Violate
7
直也が工藤によって犯された日から、工藤は週に三回ほど直也の家にやってきていた。
直也は工藤に食費やマンションの家賃を出してもらっているため、工藤のことを拒むわけにはいかなかった。
「いや、やめて……なんでっ」
嫌だと口では言うけれど、体を押さえつけられてしまえば怖くて逃げられない。
そして快楽を得られる行為が始まると思うと体が熱くなって、男のペニスを求め始める。
「あぁあ……っいや、ああっいや……っや……っ、おちんぽっ……!あぁっ、だ、だめぇ……っ」
パンパンと打ち付けられる腰と、奥を攻め上げてくるペニス。工藤の力は強く、簡単に直也を押さえ込んでペニスを奥まで突き挿れる。
それによって直也は翻弄されて何もできないままだ。
「だめ……!やめて、ちくびだめっ、やめ……っ、あぁっ、あ――――っ!」
乳首を口で咥えられ、歯で噛んで引っ張られるだけで直也は絶頂をしてしまう。
「ひいいいぃ……っあ……あっ、い……った……あぁっ、いったから……っ」
ビューッと精液を吹き出して漏らしながらでも抱えられて突き上げられ続ける。
「ひぃっ……!むり、むりですっ、むりぃ……っやだ、ぁああ……!あっ、あっ……」
したこともない体勢で散々突き上げられて、直也はそれに翻弄される。
「やだ、あああ……っ、こんな……ああ、あーああああっ」
窓に押しつけられて外から見ようと思えば見られてしまう体勢で後ろから突き上げられて、直也はそれでも抵抗しきれずに嬌声を上げた。
「ふうっ……!っ、んぐ……うっ、っはぁ、ああっ……ああっ……やだ、やだっ……いきたくない……っ」
工藤は絶倫だった。
一晩中直也を犯すくらいには工藤は絶倫で直也の方もかなり絶倫ではあるが、それ以上の絶倫で直也を振り回すのだ。
直也が泣きを入れるほどの激しさで直也を求めてくる。
「もうやだ、いくの、いや……っ、いやだ……いきたくない、っ、いかせないでぇ……!」
「ダメだ、お前は淫乱ま○こなんだ、俺の専用ま○こだっいつでも俺が種を注ぎ込んでいいま○こだっいいか、これをしっかりと覚えるんだっ!」
「ああああっく……あんっうぅ……っく、ひぃ……だめ……いっちゃう……っ、このままじゃ、いっちゃ……はあぁっ」
「イケ、何度でもイケっ何度イッてもイかせるからなっ!」
「ああっ……、いっ……く、いく、からっ……やだぁ、いやだ……っああっ、ひいぃい……」
「奥に種を注ぎ込んでやるっ孕め、直也っお前を孕ませてやるからなっ」
「いやだ、やめて、せいえき出さないでっ……いやあっ、おま○こにせいえき出さないでぇえ……!」
「出る出るっ絞り取られるっ!!」
「ああっ、やだ、や、あ、あ、いく、いくっ、いっちゃ……あぁっ、やだあああぁぁ――あー……っ、あは……あっ……あっ……あう……」
直也はそうして工藤に犯され続けた。
それは母親が弟を出産しても続き、むしろ母親が弟の育児に構いきっている間に工藤は直也の元に何度も来るほどだった。
そうして一年が過ぎ、直也は中学三年になると、工藤はほぼ妻のいる家には戻らず、直也の家に居座るようになってしまった。
「なんで結婚までしたのに、帰らないんですか?」
毎日毎日直也の家にやってくる工藤を不審がって直也が尋ねた。
すると直也の食事を勝手に食べている工藤が言うのだ。
「あれはダメだな、さっそく俺の息子と浮気してやがる」
そう工藤が言い、直也はまさかと目を見開いてしまった。
「……浮気ですか……?」
母親がそういう人だとは思わなかったのですぐには信じられなかったが工藤は仕方がないと言うように言うのだ。
「俺が直也のところに出入りしてる間に、息子の勝久が家に上がり込んでな。寝取ったようだ。まあ、前の妻もあいつに寝取られたからあいつが俺のものを毎回欲しがるのはいつものことなんだ。まあ、あと二年くらいは放置しておくよ。そうすれば目くらましにはちょうどいい」
そう言うと工藤は直也を抱き寄せて直也の唇を奪った。
もうここまで堂々とされると直也としては嫌だのダメだの言うのは無駄な気がした。
むしろ、母親が浮気をしている状態ではいつ離婚されても仕方がないことだ。
「お前の母親も、相当股が緩い。迫られれば断り切れないのも親子かねえ」
そんなことを直也は工藤に言われて直也は眉を顰めた。
母親は望んでそうなっただろうに、直也は望んだことなど一度としてないのに、同じだと言われるのは納得ができない。
けれど、結局来る人全部に犯されているなら、人のことをどうこう言える立場ではない。それだけは直也にも分かっていることだった。
ここで工藤という経済力のある男を直也は失うわけにはいかなかったのだ。
この家と暮らし、直也はもし工藤と母親が別れても母親に付いていくことはない。とっくに見捨てられた状態の直也を母親が離婚してまで連れて行くとは思っていない。
直也は見捨てられたのだから、ここからせめて就職するまでは工藤の経済力が必要だった。
だから、勝手にご飯を食べている工藤を邪険にはしなかったし、抱かれるのは嫌だがそれでも本気で通報するようなこともなかった。
直也は段々と大人の世の中が分かる様になり、経済力というお金の前には自分の体を差し出すことも厭わない性格に成長をしていた。
もしここで放り出されたら体を売って生活をするしかないわけだ。
経済力のない子供がどれだけ悲惨な生活をしているのか直也はもう知っていた。
国に保護をしてもらっても、それでは生活はできないのだ。
幸いなのは直也は頭が良く勉強だけは出来た。成績が優秀だったので高校にも学費免除の推薦で通ったことくらいだろうか。
「さあ、直也、今日も俺を興奮させてくれ」
工藤はそう言い、椅子に座ったままでペニスを取り出した。
直也はその膝に跪いて、そのペニスを自ら口に含んで扱くのだ。
「ん゛ん~っ……ふっ、んっぅん、んむっ、んんっ」
「そうだ、喉まで押し込んで、おおおおっ」
言われた通りに喉まで飲み込んでしっかりとペニスを舌で舐め取って口で扱いていく。それに工藤が気持ち良くなり直也の頭を抑えた。
「んんっ……んむっ、んっんっん゛~っ……」
「直也~、すっかり淫乱口ま○こも育ったなっ口ま○こもたまらないっ!」
「ん゛ん~っ! んっふっ、んんっんっんっん゛っ」
工藤が立ち上がり、直也の頭を押さえ込んでイラマチオをしてくる。
「んん~っ……んっんっ、んむっ……」
喉まで無理矢理犯されて直也はその気持ちよさに工藤のペニスを咥え込んだまま絶頂まで導かれていた。
そして工藤が喉の奥で精液を吐き出して絶頂をする。
「んんっ……! んぶっ、んむっ、ん゛っん゛っ~」
直也はそれを必死に受け止めて飲み込んでしまう。
精液を飲み込んだ後は、必ず工藤は直也の口の中を確認して残滓がなくなっていると満足そうに笑うのだ。
「よく飲んだ、直也。いい子だ」
そう言い、工藤は直也の腰を掴んだ。
そして陵辱の時間が始まる。
「ん゛あっああぁんっ、ああっあ゙っああ゛っあっんぁっあっあぁぁぁあ゛ひっあへぇっああ゛っあっあ゛っあんっあんっあぁんっ」
「直也、淫乱ま○こが素晴らしい、この結婚で得られたものは君だったよ。君と出会うために結婚までしたんだから、当然と言えば当然かっ!」
「あ゛っあっああっ、あんっあんっああぁっあああっ……ん゛ぁっあ゛っ、ちくびぃっ、い゛ぃっ、あっああぁぁぁあ……」
工藤は直也の乳首も摘まんで引っ張り、ペニスでアナルの奥を攻め立ててくる。
「あぁあっ、ああぁっおちんぽ、あっあ゛っい゛ってぅのに、ずんずんきてるぅっ……あっあっああああっ……あひっんっああああっ」
獣のように四つん這いで覆い被さって淫らに悶えるセックス。それは今まで直也を犯してきた男達とは少し違っていた。
工藤は本当に獣のようなセックスを望み、直也をどんどん卑猥な世界へと連れて行くのだ。
「あ゛ひっあ゛っあんっあんっふぁあっ、おま〇こ、もう、いぃっ、ひぁっあっいいっ、よすぎてっ、あああ゛ひぃっああっああんっ……んっはあぁんっ」
快楽に堕とされれば直也が素直に体を開くことを知った工藤は、どんなに最初に直也が嫌がっていても無理矢理にでも繋がって直也の体を開いた。
その調教のお陰で直也は素直に体を開くようになり、いつでもできるように体も準備して待っているほどになった。
もちろん、直也が捨てられたら経済的に困るからそうしているのは工藤にも分かっている。だからこそそれを利用するしかなかった。
そのためには妻が自分の息子と浮気をしていることなど、些細な問題でしかないのだ。
だって最初から工藤の目当ては直也だったからだ。
「あ゛ひっんっあぁっあぁんっ、しゅごいっ、すき、おち〇ぽすきっ、もう、こんなの知ったらっ、おち〇ぽずっとハメハメしてて、あ゛っあひっんっ」
「このメスま○こに突っ込むために、思い通りにするためにどれだけ時間をかけたことかっ!」
「ああっ……くぅっ、ぐっ、ん゛っそこだめえっ……あっあっはああぁっあ゛ああっいくっいぐっぅん゛っあっあっああああぁぁぁっ」
強引に挿入り込み腰を振り、直也を絶頂へと追い詰めると直也は自ら腰を振るようになる。
直也が男と寝たいわけではないことは工藤も知っているし、むしろ男など要らないと直也が思っていることも知っている。
それでも直也の体がどうしようもなく男のペニスに弱いこともよく知っていた。直也には躾と称してペニスをアナルに突き挿入れてやったら簡単に堕ちてくることも分かっていた。
「あ゛ああっ……ん゛あっ、ああっうっ、あん゛っ、ひぃっ変になるっ……んっああっ、あ゛ぅっ、ひっあ゛あああっ」
こんな風に嬌声を上げ、口から涎を垂れ流し、腰を振って淫らに誘ってくる若い男の子。それだけで世間では需要がある存在だ。
それを工藤一人が独り占めしている状況に、工藤はかなり満足していた。所有欲をみたされていると言えばいいだろうか。独占欲もそこまでなかった工藤であるが、直也に関しては誰とも分け合うつもりは一切なかった。
「あ゛ああっ……んあっ、おま○こっ、すごい、ごりごりされてぅっんあっ、擦れっ……あ゛っひぅっ、んっあっあっ、くっ」
「お前は俺の専用メスま○こだっ……絶対に俺以外に許すんじゃないぞっ」
「ん゛ああっ……ああっ……おかしくなるっ、ん゛っあぁっ、ん゛ぁっあっあっあああぁっ……いいっ、きもちぃっ……ふぅっ、だめなのにっ、こんなっ、あ゛っんああっ」
「どんどん気持ち良くなれ、そして喘げ、もっとだ俺を煽れっ直也っ!」
「はぁんっ……ちくびがっ……あっあっくっ、あああっ……あっ、なにか……きちゃう……っ、んっふぅっあ゛っあっあっうあっ……ん゛ああっ……らめっ……いくっ……あああっもっん゛ひぃっ……い゛っ、あっあっ……もうっ……ふあああっ」
「直也、イキまくれっどんどん潮を吹いてイキまくれ!」
「ふああっ……あっ、んっあっあっあ゛ああっ……おま○こっ、犯されて……あ゛ああぁっあ゛あああっ……ああんっああっ……ん゛あぁっ……あひっ、らめぇっもうっ、もうっ……あああああ……っあ゛ひいぃっ……らめぇ……あ゛っ、あああっ……あぁんっ」
直也はドライで何度も絶頂をしながらも工藤の絶倫に振り回される。
「ああっ……ん゛っ、ん゛っ……くそ……あ゛ぅっ、ん゛っああっ……んっあっあああんっああぁっ……んっ、あっ……あぁん゛っ、ん……あ゛ああっ……いやっ、いやだ、ん゛っはあぁっ……」
奥を抉られ、開いたさらに奥まで亀頭が挿入り込み、それが未知の快楽への入り口だと知っているからこそ、直也はそれを求めてしまった。
「あ゛ああっ……なんかっ、きちゃうぅっ…ん゛あっ、らめっ、なのにっ……あひっ、ん゛っあああっ……おま○この気持ちいところがおち○ぽでごりごりされて、もうっ……。おかしくなる……っ」
もう戻れないなら突き進むしかない。直也は工藤を使って自分が何処までいけるのか試してみることにした。
そうした方がきっと直也は気が楽だったし、いつか工藤と離れる時がくれば、それなりに有利なようにしたいと思い始めた。
もうただ犯されるだけの子供ではいたくなかったのだ。
「ん゛ひぃっ……あ゛っあっ、ああぁっん゛ぁあっ……あっ、そんなっ、んぁっあっあああぁぁっあ゛ああぁっ……ひぅっ、ん゛っん゛あっ……あ゛っん゛っあああっ、っ、あ゛あああっ……」
「おおおおっ直也、締め付けが凄いっおおおおったまらんっ!」
「ああっ、ん゛っあぁぁあっあ゛っ……ぐっ、んっ、ん゛っあっ、ん゛っあ゛あああっあひっあへっぇっんあぁあっあ゛っあ゛っ、おち○ぽ、らめっああんっあっうああぁんっ」
「いいぞ直也、その開き直りはっもっと俺を求めろ、天国を見せてやるっ!」
そう言われ、結腸まで抉じ開けられて直也は更なる世界へと工藤によって導かれていく。
「あ゛ひいいっ、開いて、おま○このだめなとこっひらてるっ、あ゛ひっらめ、おち○ぽゴリゴリしてぅうっ……ん゛ひっん゛ひぃっ……あっあ゛っらめっらめええっ…い゛っ、あ゛っ、~~っ、いいっあああんっおち○ぽっあ゛あああぁっ」
直也はもう男のペニスに怯えるだけの子供ではなくなった。
そのペニスを求めて淫らになれる大人になりかけていた。
「ん゛ああぁっ……すきっ、ああんっおち〇ぽすきぃっ、おま○こっ、ハメハメされて、とまんなくなっちゃうっ、あ゛っいい、ひっあっ、おま〇こきもちぃっ、あああんっあぁあんっ」
ペニスは好きだ。そう認め、セックスも気持ちが良い物だと認めてしまえば、それはそれと割り切って考えることができるようになった。
あとはこの誰にでも犯されるのではなく、自分で選んだ誰かであれば、誰でもよくなりたかった。
「ひああっすきっ好きっ、おち〇ぽしゅきぃっ……あ゛へぇっ、んっあ゛っあ~~っ、おま○このきもちいとこっ、ゴリゴリされてぅ、んっあっあっおま○こ気持ちよくてっんはあっんおま○こでイクっいっちゃうのっ……んああっん」
直也は必死に工藤のペニスを求め、腰を振り、精液さえ求めた。
「ひあっあ゛っ激しぃっ、ん゛あっあ゛っあっあひっ、おち○ぽせいえきちょうらいっ、ああっ、あ゛っあっあんあんあんっ」
「くれてやるぞっほらほらっしっかり味わえ直也っ」
ビューッと先に工藤が達して精液を直也の中に吐き出してきた。
「あ゛あああっイクの止まんないぃいっ……ひあぁっあっいいっ、きもちぃっ、ち〇ぽ精液、おま〇この奥まで届いてぅっ……ん゛っあ゛へっんっあ゛っあぁあっ」
直也はそれを受け止めてその精液で絶頂をしていた。
ガクガクと体を震わせて、激しく絶頂するその様は、男が男を犯していて最高に満足出来る瞬間である。
それに工藤が最高の笑みを浮かべていると直也が言う。
「ふあああっんっあっあんっ俺のっ……おま〇こ、おち〇ぽせいえきで、気持ちいいい゛っ、あっあんっあぁあんっ」
直也は完全に目覚めていた。
こうすることでしか生きられないならそれでいい。
けれど犯されるだけではなく、選ぶ人間になりたい。
そこを目指して初めて直也はこれまでの人生が悲惨で悲しかったことを認めることが出来そうな気がしたのだった。
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