彼方より 029

続くよ淫らな日々

「ぁあん……はぁっ、はぁっん……ぁ、んっ……ぁっ……あ、ん……ひぁっ! んっ、ぁあんっ」
朝、遅くまで寝ていた俺をイヴァンが起こしに来たみたいだけど、何故か寝ている俺にいつの間にかペニスを突き挿入ている。
「はぁっはぁっ……ぁ、あぁああん……やっ!? んっああぁあっあひぃっ! あっあんっ、あぁああ……」
 それではっきりと目が覚めたけれど、興奮したイヴァンがやめてくれるわけもない。
「んぁっ、ああっ…あ゛っイくっ……はぁっあっん゛っふぅっ」
散々突き上げられて俺は絶頂したと同時にイヴァンが俺に中出しをしてくる。
 その量の多さに俺は呆れる。
 昨日散々出したのになんでそんなに元気なんだよっ!!
「あああぁっ……らめぇっ、孕むっ、孕んじゃう、あ゛っあっあんっあぁんっん゛ひぃっ」
「孕んだらいいのに……」
 イヴァンは本気でそう言っているのは分かるけど、男は妊娠をしないのはこの世界でも常識だ。
 それでもイヴァンは本気で種付けをしたがっていて、本気で中出しをしてくる。
「ん゛ああっ……あっ、い゛っ…出てぅっ…なかっ、精液がっあっ、あん゛んっ……ふぅっ……ん゛ぶっ……ひあぁっ……んっ、ふぅっ……ああ、中、精液出てる……んふ」
 沢山の精液を受け取って俺はそれで目が完全に覚めた。
「もう、寝てる時に襲うなよ……」
 俺がそう文句を言うと、イヴァンが言った。
「可愛く寝てるハルが悪い」
「俺かい!」
 俺がそう言うとイヴァンが笑って俺に朝のキスをしてきた。
「おはよう」
「はい、おはよう」
 俺もイヴァンにキスを返した。
 俺の中に吐き出された精液はちょっとの間は垂れてきてしまうんだけど、外に出た分は拭き取らないといけないけど、中に残った分は俺の中で綺麗に消化されるみたい。
 どれだけの時間で吸収されるのか時間は計ったことはないけど、割と十分程度だと思う。
 だって中出し続けられても出された時くらいしか一杯になっている感覚がしないからだ。
 なので中出しされることで俺の淫乱とか色情狂、そして聖女のレベルが上がってるんだよな。
 よく分からないけど、俺の聖女の能力が何ができるのかちゃんと調べたことないよな。
 あ、調べた方がいいんだろうな。
 そういうわけでベッドの上でイヴァンといちゃこらしていたけど、落ち着いたのでベッドから起きて服を来た。
 やっと服を着て食堂に行ったらご飯が用意されていてレギオンが笑顔で言った。
「朝からお盛んだな」
「ごめんなさい……朝食に送れました」
 朝は九時までと決めていた約束なんだけど、二日目で既に破っている。
 俺がそう言うとレギオンは俺の耳元で言った。
「お仕置きが必要だな」
 そう言われてしまい、何をするのか分かってしまった。
 ご飯を食べ終わって洗い物をしたら、その場でレギオンに後ろから抱きつかれてあっという間だ。
 完全に勃起したレギオンのペニスを俺は脱がされた後の尻の割れ目に乗せられてもうダメだった。
「おち〇ぽ、おま○こ奥までずぶずぶしてぇっ……、気持ちいところ擦って、中イキさせてっ……もう、我慢できない、おち〇ぽほしくなっちゃてるから、あ゛っ、あ゛ああぁあっ!」
「よく言えたな。ほら待ちわびたやつだ」
 そう言われてもう濡れていたアナルにペニスを突き挿れられちゃった。
「ひあっあ゛っんっああっああっああぁぁああっあああ!!」
 反り返ったレギオンのペニスが俺のいいところを擦り上げてくる。
ゾクゾクとした気持ちが湧いてきて俺はレギオンのペニスをしっかりと味わった。
「ん゛あっあっあんっあんっあんっ…ひっあっおち〇ぽっ、いい、気持ちがいいっあ゛っんあああああっ」
「……さすが昨日の今日で全然締め付けが違うな……ハル……たまんねえよ」
「あぁあんっああっ…レギオンのおちんぽ気持ちいいっ、ひあっあ゛っあっあぁんっ」
「ほら、足をあげて見ろ」
「ああああぁんっ! ああぁっ、あんっあんっ、ふぁっ、らめえええぇっ」
片足を上げられてしまい、下半身がまる見えにされてしまった。
 なんでこんな格好をさせられるのかと思っていたら、窓の外からアッザームが覗いていたんだ。
 きっと俺とレギオンがこうなることは見越した上で、外で作業をしていて覗き始めたんだろうな。
 レギオンはいち早くそれに気付いて見せつけるようなセックスをしてくる。
「俺のっ……おま○こに、ぁふぅっん! んんっ……おちんぽ精液、ひぁっあーっ……あっ、そそい、でぇえっ……っふひっ……あっ、あっあぁっ……ちょーだいぃ……!」
「そんなに欲しいか? ハル?」
ああ、どうしてもレギオンの精液が中に欲しいと俺の心がそう叫んでいる。
「あひぃっ……あああぁんっ、おち○ぽぐりぐりして、精液をおま○こに出してっあっあっあぁあんっ」
俺はレギオンに抱えられて、台所の調理台の上に乗せられた。
 そしてレギオンは力強く腰を動かし、精液を中出しするために亀頭球を俺に中に突き挿入れた。
「あ゛ああっイクっ……ん゛あっおっあっあひっ、い゛っ……いいっいいっ、いっちゃう、中出しでっ…いっちゃういっちゃうっあっあっああっああああぁんっ」
「おおっ出るっ」
そう言うとレギオンが精液を中出しし始めた。
 その長い射精のために俺を調理台に乗せたんだろうなと言うように10分間も射精は続いた。
「あああぁっ……ひっうぁっあ゛っあ゛っあっあ゛あ゛あああっ……んっあっ、あぁんっ……あっあひっ、あっんっあ゛っ」
レギオンの射精の長さのくせに精液はたっぷりと出るし、たっぷりと腹に溜まる。
 普通ならきっと苦痛なんだろうけど、俺にとっては気持ちいいことの一つだから、正直この体質は気に入っている。
 ここまで豪快な獣のようなペニスを味わえるのはこの身体だからだろうし、聖女という称号だからだと思う。
 おそらく聖女って誰に対しても聖女であるなら、悪魔のペニスだって受け入れられるようにできているし、精液もどの種族のものも受け入れられるんだろうな。
 そう思うけれど、俺の読んだ本では聖女の子孫の話は一向に見ないんだよな。
 もし居たら言い伝えとか残っているかなと思って調べてはみたけど、冒険者組合の図書館にはなかったと思う。
「よし、大丈夫かハル?」
 レギオンはやっと射精が終わってペニスを抜いたので俺はレギオンの手を借りて調理台から降ろして貰った。
「大丈夫だけど、皆昨日の今日で元気すぎ」
「そう言うな」
 レギオンはそう言うと俺にキスをしてから手放してくれた。
 俺はこの屋敷の書斎に移動をして、沢山残っている本から聖女に関する何かがないか探してみた。
 聖女に関しては勇者召喚に纏わる伝説の書がある。
 どうやらポピュラーな本で、本屋で子供が最初に買う本らしい。
 誰でも読んだことがあり、勇者ってのに憧れるらしい。
 けれど勇者は異世界からしかこないもので、この世界の人は勇者には絶対になれない。
 他の本も探してみると勇者自体の書籍があった。
 勇者は異世界人が神より与えられる称号であり、この世界の人でその称号を得られた人は皆無だそうだ。
 そして聖女に関しても同様で異世界人しか選ばれない。
 その聖女であるが女性が絶対多数だったために聖女と言われるが、男性の聖女もちょっといたっぽい。
 俺みたいな人が他にもいたのかと思って読んでみると、聖女自体が性行為に自由奔放らしい。というのも聖女に子供ができることはないのだそうだ。
 そして聖女はあらゆる性器を受け入れることができ、あらゆる種族を受け入れることができるとある。
「つまり、俺みたいな感じなのか……」
 俺は女性ではないので妊娠しないというのはどうでもいいんだけど、女性の場合はそりゃ自暴自棄にもなるんじゃないかなと思った。
 異世界に来て愛する人との結婚でも子供は授からないなんて言われたら絶望するだろうし。
 そういうわけで聖女は自暴自棄に陥って色んな種族と交わっていった結果、あらゆる種族を受け入れられる人だと認識が変わったらしい。
「へえ、悪い意味ではないのか」
 種属によってある一定の特殊環境に生まれたものは聖女しか相手にできない者が存在するという。
「イヴァンみたいなのか……」
 聖女の称号を知った時のイヴァンは正にそれ。
 レギオンもすっかりそれだったし、アッザームなんか人が変わったみたいだったしな。
 聖女の意味を教えられ、聖女にこそ価値を見いだして執着をしている。
 そこなんだよな。
 あいつらが俺を好きなんじゃなくて、聖女だから反応しているんじゃないかってところ。ちょっとだけ悲しい事実だよな。
 俺が聖女の称号が解放されていなかったらイヴァンは俺に手を出さなかったし、そうなったらレギオンにも出会ってない。アッザームにだって会ってないんだろう。
 そう思うと聖女の称号ってのがもの凄い価値があるんだけど、それは俺を見てくれているのか聖女を見ているのかと分からなくなるよね。
 まあ俺は俺で、結局聖女の称号があるから一生変わらないんだろうけど。
 俺がそうやって本を読んでいるとアッザームがやってきた。
 どうやら畑仕事が終わったようだ。
 俺は本を開いたまま床に座っていたんだけど、そこにアッザームがきて俺を押し倒してきた。
「……ハル、我慢できない」
 そう言って勃起したペニスが布越しでもはっきりと分かるくらいになっている。
「いいよ……アッザム」
 俺はそう言ってアッザームに許可を与えた。
 アッザームは聖女の奴隷なので聖女の俺が許可を与えないと俺に触れることもできないんだろうな。
 たぶん無理矢理はできるんだろうけど、そうなると聖女の奴隷という称号の何かが作用してアッザームにはとても不快なことになるみたいなんだ。
 だから俺が許可を与えてやらないとアッザームは俺に手を出すことはない。
 でもイヴァンとレギオンが俺に簡単に手を出しているのを見せつけられてアッザームが我慢仕切れないことは分かっている。
 可哀想だよね一人だけできないなんてね。
「ハル、ハル……俺のハル」
 アッザームが俺が許可を与えたとたん、俺の服を捲り上げてまずは乳首を吸い始めた。
「あぁんっ! ぁっあっ、もっ、らめぇっ……ちくび、ふぁっ、あんっ……」
ジュルジュルと音を立てて吸い上げられて、俺は乳首で感じた。
「ふあああっいいっ、あはあっ、乳首っ、んっあっ気持ちいいっああっ、あ゛あっああっんっあ゛っああ゛っ」
両乳首を順番に舐められて弄られて、俺も完全にエッチな気分にさせられた。
「……ああっきもちいいっちくびっああんっ……いいっああんっちくびっああん……いいっそのままおちんぽ、いれてっアッザムっ」
俺は乳首を弄りながらの挿入を望み、アッザームはそれに答えて挿入をしながら俺の乳首をずっと噛んで引っ張ったりしながらになった。
「んはぁ、んっ……すごい、おちんぽ硬い……ああっ……ああぁっ! んっ、はっあっあっ、ちくびっああいいっああっ……あっあぁんっ」
勃起したペニスが挿入ってきて俺はそれにゾクリと快楽を覚える。
 イヴァンともレギオンとも違う、アッザームの瘤付きのペニスは本当に入り口からいいところまで全部を一気に攻めてくる。
「ああ゛ああっ、ちくびっ……ああっいい、おま○こしながら乳首いじられたらっ、あ゛あぁっああぁぁぁっ」
「ハル、乳首も美味しい……何か蜂蜜出てる?」
「うあんっ、んっんっ……あんっ、いい、きもちいい、おま○こっ、きもちいいっ、あっ、んぁっ、いいっ…ふあっあ゛っああぁっ」
 胸の辺りがじんわりとするとなと思っていたら、どうやら俺は乳ではなくて蜂蜜みたいなものが乳首から出ているらしい。
 それで余計にそれが好きなアッザームが俺の乳首を執拗に吸い上げながら腰を使ってきた。
「あああぁぁぁっ……いっちゃうからぁっ……乳首と、おま○このなかかき回されてっんあっあぁんっ、いっちゃちゃうっ……あ゛っ、あっああぁっ」
「イッていいよ、ハル美味しい、ハルを全部食べてあげたい」
「あひっあうっひぃっ……あ゛っあ゛っんっあっい゛いっ、ちくびとおちんぽよすぎてっだめになっちゃうっ……あっひっあっああっ」
乳首を吸われながら強く腰を動かされ、俺は本当に感じてしまい嬌声を上げた。
 裏庭なので窓から入る光が薄い中、光の生活魔法を使っていたけど、それもいつの間にか消えちゃって、薄暗い中でアッザームと二人で体を弄り合う。
「あうっあっあっあんっふっ……ちくび舐めてもっと舐めてっあっあああっあああぁぁっ……おちんぽいいっあうっ、んっやあっあんっあ゛ああっ……!」
「ハル、美味しいよ……ハル」
「あっあんっあ゛あっあちくびっいいっあぁあぁぁっおま○こっああんああっ! あ゛ああっ……あひっ、いっい、アッザム、中で精液出してっあっあんっぁおま○こにせいえきちょうらいっ、あっあっああっ」
両方の乳首を交互に舐められ噛まれ、噛まれたまま引っ張られる。
 腰使いは更に力強くなって俺を攻め立てる。
「あ゛ひっ、あっ、おま○こっ、そこっだめなとこ、おちんぽでごりごりされてぅっああ、ちくびかんじゃ…あ゛ーっあ゛ああーっ…」
「ああ、出るっうう!!」
アッザームは俺の中で一気に精液を中出ししてきた。
 その精液はやはりねっとりとした精液で俺の中を満たしてくる。
 やっぱり精液を中で受け止めている時が本当に心地よくて好きだ。
 どれだけ俺を抱いている人が俺に夢中なのかが分かって、それがとても嬉しい。
「あ゛ひっ、あ゛っらめっらめっイってるからあっあっあっあぁっ…あ゛んっあんっあああああんっ」
 アッザームが中出しをしながらでも俺を孕むように精液を中に擦りつけている。
 その腰使いが何だかとってもいやらしいから俺はアッザームにキスをしていた。
 イヴァンとレギオンは一回だけだったけど、アッザームとは二回目に突入していた。
 アッザームは一番俺とはセックス回数も少ないし仕方がないよね。
 あの二人も最初の頃は毎日しっかり盛ってたもんな。
 落ち着くまではこんな感じかもね。

【名前】ハル
【称号】聖女 20 淫乱 32 色情狂 30
↓ ↓ ↓
【称号】聖女 23 淫乱 35 色情狂 33

 めっちゃまた上がってるぅぅぅ!!
 この辺の上がりにくいとかないんかいマジで!?


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