Loveless short
003
railroad mania-鉄道マニア-
河内周平はその日は旅行に行くため一人、その特急の汽車に乗っていた。
有名な花丸トレインはある避暑地と東京を結ぶ汽車で、途中下車などはない。あくまでその観光地に向かうか、周辺の都市部に行くかしか選べない列車だ。
なので乗っている人は旅行者ばかりで、途中止まる駅は大阪だけである。
その大阪に行くには新幹線に乗った方が早いのでもちろん途中下車で乗る人はいない。
朝早くに出発するので五両編成しかないがそれでも人気の観光地なので人は結構乗っていた。
五号車に乗った周平は、周りに客があまりいないのを席に付いて気付いた。
前の車両も人が少ないのは一号車が素晴らしいからである。そこの景色のほうが写真映えがするそうだ。
なるべく人を散けて乗せた方がいいのか、五号車には十二人くらいの人しか乗っていないので騒ぐこともないだろう。
サラリーマンらしい人が二人ほど、旅行者らしい四人の女性グループ、一人旅行らしい男が三人ほど、あとは老年の夫婦というところだろうか。
そろそろ出発かと思っていると一人の男が慌てて乗り込んできた。
「ああ~間に合ったか」
その男はボサボサの髪に、余り綺麗ではない服とサンダルに駅弁片手にビールの入ったビニール袋を持っていた。
とても観光地に旅行に行くような人ではないことは全員が瞬時に思っただろう。
そして最後に乗ってきたのが問題が多そうな男なので皆、顔を伏せてしまった。
周平も顔を合わせただけで何が起こるのか分からないので顔を伏せていると、汽車が発車した。
ガクンと動き、男が近くの席に座った。
そこは周平からは遠かったけれど、女性たちの隣の席だった。
嫌な予感がするなと周平が思っていると、男は案の定女性達にあれこれちょっかいを出し始めてしまった。
「やめてくださいっ」
「いいじゃねーか、酌しろよ」
「やめてっ」
女性達が嫌がり、声を上げているけれど、誰もそれを助けようとはしなかった。
「いやっやめてっ」
「やめてって言ってるでしょ! いい加減にしてっ!」
女性が怒鳴り始めたら、さすがに男も多勢に無勢になったのか、舌打ちをして最後尾の方へと移動を始めた。
その最後尾辺りに座っていた周平は、席を替えるべきだろうかと思い始めていた。
女性客達は何かを話し合い、すっと前の車両に移動を始めた。
席は沢山空いているので車掌にお願いすれば席は替われるからだろう。
荷物を持って去って行く女性達に続こうかと迷っていたその時だった。
後ろに座っていた男が周平の隣に座ってきたのだ。
「……っ!」
素早い移動で寄ってきた男は、ニンマリと笑って言うのだ。
「兄ちゃん、いい穴してんな。さぞかし男を喜ばせているんだろうな?」
ニヤニヤして言われてしまい、周平は眉を歪ませた。
今回の旅は彼女に振られてしまい、傷心旅行でもある。
それが酔っ払いの男に絡まれて逃げられない。
通路側に座られてしまったので逃げるには男の膝を跨がないといけないわけである。
しかし男は構うことなく周平の股間をがっしりと手で握って触ってきたのだ。
「ちょっと、なにしてっ」
「いい玉してんな、女をヒイヒイ言わせてんだろうな、でも穴の方がいいぞ」
男はそう言うと、急に懐からナイフを取り出して周平の頬にナイフを当ててきた。
「言うこと聞いてたら殺しはしない。実はな、俺、いろいろやって公判中なんや、幸い保釈金で出てこられてるけどな~」
男がそう言うので周平は一気に緊張をした。
何か罪を犯したのだろうが保釈で出てこられるなら詐欺程度のことだ。証拠隠滅も出来ないと判断されてのことだろうから、殺人まではしていないことになる。
「けどな~、その前に強姦してムショ入ってたんよ?」
男はそう言うと、周平の着ていたワイシャツをナイフで引き裂き、さらにはベルトも切り、一気にパンツと下着のボタンも切ってしまうとファスナーを降ろして周平のペニスを引き出してきたのだ。
「……ひっ」
「兄ちゃん、大人しくしてな、何、ちょっと穴にこれ突っ込むだけや」
男はそう言うと逃げられない周平の股間を掴んだままで椅子の背もたれを倒した。肘当ても退かしてしまい、そこにうつ伏せにされた。
「いやだっいやだっ」
周平は何とか背もたれから逃げようとするも、パンツを脱がされて尻を出されてしまう。
「あっ……ああっ……やめろっ誰かっ」
助けてくれないかと周りを見回したが、さっき逃げていた女性客はとっくに隣の車両に移っていた。そして他の客は前方を剥いたまま耳を塞いでいる。
逃げるに逃げられず、かといって男を刺激すると刺されるかも知れないと恐れたのだ。
「だーれも助けんで、前もしたが誰も助けんかったしなあ」
男はそう言うと持っていたらしいぬるっとした軟膏を取り出してそれを周平のアナルにぬたくるといきなり指を突き挿れてきた。
「あぁあ……っいや、それはいや……っ」
「大丈夫だ、切れてねえから。なかなか順応あるな……さては彼女が穴弄って遊んでたな?」
「や……っ、ああっ……!あぁっ、だ、だめぇ……っ」
男はすぐにそれを見抜いてきた。
周平の彼女は周平のアナルを弄ってイカせるのが好きだった。
なのでいつも周平はアナルを弄られてきたし、それが普通だと思っていた。しかしその攻めることに目覚めた彼女はSM嬢になると言って周平と別れてその世界に飛び込んでいってしまったのだ。
なので周平は彼女に振られてしまったのだ。
男はそれをアナルを弄っただけで気付いてしまうくらいには慣れているようだった。
「ぃや……っ、いや……っ、指、抜いて……抜いてぇ……っ!」
「へへへっこれなら俺のも受け入れられるだろう……さっさと気持ち良くなっちまおうぜ。楽園までノンストップだからな」
男がそう言い、自分のペニスを取り出して、それを周平のアナルに突き挿れてきた。
「ひいいいぃ……っあ……あっ、い……った……あぁっ、いっ……っ」
「暴れるなっ……おら……しっかり味わえっ」
「ひぃっ……!いやだ、ああ……っむり、むりですっ、むりぃ……っ」
急激に大きなペニスをアナルに突き挿れられて、その痛みと圧迫感に息を飲み込んでいると尻をパンと男に叩かれた。
「あっやだ、ぁああ……!あっ、あっ……」
「息を吐け、尻が裂けるぞっ」
男はそう言いながら何度も周平の尻を叩き、真っ赤になるほどだった。そうすることで息が吐き出されるのでアナルには男のペニスが挿入り込んでいった。
「やだ、なんで……っ、こんな……ああ、あー……っ」
誰も助けてはくれないし、皆耳を塞いで聞かないふりをしている。
逃げ出す人はいなかったし、隣に助けを求めることもしてくれなかった。皆、このままやり過ごすのだろう。
「――ああっ、あはぁっ……! ぃや、だ……っ、いやだぁ……っ」
ズルズルと男のペニスが周平の中に挿入り込んで、内壁を広げてしっかりと包み込んでしまっている。
「はぅ……っ、く、くぅううん……っ! んんっ……は、ぁん! あぁあ……っ!」
「すげえ締め付けだが……お前の中たまんねえなっ、そろそろ動くぞっ」
「あぁはっ、はぁっ、はぁ……っ、やめて……っ、おね、が……っ」
馴染むのを待つかのようにしていた男が腰を動かし始め、内壁を広げ擦り上げてきた。
「あんんぅ……! んんんぅうう……っ!」
「ひははははっ! 堪らねえな!」
「あ……っやめて、っぁっあぅ、はぁんっ! ん、んぁ……っあ、ああ、ああああ……ああっぅあっ」
パンパンと音が響くほどに男が腰を打ち付けてきて、走る汽車の中で周平は男に犯され続ける。
付けた軟膏にクスリが入っていたのか、何だか段々と気持ち良くなり始めていることに周平は気付いた。
「あぁっ、あああ、ああぁ、ああぁ……っ、あぁ゛あぁあっ!」
口を閉じたいのに口が閉じられず、開いた口からは涎と嬌声が響き渡ってしまう。
「ああぁあ……っ! ゃ、やめ、だ、ぁ、あぁっ、ああぁっ! や、やらぁ……っ! らめぇえ……!」
「はははっいいないいなお前っ……たまらねえっ! 名器ってこういうのを言うんだなっお前の彼女、いい躾をしてやがるなっ」
別れた彼女のせいでこんな目に遭っているのかもしれないと周平は思った。
アナルで感じることを知らなかったらこんなに気持ちがいいという状態にはならないはずだ。
しかもここまでして別れてしまったから、余計に恨みが生まれてしまった。
「ああ……っ、あっ、あっ、ひぅっ! あ……っ! い、や……っいやぁ……っ!」
男は周平のアナルを犯しながら、胸元に手を伸ばしてきた。
そして少し勃起している乳首を摘まみ、それを指で引っ掻いてこね回してきたのだ。
「あぁっあっあっやっ、やぁ……っ、ぁん、ぁ、ふぅ……っん……っ、はふ……っは、ぁあん……っ」
乳首は彼女がよく弄ってくれて、オナニーの時は自分でも弄るようにと言われて積極的に弄ってきて感じられるようになっていた。
「あぁ、あぁ、あぁ、はっ、はぁっ……ちくびっきもち、ぃ……っ」
「ひはははっお前、乳首も調教済みかよっ本当、たまらねえなっ!」
男は笑いながら乳首を引っ張り、そしてペニスで周平の中を犯し続けた。
「ひぁ……っ! あんっ! あっ、あぁあっあぅっ、ぁっあっあっあっ、やっ、ちんぽ……っ、やめてぇ……っ!」
「気持ち良くなり始めたなっはははっ犯されるための体だなっ」
背もたれにしがみ付いたままで乳首を弄られ、ペニスを奥まで出し挿れされながらどんどん快楽が襲ってくるようになった。
「あっ! あぁん……っ! っあ、あぁああっ! あああっ! はぁっ、はぁっ、は、ぁあん……っ!」
男が腰を振り始めてとうとう周平が気持ち良くなり始めた時、男が言った。
「ああ、出る出るっ中出ししてやるよっ」
「あぁああっ! いやあっあっあ、はふっ……ん、はぁあんん! んあ……っ、ああ……っら、めぇ……っ!」
男は軽く呻くと、周平の中に精液を中出ししてきた。
「あっ……あぁっああっああっ……やだ、そこ……や……、ああうっ、ああ……ああっ……」
ビュービューと吐き出される熱い精液を受け取り、周平は堪らなく絶頂をしていた。
「ああ……っ、らめっ…ああっ! んっ……あ、ああ……っああ……!」
「はははっイキやがったっこいつ俺に犯されてイキやがったっ」
男はそれに喜び、またペニスを勃起させた。
「ああっ、や……っ、も……あっ、あっんああ!あっ……ああー……っやあ……っ、あああっ!だめ、だめ……!」
「終わるかよっまだまだ時間はたっぷりあるんだっ犯し尽くしてやるよっ。そっちのお前ら、全員動くなよっ動いたらこいつの首、掻っ切ってやるからなっ!」
男は通報されてしまうことを恐れるよりは、今この場の楽しみを奪われることを気にしているようだった。
周りの人々は誰も動かず身を屈めて耳を塞いでいる。
犯されている周平のことなど、他人事なので助けてやる気はないようだったし、もし本当に動いて周平が殺されたらそのせいで周平が死んだと一生悔やむことになりそうで身動きは取れなかったようだった。
「あぁ……っ!やだ……ああっ!あ!ぁあ―――ああ……っ、ああぁ……っあ……っ、んんっ」
周平はそのまま椅子に座らされると、男が立ったままで周平の足を大きく広げると伸し掛かるようにして再度犯し始めた。
「んぁああっ! ああっ! あぁんっあんんーっ! あん! はぁああん……っ」
「ひはははっおら、また食らえよっ、気に入ってるんだろう俺のペニスを!」
「はぁっもっやらぁ……ぁあ、んっ、やっ……、あぁんっあっああぁんっ! んっ、んぁっあぁっ」
「おちんぽ、気持ちがいいんだろっそう言えよっ気持ち良くて締め付けてやがるっ」
「らめっおちんぽっ……あっあぁああっあ゛ひっ、いっあっあんっらめっ、あっあんっあんっ」
とうとう犯され続けているうちに周平は快楽に堕ちてしまった。
元々素質があったのか、男が周平を気に入ってしまい、ノンストップのまま観光地までの間、ずっと周平は男によって様々な体位で犯された。
「ひああぁっい゛ぃっあっそこっだめっ……あっあうっひああっあ゛ひっあっらめっああああんっ」
男は精液を沢山、周平の中に吐き出し、それでも勃起し続ける絶倫のペニスで周平を犯した。
周平はそれに引きずり回されてしまい、抗うことはできなかった。
「あああっひあっらめっ……あっああぁっああんっ! あひっあんっあっあっあっあんっいくっ、いくっ……あっあんっあんっあんっああああぁんっ!!」
周平は男によって快楽を与えられ続けて絶頂をし続けた。
観光地に着いたところで男はやっと周平からペニスを抜き、意気揚々と酒を飲みながら汽車を出て行き、周平はそのままその場に放置された。
引き裂かれた服のまま、放心状態でいるところを清掃に入ってきた人たちに見つけられて助け出される。
しかし犯人の男をしっかりと見た人はおらず、またその場で助けなかった乗客は周平を助けなかったのは男が逃げたら周平を殺すと脅したからだと言って、自分たちは悪くない被害者だと証言を拒んだらしい。
周平は結局病院から警察に行ったけれど、証言できるものはほぼなく、男のモンタージュ制作に協力をしたが男は捕まることはなかった。
旅行は結局事情聴取と入院で潰れ、そのままその地を去ることになるが、その帰りの汽車の中で周平は男に再会をしてしまった。
「よう、また気持ち良くなろうぜ」
男はニヤリと笑った。
男は警察の包囲網から逃げ切り、周平を追って一緒の汽車に乗ったのだ。
「……あっ」
周平は逃げることは出来なかった。
抵抗する方法を忘れたかのように男に連れられて歩いてしまった。
そして男は汽車のトイレの中で問答無用で周平のアナルにペニスを突き挿れて腰を振った。
「あああっ……もっやらぁっ……あっまたっいっちゃうっ……あっあぁんっイってるからっ、らめっっあっあぁああーっ……」
「お前のこと、何度も思い出してこうやって突っ込みたかったんだぜっ」
「あひっあへっ、い゛っいくっあっああああぁーっあああっ……あひっ、あっ、ああぁーっ! 連続でまたっイく、イっちゃうっ!!」
男は遠慮なく周平を犯し、他の客が止めに入るもトイレのドアを開けなかったので終点である東京まで周平は男に犯され続けた。
結局男は東京に付いた時に鉄道警察によって逮捕された。
周平は二度目の強姦によって、完全におかしくなってしまった。
周平は男を訴えなかった。
何もされてないと言い張り、警察に出した被害届も取り下げた。
男は別の詐欺の罪で有罪になったが、詐欺は初犯だったので執行猶予が付いてすぐに解放されたようだった。
そして男は釈放された足で周平の部屋を訪れた。
「よう、早くそのおま○こにこいつを突っ込ませてくれ」
男がそう言い、周平のアパートの玄関で大きく勃起したペニスを突き出して立っている。
周平はもう男から逃げられないのだと分かり、男を部屋に入れた。
男はすぐに周平の着ていた服を脱がし、廊下に周平を押し倒して直ぐさま周平のアナルにペニスを突き挿入れたのだった。
「ふあっあっ、あっらめええっ、激しくおちんぽでおま○こぐりぐりされたらっああんっきもちいいっああんっああんっああっ!」
周平は男に犯された後も自分で自慰で慰めていたが、男のペニスに叶う物はこの世にはないことをこの時思い知った。
「やっぱ、お前の中が堪らなくいいぞっおらおらっ喘げ!」
「ああっんっいいっ……おま○こっ……ああんっらめっおかしくなる……ああんっああいいっきもちよすぎるっああん!」
「おかしくなれっ! お前は淫乱なんだからな!」
「あぁあっああんっ……もっ許してぇっ……おかしくなっちゃうっ……、おま〇こ、馬鹿になっちゃうっあああっ……おちんぽっああっ……ああんっいいっいいっああああっ!」
「おらイケっイキまくれっ!」
「あ゛あぁっ……おちんぽしゅごいっ、、ああっ、あっ、やああっあっあんっあっあ゛ああぁっ……すきっおちんぽすきぃっ……おま○こっハメハメされて、イキまくちゃうっ……あ゛っ……いい……おま〇こきもちぃっあぁあんっあんっ」
周平は男から逃げられずに、その日から男の慰み者になった。
男は周平の部屋に住み着き、周平を毎日犯した。
やがてそのセックスの声に絶えられなくなった隣人などが引っ越しを始め、二人を注意する大家すらも男は周平の体を差し出すことで黙らせて大家もグルにした。
「ん゛あああっあっあぁっはげしぃっ……やぁっだめっおま○このっ中はぁっ……らめっ…んっあっあ゛っああああっんっああああああぁあぁっぁあっ……」
周平は男と大家によってその部屋で飼われ、毎日二人のセックス相手として過ごすことになった。
周平は完全い壊れ、それを受け入れてただただ嬌声を上げて腰を振った。
「おら中出しするぞっ、周平受け止めろっ孕めよっ」
「あ゛っ、あっあ゛っあ゛っああっんひぃ、っあ~~~っ精液がきたっああん中出しされてる……熱い……んふ、ああんっイクっいくっああぁぁぁんっ!!」
周平は男の精液を受け止めて派手に絶頂をして、最後には潮吹きをして果てた。
周平は男によって完全に壊されてしまったのだった。
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