Outer world

12

 当麻慧琉が誘拐をされた事を当麻詠芽が知ったのはその事件の翌日だった。
 詠芽は逃走した後、北海道の片田舎に釘本桔平と一緒に落ち着いた。
 そこは釘本の昔の知り合いがいる村であるが、釘本がこの村に一時期父親の転任でやってきたことを知っている人はほぼいない。
 というのも、釘本はこの村に二年しか住んでいなかった。
 すぐに東京にトンボ帰りし、同じ中学に戻ったのだ。
 所謂単身赴任で済むはずの会社の移動に、母親は二年でも単身赴任は嫌だと言って父親に着いていったからこうなったのだ。
 だから釘本が中学の入学と同時に引っ越し、中学三年の始まりに戻ってきて皆を笑わせたことで、彼が二年間親の転勤について行っていたことをちゃんと覚えている人は少なかった。中にはずっと同じ中学にいたと錯覚している人もいるくらいだ。
 そんな釘本であるが、その村には時々旅をして尋ねていた。
 そして詠芽を救出する時に、その村に知り合いに詳しい事情を話したところ、村人は数人しかいないけれど、助けてやるから来いと誘われたのだ。
 そのお陰で報道されている内容は村人は信用していない。テレビで言うよりも釘本が正確に情報を言ってくれたお陰と、詠芽があまりに純粋で騙しているところが一切見えなかったことで、大きな騒動に巻き込まれることもなかった。
「……崎田が動いた」
 そう言い、真剣な顔な釘本に詠芽は慧琉が崎田に連れ去られたことを知った。
「うそ……隠れていたのに見つかったの?」
「スパイが平井の事務所に入り込んで、協力者の名簿を盗んで当たりを付けたらしい。私たちとは違って、村全体の協力が得られたわけではなかったから、すぐに追い出されてその先でだそうだ」
 そう言い、釘本は自分たちとは事情が違うと言う。
 釘本は平井の協力は得ていない。なので平井の協力者とは繋がってすらいない。
 そこが違うのだという。
「とにかく、用心はしよう。どこから何が調べられたのか予想もできない」
 崎田の恐ろしい執着を釘本は舐めていたと舌打ちをする。
 平井との話で、黒幕が崎田伊織であり、彼は詠芽たちを執拗に追っているのだという。
 教団がどうなろうと、そんなことよりも双子を追うという崎田には、寒気すらする釘本は、村の仲間と共に村への人の出入りを厳重にしようと話し込んでいた。
 詠芽は家に籠もり、釘本たちはその庭で話し込んでいた。
 すると、ヘリが飛んでくる音が聞こえた。
 それは二台のヘリで、大型の乗り物だ。
 民間人が使うようなヘリではなかったので、釘本たちは慌てた。
 ヘリは近くの空き地に下りてきたが、釘本たちが何事かと思っていると、迷彩服を着た兵士が下りてきたのである。
「なんで、兵士?」
「自衛隊?」
 どういうことだと村の人が近づいて話を聞くと、警察の要請で詠芽を保護に来たというのだ。
「どうやってこの場所を知ったんだ、こいつら」
 根本的な問題として、村を代表する村長である釘本の友人は、その部分を問題として尋ね変えしていた。
 釘本が誰も頼らずに村長たちしか頼っていないことは彼らがよく知っている。
 逃走する時も釘本は東京を脱出してから、北海道に入るまで車で移動し、そこから村長たちの力で北海道の東まで逃げたのだ。
 協力者ではある平井にも居場所を教えていないし、電話も非通知を使っている。
 平井も居場所は言わなくていいと言ってくれたから、警察が知りようもないのだ。
「平井に聞く。そっちの方が信用できる」
 そう言って釘本は平井に連絡を取った。
 警察が自衛隊を使って詠芽の保護に来たと言っているが本当にそんな要請を出したのか警視庁に確認を願ったのだ。
 平井はそもそもこんな事件で自衛隊は動かないと断言をした。
「警察の要請で自衛隊は動けない。いいか、県知事などの要請がいるからだ。そいつら偽物だ」
 平井とそう連絡が付いたけれど、釘本はそれを村長に伝えた。
 しかしそれを察したであろう兵隊は即座に行動し始めた。
 訓練されている兵士の動きで、村長や村人の動きを止め、一気に昏倒させる。
 釘本は走って家に戻ったけれど、ドアのところで兵士に捕まった。
「くそっ……離せ! 詠芽っ隠れろ!」
 釘本がそう叫ぶのを兵士が殴って釘本を昏倒させる。
 遠くで詠芽の悲鳴が聞こえる。
 既に裏口から入り込んだ別働隊が、詠芽の確保に部屋に上がり込んでいたのだ。
釘本はその場で意識を失いそうになりながらも、何とか耐えた。
 そんなヘリからは四十代半ばの男が一人、場違いなくらいにおしゃれな背広を着て出てきた。
「どうしたってこんな田舎を好むのか」
 そう言った男は崎田伊織だった。
 どうやってここを見つけたのか分からない釘本は、直接崎田がこんなに早く乗り込んでくるとは思わず、油断をしていた。
「その男、縛り付けて来い」
 崎田はそう言うと、倒れて意識が辛うじてある釘本を家に連れ込んだ。
 二階の部屋で詠芽が叫んでいるけれど、釘本たちが部屋に入ると、詠芽は釘本が捕まっていることに動揺をしていた。
「桔平……なんで、僕らを放っておいてくれないんだ!」
 詠芽がそう叫ぶのを崎田はニヤついている。
「その服を脱がせろ。本当にこの子らは貧乏くさいことが好きなんだな」
 そう言い、詠芽の着ている服を切り裂くように脱がせてしまった。
 そして慧琉の時と同じように、崎田は詠芽のアナルをしっかりと眺めた。
「お前も結局、慧琉と同じか。身体を使って男を虜にして」
「違う!」
 詠芽は慧琉とは違い、それを認めなかった。
 最初から強い繋がりがあり、詠芽はずっと釘本のことを思っていた。だからこそ、思いが同じであるなら身体を繋げるのは当然で、それを使って虜なんてことはあり得ないのだ。
「ふむ、慧琉はそれを認めたというのに……ふん、長く一緒にいたものとの違いというわけか」
「離せ! くそ変態野郎!」
 詠芽が崎田を蹴り上げそうに足を振るけれど、それを崎田か軽々と受け止め、逆に足を大きく広げて詠芽のアナルがしっかりと見えるように開いた。
「やめっ!」
「さて、お前も慧琉と同じように狂って貰うよ」
 そう言うと崎田は詠芽のアナルにローションの入れ物の先を突き刺して中に流し込み、その液体を入れられた詠芽は最初こそ抵抗をしていたが、次第に腰を自ら振り始める。
「あ、は……あぅ、あうぅ……な、に、これ……あっ」
 急激にアナルの中が熱くなり、うずき始める様子に詠芽は戸惑った。
「んんっ……は、あーひ、んっ……あぁっ……うあ……」
この感覚を詠芽は知っていた。これは教団内でセックスをされる時にいつも感じる熱さだ。このせいでいつもアナルにペニスを受け入れないと気が済まなくなるのだ。
「あぁっああっ、あっ、あっ……く、ふう、だめ、いや……っはあっ……だめ……あぁ、あんっ……っ」
 詠芽の腰がガクガクと動いているのを釘本は見ているしかない。
 抵抗すれば詠芽がどうなるか分からなかったし、何より釘本の背中にはナイフが突きつけられている。
 このまま詠芽を助けようとしても、きっと本気で刺されるだけだ。そしてそれは詠芽に絶望を与えることになる。
「ああぁ……っ、んあっ、はぁ、はぁうっ……は……っ、はふぅ……っ、う……」
 中が熱すぎるのか腰を振っている詠芽のペニスが、先走りを垂れ下げ始める。
 十分に感じている詠芽の様子に崎田は満足したようにして、部下にスーツケースを持ってこさせる。
「さて、懐かしいモノで馴染んで貰おうか。覚えているだろう詠芽、君を最初に貫いたディルドだよ。君はこの形が好きだったよね」
 そう言い、崎田はそれを詠芽のアナルにゆっくりと埋めていく。
「んんうぅう……っ、はぁ……あっ、あぁん……っう、あっ……あ、い……っ、ああっ! はぁ……あぁ……っ」
確かに覚えのあるディルドだ。
 教団は詠芽たちを虐待するのにそのディルドを用いた。
 大きなペニスの形を模したもので、筋まで綺麗に出ていた。そしてそのディルドは元の方に瘤が幾つかあり、それがストロークをすることでアナルの入り口を擦り上げてくる仕様になっていた。
「やぁあ……っ、ぁ、ひ、ひぃ、ん……っ、いや……っぁ、ぁぅ、らめっ……っ」
覚えているようにアナルの奥まで届き、突き上げてくるそれに詠芽は首を振って抵抗するも嬌声が上がってしまう。
「ひぁあ! ひぁっ! ぁっぁっ、だ、めぇえっ! ひぅ……っう、ぁ、あ、あぁっ、ひ、ぃんっ……やっ……だめっ……!」
慣れ親しんだディルドと、確実にクスリを仕込まれているであろうローションで詠芽は翻弄され始めた。これはいつも抵抗ができないもので、分かっているのに心を置き去りにして快楽だけが襲ってくるのだ。
「はふっ……は、ぁん……っ、や、だ……っ、あああ……っ、はぁっ、はぁ……っ、だめ、……だめぇ……っ」
「ほら、詠芽、お前の恋人が見てるぞ? お前のその淫らなところを。恋人のペニスどころか他の男のペニスを模したモノの方がいいと腰を振っているところを、しっかりと見ているぞ」
 そう言いながら崎田は詠芽の視線を釘本に合わせてくる。
 詠芽の視線にしっかりと見ている釘本が見えた。
「はんっ! ぁ、やあぁ……っ、やめ、いやあぁ……っぃや……っ見ないで……、見ないでぁあ……っ」
詠芽はこんなところを釘本に見られたら、きっと呆れられて嫌われると思ってしまったが、釘本は絶対に目を反らせなかった。
 まるで焼き付けているかのように強い視線で詠芽を見ていた。それは今は仕方がないのだと言ってくれているような視線で、詠芽はそこで状況を把握した。
「らめっあっん、はっ! は、ぁん! ぁ、ぁ、ぁっや、ぁ、あっ! や、め、……っだ、あ、ぁ、あっあっあっ!」
駄目だと分かっていても、クスリのせいでおかしくなっていると理解はしてもらった。それだけでも詠芽にとっては救いだった。
 釘本は絶対に詠芽の痴態を見たとして、気持ちを変えたりはしない。
「いや、だ……っ! ゃだぁああっ!ひゃっあぁああ――っ!!」
詠芽はディルドで絶頂をさせられて、精液を吐き出して達した。
「ほら、お前は誰のペニスでもいいんだ。けれど、このディルドは気に入っていたね。なら同じ生のペニスならどうなるか……」
 崎田が言い、ペニスを扱きながら出してくる。
 その崎田のペニスはディルドと同じ大きさであり、長さも同じだ。
 そこで釘本は気付いた。
 あのディルドは崎田のペニスを象ったもので、それで長年崎田は詠芽を犯してきたわけだ。
 それは正に狂気だ。二十歳前の詠芽たちを犯すのは崎田の趣味ではなかったのだろうが、けれど一番を他人に譲る気はなく、ディルドを作り、それで詠芽たちを犯してきたわけだ。
その本物のペニスで、崎田は詠芽を犯し始める。
「あ゛ああっ……だめっ、おま○こにおち○ぽ入っちゃうっ、んひっ、い゛っ……あっ、あああっあ゛っ、おち○ぽ、きた……あっあ゛っ、ん゛っあああっ」
 詠芽はもうクスリで飛んでいるのか、もうセックスのことしか考えられないくらいにおかしくなっていた。
「ふう、お前たちは中まで似ているんだな。締め付け方までそっくりだ」
「あ゛ひっ……んっあっあ゛っ、あはぁっ……んんあぁあっ…ひっ、あっ…あっ、おま○こにおち○ぽ入って……る、あんああっ」
詠芽は熱い崎田のペニスを感じて、腰を揺すり、自らそれを扱き上げている。
 崎田はそれを好きにさせてやり、詠芽が腰を振っている様子を楽しそうに見ている。
「やああぁっ! あっあぁんっ……おちんぽっらめっ、あっあっあっ……あひっ……あっあんっあっ……はっ、はぁ……あぁあっ……」
「さて、楽しませて貰おうか、詠芽、お前はどう私を楽しませてくれる?」
 そう言いながら崎田は詠芽を押さえつけた状態で腰を振り始めた。
「あぁっ……あぁんっ……らめぇっ……はぁっ、おちんぽっいいっああっああんっいいっ」
釘本は詠芽が崎田に犯されているところを見せられ、よがり狂う詠芽の様子を目に焼き付けるようにさせられる。
「ひああぁっ……あぅっ、ひぁん、あっあっあんっあぁんっ! やああっ、おま○こにおちんぽっいいっ……あっあっ、あーあーっ……」
ディルドと同じだけれど、熱さが違うモノが中を犯してくるのに、詠芽は口から涎を垂れ流しながら嬌声を上げた。
「ああぅっ、だめっおちんぽだめっだめっ……もう、おま○こっの奧、ついたらぁっあっ、はああぁんっ……」
釘本くらいしか届かないと思っていた場所にまで届くのは、ディルドだけだったのに、それと同じように奧を突かれ、さらにはその先の結腸まで入ろうとしているのに詠芽は悶え喘いで快楽を得ていた。
「あ゛ああんっああっ!! ああああっあっぁっあっ、いいっ、おちんぽっきもちいいよぉっ……、あああぁんっ……あっあっあひぃっ! あっあぁっ、あひぃっ……、らめっ、あーっはっあぁっ、あっああぁっあひぃっ! あんっ……あっあっあああぁぅっあっやっ! あぁーっ……らめぇっ、んっはぁっぁああっ」
もう詠芽には釘本は見えていなかったし、考えられもしなかった。
 崎田のペニスで狂わされて、詠芽はクスリで完全にセックスドールとして存在をした。
「あぁっあっ、あんぅっ……、や、あぁっあーっ……ひっ、ああっ、あぁあんっんっんっ……はぁっぁ、あぅんっすご、いっ……ひゃぁっあっはぁっ、ああぁあああっ……あああっ、あぁああぁんっ……やぁああっ! あっいいぃっひぅっ、あっ、あぁんっ! あぅっあっあんっいいっ、んっ、ひああぁっいいよぉっ」
「お前もここがいいのか……同じ場所を好むのは教育のお陰か?」
そう言いながら崎田は慧琉を犯したように同じ場所を攻め、同じように詠芽を攻略していく。その様子を釘本は睨み付けるようにして見つめ続けた。
 崎田の詠芽への強姦は、釘本にとって憎むべきものであり、それを崎田への憎しみに変えた。
 正直、今まで詠芽に対して崎田がやってきたことはあまりはっきりしていなかったけれど、この行為によって詠芽が受けてきた虐待が、最終的に崎田に抱かせるための準備に過ぎなかったことを知った。
崎田は詠芽たちが崎田の好みに育つまで性教育をさせ、それで金を生み出した上で、しっかりと詠芽たちに崎田の形取ったディルドで犯し続けていたというのだから、さらに狂っている。
そんな相手に今逆らっても、崎田にとって詠芽を手に入れられればそれでいいのだから、詠芽の心を殺ために釘本を殺すことも考えるだろう。
「あっあんっあんっ、もうっ、らめっおま○こっ、ぐりぐりされてぇっ、きもちいいよぉっあぁーっ、いくっ、おちんぽでいくっ! ひぃあああんっ、いっちゃうよぉっ! あっはぁあんっ! ああ、おま○こされてっいっちゃうっああんあんあんっ!」
「詠芽、私の詠芽……ああいいように育ってくれた。お前は誰のペニスでもいいのだろうが、このペニスがお気に入りなのだろう? 奧を開いてやれば、ほら」
「はぁ……あん、んあっ、やぁああんっあぁっ、あんっ……らめぇっ、そこやぁっ……あっ、ああぁっ! あぁっそんっ……はぁっ、ああんっ! んっあぅっ……らめっあぁっあぁっ、らめっ、んんっ、ひぁんっ……! あっ……あぁっあっ……お、おちんぽっでっ、おま○こぐりぐりって、あっやっ、あはぁんっ……」
詠芽は崎田のペニスでよがり狂い、どんどん淫乱な言葉を口にする。それは詠芽がそうしたいからしているのではなく、これまでの虐待によって作られたセックスドールとしての役割で言っているだけに過ぎない。
「あ゛ああっ……あっ、あ゛っ、らめっらめええっ、あ゛あああぁっあ゛っい゛っ、あっんっ、、いくっあ゛あ゛っあっらめっあ゛っんっ、あっ、あぁっ、いくっ、いっちゃうっ……あぁあああん!」
 詠芽は絶頂はしたけれど、ドライで達しているのかペニスからは最初に一回射精をしてからは射精をしなかった。
「詠芽、何がいいか言いなさい。聞いて貰いなさい」
「いい……ああんっおちんぽっいい……ああんっああっ……きもちいいっああんっ……ああんっおま○こっいいっあ゛あぁっ……おちんぽいいっ、、ああっ、あっ、あっあんっあっあ゛ああぁっ……いいっおちんぽいぃっ……おま○こっハメハメされて、イキまくちゃうのっ……あああ゛っ……おちんぽっいい……おま〇こきもちいいのっあぁあんっあんっ」
「おま○こにおちんぽされて気持ちが良いんだな。さあもっと言いなさい」
「いいっきもちいいっおちんぽっああんっきもちいいところばっかっ……こすっちゃっああんっああっ、おちんぽすきっ好きっ、おちんぽしゅきぃっ……あ゛っあ゛っ、あっ、おま○このきもちいとこっ、ゴリゴリされてっんっあっあああんっ」
「ペニスなら何でも大好きなんだろう、さあ、恋人に聞かせてやりなさい。他の男のペニスでも気持ちが良いと」
「ああ……すきっおちんぽっ……すきっああ……きもちいいっああんっおま○こゴリゴリされて……ああんっおま○こいいっおちんぽっきもちいいっああ……いいっおちんぽっ……おちんぽっああんっおま○こきもちいいっああんっあっあ゛っ激しぃっ……ん゛ああんっあ゛っあっあひっ……あ゛っあっあんあんあんっ」
「この奧がいいのだろう? 知っているよ。ここをこじ開けてやれるのは私のペニスだけだ。ほら、感じなさい詠芽」
 崎田はそう言い、詠芽の奧の奧である結腸までペニスを突き入れている。
 そこは釘本も知っている、詠芽が最高に感じる場所で、そこで中出しをされるのが詠芽は好きだった。
「ああっすごいっおちんぽっすごい……ああんっおま○こきもちいいっああんっあああんっあああっあ゛あああっ……あぁっあっいいっ、おくっきもちぃっ、、おちんぽ、大きくて、おま〇この奥まで届いてるのっいいのっあああっあぁっあっあっ」
詠芽は完全にクスリで堕ちてしまい、腰を自ら振って崎田のペニスを楽しんでいる。けれどそれはセックスドールとしての長年蓄積された体験から来る反応だ。
 詠芽は絶頂はしているが、崎田のペニスで絶頂をしても一度も射精をしていなかったし、ドライ以外で達していなかったのだ。
 それは奇しくも慧琉と同じ抵抗であり、セックスドールとして育ったからこそできた、抵抗でもある。クスリで意識を飛ばされても身体をある程度はコントロールできるということなのだ。
 悲しいことにその教育のお陰で、詠芽は釘本に心まで堕ちてはいないことを知らせることができた。
「ああ……おおきいっおちんぽっきもちいいああんったあんっあああんっ……きもちいいっああんっあああっ……ああんっあっ、あんっ……おま〇こいいのっ、おちんぽで、気持ちいいのっ……ああっあっあんっあぁあんっ」
 詠芽は快楽に正直に答え、崎田のペニスでよがり、そして絶頂をする。
 崎田はそれに満足したように腰を振り続け、二時間に及ぶ詠芽の陵辱を五度目の中出しで終えようとしていた。
「ああ……ああっんっああんっんあっあああんっああっ……きもちいいっああんっああっいいっおちんぽっいいっああんっあっあっあっおま○こ……ああんっいいっおま○こいいっ……ああんっおちんぽっすごいっああんっそこっらめっらめっああんっ」
「さあ、中出しをして欲しいのだろう? 奧に出してやろうか。詠芽?」
「あああっ、おま○こっ……ん、いいっ、おま○こに出してっあっあんっ、おま○こに、精液出していいっ……あっ、いい、ああんっおちんぽっ気持ちいいっ……おま○こ……ああんっ良すぎるっ……ああんっおま○こにきたっああああんっ」
 崎田は詠芽の中に五度も中出しをして、やっとペニスを抜いた。
 すると詠芽のアナルからは精液がどっぷりと溢れ漏れ、釘本と詠芽の二人が愛し合ってきたベッドを汚した。
「さて」
 崎田はそう言うと、まだ崎田の精液が溢れている詠芽のアナルに栓をするようにディルドを突き挿入てそれを道具で固定をした。
「運んでおけ」
 崎田がそう命令をすると、詠芽は兵隊によって運ばれていく。
 ヘリに乗り込んでいくと、二台目のヘリに釘本を運ばせた。
「聞きたいことがある。尋問をするから運べ」
 崎田はそう言い終えると詠芽が乗せられたヘリに乗り込んでいく。
 先に崎田が乗ったヘリが飛び、次に釘本が乗せられたヘリが飛んだ。席に座らされた釘本が外を見ると、辛うじて倒されたであろう村長らしい人影が動いているのが見えた。
 生きているのだと気付いて釘本はホッとしたけれど、その姿はあっという間に視界から消えた。

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