彼方より
080
レテカの街への帰還、そして
「君は本当によく騒動に巻き込まれる人だね……」
そう領主のニリレオさんに言われて俺はもう反論はできなかった。
「そうみたいですね……何でですかね?」
今回はウヤの街と正面切っての戦いだったけど、その前はそこと繋がっているという聖教会とやり合っていたなと思い出す。
大きな組織から二度も命を狙われた以上、偶然ですとはいえない状態で肯定するしかなかった。
「キルッカ伯爵からの報告で妙な遺跡を発動させてしまったようだが、その報告はなかったのだが、聞いても構わないか?」
そう聞かれたので俺は世界樹の話はしない方がいいと思ったので言わなかった。
これはレギオンもよく分かっていない話であり、俺しか証人がいない話なので正確に伝えられないからなのと、世界樹に繋がることうを知られるのはあまりよくない気がしたからだ。
「竜種がいるところへの道だったのか……何て恐ろしいものが存在していたとは……」
領主はそう言うので俺は恐ろしかったですと強調しておいた。
「そこで何をするんだ?」
「何をって、竜に会うだけです。それで何か試験に合格しないとあそこにはいけないらしくて……それにたまたま俺は合格したので竜の居る場所にいけたのですが……いけなかったカイラーという男は餓死した状態で一ヶ月後に遺体で見つかりました」
俺がそう言うと、更に領主は頭を抱えた。
「それは破壊してきたんだね?」
「はい、ヴァレリア様の報告の通り、鑑定をしましたら確かに崩壊して二度と使えない遺跡になっていました」
「そうか良かった」
どうやらこの遺跡の報告として王宮には稼働していた事実は伝えないつもりらしいのだ。
というのも竜に会える転送装置なんて悪用するに決まっているからだ。
だからヴァレリアさんは自分の精鋭のみで遺跡を破壊したし、俺にそこから出た飛行石をくれたわけよ。
ただ単純に王宮に余計な力を与えたくないだけのための破壊活動なんだけど。
王宮は先の戦闘の際の挙兵を、もう収まったからと言う理由でさっと途中で引き上げてしまったらしい。
道理で国の兵士が来ない訳よ。砂漠を渡るには装備がちゃんとしてなかっただけかもしれないけど、調査にも塀は出さないという姿勢をヴァレリアさんと領主は利用しようと言うわけだ。
どうせジニ族の村なんて助けたくはなかったんだろうけどさ。
王宮としてはそのことを突かれると痛いのかジニ族が村から出て街に住むための支援金は出してくれるらしい。
まあウヤの街の兵士がジニ族を20人くらい殺しているから保証をしないと世間体が悪いっていうわけらしいが、それでもそれに全力で乗っかる形になるけどいいと俺は思う。
金なんて沸くものではないのでくれるというなら貰っておくに限るわけだ。
「君たちも戦闘に駆り出されていたというから、国から保証金が出た。受け取っておいてくれ」
そう言われたけど、俺はほぼ何もしてないに等しいと思ってたけど、そこはもうどうでもよくて貰っておくことにした。
そうジニ族のためにとっておくのもありだと俺は思ったからだ。
それに調査もしないで勝手にいたことになっている調査で通るようなザルの計算をした国が悪いしな。
「報告ご苦労だった、下がって休んでくれ」
「どうもです」
俺は領主に簡単な報告だけで済んでホッとして家に帰ることができた。
俺たちが家に帰り着くとちょうどダヴィデさんが家の事をしてくれて帰るところに出くわした。
「おお、ハル! 皆もよく無事に帰ったな!」
ダヴィデさんがそう大きな声で言ってくれて俺は帰ってきたなという気分になった。
「はい、大変でしたが、帰ってこられました。あ、行った先には名産品はなかったので余った果物と肉で構いませんか?」
俺がそう告げるとダヴィデさんが来いと言ったのでついて言ったら家に冷蔵庫が置いてあった。
「買ったんですね?」
「そうだ。最近量産品が出るようになったらしくて、特売をしていてな。お前達に先に金で報酬も貰っていたからそれで買ったんだ。さあこの中に入れるんだ」
そう言われたので俺は入るだけ入れてやって、特にエクタゾの実を沢山入れておいた。酒のツマミにちょうどいい酔う木の実だ。
「よしよし、いいぞ!」
ダヴィデさんも満足したようなので俺はダヴィデさん宅を後にした。
「ああ、帰ってきたね~」
俺がそう言って門を潜って家に入ると、家の中は綺麗に保たれていた。
ダヴィデさんもかなり気を遣ってくれて掃除もしてくれていたようで、埃もなかったし、埃っぽくもなかった。
「ハル、もうちょっとだから頑張れ」
そう言われて俺は台所へレギオンに連れて行かれて、まず食料をありったけ冷蔵庫に入れる作業と、レギオンの収納に移す作業をしたあと、家に必要な荷物を出したりした。
既に外も真っ暗になっているんだけど、その間にイヴァンが風呂を用意してくれて、俺はアッザームと一緒に風呂に入った。
「ああ~気持ちいい~」
体を洗って速攻で湯船に浸かったら気持ち良くて変な声が出るくらいには疲れていた。
秘薬を飲んだらいいんだけど、この僅かな疲れっていうのから回復を飲んで回復するよりも自然に回復する方が気持ちがいい回復をするような気がして飲んでいなかった。
それはアッザームも同じだったようで、俺たちの中で唯一回復薬を飲んで強制的に回復をするのはイヴァンとレギオンくらいだ。
もちろんそれを否定する気は一切ないけどね。
「ハル、触っていい?」
そう言いながらアッザームが触りたそうにしているから俺は言っていた。
「触りたいときは聞かなくていいよ。だってアッザムはちゃんと空気を読むでしょ」
俺がそう言うと、アッザームはフッと笑った。
「信用して貰っているようで嬉しいな」
そう言うとアッザームは俺に触れた。
「あっちくび……ああぁっ……あっあんっあんあんっ!」
「ハル……可愛いい」
アッザームはそう言いながら俺の体を片方で撫で回しながら、片方で乳首を指で摘まんできた。
「あぁっいっあっんっ……乳首いいっ……ああぁーっ! あぁんっあひっ……あっああっ」
今度は両手を使って後ろから俺を抱き締めてアッザームは俺の乳首を弄ってくる。
「ちくびっあああんっ……こりこり……あんっああんっいい……ちくびっいいっこりこりっいいっ……ちくびっああんっ」
乳首だけでも弄られるのは久しぶりだ。
村ではそんなことをしている余裕はなかったし、村人に見られたらアレかなと思ってしなかったんだよね。だからほぼ一ヶ月と二週間ぶりって感じかな。
だからこそ余計に感じてしまったんだ。
「ひああっいくっいくっ、あぁっちくびでいっちゃうっ! あんあんあんはあんっ!」
俺は乳首だけで絶頂をさせられてしまった。
ビクビクと体が震えるけれど、それを押さえてアッザームは俺の体を開いた。
「だめっそこに……ゆびっらめっ……ああんっ」
俺のアナルにアッザームの指が入ってくる。
「ハル、すっかり濡れてるね。指も簡単に飲み込んでいく」
「ひあっあ゛っんぁっ……指、だめえぇっ……あ゛っんぁっあっああっ」
俺の奥を開くようにゆっくりと指を出し挿れし始めて、俺はそのアッザームの指に翻弄された。
「きもちいいっおま○こ……ああんっゆびっああん……いやらしい……ああんっゆびっ」
中を掻き回すように動き回る指に俺は腰を振ってまで気持ちがいいと喘いでまたそれだけでイかされた。
「あ゛ああ~~っ……ん゛ひっ、いっい゛っんぁあっ、あっあ゛っあっおま○こっ、だめっだめっ、あぁあんっああんっ……ひっんっんあああぁっ」
精液をビューッと吐き出しての絶頂だったのだけど、それも気持ちがいいんだよね……。
堪らないんだけど、ここまでされたら俺も気分がすっかりセックスをしたい気分になっていた。
アナルを広げてそこに当たるアッザームのペニスを掴んで自分でアナルに導いていく。
アッザームのペニスも限界まで膨らんでいるし、絶対に俺の中で出したいはずだと俺は思った。
「おちんぽ、ほしっ、ハメて、おちんぽ……っ、あはぁっ、おま○この奥までずっぽりハメハメしてっ、ぁんっ、おちんぽ突きまくってほしぃっ……あっふぁあっ」
「いいぞ、ハル、欲しいならいくらでも……」
そう言うとアッザームのペニスが俺の中に徐々に挿入ってくるのが分かった。
「ん゛っああああっ……あっ、あ゛ぁぁっ……おちんぽ挿ってくる……ああんっん゛っあああああ~っ……ん゛っあっあひぃっ」
長く大きく瘤があるペニスを受け止めるだけで俺は絶頂しそうになった。
こんなに気持ちがいいと思うのも久しぶりだからかもしれないけど、これを知っていてよく我慢ができたなと俺は思った。
「ハル、動くぞ……」
そう言ったと同時にアッザームが腰を振り始めた。
「あ゛ああんっああっ!! ああああっあっぁっあっ、いいっ、アッザムのおちんぽっきもちいいよぉっ……、あああぁんっ」
「ハル、堪らない……はあ、しっかりと締め付けてきて中がトロトロで気持ちがいい……」
「ああぁっ……はぁんっ……あっあっあひぃっ! あっあぁっ、あひぃっ……、らめっ、あーっ……」
パンパンと大きく風呂中に響くほどに肌をぶつけ合って、アッザームは激しく腰を振ってくる。
その力強さを俺は心地よく感じたし、それだけ求められていると感じた。
「ああぁっ、あっああぁっあひぃっ! あんっ……あっあっあああぁっ! あぁーっ……ああっ、んっはぁっぁああっ」
中を抉るようにして挿入り込まれて、俺はそれでゾクゾクする快楽を得ていた。
やっぱりセックスは大好きだし、アッザームが求めてくれるのが嬉しい。
「あぁっあっ、あんぅっ……、アッザム、あぁっあーっ……ひっ、ああっ、あぁあんっんっんっ……あああぅんっすご、いっ……ひゃぁっあっはぁっ、あぅんっ!」
グチャグチャとアナルから溢れる俺の液体がしっかりと粘ってアッザームのペニスを迎え入れる。
「あぁあああっ……あああっ、あぁああぁんっ……ああっ! あっいいぃっひぅっ、あっ、あぁんっ! あぅっあっあんっいいっ、アッザムいいよっんっ、ひああぁっいいよぉっ」
「ハル、出していい? 気持ち良すぎて出るっ」
「あっあんっあんっ、だしてっ中にっ、おま○こにっ、だしてっ、きもちいいよぉっ!!」
俺がそう叫ぶとアッザームが奥までペニスを突き挿れて射精をしてきた。
「あぁーっ、いくっ、おちんぽ精液でいくっ! ひぃあああんっ、いっちゃうよぉっ! あっはぁあんっ! ああ、いっちゃうっああんあんあんっ!」
俺はそれで絶頂をした。
アッザームの精液を奥で受け止めながら気持ちよさに痙攣をしていたら、アッザームが俺にキスをしてくれた。
「アッザム……好き……」
「俺も好きだ……ハル」
そう言い合っていたらアッザームのペニスがアナルから抜けて言ったんだけど、その合間に誰かのペニスが入ってきた。
「はぁ……あん、んあっ、やぁああんっあぁっ、あんっ……らめぇっ、ああイヴァン……あぁっ……あっ、ああぁっ!」
俺はアッザームに足を持たれて抱え上げられていて、イヴァンが前から俺のアナルにペニスを突き挿れていたんだ。
「あぁっそんっ……はぁっ、ああんっ! んっあぅっ……やっあぁっあぁっ、らめっ、んんっ、ひぁんっ……! あっ……あぁっあっ……お、おちんぽっでっ、おま○こぐりぐりって、あっやっ、あはぁんっ……」
「ああ、ハルの中気持ち良すぎるだろう……堪らない……っ!!」
イヴァンはそう言うと遠慮なく俺を突き上げてきた。
その力強さに俺は軽く絶頂をしていた。ドライでイッたのだ。
「あああぁ、あぁ、イヴァンのおちんぽっいいっん……あひぃっ、ああーっ、おま○こ、きもちいいい、ああっ…ああっ…!」
ガンガンと突き上げられて、俺は更に気持ちよさでどうにかなりそうだった。
「あぁんっ……、あぁ、ああっあぁんっ! ああぁっ、そこまでらめぇ……あぁんっあああぁーっ!」
ゴリッと奥を抉じ開けられて、結腸までイヴァンのペニスが挿入り込んできた、
「あぁああんっ、もっやらぁっ、いっちゃう、おちんぽっやらっいくっやらっあああんっあああんっあああんっ!」
俺はそれだけで絶頂をしてしまったんだけど、その衝撃をやり過ごしたイヴァンはまた強く腰を振り始めた。
「あぁんっ、あんっ、あんんあんっんっ、あぁっ、あぁん……きもち、い……イヴァンのおちんぽ、いいっあひんっ」
「ハル俺も気持ちがいいよっ!!」
「あぁあっ……あぁっ、おっきいっイヴァンのおちんぽがぁっ……おま○こ、ごりごり擦ってっはあぁっ……んっあぅっ、きもちっ、いいっ……!」
「奥に出したい!!」
「あぁっ! あっあっあひぃっ……おちんぽ精液っらしてっっすごっあんっはぁっあぁんっ」
俺が強請ってそう言うとイヴァンは俺にキスをしてくれて、それから結腸までペニスを突き挿れてから精液を盛大に中出しをしてきた
「あぁあっ……あっぁん……あぁあっあんっいぃっ……もっおちんぽっらめぇえ……ああいくいくっぁああっ……!!」
俺はそれで絶頂またして、ドライでイキまくった。
そして休む間もなく、レギオンが目の前にいる。
イヴァンのペニスが挿入ったままの俺のアナルに、レギオンのペニスが挿入って来る。
「はぁっ、はぁっ……らめぁあっ、もっ、おま○こらめぇっあん、おちんぽっああんっあんっぁあああぁんっ」
俺がそう言っても俺のアナルはしっかりと避けることなく、そのペニス二つを受け入れてしまう。
聖女の体はそういうふうにできていて何でも耐えられるようになっている。
特に気持ちがいいと感じることには貪欲で、受け入れられるみたいだ。
だからしっかりと二つのペニスを受け入れて、気持ちよくなってしまっているわけ。
「あぁっ、だめ……っ、そんな大きいの、むりっ……、はぁっ、あっ、あぁーっ……」
「大丈夫だ、ハルしっかり飲み込んでる……」
「ひっ、あーっ……らめっ……はっああぁんっ! いぃっ……うぁっあっ、あぁーっ!」
「それじゃ遠慮なくっ」
レギオンがそう言って、レギオンとイヴァンは一緒に動き始めた。
「あ゛あっ……んっあっ、あ゛っ、あっあっあっあああっ! んあっん……あっあああっ……あんっあっああっああっんあっあっはあっんっあっ、ああっあぁんっ」
ごりっと大きなペニス二つを咥えているんだけど、とても気持ち良くて俺は嬌声を上げた。
「いいっああんっおま○こっいいっきもちいいっああんっああ……ああんっ……ああんああいいっ」
「ハルはどこまでも貪欲だからな、こんなものでもまだまだ足りないだろう?」
「あ゛あっいいっ、らめっあ゛あっ、らめっ、おま○こゴリゴリしてるっ……ひっあっ、あんあんあんあんあんっああんっ!!」
堪らないほどに俺は感じて軽くドライでイキっぱなしにされてしまっている。
「おまんこ……ああっ……らめっゴリゴリしちゃっ……ああんっおちんぽっおおきいいっああんっ……ああんいいっ……きもちいいっおちんぽ……ああっ……いいっ気持ちいいっ……ああんっああっあああんっ」
気持ちいいから何をされてもいいのではなくて、イヴァンとレギオンとアッザームだから俺はそれを許せているのだと思う。
体を合わせていれば愛してくれているのはいやという程分かるのだ。
「あああっ、おま○こっ……ん、いいっ、おま○こに出してっあっあんっ、おま○こに、精液出していいっ……俺のおま〇こでイってっあっ、もっときもちよくしてっあっあ、ああああっ」
俺はそう言って二人のペニスを締め付けると、二人は俺に煽られて俺の中で射精をしていた。
「くそ、煽られたっ!」
「ハル、上手すぎる……」
「ふぁああん あ! あ! おま○こいいぃいい……あっ! またイクっイクぅっああぁぁああ――っ!!」
俺はドライでも三回ほど絶頂を繰り返して、二人の精液を受け止めた。
でもレギオンはまだ本格的ではないので、イヴァンが先にペニスを抜くと、レギオンは亀頭球を突き挿れてきてから本格的に射精をしてきた。
長い射精を受けて、俺は体中をイヴァンとアッザームに弄られてまた絶頂をさせられる。
お風呂ではそこまでだったけど、その後寝室に戻ってからも朝までセックスは続いた。
開き直ったイヴァンが秘薬を俺に飲ませてしまったから全員が同じように秘薬を少しずつ飲んで一本を四人で分けたけど、効き目がありすぎて翌日の夜まで元気にセックスに溺れたね。
途中で食事もトイレも連れて行ってもらったけど、でもアナルには誰かしらのペニスが挿入っている生活を帰ってきてから一週間も続けてしまった。
もちろんレベルもあがりましたとも!!
【称号】聖女 45 淫乱 60 色情狂 58
↓ ↓ ↓
【称号】聖女 50 淫乱 70 色情狂 68
途中でレベルとか見なかったし、上がる要員なかったけど、聖女のレベルがめちゃくちゃ上がってるな!!
まあ、それで何か変わることはなさそうだしいいんだけどね。
やっと俺たちは一週間後に普通の生活に戻ることができたけど、イヴァンとレギオンが上手く俺がだらけているのを誤魔化してくれたので俺の姿を見なくても皆察してくれたけどな!
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