Word Leaf 寒雷

8

二人のセックスは止まることなく、その日一日を費やした。
 夜の始まりから二人が体を合わせているけれど、気付いたら深夜になっていた。
 途中で食事をしようと一旦、セックスは止まったけれど、作ったのはおにぎりと卵焼きだけで味噌汁は市販のものにした。
 それを簡単に食べている間も二人は裸で、食べ終わってしまうと早々にキッチンで盛った。
 もう暗黙の了解のようにキスをして、ペニスを擦り合い、詢は鴻上を何度も煽ってセックスを強請った。
「いい……ああんっおちんぽっいい……ああんっああっ……きもちいいっああんっ……ああんっおま○こっああんっいいっ」
中に挿入ってくる鴻上のペニスの形は、もうすっかり詢は覚えた。
 これでないともう感じられないほどに相性がよく、もう京田のセックスとは比べものにならないと思った。というよりも忘れていくのだ。
 全てを鴻上とのセックスで塗り替えられて、過去の悲惨なセックスは消えていく。最高のセックスが記憶として残っていくようだった。
「あ゛あぁっ……鴻上さんのおちんぽしゅごいっ、、ああっ、あっ、やああっあっあんっあっあ゛ああぁっ……すきっおちんぽすきぃっ……おま○こっハメハメされて、イキまくちゃうっ……あ゛っ……いい……おま〇こきもちぃっあぁあんっあんっ」
「もっと、イッてごらん、男の子でも潮吹きはできるんだよ……」
「そんなっああっいいっきもちいいっおちんぽっああんっらめっらめっきもちいいところばっかっ……こすっちゃっああんっらめっ」
「ここが好きだよね……本当に、分かりやすい」
いいところを擦り上げられて、そこばかりを攻められると、詢はあっという間に絶頂をさせられた。
「あ゛ああっ……あっ、あ゛っ、らめっらめええっ、あ゛あああぁっあ゛っい゛っ、あっんっ、、いくっあ゛あ゛っあっらめっあ゛っんっ、あっ、あぁっ、いくっ、いっちゃうっ……あぁあああん!」
激しく絶頂をして、精液を台所のキッチンの扉に吹きかけると、それが床に垂れていくのが見えた。
そして視界が回ったと思ったら、さっきまで食事をしていたテーブルに寝かされた。
こんなところでと思う隙もないくらいに、鴻上のペニスが挿入を開始し、それに詢は翻弄された。
「ああっ、すきっ好きっ、鴻上さんのおちんぽしゅきぃっ……あ゛っあ゛っ、あっ、きもちいとこっ、ゴリゴリされてっんっあっあああんっ」
「私も気持ちがいいよ……詢が気持ちがいい思いをすると私も嬉しい……」
「ああ……すきっおちんぽっ……すきっああ……きもちいいっああんっおま○こゴリゴリされて……ああんっいいっ」
「ここがいいんだよね、知ってるよ」
「ああんっいいっおちんぽっきもちいいっああ……いいっおちんぽっ……おま○こっああんっきもちいいっああんっ」
「もっと欲しいんだよね?」
「あっあ゛っ激しぃっ……ん゛ああんっあ゛っあっあひっ……あ゛っあっあんあんあんっ」
ガンガンと突き上げられて、鴻上は絶頂をして詢の中に精液を吐き出す。
「ああっすごいっおちんぽからせいえきがっすごい……ああんっせいえき、中出し、きもちいいっああんっあああんっあああっ!」
結腸に入るところで中出しされて、知らない場所に精液を出されると、とんでもなく感じてしまうから、詢はそれが好きになった。
 鴻上は詢を味わい尽くす気があるらしく、結腸までペニスの先を突き挿れて射精をしてくるのだ。
 こんなことを今までした人はいなくて、詢は脳天まで真っ白になるほど感じた。
体の相性がいいということは、ここまでセックスで気持ちが良くなれることだったのかと、今までこれを知らなかったなんてとんでもない人生だったと思えたほどだ。
「あ゛あああっ……あぁっあっいいっ、きもちぃっ、鴻上さんのおちんぽ、大きくて、おま〇この奥まで届いてるっあああっあぁっあっあっ」
「この奥だね、気に入って貰えて良かった……もっと中出ししてあげるからね」
「ああ……おおきいっおちんぽっきもちいいああんったあんっあああんっ……おま○こきもちいいっああんっ」
「詢は可愛いね……性欲に従順なのはいいことだ。もっと私と楽しもう……色んなところでいやらしいことをしよう……」
「ふあああっ……んっあっ、あんっ……僕のおま〇こで、気持ちよくなってね……ああっあっあんっあぁあんっ」
「大丈夫だよ、十分気持ちがいいよ……中出ししてるくらいにね」
「ああ……ああっんっああんっんあっあああんっああっ……精液中出しきもちいいっああんっああっいいっああんっ」
中出しの気持ちよさを知ったら、二度とコンドームを付けたセックスには戻れない。
 詢はそう思うほどに、中で出されるごとにドライで絶頂をした。
「あっあっあっおま○こ……ああんっいいっおま○こいいっ……ああんっおちんぽっすごいっああんっいいっああんっ」
精液を出した後は、一回鴻上のペニスが出て行ったが、吐き出して溜まっていた精液が溢れ出る。それがテーブルを伝い床にこぼれ落ちるほどだった。
 鴻上は萎えたペニスを詢の口に近づけると、詢はそのペニスをフェラチオした。
「んん……んふっ……ふぅっ……ぅう……っ」
もうこのペニスがなければ、きっと生きていけない。
 そう思うくらいに気持ちよくさせて貰っていた。
 だからまた勃起させて、もっともっと犯して貰わないといけない。
「んんぅ……っんぅ……っんふっ! ふ、ぅん……っ!」
 必死に舐めているとまたそのペニスが勃起しているのが分かった。
そして勃起した鴻上のペニスを見つめて、詢は言うのだ。
「ああんっこのおちんぽっ奥までズボズボ気持ちよくして……僕のおま○こにまた挿れて奥まで突いて……ああんっ良すぎるっ……ああんっ」
「ズボズボされるのが好きなんだ? もっと?」
そう言いながら鴻上は詢の中にまたペニスを突き挿入れた。
「あぁんっ……あっあっ……おま○こ、おま○こっおちんぽでずぼずぼされるの気持ちいいっああんっああん……ああっ!」
アナルにペニスは挿入ってくるだけで、詢は歓喜の余りに潮を吹いた。
「ああ、とうとう潮吹きしちゃったね、嬉しかったんだね、またペニスが挿入ってきたから?」
「うれしいっおちんぽっおおきいっ……ああんっああんっきもちいいっらめっらめっ……ああんっあぁあんっ! あっああっ、いやっ、らめっはぁんっ……あっいいっあぁんっおま○こっいいっああんっ」
「ああ、また中出ししていい?」
「いいっきもちっ……いいっあああんっなかでらしてっ……ああんっいいっ……あっあっああっあっあっああっんっあっ」
「もっと中出ししていいんだね? 何処に出してほしい?」
「あああっ、おま○こっ……ん、いいっ、僕のおま○こに出してっあっあんっ、僕のおま○こに、鴻上さんの精液出していいっ……俺のおま〇こでイってっあっ、もっときもちよくしてっあっあ、どんどんだして……せいえきらしてっああああっ」
「じゃ、遠慮なくっ」
「あんっあんっ、せいえききたっあああぁーーっ! ……ひあっうぁあっ……あっあ゛っあぁああ……っ、おま○こいっぱい、すごっあぁっ」
散々精液を出して貰い、気が緩んだところで、そのまま抱えられて玄関への廊下で壁に背中を付けて下から突き上げられる体制になった。
「いい、深い、おまんこっ……ああいいっあんああっ……ああんっああっいいっきもちいいっああん……ああん……いいっあんっきもち……いいっああんっらめっそこばっかっ……ああんっいいっいいっああんっきもちっいいっああんっ」
「この部屋の何処もかしこもセックスの記憶にしてあげるよ……」
 鴻上はそう言うと、塞いでいる玄関先ですら詢を犯した。
 部屋のあちこちに精液を撒き散らかし、あらゆるところでセックスに興じた。それこそ部屋の何処でも二人でセックスをした記憶だけになる。
 セックスをしていないのはロフトのベッドだけとなっていた。
「んあっああんっああっああんっ……あっあっああっ……あん……あんああっ……あんきもちいいっ……あんああっんあっ、ああぁっ……はっ、はっん゛っ……ん゛ああっうあぁっ…ん゛あっ、あっあっあああぁぁっ……」
「いいね、もっともっと感じて、もっともっと私に付いてくるんだ」
「んはっあ゛ああっ……ああっあ゛あっああああっ……あっんっあ゛あっ……んあっあ゛あっ……ああんっあ゛ああっ、んひっ、い゛っ……あっ、あああっあ゛っ、鴻上さんのおち○ぽ、きもちいい……あっあ゛っ、ん゛っあああっ」
「詢の中も気持ちがいいよ……もっともっと気持ちよくなろう……」
「あ゛ひっ……んっあっあ゛っ、あはぁっ……んんあぁあっ…ひっ、あへっ…あっ、ああぁっ! あっあぁんっ……おちんぽっいいっ、あっあっあっ……あひっ……あっあんっあっ……あぁあっ……」
信じられないほど深い場所を抉られ、結腸に挿入り込んだペニスに詢は悲鳴のような嬌声を上げた。
「あぁっ……ああっああんっああぁっ……あぅっ、ひぁん、あっあっあんっあぁんっあっあっ、あーあーっああぅっ、いいっおちんぽいいっきもちいいっ……もう、おま○こ奥までもっとしてっ、はああぁんっ……」
ここまで鴻上のセックスに付いてきたのは、詢が初めてであった。
 鴻上がしたいようにセックスをして、それを受け入れられる人は今までいなかった。
 大抵の人は、もっと普通のセックスを望んでいる。狂ったようなセックスは苦手である。
 けれど、詢はそれを簡単に越えてきてしまった。
 よほど飢えているか、それまでの境遇が悲惨だったかを物語っているようなものだ。
 だから鴻上はそれを利用して、詢がどこまで耐えられて付いてこられるのか試したくなった。
 もとより誰も付いてこない世界だ。
 何も縛ったり、SMのようなことをしているわけではない。
 ただ絶倫で長時間のセックスと、少し羞恥のある行為が好きなのだ。
たとえば車で誰かが見ているかもしれないところでするセックスや、青姦もだ。
 詢ならきっと付いてこられる気がして、鴻上は部屋の中で出来るあらゆることを試した。
「あ゛ああんっああっ!! ああああっあっぁっあっ、いいっ、おちんぽっきもちいいよぉっ……、あああぁんっあっあっあひぃっ! あっあぁっ」
とうとうバルコニーにまで出て、その床に四つん這いにして後ろから犯した。
 詢は少し驚いていたけれど、鴻上がすることは受け入れる気があるのか、声を少し抑えめにして行為を許してくれた。
「ああっ……、あぁっ、こんなっ、はぁっ、はぁっ……こんなとこでこんなっことっ……あっぁんっあっあんっあんっ、もうっ、らめっおま○こっ、ぐりぐりされてぇっ、きもちいいよぉっ!!」
何処でやっても気持ちがいいけれど、こうやって見つかるかもしれないという気分でするセックスも違う意味で興奮して、気分は悪くなかった。
「あぁーっ、いくっ、おちんぽでいくっ! ひぃあああんっ、いっちゃうよぉっ! あっはぁあんっ! ああ、おま○こされてっいっちゃうっああんあんあんっ!」
あっという間に詢が達してしまうと、鴻上はまた部屋に入ってリビングのラグの上で盛った。
「はぁ……あん、んあっ、やぁああんっあぁっ、あんっ……あっ、ああぁっあぁっそんっ……はぁっ、ああんっ! んっあぅっ……やっあぁっあぁっ、らめっ、んんっ、ひぁんっ……! あっ……あぁっあっ……鴻上さんの、おちんぽっでっ、おま○こぐりぐりって、あっやっ、あはぁんっ……」
鴻上の腕の中で悶える詢を見て、鴻上には詢への愛情が芽生えた。
 それまでは同情の意味をあったし、つけ込める気がしたのもある。
 それなりに気に入っているから、抱いたらきっと気持ちがいいだろうとはおもっていたが、抱かれている詢を見ると、可愛いと思えたし愛しいとも思えた。
 もし愛が芽生える瞬間があるなら、きっと今の気持ちだ。
「あああぁ、あぁ、ん……あひぃっ、ああーっ、おま○こ、きもちいいっあぁんっ……、あぁ、ああっあぁんっ! ぁっ、らめぇ……あぁんっあああぁーっ!」
「もっと求めて、詢……」
「あぁああんっ、もっいっちゃう、おちんぽっいくっやらっあああんっあああんっあ゛あっ……んっあっ、あ゛っ、あっあっあっあああっ! んあっん……あっあああっ……あんっあっああっああっんあっあっはあっんっあっ、ああっあぁんっ」
詢が絶頂するのを見ながらも、ドライで達しているのを察して更に追い打ちをかけた。
 まだ痙攣している体を思い存分犯していく。
 それだけで詢はまた絶頂出来るくらいに体が仕上がってきていた。
「いいっああんっおま○こっいいっきもちいいっああんっああ……ああんっ……ああんああいいっあ゛あっいいっ、らめっあ゛あっ、らめっ、おま○こゴリゴリしてるっ……ひっあっ、あんあんあんあんあんっああんっ!!」
 詢はもうこの辺りは記憶が薄いくらいになっていて、何を口走っているのか分からないほどになっていた。
 セックスが気持ちがいい楽しいことだと鴻上に教えて貰った。
 出来れば終わりたくはないけれど、たぶんまた抱いて貰える。
 鴻上がここまでしてセックスに拘りを持っているなら、それに詢は応えられると思ったのだ。
「ああっ……らめっおま○こゴリゴリしちゃっ……ああんっおちんぽっいいっああんっ……ああんっいいっ……きもちいいっおちんぽ……ああっ……いいっ気持ちいいっ……ああんっああっあああんっ」
「詢、詢……ああ、可愛い詢」
 ほら、きっと次もある。
 だから大好きだって沢山伝えるべきだ。
 鴻上はきっと愛してくれる。
 詢はそう確信が出来た。
「いい……ああんっ鴻上さんのおちんぽっいい……ああんっああっ……きもちいいっああんっ……ああんっおま○こっああんっいいっあ゛あぁっああっ、あっ、やああっあっあんっあっあ゛ああぁっ……おま○こっハメハメされて、イキまくちゃうっ……あ゛っ……いい……おま〇こきもちぃっあぁあんっあんっ」
「さあまた中出ししようか……そろそろ体力の限界に近いし、これで終わりだよ」
「ああ、出していいっきもちいいっおちんぽっああんっから、きもちいいところに精液中出ししてっ……ああんっああっ、鴻上さん、すきっ好きっ……あ゛っあ゛っ、あっ、きもちいとこっ、ゴリゴリされてっんっあっあああんっ」
「私も好きだよ、詢」
鴻上はそう言うと、腰を一層強く振って結腸まで突き挿れてから射精をした。
「あ゛ああっ……あっ、あ゛っ、せえいき中出しきたっ精液っ、あ゛あああぁっあ゛っい゛っ、あっんっ、、いくっあ゛あ゛っあっらめっあ゛っんっ、あっ、あぁっ、いくっ、いっちゃうっ……あぁあああん!」
詢はその精液を感じて絶頂をした。
 それは潮を吹いた上で、透明な液体を吹き上げての派手な絶頂だった。

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