Violate
5
直也が隣の部屋に住んでいる森田の慰み者になって数ヶ月。
毎晩のように呼び出されていたが、次第に森田の仕事が忙しくなり始めたのか、呼ばれる回数は減っていった。
それに伴い、直也は森田の呼び出しを無視し始めた。
望んでそんな関係になったわけではなかったので、家に閉じこもっていれば内鍵を締めてしまうことで森田が合鍵を持っていても入ることは出来ないからだ。
そのうち、森田が直也たちの部屋の前で怪しげな行動をしていることに気付いた、更に隣の住人が森田のことを管理人に告げ口をしてくれていた。
「森田さん、何してんですか?」
森田がいつも通りに直也を連れに来た夜七時過ぎだった。
直也はそれを無視して部屋に閉じこもっていたら、森田を止める人が現れた。
「え、あ、いや、ちょっと用事があってですね」
「あなたが直也くんに疚しい気持ちで近付いていることは分かっているんですよ。なんなら警察呼びますか?」
管理人がそう森田に言う。
「け、警察……そんな大げさな……」
「呼ばれたくないんですね、なら、悪いですけど近く出て言って貰えますかね?」
管理人がそう強く森田に言うと、森田もここは誤魔化しきれないと思ったのか、舌打ちをして言った。
「分かった、出て行くから警察は呼ばないでくれ」
森田は警察を呼ばれて直也が喋ったら、引っ越しだけでは済まないと分かっているのでそんな条件を出した。
「こちらとしても出て言ってくれればそれでいいですよ」
管理人もこんな面倒ごとで警察沙汰にしたくないのか、直也の被害のことは口にせず、勝手に穏便に事を納めようとしているようだった。
「なんで、僕を助けたいわけじゃないんだ……」
直也にとっては管理人は管理している場所から問題の人を排除するだけに止めているようにしか見えなかった。
その日から森田は直也の元にはやってこなくなった。
管理人が森田が出て行くまで廊下に監視カメラを置いたことで森田もこれ以上の無茶はできなくなったのだ。
そのお陰で直也はやっと平穏が訪れたが、それでも森田の部屋の前を通るのは恐怖の時間だった。
なるべく森田がいる時間は外に出ないように過ごし、家の中から出ないようにしていたら、ある日管理人が直也の部屋にやってきた。
「隣の森田さん、引っ越しが終わったからね。これで怖い思いはしないよ」
管理人は管理会社の息子で、名前は加藤宏樹と名乗った。
今まであったことはなかったけれど、まだ大学を卒業したくらいの年齢で、親の仕事を手伝っているらしいことは母親からなんとなく聞き出していた。
だからその管理人が邪な思いを持っていて、敢えて森田を排除したなんて直也には思いも寄らないことだった。
隣の部屋に誰もいなくなったことをいいことに、管理人の加藤は隣の部屋に住み始めた。
そして合鍵を持っているので直也の家にも入り込めて、管理人特権で内鍵を勝手に外されてしまい、直也は加藤によって隣の部屋に連れ込まれることになった。
終わったはずの恐怖はまだ続いていて、ただ森田から加藤に変わっただけのことだったのだ。
「ひああっ……あっあっ……あん……ん、あああぁーっ……! ひっあ゛っ、あ゛ぁっ……」
加藤のペニスは森田のペニスとは違い、太くてみっちりと直也の中に収まる形だった。長さは足りないけれど、カリも大きいのでそれが反り返ると上手い具合に前立腺を擦り上げてくる形になっていた。
「ひっあぁ……、あ゛っ、あっあ゛ひっあっらめっ……あっやっあっあっあぁっ」
「ああ、直也くん、待ちに待ったペニスだよ~、本当、あの男にくれてやるには惜しいおま○こしてるねっこりゃ執着する理由も分かるわ~」
直也にはもう慣れた行為であるが、それでも怖さよりも快楽が勝ってしまうようになってから、直也は誰にも抵抗が仕切れていなかった。
ペニスを挿れられてしまったら、もう喘ぐ以外に道はなかった。
乱暴をされるのが怖かったし、殴られるよりはペニスを受け入れている方が楽だったのだ。
直也を押さえ込んで加藤は乱暴に腰を振り続ける。
その腰の動きは誰よりも力強かった。
「あぁっあひっ……あっあんっあんっひああっあんっあっそこっ……あっあんっはあぁっ」
「直也くんも気持ちがいいんだね……分かるよ、こんなおま○こを持っていたら、そりゃ持て余すよね~」
「あっあんっあんっあはぁっああぁんっ! んっあっあ゛ひっあっ……あっあんっ」
「ああ、案外森田の野郎を嵌めたの、直也くんだったりする? 望んで関係持っていたとかね~はははっ」
「ちがうっ……いやっあぁっあっひっあぁんっんっあっやらっ、あぁんあぁっ あぁんっあっひっそこっあっああんっ」
「ダメダメ、逃げちゃダメだよ~直也くん、せっかくのおま○こなんだから、孕ませてあげるよっ」
「ひああっらめっ、おま○こっあひっ……おかしくなるっあっい゛っあっあっあんっあんっあんっあぁんっ!」
ゴリゴリと奥まで突き挿れてきて直也はその加藤のペニスにも体が快楽を覚えていることに絶望をした。
結局誰のペニスでも自分は感じることができて、絶頂まで導かれてしまうのだ。
そういう風な体になっているのだと分かってしまい、それを思い知ってしまった。
「ひあぁっ! やっ、あぁんっ……だめっ……あっ、あんっああっもっらめぇっあんっああんっ……あひっ、あたま、へんになるっ……あっああぁあぁあっ」
「おかしくなってくれていいよ、時間はたっぷりあるしね、俺ならいくらでも誤魔化して上げるよ。ずっと直也くんを犯してあげられるよっ」
「ひっあっあっああっあっあぁあんっああぁ……ふぁっ、あん……んっ……あふっ、んんっふっ…あああっ……」
気持ちがいい、それが直也の頭の中にある言葉だった。
誰でもいいのだと分かった時、自分の体が男を求めていることも分かってしまった。
もう過去には戻れないし、戻ってもきっと同じ目に遭っていただろう。
そういう運命なのだと思うしか直也には自分を納得させる方法がなかった。
「あぁあああっ! あっ、あぁっ、だめっ……あんっはぁっ、あふぅっ……、あっあっ、いあぁっ!」
パンパンと腰を打ち付ける音が響き渡り、直也の嬌声も大きいけれど、その声は何処かに漏れることはない。
管理人は森田が退去した時にリフォームをしたようで、壁をさらに防音を施したものを取り付けて、床にも響かないように工事をしていた。
部屋自体が防音されているのでこの中で映画を大音量で見ても外には漏れないくらいにしてあるそうだ。
それを加藤が自慢をしていたので直也は外部に助けを求めることは早々に諦めてしまった。
それに管理人がその立場を使って隣の子を陵辱しているなんて誰が想像するだろうか? きっと誰もしないだろう。
「あっああぁっ、らめっ、おま○こはらめっ、あぅっ、あっ、おかしく、なっちゃうからぁっ……あっやあああぁっあっ……ひゃっ、ぁんっ」
「直也くん、もっとおかしくなってくれていいよ。これから俺がずっとこのおま○こを犯してあげるからね、安心していいよっ」
「あっひぁっ、らめっ……あっやぁっあぁんっひゃっあぁんっ! あひっあっあんっあぁっ」
加藤は上機嫌で腰を振り続け、直也の中をどんどん犯していく。
「あっあんっ、んっやっ、やらっあんっ……っ……ひっあぁんっ! やっあぁっあぁああんっ……やらぁっ、あっぁんっ、あんっ」
「ああ、そろそろ出そう、おおおおっ締め付けヤバイっ」
「ああぁっらめぇっ、ぁんっ、いっちゃうっ、やっあっあひっ、あっぁんっあんっあああんっ!」
「出る出る、中出しするぞっ孕ませるぞっ!!」
「あん……、はぁっ、ぁ、も、やぁっぁっん……あんっ、やっ、ぁあっやっぁんっ……やめっ、んんっ……」
とうとう加藤によって絶頂へと導かれてしまった直也は、絶頂と同時に加藤の精液を中で受け止めた。
その精液は勢いよく奥に叩き付けられて、その衝撃で直也はさらに絶頂をしていた。
森田に覚えさせられたドライオーガズムで達しているから、脳天を突き抜けるほどの快楽が襲ってきて直也は嬌声を上げていた。
「あひっああっいいっ、あぁんっきもちいっ、あっあんっあんっああっ……あっあっ、ん、はぁっひああっ、もっ、そこだめぇっ……あっああっ……」
ビュービューと叩き付けられる精液は長く吐き出され、それが逆流してアナルから吹きだしてきたほどだった。
「おお、止まらねえなあ……やべえメスま○こしてやがる……直也くん、マジ淫乱ま○こ過ぎるよっ」
萎えたはずの加藤のペニスがすぐに復活をして、中でまた大きく硬くなっていくのを感じて直也は身を捩って感じていた。
「あっあっあっあんっあんっ……やっあひっうっああーっあっああっ……んっ、ふっ、あっ、んっんっ……はぁっ、んぅっ……」
「直也くん、自分で腰動かしてるね、なんて淫乱でやらしい子なんだ……ああ、いいよもっと犯してあげるよ……待ってるんだよね、このペニスを……淫乱ま○こはもっと冒して欲しがってるねっ!」
「やっ……あっあうっ……だめっ、無理っ、あっんんっひああぁっ! あんっ、やっ、あっぁあっあんっ」
ゴリゴリと奥を抉る加藤のペニスは内壁を広げ、さらに奥まで擦り上げてくる。太さがあるので奥を完全に広げられて完全に押し込めば、奥までしっかりと届いていた。
「あぁんっ、あっひあっあっらめっ……あうっんっふっあっあっ……んっはぁっ、だめ、んっ、あっあんっ……」
「何度でも勃起できるよ……凄いよ直也くん、堪らないよ、このメスま○こ!」
「んはぁ、んっ……すごい、おちんぽ硬い……ああっ……ああぁっ! んっ、はっあっあっ、おちんぽっだめっ……あっあぁんっ」
太さは直也にはちょうどいい大きさだった。ただ長さは足りないと少しだけ直也はそう思ってしまった。
自分の浅ましさを思い知り、直也は自分の中で起こっている快楽への欲求を知ってしまった。
これ以上の物でもっと犯されたいと願っている自分がいる。
その事実に直也は混乱をした。
「あああぁああぁぁっ……! あっあっやっあぁんっやっああっ、おちんぽっ……らめっ、やらっあっあっあっああーっ」
直也は混乱をして必死に抵抗を始めるけれど、それは無意味と言って良かった。
加藤に押さえつけられて腰を掴まれて、激しく突き上げられ続ける。
「ああっ……うあ、はあっはぁ、んっ……あっ、ああああっ……ひあ゛ああっ……あっあ゛っあああっやらっだめっおちんぽ抜いてっああっん」
「ダメダメ、直也くん、喜んでいるでしょう、潮まで吹いてるくせにっ」
「ああっだめっ、動いたらっ……あ゛っあ゛っおちんぽっあああーっひあっあっあんっ……やっ……おちんぽっはぁあっ」
「ああ、淫乱ま○こは喜んでいるけど、直也くんの心が抵抗してる感じ? ああ、いいね体はすでに堕ちちゃってるのね、可愛いね直也くん、無駄な抵抗するなんて」
「あひっあうっひぃっ……あ゛っあ゛っらめっ、おちんぽ、らめっあっあんっんっあっい゛いっ、だめになっちゃうっ……あっひっあっああっ」
直也の悲鳴のような嬌声が上がり、それに加藤はさらに興奮をして直也を犯し続ける。
その陵辱は、一日二日で終わるわけもなかった。
その日から直也は管理人の加藤によって陵辱される日々となった。
それは秋から春までの間の期間で、直也はその時にはもう日常生活も普通に送れるようになっていた。
ただ夜だけはどんなに抵抗をしても加藤があらゆる手を使って直也の部屋に押し入り、ここで置かされたいのかと服を脱がそうとしてくるので結局直也は加藤の部屋に行く羽目になっていた。
さすがに母親に知られるのは怖かったし、結局気持ち良くなっている自分を見られるのはもっと嫌だった。
直也のそんな気持ちはすでに加藤にバレていて、加藤はその直也の気持ちを巧みに操り、直也の体をいいように扱った。
「あうっあっあっあんっふっ……あっあああっあああぁぁっ……おちんぽいいっあうっ、んっやあっあんっあ゛ああっ……!」
「今日も直也くん、たまんないな、淫乱ま○こも絶好調だねっ!」
「あっあんっあ゛あっああぁあぁぁっおま○こっああんああっ! あ゛ああっ……あひっ、いっあっあんっぁうっ、あっあっああっ」
完全に広げられた直也のアナルは、加藤によって道具を入れられていた。
拡張をするプラグと呼ばれる道具を日常でも付けているように言われ、直也は嫌々ながらもそれを付けて学校に通っていた。
それにも慣れてくると、直也はもうセックスに対しての恐怖は一切なくなってしまっていた。
ただプラグを挿れていることを誰かに知られないようにしないといけないことだけを気をつけて学校に通っていた。
「あ゛ひっ、あっ、おま○こっ、そこっだめなとこ、おちんぽでごりごりされてぅっ…あ゛ーっあ゛ああーっ…」
「直也くんも大分素直になったね、挿れる前は抵抗するけど、挿れちゃえばあっという間に淫乱になれるの素質あるよ」
「あ゛ひっ、あ゛っらめっらめっイってるからあっあっあっあぁっ…あ゛んっあんっあああああんっあひっ、あんっあんっあんっあぁんっおま○こがっあ゛ーっあっ、あああっ」
前立腺を突き上げられ続けて絶頂をしまくり、潮を吹いて透明な液体をはき続ける直也はもう完全に体ができあがってしまっていた。
「あ゛ひぃっ、あっ、あ゛っぅっ、おま○こもうだめぇ……あ゛あああ゛っああぁっ、んっ、ひっあ゛っむりっ、あ゛あぁぁっん゛っあっあっあっあんっあああああぁんっ」
四人の男によって陵辱され続けた直也は、もう元には戻れないところまで体を開発され尽くしてしまった。
素直な子供にはなれず、体を使うことでしか自分を出せない。
なのに心は屈しないままで、余計に辛かった。
「ん゛あっあんっあぅうっ、んっあっあ゛っ……あ゛っ、いいっ、おちんぽいいっ、奥にあたってる、あああっ……、あ゛っあっあひっあへっえっあ゛っんああんっ」
体は与えられる快楽に喜び、歓喜して嬌声が口から漏れるのだ。
男を喜ばせる方法を体の方がよく知っているくらいに完全に快楽に堕ちていた。
「ふああっあっあひっああぁっ……あっあ゛ああぁあ゛あああっあ゛っあっあんっ、……っ……あ゛っんあああっん゛っあ゛っあんあんあんあんあんっ」
「ああ、出る出る、中出しして孕ませてやるっ直也くん、孕めっ?」
「ん゛ああっあっあっあひっあぇっああああっ……やっ、あっ、もっとゆっくりっ、ん゛あああっひあぁんっはげしすぎ、イくの、またっきちゃう、いっちゃうっ、あ゛っん゛っあああっ」
直也は加藤の精液を受け止めてペニスから精液を吐き出し絶頂をしていた。
「ふう、たまんねえな直也くんのメスま○こ」
満足した加藤がやっとアナルからペニスを抜くと、中から大量の精液が溢れて出た。
その時だった。
ガタガタと玄関のドアが開かれて、誰かが数人部屋の中に入ってきたのだ。
「手を上げろっ! 加藤宏樹!」
「わ、だ、誰だっ!」
「警察だ!」
そう言い、制服警官が数人突っ込んできたのだ。
その警察官によって加藤は逮捕されたのだった。
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