Violate

4

 引っ越しをしたマンションは大きなマンションだった。
 しかし隣近所にどんな人が住んでいるのかは直也は知らなかった。
 直也が学校から帰ってきたとき、隣の家のドアが開いた。
 出てきたのは背広のサラリーマンだった。
 表札は森田と書いてあったが、今まで見たこともない人だった。
 その人も直也がいるとは思わなかったのか、直也に驚いて目を見開いて直也を見下ろしている。
 身長が百八十センチほどあり、大きな体をしている森田であるが、直也を見た後は慌ててエレベーターに向かって走っていった。
 直也はホッとしてから玄関の鍵を開けて部屋に入った。
 買ってきた食料をすぐに冷蔵庫に仕舞い、すぐに風呂の準備をしながら勉強道具を持ってリビングに行く。一時間ほど勉強をしてから食事の準備を始める。
 動画を見て決めていた食事を動画の手順通りに作った。
 今日は餃子を作ってみた。なかなか包むのには苦労をしたが、それでもよく出来たほうだった。皮はさすがに市販のものだったので中身だけ自分で刻んで作るだけだったからそこまで難しくはなかったのだ。
 その食事を終えてから風呂に入り、暖まっていると玄関のチャイムが鳴った。
 風呂でもチャイムに返答できる機能が付いていたのですぐに見てみると、隣の部屋の森田だった。
「すみません、お荷物間違って入ってまして」
 そう言われて直也はホッとした。
「分かりました。お風呂に入っているのであとで受け取りに行ってもいいですか? お隣さんですよね?」
 直也がそう言うと相手は言った。
「そうだよ、隣の森田。じゃあよろしくね」
 そう返事をしたので直也は慌てて風呂から上がった。
 なるべく急いで着替えをしてから直也は髪が濡れたままで隣の部屋に向かった。
 隣のチャイムを押して返事を待つと、森田が玄関を開けて出てきた。
「あの、荷物を……」
 直也がそう言うと途端に森田によって直也は腕を掴まれて強引に隣の部屋に引き込まれてしまった。
「え、は、離してっ」
 直也は腕を引っ張り、必死になって玄関のドアノブを回した。
 ノブは回ったけれど、ドアは開かなかった。
 すぐに電子キーが付いていることに気付いたが、直也は森田によってまた腕を掴まれて抱え上げられてしまった。
「いやあっ離してっ!」
 直也が大声で叫ぶけれど、森田はそれを気にした様子はなかった。
「ダメだよ、直也くん。大きな声はダメ。まあでも出したいならいいよ、上も下も斜めも皆、今日、夜はいないんだよね~」
 森田はそう言い、直也は目を見開いた。
 まさか誰もいないことを知っていて直也の家に来ていたのかと直也は気付いて慌てた。
「いやだ! 助けて!」
 そう叫んでも森田は直也を部屋の中に連れて行き、リビングにあるソファに座らせてその両手に手錠をかけたのだ。
「なっに……いやだっ助けてっ」
「だーめだよ、直也くん。逃げられないんだから痛い思いしたくないでしょ?」
 そう言われて叫んでいる間に頬を叩かれた。
「……っ」
「小学校も六年生でしょ、聞き分け良くないと皆に嫌われちゃうよ?」
 そう言われ、着ていた服を切り裂かれてしまった。
 初めて暴力らしい暴力を振るわれた。
 痛みで頬の内側が切れてしまったのか血の味がした。
「さあ、美味しそうだね直也くん、隣に越してきてからずっと見ていたんだよね……直也くん、オナニーするとき穴ま○こ弄るんだよね」
 そう言われて直也はハッとした。
 明らかに家の中のことを知っているような素振りの言葉に、直也は信じられない物を見るように森田を見た。
「ふふ、隣の鍵、前の住人が落としたことがあってね、それで面白半分で合鍵作って置いたら君らが越してきてくれて、嬉しかったなあ。直也くんが好みでね、美味しそうでね、それで盗撮を思いついたんだ。そしたらいやらしい子だって分かって嬉しかったよ」
そう言われてしまい、直也は顔を真っ赤にした。
 直也は性欲が高まる時自分でオナニーをするようになった。
 持て余す性欲は抜かないとダメで、そうすると直也はアナルを弄ることでしかなかなかイケなくなっていた。
 二度の陵辱の後も直也は自分を慰めるしかなく、そうしてオナニーの方法はネットで知った。
 そしてアナニーというアナルを弄るオナニーがあることを知って、自分で慰めていたわけだ。
 それを森田は偶然の盗撮で全部見てきたというのだ。
「これがそのおま○こだね……ああ、いい色してるし、柔らかいね。これならすぐ俺のも挿入るよね」
 森田は言って大きく勃起したペニスを取り出してきた。
 その大きさは直也が見てきた中で一番大きかったかもしれない。そして長かった。
 そんな大きな物を挿れられるのが怖くてガタガタと震えていると、森田はローションを取り出して直也のアナルと森田のペニスにローションをたっぷりと塗っている。
「んああぁっ、やっ、だめ……ああっ……!」
森田の指がアナルに挿入り込んで、中のいいところを擦り上げてくる。
 それに直也の腰が揺れた。
「ひ……っ、くふ……うっ、あ、あうぅ……はあっ、ああ……っ、……っ」
「おま○こが気持ちがいいんだね……やっぱり直也くんは淫乱だね。隣のおじさんに指で弄られても感じられるんだね……」
「んふうっ……うううう……っあう……っく、ふ……」
 グチュグチュとローションがねっとりとした音を出して擦れ合い、淫らな音を立てている。
 足を大きく広げられたままで、直也は森田の指でどんどん性欲を高められてしまう。
「はっ……っ、ああぅ……んっ……っ、う……っく、あ……っ」
 それまで二人の男によって犯され、叔父の達郎によって開発され尽くした体は、誰に対しても開くことが出来る体になっている。
 だから森田も結局受け入れることになってしまい、直也にはもうどうしていいのか分からない。
「ああ……は、あぁ……っんっ、んっ、はあ……っ、はぁっ、んん……っ、あ」
「直也くん、可愛いね……おま○こもいい感じだし、このまま一回イッて?」
 そう言われて指で前立腺を擦り上げられてしまい、直也はそのまま絶頂をさせられてしまった。
「あぁっ……あっ、あっ、あ……あっ、ああああー……っ」
森田にアナルを指で突き上げられて直也が絶頂をすると、森田は満足したように立ち上がり、直也の足を大きく開いてその間に入った。
 大きく反り返ったペニスが直也の目にも入り、直也はそれに少し怯えた。
「あぁあ……っいや、それはいや……っ」
「大丈夫、このおま○こなら挿入るよ」
「や……っ、おちんぽっ……!あぁっ、だ、だめぇ……っ」
必死に抵抗をしても腕を手錠で固定されているので逃げることは出来ないし、大きな声を出しても森田の言う通りなら誰も助けにはこない。
 つまり直也はここで犯されるしかないのだ。
「ひいいいぃ……っ」
「おうっ……挿入る挿入る」
 森田は泣きが入っている直也に遠慮もせずにペニスを直也のアナルに突き挿れてきた。
「あ……あっ、いや……っ……あぁっ、いやっ……っ」
ニュルニュルとゆっくりと森田のペニスが挿入ってくるのを感じて直也は必死に抵抗をしたが、それは余計にアナルにペニスが挿入るのを助けてしまった。
「ひぃっ……!いやだ、挿入れないで……っ」
「挿入ってるよ~~、ズルズル挿入ってるよ~、直也くんのおま○こ、俺の凶悪ペニスも飲み込んでいくよ~」
「むり、むりですっ、むりぃ……っやだ、ぁああ……!あっ、あっ……」
本当に森田のペニスはどんどん直也のアナルに挿入り込んできて、もう半分以上挿入っていた。
「やだ、なんで……っ、こんな……ああ、あー……っ」
 ゾクゾクとするほど森田のペニスに快楽を覚え始め、直也は焦った。
「あひ……ひ、あああっだめっんっあ……ぁ……ん……っ」
「挿入った挿入った……マジで挿入った。直也くんのおま○こ気持ちが良すぎる……ヤバイ、もう出そうなくらい気持ちがいいっ」
 森田は大きな声でそう言い、直也の羞恥を煽ってくる。
「んぁ……っ、ぁん、やら、ぁ……っ、やめ、やめて、ああぁ、ひぁん、あぁ、ああぁ、や、……っ、んあ、やぁ……っ」
「もう我慢できねえから動くぞっ」
「やらっ……あぁん、……っぁん、やぁ……っ、やめて……やめて……っ、あゃ、あっ」
直也がそう言っても誰かがやめてくれたことはなかった。
 森田ももちろんやめてくれるはずもなく、力強く腰を動かし始めたのだ。
「んひゃ、ひあぁあ……あっあぁふっ、あゃ、あぁ……っあ、あぁ」
「おお、おお、これは凄いおま○こだ……たまらねえっ……」
「あぁ……っ、ぃ、いやあっ……はぁっ……もぉ、やめて下さい……あぁ、はあぁっ……こ、こんな……っ、だめっん……ああっ」
どうしてこんなことになったのか分からないけれど、直也は何処に行っても誰かに狙われている自覚を持つ必要があった。
 あのままあの団地に住んでいた方が被害に遭わずに済んだかも知れないというのが皮肉になっていて、いい家に住んだからといって大丈夫なわけではなかった。
 隣にこんな変態が住んでいたのでは、どこに住んでいたとしても変わらない。
「あ、やっ……っも……やだ、やだっ……動かないで……っ」
ゴリゴリと奥を擦り上げられて、達郎や田中先生では届かなかったところまでペニスが内壁を抉じ開けてきて堪らないくらいに直也は感じていた。
 自分ですらできないことをされて不快なはずなのに、気持ちがいいと感じてしまうのはもう直也にはどうすることもできなかった。
「もうやだ、いくの、いや……っ、いやだ……いきたくない、っ、いかせないでぇ……!」
「イっていいよ、いくらでも。直也くんのお母さん、夜勤で昼に帰ってくるんでしょ? 直也くんは学校はお電話してお休み貰っておくから大丈夫、だからセックスできる時間は一日あるよ~」
「あああっく……あんっああうぅ……っく、ひぃ……」
森田の狂った言い分に直也は絶望を感じると同時に快楽によって絶頂へと導かれていく。
「も、だめ……いっちゃう……っ、このままじゃ、いっちゃ……はあぁっ」
「俺も、一回出すかっ直也くんのおま○こに精液出すよっ!」
「いやだ……っああっ、ひいぃい……あああああああああああ!!」
パンパンと大きな音を立てて森田が腰を振り、直也も追い上げられてとうとう絶頂をさせられてしまった。
「ああ、出る出るっ!」
「いやだ、やめて、せいえき出さないでっ……いやあっ、おま○こにせいえき出さないでぇえ……!」
 しかしその直也の悲痛な叫びも無視して、森田は直也の中に精液をぶちまけたのだ。そしてそれを受け取った直也はその精液を感じて二度目の絶頂へと導かれた。
「う……っああっ、やだ、や、あ、あ、いく、いくっ、いっちゃ……あぁっ、やだあああぁぁ――……っ」
ビュービューと長い射精を受けながら直也が絶頂をすると森田が嬉しそうに言った。
「すごい、精液を受けながら絶頂してるっ直也くん、淫乱すぎるねっいいねいいね」
「あー……っ、あは……あっ……あっ……あう……」
直也の中から森田のペニスが出ていったが、それは終わりではない。
 これから丸一日という地獄の時間の始まりに過ぎなかったのだ。
「ああぁんっ、やだぁっひぃんっやだぁっあんっ、あっああっやあぁっ……あ゛っああっ……あ゛ひっああっ、やっらめっ、あんっ」
「段々、よくなってきたね……はあ、たまんないな……直也くん、最高に気持ちがいいんだけど……誰だこれ調教したのっ」
 パンパンパンと肌をぶつけ合って腰を振る森田は直也の中を堪能している。
 絡みつくような内壁が気持ちよさをさらに増していて、奥まで突き上げてやるとさらに強く絡みついてきて森田のペニスをいい感じに扱いてくるのだ。
「あ゛ああっ……ひっ、あ゛っ、らめっ……あ゛っうぁあっ、おちんぽっおおきすぎっ…あっああっ……ふあんっああっ!」
「直也くんも素直になったね……気持ち良くなってるね、いいねもっと気持ち良くなって……っ!」
「ああっあんっあんっあぁあっやっ、あああぁーっ、やぁっ、ひっ、ふぁっ、あんっあんっ、ぁんっ! やぁんっ、いぃっはぁっ、あっふぅっあんっ、んーっ」
森田に言われた通り、直也は快楽に溺れかけていた。
 気持ちよさはオナニーよりも気持ち良くて、罪悪感も全部消えてしまう。
 自分は悪くないと分かっているからこそ、気持ち良くなっても仕方ないという気持ちになってしまう。
 達郎がそれは仕方がないことだとよく言っていて、アナルで気持ち良くなれるように人間は出来ていると言っていた。だから直也だけが気持ちが良くなるわけではなく、誰でもそうなるのだと知っているからこそ、抵抗が出来るわけもないことだった。
「はあぁ……ひ、はぁ、あっ、ああんっ! あぁっ、もう、むりっ……おちんぽいいから……あぁんっあっあっ……や、らめぇっ……あぁあっ……はぁっはぁっ……らめっ……あっぁんっあっあぁっ……んんっ、らめぇっあっあんっ」
 直也が悲鳴のような嬌声を上げると、森田も遠慮なく直也の中に精液を吐き出してくる。それを受け止めて直也は絶頂をして潮吹きをする。
「ひあぁああーっ……! あひっ……あ゛っあぁあっ……はぁっいいぁっ……あ゛ああぁんっ! あぁっ、あっあんっあんっいいっいいっ! はぁっあんっあぁああんっ……」
「直也くん、潮吹きまでするんだ? どうせだからドライオーガズムを覚えようよ、気持ちよさで昇天できるよ」
 そう言われてさらに抜かずに奥を攻め続けられた。
 直也はその快楽に溺れ、自ら腰を振り森田のペニスを受け入れ続けた。
「ん――っ! あ゛あああぁっあひっあひぃっ! あっあんっあんっあぁあんっ!!」
「おお、おお、ヤバイ出まくるっ孕ませるための精液とまらんっ!」
奥に何度も精液を吐き出され、それを掻き出すくらいに腰を動かしてペニスが高速で出入りを続ける。
 その行為は止まることはなく、森田は何度も直也を犯した。
「ひあああぁんっ! やぁっもっやらっあっあんっはぁあぁああっ……らめっあーっ……あふっあっんんっ……はぁんっあああっやっ、あっあんっあんっあんっ」
「直也くん、ヤバイ本当に凄いおま○こしてるったまんねえよっ!」
「あひっあっあんっ、んっふああっいいっ、あぁんっんっあっあっあっあんっあんっあひっあ゛っいっああっあっやっ、やめっぁっはぁっ、あぁ……」
「男を虜にするおま○こしてやがるっ本当に直也くんはこっちの才能が天才的に淫乱だっ!」
「ひああっ! んっあっはぁっあぁっ、んっ、あ゛ひっあひっあんっあんっあんっふ、ぅ……ん、ん、んっんっ」
直也は淫乱と罵られ、森田によってドライオーガズムを教えられた。
「ん゛っんんっ……んっふ、んっんっんん……ふぁっ、はあっ、あっはぁっんあっあぁんっあひっあっらめ、んっああっ」
イキっぱなしで何度も絶頂を繰り返す。気持ちよさで意識が飛びそうになりながらも快楽によって叩き起こされるのだ。
 直也は森田に何度も何度も犯され、部屋のあらゆる場所で押し倒されていた。
 それは最初に犯された時のように、物のように扱われながらも達郎にされたように大事にはされた。
 暴力を振るわれたのは初めてだったが、それ以降従順にしていれば気持ちいいこと以外はされなかった。
だから直也はただ気持ち良くなって嬌声を上げ続けた。
「あひっらめっあ゛っあんっあんっあんっあっひっあああんっあ゛っひっらめぇっ……あっあんっあんっあんっ! あ゛ひっんっあぁああーっああぁっ……、んっあっあっ、あうっ……」
「ひひっ直也くん、これからは俺のおま○ことしてずっと使わせて貰うよっ!」
 そう言われ中に精液をぶちまけられた。
 森田がそう宣言した通り、直也はそれ以降、夜になると森田の家に連れ込まれ精の道具として犯され続けたのだった。

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