ああぁ、ひぁん、あぁ、ああぁ、やんあ、やぁ……っ」
 散々浣腸のようにお湯を入れては吐き出すを繰り返した後、僕は部屋に連れ戻されて、布団に放り出された。
「ひ……ぃ、ん……っあ、ぁぅ……ひぃい……っ」
「準備万端、やってやれ。どうせ誰もお前のことなんか気にしてないさ」
 男の人は僕が隣の家の子であることも知っていたし、僕が周りから放置されていることも知っていたみたい。
 男の人が僕に群がるように伸し掛かってきて、勃起したペニスを僕のアナルに突き挿れ始めた。
「あぁん、……っぁん、やぁ……っ、やめて……やめて……っ、あゃ、あ、ぁ、あっ」
 ニュルッと亀頭が挿入ってしまうと、男の人のペニスはグイグイと僕の中に挿入り込んで来て、どんどん飲み込まれていく。
「んひゃ、ひあぁあ……っぁふっ、ゃ、ぁ……っあ、あぁ」
 信じられないけど、僕は痛みは感じなかった。
 どうやらアナルに入れられた最初の薬がアナルを柔らかくする作用があるみたいで、それによってアナルが開いていたみたい。
「あぁ……っ、ぃ、いやあっ……はぁっ……もぉ、やめて下さい……あぁ、はあぁっ……こ、こんな……っ、だめっん……」
 僕は懇願したけれど、男の人達がそれでやめてくれるわけもなかった。
 ニヤニヤとしながら僕の体を押さえ付けて、ペニスを挿れ終わると腰を振り始めたんだ。
「あぅあ、あぁ、んあ、や、やめ……っ、ん、はぁ……ああっ」
「おお、初貫通、処女ま○こ最高だなっ!」
「あっ! ぁひっ、ひんっ! ゃ、やぁっ、っあっ、あっ、い、ゃ……っ、やめ……ああんっああっ」
 男の人は夢中で腰を強く振ってくる。
 僕は多少の違和感をお腹の中に覚えたけれど、それでも口から漏れるのは喘ぎだった。
「あはぁ……っ、あぅ、んあ……ふああん……はぁっ……はぁ、あん……あぁ、やぁ……っ、あぁんっ……」
 どうしよう、気持ちがいい。
 嫌なはずなのにおかしいはずなのに、こんなことをされて怖いはずなのに、僕は気持ちがいいと感じているんだ。
「あぁはんっ! あっ……あゃんあんっああ……っぁ、ひぁ、はぁ……あぁん……ああん……んっ……」
「痛くないようにしてやったんだ、精々気持ち良く喘いでな!」
「あっ……! ああぁ、……らめ、あんっああんはぁあぅん……っ」
 僕に薬を使って手っ取り早くオナホールにでもしたかのように、男の人達は僕の体を好きに犯してきた。
「は、はぁっ……も、ひ!? ぅう……っぁ、ぁ、や、ああぁあ、あああ……はああっ……あっあっ、ん、はぁっ……」
「気持ち良くなってんだろ! ほらほら、ここのあたりで体がヒクついてる。こいつ、才能あるぞ」
 腰を振って僕を犯している男がそう言い出した。
「はぁっ……ひああっ、もっ、そこだめぇっ……あっああっ……」
「ほら、ここだ!」
「あっあっあっあんっあんっ……やっあひっうっああーっ……」
 ピンポイントで突き上げられて僕はただ感じた。
 快楽という物を知って、その快楽がもっと感じるものだというのを僕はこの日知った。
 男が突き上げてくるところがどうしようもなく気持ち良くて、僕はいつしか嬌声を上げていた。
「あっああっ……んっ、ふっ、あっ、んっんっ……はぁっ、んぅっ……」
「こいつは当たりだ。やべえ、淫乱ま○こだっ!」
「やっ……あっあうっ……だめっ、無理っ、あっんんっひああぁっ! あんっ、やっ、あっぁあっあんっ」
「無理じゃねえ、もっと味わってイケ!」
 男の人は強く腰を振り始めて僕はそれに振り回された。
 いつしか拘束していた足も手も解かれていたけど、僕は逃げることはできなくなっていた。
 多分、僕が逃げないことを悟って外したんだと思うけど、僕はそれに最後まで気がつかなかった。
「あぁんっ、あっひあっあっらめっ……あうっんっふっあっあっ……んっはぁっ、だめ、んっ、あっあんっ……」
「駄目じゃねえ、このおちんぽが気持ちいいだろうがっ!」
「んはぁ、んっ……すごい、おちんぽっああぁっ! んっ、はっあっあっ、おちんぽっだめっ……あっあぁんっ」
「このま○こたまんねえわ!」
「やっああっ、おちんぽっ……らめっ、やらっあっあっあっああーっ」
「おお、イクなこいつ、おま○こされてイクぞっ!」
「あああぁっ! らめっ、いくっ、おちんぽでいっちゃっ……あっああぁんっ」
「イケイケ!」
「ひあっ、あっあっいくっ、あっふあっあ゛あーっ……」
 僕は男の人のペニスでアナルを突き上げられただけで絶頂をしていた。
 その絶頂は僕は人生で始めて知った強烈な絶頂で、僕を幸福へと導いていた。
 その快楽を僕は知ってしまった。
「ああっ……うあ、はあっはぁ、んっ……あっ、ああああっ……!」
「次は俺のおちんぽだ。長さが違うから、楽しめるぞ?」
 そう言うとさっきまで挿入っていたペニスが出ていって、僕の中に新しいペニスが挿入り込んできた。
「ひあ゛ああっ……あっあ゛っあああっだめっああっだめっ、動いたらっ……あ゛っあ゛っおちんぽっあああーっ!」
「ああ、たまらねえな。マジ、淫乱ま○こじゃねーか」
 男がそう言って僕の中を強引に抉じ開けて奥まで入り込んで腰を振り始めた、
「ひあっあっあんっ……やっ……おちんぽっはぁあっあひっあうっひぃっ……あ゛っあ゛っらめっ、おちんぽ、らめっあっあんっ」
 僕はさっきまで感じていた快楽とはまた違った快楽が襲ってきて、体を震わせて快楽に身を委ねてしまった。
「んっあっい゛いっ、おちんぽよすぎてっだめになっちゃうっ……あっひっあっああっ」
 僕はそう言っていた。
 快楽の絶頂がとても気持ちがいい、それはオナニーの比ではない。
 僕は薬のせいで段々と思考が奪われて、快楽だけを追うようになってしまった。
「あうっあっあっあんっふっ……あっあああっひあああ~っ……おちんぽいいっあうっ、んっやあっあんっあ゛ああっ……!」
「さすが淫乱ま○こちゃん、すっかり体を開いてるぜ。こりゃ当面、具合よく遊べそうだ」
「あっあんっあ゛あっああぁ~っおま○こっああんああっ!  気持ちいいっ!!」
  僕はすっかり快楽に堕ちてしまった。

 その日から、僕が帰省を終えて家に帰るまで僕は隣の家に通った。
 五日間ほど祖父母の家に泊まっていたんだけど、周りが買い物に出かけるときも僕は一人で遊びに行っていたから親としては手間もかからず楽だったのか、何も言わなかった。
 僕は隣の男の人達と正月をセックス漬けで過ごした。
「あ゛ああっ……あひっ、いっあっあんっぁうっ、あっあっああっ」
「いいな、めちゃくちゃ淫乱ま○こに育って、今日で終わりだなんてもったいない」
「あああ~っ……んっ、おま○こ、おちんぽがっいいっはぁっ……あっあんっいっあうっ」
 僕はただ喘ぎ、嬌声を上げている間も快楽を追い、ずっとここに住みたいくらいにこの行為に溺れていた。
 だから僕の心配はこの行為がバレることではない。
 この先誰を相手にこの身体を開いたらいいのか、という問題だった。
「ひっあっああぁんっもっおま○こでっいくっいっちゃうっ!」
「いっちまえ!」
「ふあっ……あっいっああっ……おま○こっいいっああっ……あんっんんっ……」
 ビクビクと震える体を押さえ付けて精液を中出しされる事にも慣れた。
 僕はもっとそれが欲しくて強請るほどに行為に溺れていた。
 男達と別れて、誰にも知られることなく家に戻ったけれど、僕は体を持て余して、それを担任の教師に差し出していた。
 担任教師は僕の体が仕上がっていることにすぐに気付いたらしくて、僕の体を貪るように味わってくれた。
「ああ、嬉しいぞ! この体は素晴らしい!」
「あああっ! あ゛っあ゛っうっひぃっあっあんっあああっ……!」
 教師のペニスを受け挿れながら僕は当面はこれで楽しめるなとホッとした。
「ああ、出る、出る!」
「ああああ~っ……あひっ、ならに出してっ……あっ、んっ……せいえきでてるっはぁっはぁっ……」
 僕はこうして担任教師を誘惑しては寝るようになっていったのだった。

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