carry off
2
すぐにタクシーを呼んで真中のマンションに向かう。
それは会場からほとんど離れていない高級マンションであり、入居者は少ない十階建ての綺麗なビルだった。
入り口には受付がいて、真中が通ると「おかえりなさいませ、真中様」と受付が言うような峻にとっては場違いすぎる世界だった。
「うん、ただいま、ありがとう」
真中がそう言う間にも自動でエレベーターが開いて、ボタンを押してもいないのにエレベーターは真中の部屋の階数を自動で押されて、閉まるボタンも押していないのに中に三人が乗ってしまうとエレベーターは自動で動いていく。
「すご……」
思わず峻が声を漏らすと、真中がクスリと笑った。
「こういうの初めて?」
「あ、はい、すみません、こんな時に」
阿達の具合が悪いのに別のことに興味が行っているのはおかしいと思って咳払いをした峻に真中は言う。
「気にすることはないよ。大抵の人はこういうところには入れないから」
どういう意味だと峻が思っていると、エレベーターが十階に着いた。
真中がさっさと下りていくので、それに続いて峻も下りる。
重いはずの阿達を支えようとしたいのだが、真中は軽々と抱えてから自分の部屋に入っていく。
鍵を出した様子がなかったと思っていると、どうやら指紋認証と顔認証でロックが外れる仕組みのようで、それでドアが開いたらしい。
そのまま中に入ってしまうと、一番近くの部屋に真中が入った。
「客用に置いてあるベッドだ。ちょっと隣から医者を呼んでくるから、寝かせてて」
そう言われてベッドに放り出された阿達を受け取って、峻はベッドに阿達を寝かせた。
阿達は静かであるが、寝息を立てて寝ているように息をしているので緊急性はなさそうだった。
「……たくっ飲み過ぎと寝不足なんて……何やってんだよ」
阿達がここのところ機嫌が悪かったのも全部、OB会のせいである。
ただでさえ就職活動が上手くいっていない時に、こんな負担のあることをさせて将来を駄目にさせるなんてと、峻はOBに配慮すら足りないと恨んだほどである。
「言ってくれれば、手伝ったのに」
無茶をする前に頼って欲しかったのは本当で、でもきっと阿達は頼ってきたりはしないのだろうと思えて、さらに腹が立ってしまう峻である。
その恋人の変化に気付かない自分もまた、腹立たしかった。
そうしていると玄関で物音がして、真中と医者が入ってくる。
「君、ちょっと部屋から出てて、邪魔」
医者らしい人がそう鋭い視線を向けて言ってくるので、峻は慌てて部屋を出た。
「すみません」
「邪魔だから、しばらく外にいて」
医者は真中と同じように身長が高く、峻を上から見下ろしてくる男性というのは、峻は兄を思い出してあまり気分もよくなくなる。
目の前でドアが閉まってしまうと、真中が言った。
「お茶を入れるから、リビングにおいで」
そう優しく誘われて、峻は真中の後に続いた。
ドアを開けてダイニングに入ると、テーブルと椅子があり、その奥にリビングがある作りだった。部屋は大きく、キッチンダイニングだけでも二十畳、リビングも同じくらい広かった。
そのリビングの奥にも部屋があり、どうやらそこが寝室という作りのようだった。
「そこ、座って」
真中が指さしたのは、ダイニングのテーブルだったので峻は言われた通りに素直に座った。
すぐに真中は冷蔵庫からペットボトルのお茶を入れてから峻に持ってきた。
「ごめんね、人を部屋に呼ぶ習慣がないから、お茶セットなんて置いてないから」
「あ、いえ、大丈夫です。頂きます」
真中が差し出して置いたお茶は、ちゃんと冷えているお茶で少し気分が高まっていた峻を落ち着かせるには十分な冷たさだった。
「……は、」
「落ち着いた?」
「あ、はい……慌てちゃってすみません」
阿達の様子が気になってしまっていたが、それでも医者がいるなら大丈夫だと思えてやっと落ち着いた。
さっきの医者がなかなか出てこないけれど、もし緊急性があるならもう出てきて救急車なり呼べと言われているはずである。
「阿達も、らしくないくらい飲んでいたから、心配で見てたんだけど、まさかちょっと目を離した隙に飲まされまくってるとは思わなかった」
真中も阿達の様子のおかしさには気付いていたらしく、様子を伺っていたというから、峻は落ち込んでしまう。
「……俺は気付いてなかったです……いつも通りだと」
「阿達って気を遣いすぎて死んじゃう感じだろ?」
「あー外ではそうなんですよね。でも甘え上手ですよ……家ではほぼ何もしないくらいにのんびりしててだらしなくて」
そう峻は思わず笑いながら言うと、真中が言った。
「へえ、家の事何にもしないんだ?」
「俺が行った日は、部屋中掃除して、洗濯もやりますね。ほっといたら何もやらないので」
そう峻が言うと、真中が言った。
「野暮なこと聞くけど、もしかして阿達と恋人同士?」
そう言われて峻は一瞬で笑顔が固まる。
それを指摘されたことは一度もなかったので心の準備もできていなかった。
「……あ、え、あの……」
「ああ、いいよ。そういうの偏見ない。モデルをやってるとそういうのばっかりに出くわすからさ。割と俺、勘は働く方なんだ。付き合ってるよな?」
そう念押しされて峻は顔を真っ赤にして頷いた。
隠すようなことではないと言われて、調子に乗ってしまったが、真中は特に驚いた様子もなかった。
「まあ、湊谷の方からはダダ漏れだったから分かりやすかったけど、阿達は、どうかな……って思ってた。けど、話聞いて何となくヤバいなと思った」
真中がそう言い出して、峻は恥ずかしさから一瞬で驚いた顔になる。
「なんでですか?」
「付き合い出したのがいつか知らないけど、当初の頃と阿達の様子が酷くなってないかなとね」
そう言われて峻はふと考える。
「酷く…………」
「そう、最初は色々やってくれていたけど、今は全く何もしないとか。面倒ごとは全部湊谷にやらせて自分はしない。掃除洗濯買い物だってそうだ。そういう日常のことをやらなくなっていったなら、たぶんそのうち駄目になると思うよ」
「……え?」
その真中の言葉に峻は動揺した。
真中の言う通り、阿達はだんだんと酷くなっていった人だ。
峻は、それを手伝っているうちに気付いたら全部自分がやっていることになってしまっている。
「思い当たる節がありって感じだな。それってさ、お手伝いが欲しいだけで、好きな人に全部やらせて満足するのは、恋人っていうより母親代わりだ」
「……そんなことは……」
「阿達から何かしてもらったり、プレゼントをもらったりした? 記念日を祝って貰ったり、一緒に過ごしたりした? もちろん、この中にセックスは入ってないからな」
「……え、あっセックスはしてないので……そういう……のは……」
そう峻が言うと、真中が驚いた顔をしている。
「ああ、まだそこまでいってないのか。それで母親代わりじゃ、付き合っているんじゃなくて、奴隷だよな」
真中の言葉に峻はカッとなり、椅子から立ち上がろうとした。
「そんなことは……! えっあっ?」
椅子から立ったはずなのに、峻の足が動かなかった。
怒っているはずの感情が一気に冷めるのが分かった。
「……え、なんで、足……うごかない……」
急に身体の異変が起こって峻が真中を見ると、真中はそれを冷めた目線で見ていた。
「やーっと効いてきたか。即効性の割に、時間がかかったな。じゃ、念押しでパッチ張るけど怖がることはない。一時的な麻痺だから、数時間で元に戻る」
真中はそう言いながら、椅子から峻を下ろし、リビングルームのファーの上に峻を転がすと、そこで峻のチノパンを脱がせてきた。
「や……なんで……足っ……いや、真中さんっ……なんで」
足が動かないことや、真中が急に冷たくなったことに峻はパニックになる。
足が動かないので逃げるのに匍匐前進をするしかなく、それでも真中に足を捕まれているから、その前進すら叶わなかった。
「これでよし」
真中はパッチという小さなシールのようなモノを峻の足に張り、そこを馴染ませるようにもみ上げてくる。
「なんで……真中さんっ」
上半身は動かせたし、声も出せた。けれど峻の足は動かない。
麻痺した足は感覚すらなくなり重くなっている。正確には太ももの中間辺りまで感覚がない。その太ももにパッチを張られ、その瞬間からスッと足の感覚が消えた。
すぐに下着まで脱がされ、下半身を露出したままで峻は呆然と真中を見た。
真中は真剣な顔で峻を見てから言う。
「ずっと狙ってたんだ。なかなか機会がなかったから、今日連れ込めてラッキーだったよ。まさか阿達と付き合っているとは思わなかったけど、セックスもしてないっていうんだから、ほんと俺は運が良い」
真中は舌なめずりをして、透明な手袋を片手にするとそこに有名なメーカーのローションを取り出してたっぷりと付けた。
「なんで……やだっ」
逃げようとした峻であるが、すぐさま足を大きく開かれてしまい、俯せにされた。
滑った感覚があり得ない場所でして、峻は慌てた。
真中が何をしたがっているのか、それが分かってしまったのだ。
「やだっそれは、いやっ助けて! お医者さんっ!」
峻はすぐにさっき阿達を見るために来たであろうと医者に助けを求めた。
必死に叫んでみるが、誰もダイニングのドアから入っては来ない。
床をガンガンと叩いてみるも、それを真中は気にした様子すらなかった。
「呼ぶだけ無駄だぞ。医者はさっき勝手に帰った、問題がなければ帰ると言っていたしな。阿達は眠り呆けている。恋人が寝取られるのに、酒飲んで爆睡だなんて本当にアイツは馬鹿だよな」
真中はそう言いながら、峻から一瞬にして希望を奪った。
「い、いやあ……ああっ……なんで……ひどいっ」
何とか峻が逃げようとするも、匍匐前進では到底逃げられない。
部屋から出ることも叶わずに、峻の身体には真中の舌が這い回っている。
「あひ……ひ、あああっだめっんっあ……ぁ……ん……っ」
真中は峻のアナルに指を突き挿入て、中を擦り上げるよう指の挿入を始めた。
ゾクリとする感覚が峻の身体を駆け巡る。
「んぁ……っ、ぁん、やら、ぁ……っ、やめ、やめて、ああぁ、ひぁん、あぁ、ああぁ、や、何す……っ、んあ、やぁ……っ」
アナルを弄られるのは、男同士のセックスならそこを使うからということだ。だから峻にも真中が本気でセックスをしようとしていることは読み取れた。
さらに下半身全身が麻痺をしているのではなく、尻辺りには感覚がしっかりと残っていて、アナルに突き入れられた指を感じることもできた。
「ひ……ぃ、ん……っあ、ぁぅ……ひぃ、ぃい……っ」
「ここの感覚は残して置いたから、全然感じるだろ?」
「あぁん、……っぁん、やぁ……っ、やめて……やめて……っ、あゃ、あ、ぁ、あっ」
峻はホモであることや、受けであることを自覚していた時からアナルに指を挿入てはオナニーをしている。だからアナルは普通の人よりは挿入をしやすくなっていたし、感じることもできるほどに自分で開発もしていた。
「んひゃ、ひあぁあ……っぁふっ、ゃ、ぁ……っあ、あぁ」
「自分で穴弄って遊んでたな……ふふ、アナルが広がりやすくて分かりやすい」
真中にそう言われて峻は顔を赤らめた。
さすがにそこは分かりやすかったようで、真中が手慣れた様子でさっさと乱暴にアナルを指で広げ、三本の指を挿入て擦り上げてきた。
「あぁ……っ、ぃ、いやあっ……はぁっ……もぉ、やめて下さい……あぁ、はあぁっ……こ、こんな……っ、だめっん……」
真中は三十分以上掛けて、峻のアナルを広げ、柔らかくなったアナルからやっと指を抜いた。
「湊谷がやる気があってくれて助かった。これで美味しく頂ける」
真中はそう言うと勃起したペニスを取り出し、それを軽く扱いて完全に勃起させている。
それを峻は見せつけられて、目を見開いた。
大きなペニスで、峻や阿達とも違う、黒々としたもの。反り方が強く硬さもある。あんなものが自分のアナルに挿入り犯してくるのだと思うと、峻は恐ろしくなって震えた。
「やだやだ……やだ……助けて……」
そう峻が呟いても真中がやめてくれることはない。
真中は峻の腰を掴んで峻を仰向けにすると、痺れている峻の足を掴んで大きく広げた。
その間に真中が身体を押し入れてきて、峻は真正面から真中を見上げた。
「……やめてっあぅあ、あぁ、んあ、や、やめ……っ、ん、はぁ……ああっ」
そう拒否をしても真中はさらに腰を進め、峻のアナルに真中のペニスが入り込んでくる。
ゾワリとする感覚が峻を襲い、それに峻はたじろいだ。
「あっ! ぁひっ、ひんっ! ゃ、やぁっ、っあっ、あっ、い、ゃ……っ、やめ……ああんっああっ」
「はあー、これが湊谷の中か……たまんないな……ふう」
ギチギチとした真中のペニスが推し挿入ってくるのを感じながら、峻は逃げられない。受け入れるしかない峻はその圧迫感に想像していたものとは違う、熱いものを感じて震えた。
「はぁ……っ、あぅ、んあ……ふああん……はぁっ……はぁ、あん……あぁ、やぁ……っ、あぁんっ……」
「よしっ全部入るな……はあ、それじゃ楽しませてもらおうか」
真中がそう言いながらゆっくりと腰を動かし始める。
「あぁはんっ! あっ……あゃん……っ」
峻は真中に身体を揺すられて、アナルの奥をこじ開けられていく。
「あんっああ……っぁ、ひぁ、はぁ……あぁん……ああん……んっ……」
声が最初から漏れるのは、意図しているわけではなく、押し入られると自然と口から声が漏れてしまうのだ。
「んあぅ……! んああんっああっ……んぁ、ぁふっ……ん、やらっ……! ぁ、や、やめ、あんっ!」
「やばいな、湊谷。お前の中、最高にいい。これを食わずにいるなんて阿達は湊谷には興味が全くないんだな……っ」
そう言われてしまい、峻は痛いところを付かれたように傷ついた顔をした。
「ひゃ、あぅん……っ! あぁ゛あぁあっ!!」
「悲しむことはない、これからは俺がこうやって喜ばせてやる」
そう言いながら真中はゆっくりな動きから急激に速いストロークで腰を動かし始めた。
それは今までの慣れた動きとは違い、峻にも自分でアナルを弄る時にはしない強い動きだった。
「あっ……ぁ、や、やら……はあっ、ああんっ……あ、ゃん、やぁ……っ! ぁん、ぁ、ん、あぅ……っ」
ぞわりとした感触が生まれ、それがだんだんと違う感覚になっていくことに、峻はまさかと思い始めた。
「あぁっ、ああ、ひぁ、ひぃっ……! あぁ、あんっあんっ!ああっ! あっ、や、ゃぁ……っ」
「湊谷、いいぞ、そうやって尻をしめてろ……」
「ああ、あ、だ、だめっんああ……っあ、あ、あ……っ」
「中が蠢き始めたな、快楽が生まれてきているだろう? それに忠実になれ」
「んぁ、あぁっ! ぁひっ、ひぃん……っ! らめっああんっ!」
「ここがいいんだろうっ! こすってやると締め付けてくる」
「いやっ、いやっ、あ、ゃあ、あっあっ――!」
真中が激しく擦り上げてくるのに合わせて、峻は追い上げられて達した。
峻は自分でも絶頂している感覚はないくらいに簡単にイカされた。
「もうイッたのか……堪え性もないんだな、湊谷は。まあその方がまだまだ楽しめていいぞ。ここから未知の世界だろう?」
そう言いながら絶頂をしているのにさらに追い上げられる峻は、頭の中が真っ白になりながらまた快楽を追う羽目になっている。
「あぁ、あぁっ! あぁんっ! や、だぁあ……っ! ああんっ……はぁんっああっあぁっ! あっぁ、あんんっ……! ひゃっ! あぁっ! あぁっや、やめっ……!」
一回絶頂をしてしまったせいか、峻の身体はさらに敏感になり、真中の熱にのぼせていくように快楽が次々に襲ってくる。それが今までの峻では味わったことがない快楽であるから、峻はそれに翻弄されていく。
「ひぅっ……ああんっ……あっ! ぃや、らめっ……ああっ、いやぁっあっ、やらぁっ……んっ、あっふぅっやっ……、そこは、やらぁ、あぁんっ! あっ……あぁぅっ! やっ、あんっあんっあぁんっ」
大きく嬌声を上げ、峻は真中によって新しい自分を作り上げられていく。
「やぁあっ、あっふぅっ、あっあっ……ああーっ! やっらぁっ! あっはぁっ……んぁっ……あぁっあぁっ……あっぁあっ、んっひゃぁっ……」
「いいぞっ湊谷、お前の淫乱さが出てきたな。もう腰も振ってる」
そう真中が指摘をした時には、峻は自ら腰を振ってこの状況を楽しんでいるように見えたようだった。
「ああああぁーっ! あっ、あっ、あんっ、あんっぁあんっ!! ひゃああっ! あぁっ、あっあっ……はぁんっ、ぁあんっ」
「湊谷、素直になれ。お前は淫乱で、セックス好き。俺くらいでちょうど合ってるんだよ」
「いやっああぁっんっはぁっ……あっあんっあんっひあぁっあんっはげしっ……あっああっあっあんっあんっあひっあっやっああっ」
ガンガンと突き上げられて、峻はひたすら首を横に振って違うと言いたかったけれど、口から漏れるのは嬌声ばかりで、全く拒めてはいなかった。
「らめっやめっ……あっあひっい゛っあっあんっ! らめっやらっ……あっあんあんああっ」
「いいぞ、湊谷。一回出しておくか……しっかりと受け止めろよ!」
「ああんっひっああっいっちゃうっ……あぁっいいっひっああんっあっああぁあっあひっあんっああーっ」
「締め付けてこいっ中に熱いのをだしてやるっ」
「やっあっやめっ……あっあぅん……あぁっ……やめってっ、もっやらぁ……ぁあ、んっ、やっ……、あぁんっあっああぁんっ! んっ、んぁっあぁっ」
「おらおらっもう出るぞっ湊谷もイケっ!」
「らめっ……あっあぁああっあ゛ひっ、いっあっあんっらめっ、あっあんっあんっひああぁっい゛ぃっあっそこっだめっ……あっあうっひああっあ゛ひっあっらめっああああんっ」
「でるっっ!」
峻を追い上げてきた真中が峻のアナルの中で射精をした。
その熱い精液を中で受け止めながら、峻は絶頂をさせられた。
「あああっひあっらめっ……あっああぁっああんっ! あひっあんっあっあっあっあんっああんっいいっ、おくっきもちいっ、いいっ……あっい゛っあひぃっあああぁーっ……! あひっ、でてるっなかっあ゛っひああっ……あっあんっあんっ~……」
初めてを全くどういう人なのかも知らない人に奪われた峻であるが、初めてのセックスをし、そして絶頂をさせられ、未知の世界まで導かれてしまった。
目の前に見えるのは、暗い天井で、それが揺らいで視界がぼやけていることに気付いた時には峻は泣いているのだと分かった。
けれどそれが終わりのない夜の始まりでもあった。
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