Humansystem
2
嘉那は章吾のペニスを愛おしそうに口に咥え、一生懸命扱いている。
章吾は嘉那にフェラチオをされていた。
「……くっそっ」
章吾はそうなっても自分が動くことすらできないことに、舌打ちをしたがったのだが、そのための舌すら真面に動かない有様だ。
まだ呼吸ができるほどの身体能力は奪われていないお陰で、手足が動かない程度にされているだけだ。
昔に飲んだクスリよりも何かを足しているのか、とにかく手が重く足も重かった。
「んんっ……んん……んふっあ、おいしい……章吾さんのおちんぽおいしい……っ」
とんでもないことを嘉那が口にし、それが章吾の腰を直撃するような快楽に変わる。
「んふぅうっ!んんっ、ううぅ……!」
ジュルジュルと音を立てて嘉那は章吾のペニスを咥えて、愛おしそうにフェラチオをする。それは甘いキャンディーを貪る子供のように貪欲で、そして真剣だった。
「ふぅうふぅっ!ん、ん、んんん……章吾さん……おちんぽ素敵……ああ、思ったより大きい……!」
そう言われた時に章吾が嘉那を見ると、嘉那は章吾の勃起したペニスに頬刷りをして、大事そうに先端を舐めている。
「ーーーっ……!!」
とてつもなく犯罪的にマズイ視覚だった。
これが惚れた相手だったら、すぐさま押し倒し返して襲ってやるところだと言えたが、今章吾は自分が襲われているところであり、それに感心している場合ではない。
「おまえ……ほんとに……ぐっ」
「んーーーんんんんっ!ん、ん……っ、ん……も、我慢できない……」
散々舐め倒して、嘉那が口を離した時には章吾のペニスは完全に勃起をしていた。
あんなことをされて勃起をしない男がいたら、お目に掛かりたいと思うほどに嘉那のフェラチオは丁寧でそしてねっとりとしてしつこかった。
「はんんんっ……これが章吾さんの……!」
嘉那はそう言いながら章吾のペニスに跨がり、ゆっくりと腰を落としていく。
「ちょ、ちょっとまて……それは……だめだっ」
そう言って止めようにも手足は動かないし、口だってちゃんと言えたのか分からないほど舌が回っていなかった。
こんなことをしたら、章吾がレイプされたと言っても誰も信じてくれなくなる。
クスリの効果は長くて二時間、常にセックスにおける勃起を継続でき、効果が切れても薬物検査ではビタミン剤程度の検査結果しか出ないとされている。
上等のドラッグだった場合、効いている間に調べなければ血中に綺麗に消えてしまうそんなクスリだ。
だから結果として、章吾がこの嘉那という少年とセックスをしてしまったということにしかならない。
さらに相手は何か問題がありそうな物言いをしていた。
これから何が起こるのか分からないが、章吾はその厄介ごとに巻き込まれていくのだということだけは、今分かることであった。
「あっあんっいいっ……挿入った……あんっあはぁっああぁんっ! 章吾さんのおちんぽすてきっ……ああんっんっあっあ゛ひっあっ……あっあんっ」
ぬるりとした感覚が章吾のペニスを包み込み、しっかりと咥え込んでいる。
嘉那のアナルにゆるゆると章吾のペニスが入り込んでしまい、章吾はその気持ちよさに呻いた。
「うっ……あっくっ」
クスリが効いているから余計に感じるのもあるが、それ以上に嘉那のアナルが良すぎた。包み込んでくる内壁もいいが、締め付ける入り口もまたゾクリとするほど気持ちがいいのだ。
「ひああっ……あっあっ……あん……ん、あああぁーっ……! ひっあ゛っ、あ゛ぁっ……いいっああんっずっとこれ……待ってた……んあああっ」
章吾のペニスを入れてしまってから嘉那はすっかり夢の中にいるように言い始める。
「ひっあぁ……ずっと章吾さんのペニスを挿入れるのが夢だった、あ゛っ、あっあ゛ひっあっらめっ……おま○こがっあっいいっあっあっあぁっ」
嘉那は夢見心地のまま腰を動かし始め、章吾の上で腰を振る。
その凶悪なほどになまめかしい様子に、章吾はドキリとする。
こんな妖艶な少年を章吾は見たことはなかった。女性よりももっと深い愛情で章吾を包み込んで、章吾のペニスを堪能する。そのいやらしい腰使いは、章吾が今まで抱いた誰よりも章吾の好みにあっていた。
「あぁっあひっ……あっあんっあんっひああっあんっあっいいっ……章吾さんのおちんぽっいいっああんっあっあんっはあぁっ」
嘉那は上半身も裸になり、自ら乳首を指で捏ね回しながら腰を振り続ける。
「あぁんっいくっ、いっちゃうっ……あっあぁっあんっあ゛あぁっもっらめっ……よすぎるっあっあひっあ゛んっ!」
嘉那はあっという間に達して、嘉那のペニスからは精液が吹き飛ぶ。
それは章吾の腹を濡らして垂れ、まだ先から糸を引いている。
「んんっ……! あぁっあんっらめっ……イったばっかりなのにっ……あぁっあっんっ」
「くっそっ……この淫乱が……っ」
絶頂したのに終わらず、まだ腰を振り続ける嘉那に章吾が悪態を吐くのだが、それには嘉那は喜んでしまった。
「あぁっあっ章吾さんのおちんぽが良すぎるから、ひっあぁんっんっおま○こで何度もいっちゃうっあっいいっ、あぁんあぁっ あぁんっあっひっそこっあっああんっ」
「このっお前、クスリでラリッてんのかっ!」
「あっクスリは飲んでないっからっああっやっ乳首っいいっ……あっいあっあっぁんっあぁあんっ! あっあひっらめっおま○こいいっあんあんっ! ちくびっくりくり、あぁっイイっきもちいっあっあぁーっ!」
素面でこれだと言われたら相当淫乱なのであろう。
しかし嘉那はそのまま恍惚な顔をしてうっとりとしたままで章吾を見下ろしている。
その視線は到底二十歳くらいの子供の顔ではなく、まさに妖艶と言っていいくらいの淫らさがある。
「あぁっいいっ……おま○こぐりぐりっいいっ……あっああっおま○こっやっ、おま○こぐりぐりらめっ、あひっあんあんあんあんっあぁあっ! あんっいくっあっあっいっちゃっ……ああぁーっ……!」
パチュパチュと肌がぶつかり合う音が鳴り、部屋中に嘉那の嬌声が響く。章吾は常に呻き、射精をしそうになるのを我慢している。
もう章吾のペニスははち切れんばかりに膨らんでいて、あとは射精をすればすっきりとする。それでも章吾は一人でそれに耐え、何とか中出しせずにいる。
「ああんっあぁっも、もうっ……またいきそう、いっちゃう……っあっあっあんっふあぁっんっ章吾さんのおちんぽ、よすぎるっ……あっああっんっいいっ……あっあっ」
「く、くそっ抜けっおいっ抜けっ」
「ひああっらめっ、僕のおま○こっああっ……おかしくなるっあっい゛っあっあっあんっあんっあんっあぁんっ! あひっああっいくっやぁっ……あ゛っひっああぁんっ!」
嘉那が派手に絶頂をすると、章吾のペニスを締め付けてきてしまい、とうとう章吾も射精を我慢できなかった。
「くそっ!!!」
「あぁあんっイって、イってっあひっ好きっ……、俺のおま○こで、イってっ……あっあんっあんっああぁんっあひぃっあっあっ精液出てるっ……ああっん、ふぁあっはぁっ……ん……」
たっぷりと精液が中出しされているのを嘉那は感じて、それでまた絶頂をしている。
「ああぁっあっやああぁっ!ああっ……なにっ、これ、あっ、あっん、中出し精液、すごいっふっあぁん……っ、はぁ、んんっ」
章吾の意思とは別に射精をしてしまったけれど、それは脳天を突き抜ける快楽が襲ってきて章吾はそこで記憶がほぼ飛んだといってよかった。
身体の痺れはその衝撃で取れてきたが、章吾はドラッグの思惑にカチリと自分の性欲が填まってしまっていた。
セックスドラッグの悪いところは、本人の意思をねじ曲げてセックスに向かわせることとされる。
まさに今の章吾である。
章吾はゆっくりと身体を起こしてから、嘉那をベッドに押しつける。
「この、ガキ。舐めた真似を……」
「ああ、章吾さんの精液が漏れちゃう……やだもったいない……」
章吾のペニスが嘉那のアナルから抜け、吐き出された精液が漏れて出てしまうのを嘉那が残念がると、章吾が嘉那の足を抱え上げて身体を割ってくる。
「あ、あ、あ、章吾さん、おちんぽ、勃起してるっ……ああ、すてき」
「そこまで言うならくれてやるよ、くそガキ」
そう言うと章吾は嘉那のアナルにペニスを突き立てた。
「あぁっすごい……っ、おちんぽっおっきくて、びくびくして、きもちいいよぉっあぁんっ! ひっあっあっ、あんっぁあんっ、もっと挿れてぇ……、ハメハメしてっ……あ゛っひああっ!」
「ぐうっ」
しっかりと挿入された章吾のペニスを嘉那は内壁で包み込み、咥え込んで離さない。
「あんっ、んっ、いっちゃうっ、あんっ、あぁっ、はっいいっ、おちんぽいいよぉっ……あっひあああぁんっ! 章吾さんのおちんぽでいっちゃうっ……っ、はぁっ、あぁんっ!」
「くっ……とんでもないな……」
とても初めてとは思えないくらいの感触に、章吾は目眩がするくらいに快楽を感じた。
けれど章吾だけを求めて、章吾だけにそう言う嘉那が他を知っているとは思えないくらいに純だった。
「あ゛ああっいいっいい、おま○こきもちいいっ……あんっあんっあんっ、章吾さんのおちんぽいいっあああっ! あぁんっ……あぁっもっとしてぇっ、おちんぽハメハメいいよぉっ、ああっはああぁ……おち○ぽ、おっきぃ、ああんっあっあっ!」
挿入はしたが章吾が動かないでいると、嘉那は腰を揺らめかせながら言うのだ。
「はぁ、はぁ……おちんぽもっとほしい、硬くて、おっきくて、ビクビクしてるエロおち○ぽ……ぼくのおま○こにもっとハメハメしてほしいっ……はぁっ……めちゃくちゃにおちんぽで犯してっあっひっあ゛ああーっ……」
「たくっ本当にどうしようないくらいの淫乱だな……」
「あ゛あああ……っい゛いっひっ、あっ……あぅっ……ああっ……もっとっうごいてぇ……っおま○こっおちんぽでごりごりして……っあああっあああぁっ! あああぁっ、あんっあんっ、い゛いっあぁっいいっ気持ちいっ……ぁあ、はぁんっいいよぉっあんっあんっあんっ」
章吾はもう何も考えずに腰を振った。
クスリを仕込まれた以上、抜けるまで性欲を押さえる自信は一切なかった。このクスリの効き目を知っているからこそ、抗うよりは相手が望むままに与えてやった方が効果が切れるのも早い。
「あ゛あああっ! いくっいくいっちゃうっ……あっあんっあひっあああーっああぁっすごいぃっ……ぁんっらめぇ、あっあんあんあんあんあんっはぁっ、はぁっあぁん……ひっああっまって、あぁんっ……」
幸い、嘉那は章吾にいいクスリを使ったようで、純度が高いけれど切れるのも性欲を発散すればすぐに切れるものだったようだ。
それが分かった瞬間、章吾はもう抗うのを辞めて嘉那が望むままにしてやるのがいいだろうと思った。
「あっん、んっんんあんっ! あっあんっあんっ、章吾さんのおち○ぽっいい、よすぎるっ……あぁんっすごいっ……あっあんっあぁん……章吾さんのおちんぽもっとちょうらいっあああっひああぁんっ! あっあんっあんっらめぇっあっああっあっああっ……やっあっあっあんっんっああぁっ」
「可愛いこと言うな、お前……まあ誰にでもそうだったらまあ、騙されたってところか」
やっと冷静に物事が考えられる思考が戻ってきていたが、章吾は嘉那の中からペニスを抜くことができなかった。
どうしても気持ちが良い中にずっといたくて、中に精液をたくさん注ぎ込んでやりたくて仕方なかった。
今なら嘉那が望む通りにしてるという言い訳ができる。
そしてクスリのせいだと言える。
だったら、そこにつけ込んで楽しんでも良いのではないかと思えた。
「あああっ! あひっあっあっあ゛っあ゛ああっひああっあっあっあんっあぁあんっ、もっだめっ……おちんぽの精液、おま○こに精液、ほしいっ……! あぁんっ……あっあ゛ああっ……おま○こ犯して精液中出しして!」
「ぐっくれてやるっ受け止めろよ!」
章吾はそう言い、嘉那の奥にたっぷりと精液を吐き出してやった。
「ひああぁっ! あっあんっあんっあんっああんっあっらめっ……ひあっあっあっああぁんっ、ああっきもちいっあんっあんっいいっあああんっ、おま○こきもちいいからぁっ……い゛いっあっああっはぁあっあっおま○こに、精液中出し、きた……っあっあああんっ!」
その精液を受け止めたあと、嘉那が全身を震わせて絶頂をする。
「あ゛あああっいくっああっ、いっちゃうっあぁああんっ! はあっあぁっ……あっ、うぁ、あん……ああぁんっ! まって、ひっああぁんっあぁんっいくっいっ……ああっらめっ……あっあんっあんっ」
ガクガクと身体を震わせて絶頂をした嘉那は、ぐったりとベッドに倒れてしまう。
そしてやっと章吾は嘉那の中からペニスを抜いて、その精液のあまりを嘉那の身体にかけた。
「ぁあん……はぁっ、はぁっん……ぁ、んっ……ぁっ……あ、ん……ひぁっ! んっ、ぁあんっ」
その支配したという感覚は、章吾のペニスをさらに勃起させてしまい、章吾は欲望のままにまた嘉那を押し倒して犯した。
「あぁっあっ、んぅっ……、や、あぁっあーっ……ひぅっ、うっ、ぁあんっんっんっ……はぁっぁ、あぅんっすご、いっ……ひゃぁっあっはぁっ、あぅんっ! はぁあああっ……ふぅっ、うっ、あぁああぁんっ……やぁああっ! あっいいぃっひぅっ、あひぃっ、あぁんっ! あぅっあっあんっいいっ、んっ、ひああぁっいいよぉっ」
嘉那はただ嬌声を上げるだけになっていき、章吾に身体を強く揺すられて何度もドライで絶頂をしている。
章吾も吐き出すだけ精液を吐き出しても腰が止まらず、さらに強く嘉那を犯していく。もうクスリがどうのこうの言えないほどのセックスになってしまっていたが、二人はそのセックスに溺れた。
「やああぁーっ、んっ、いいぃっ、もっ、いっちゃうっ、いくっ! あっあぁあんっ! はぁっはぁっ……ぁ、あぁああん……やっ!? んっああぁあっあひぃっ! あっあんっ、あぁああ……あああぁーっ、やぁっ、ひっ、ふぁっ、あんっあんっ、ぁんっ! やぁんっ、いぃっはぁっ、あっふぅっあんっ、んーっ」
「ふ、出るっ」
「ふっん、あっああっ、また、いっちゃう、んっはぁんっひぁああっ!あーっ、いくっ、いっ、んっあっああああぁんっ! あっひあぁっもっ、やらぁっふぁあっ、おま○こっ、せいえきっ、んっぁ、なかにっ、いっぱいらしてぇっあっあんっふぁああんっ!」
嘉那が望む通りに章吾は嘉那の中に何度目かの精液を吐き出した。
たっぷりと注ぎ込んだあと、章吾は気力が切れたようにそのままベッドに倒れ込んだ。
それを受け止めた嘉那は章吾の耳元で言うのだ。
「ありがとう、章吾さん。やっぱり優しい人だった……嬉しい」
嘉那のそうした囁きは章吾の耳に届いていて、章吾はこれはきっと嘉那にとって何か意味があることなのだなと思えたのだった。
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