innocent indigo blue-08

「んっ……ふっはぁ、あっ、んっ……」
 居間に入ると二人は抱き合うようにして、そのままベッドルームまで行った。
「くっ……、あぅっ、あぁっひっ……ぁっ」
玻璃はあっという間に服を脱がされて、裸にされていく。
 キスを繰り返しながらも、玻璃は雨宮がかなり焦っていることに気付いた。
「ああっ! 壮さん、ゆっくりね……あっ、あっはああぁっ……」
 そう言っても雨宮は、急いでいるように玻璃の乳首に吸い付いた。
 それは雨宮のいつものやり方で、玻璃はそれに心臓が飛び出そうなほどに緊張をしていた。
 一年離れていただけなのに、身体は全部、雨宮がどうするのか知っている。
「あんっ、あっ、あっ……、ん、んぁっ、あぁんっやだっ、ちくび、あんっ、ぐりぐりっしないで……あっあぅっ」
「美味しいよ、玻璃」
「あぁっ、んんっ、ちくびっああんっはぁっ、あっあっあんっ! あっ、らめちくびっひぃっ、らめっ……、それ、あっいぃっ……」
 ジュルジュルと吸われ、歯で噛まれて乱暴にされる。
 それでも指で乳首を摘ままれて捏ねられると、玻璃の腰が跳ね上がり、ペニスが勃起を始める。
「あんっ……乳首、やぁっ……いっあんっちくびっあっ、あっああぁっ! ちくびらめぇっ、あんっあんっ、あっあっああっ!」
「早く、ここに入りたいよ……玻璃」
そう言うと雨宮は玻璃のアナルに指を挿入て中を抉ってくる。
「あっああぁっ……おま○こにっゆびっ、ああっぁっ……あっあっいぃっ、んっ、あんっ」
「ああ、ちゃんと準備してきてたんだね、嬉しい……玻璃、いい子だ」
 玻璃の中はすっかり蕩けている。
 玻璃は雨宮と離れている間も、雨宮を思ってずっと雨宮が気に入るようにアナルの拡張は続けてきた。また雨宮にあったら犯してもらえるように、ちゃんと準備をしておくのも玻璃には雨宮に会う目的としてずっと行ってきた。
「はあぁ……ひ、はぁ、あっ、ああんっ! あぁっ、もう、待てないっ……あんっ、おちんぽっ大きい壮さんのおちんぽ、僕のおま○こに挿入て……いっぱいにして、ずっと、ずっと待ってた……あ、あぁっ……」
「俺も、お前の中に挿入りたくて、おかしくなりそうだ」
「ああ、うれしい、僕の中で気持ちよくなって……壮さん」
「そうするよ……」
 そう言うと、雨宮は一気に玻璃の中にペニスを突き挿入れた。
「ああぁっ! あっあぁんっ……おちんぽっいいっ、あっあっあっ!」
「玻璃、中が凄い……相変わらず、締め付けてきて気持ちがいい」
「あひっ……あっあんっあっ壮さんのおちんぽっうれしいっ……はっ、はぁ……あぁあっ……ひああぁっ……あぅっ、おちんぽきもちいいっひぁん、あっあっあんっあぁんっ! ああっ、はひぃっ、あっあっ、あーっ……」
「玻璃、玻璃、ああ、嬉しいよ……気持ちがいいよ」
「あぁーっ……ふあっ、僕もいいっんっんっ、あぁっあっはぁあっあっあっ……もう、あぁあっ……いっちゃ、いっちゃうっ……あっあぁっ!」
玻璃がドライで急に絶頂をするも、雨宮は腰を動かすのを止めずに奥を抉るように突き続ける。
「あひぃっ……ちくびっなっ、なめてぇ……あぁんっ、おち○ぽぐりぐりして、精液をおま○こに出してっあっあっあぁあんっ」
「出すよ……中にたくさん出してやるよっ」
「やあああぁっ! ぁっあっいくっ、いくっ……! んっあっあっあっ精液おま○こにでてるっあぁあんっ!」
 二人は一緒に絶頂をした。
 雨宮は玻璃の中にたっぷりと精液を吐き出し、それを感じた玻璃は絶頂をしてペニスから精液を吐き出して、さらには潮も吹いた。
 ペニスからはピューッと透明な液が心臓の鼓動に合わせて吹き出してしまう。
「あぁあっ……はぁっはぁっ……らめっ……とまんないっあっぁんっあっあぁっ……んんっ、らめぇっあっあんっ」
「だらしなく漏らすのも、いつも通りだな……」
「あぁっ……おちんぽっ……壮さんのおちんぽ、舐めたい……あっあぁっ……ああ」
玻璃がそういうので、雨宮は玻璃の中からペニスを取り出す。
 すると玻璃はそれに飛びつくようにして雨宮のペニスを口に含んだ。
「……ふっ、んっぅ、ん、んん……ふぁっ……んんっ、んんーっ! んっぅんっんっ」
 雨宮が玻璃にフェラチオをさせるのは初めてのことだ。それまではさせる気は一切なかったようで、今は玻璃が望んでいるからさせているようだった。
「んんんーっ! ふぁっあっあっあんっ……んはっん、んんっ……」
 それでもさせてこなかったので、まだまだ口は下手だった。けれど、気持ちはしっかりと入っているので、そのうち玻璃も上手くできるようになるだろう。
「そういい子だ、しっかりと筋まで舐めて、そう、上手いよ」
「んんんっ! んっはふっお口に出して……壮さんの精液飲みたい……」
「じゃ、喉の方に出すから、しっかりと飲んで」
「……んんっ……んぅーっんっんっんっ!」
「……ふっ……そう飲んで、飲んだ方がむせないよ」
そう雨宮がいうので玻璃は喉に叩き付けられた雨宮の精液をゴクリと飲み込んだ。散々味わってから口の中に残っている分まで飲んでから、玻璃は満足そうに微笑む。
「んんっ……はぁっ、あっあぁっ……おいしい……はあんっあっ!」
 その顔を見た雨宮がまた玻璃を押し倒した。
 玻璃は自ら尻を広げてアナルを雨宮に見せてから雨宮を誘った。
「壮さんのおちんぽ、ほしっ、ハメて、おちんぽ……っ、あはぁっ、僕のおま○この奥まで挿入てハメハメしてっ、ぁんっ、壮さんのおちんぽで、僕のおま○こを突きまくってほしぃっ……あっふぁあっ」
「玻璃、いやらしくて可愛い、俺の玻璃……可愛いよ……」
 雨宮は喉を鳴らしてから玻璃にまたペニスを挿入した。
「ひあぁああーっ……! あひっ……あ゛っあぁあっ……はぁっいいぁっ……ああっ……あ゛ああぁんっ! あぁっ、あっあんっあんっいいっいいっ! はぁっあんっあぁああんっ……あぁっ! あっあっあひぃっ……おちんぽっすごっあんっはぁっあぁんっ」
 玻璃は自ら腰を振って雨宮のペニスを求めた。
気持ちが通じ合ってからのセックスは初めてで、ただただ身体が常に絶頂感を味わっていて頭がおかしくなりそうだったが、それ以上に気持ちがよかった。
「あっあっあぅっ……んっ、んんんーっん――っ! あ゛あああぁっあひっあひぃっ! 壮さん、壮さんすきっあっあんっあんっあぁあんっ!!」
「俺も好きだよ……玻璃……感じてもっと俺を感じて」
「あああぁんっ! 壮さん、あっあんっきもちいいっはぁあっふぁああっ……壮さんっすきっあーっ……あふっあっんんっあぁあっ……あっぁん……あぁあっあんっいぃっ……壮さんのおちんぽっいいっぁああっ……」
パンパンと打ち付ける音が部屋中に響いて、その音と同じように玻璃の嬌声も響いている。
 さらには雨宮の荒い息が聞こえて、玻璃はそれがどうしても愛おしかった。
 自分の身体を抱いてくれる雨宮が興奮してくれているのが嬉しい。
「んっ壮さん好き、きもちい、ふぁっ……ひぁっあっあ゛っいいっ……あぁんっあっまた、いっちゃう、らめっ、あっあんっあぁんっ! ひあっあ゛っいくっいくっあんあんあんっ!」
「……ふっ……締め付けがすごい……はっ、でもまだまだだよ玻璃、足りないよ」
 絶頂をしてもドライで達しても、雨宮は足りないと玻璃を抱いた。
「あぁあん……はぁっ、ぁ、ん……ん……、ふぅ、んっんんっ、ふぁっ、あん、ん……あぁっ……あ゛っらめぇっ……あっあんっあっぁあっ、んっひゃぁっ……あ゛っひっ、あぁっ、そんなっ、あんっ」
昼が来ても、ご飯を食べながらでも雨宮は玻璃を手放さなかった。
 お風呂に入っても、それは止まることはなく、雨宮は玻璃を犯した。
「ああんっ……すきっ、おま○こに壮さんのおちんぽハメられてっ、あぁっ、壮さんのおちんぽでおま○こを突かれて、ああぁっ……あんっああっ、また、おま○こでいっちゃっ……」
「ああ、止まらない。玻璃気持ちがいいよっ」
「んっあぁっあぅっ、壮さんのおち○ぽでおま○こゴリゴリされるの気持ちいいっ……あっあひっあ゛んっあっあっんっあっ、あんっいいっ、あぁっおま○こっ、おちんぽハメハメされてっあんっきもちいいっあんっ!ぁあっ、あっ、あひぃっひあぁっあひっ、あ゛っ、も、おちんぽらめぇっ……おま○こ壊れるっあぁっあっ」
「一緒に行こう、玻璃……」
「うんうんっ壮さんっあぁあっ壮さんっあ゛ああっ、あっあっあひっ、あっぁっ、ふぁっ、あぁんっ! あぁんっいいっ、あんっあんっ、あっひあああああっぁっ!」
 二人は同時に達して、やっと玻璃の中に入りっぱなしだった雨宮のペニスが出ていくと、中出しされた精液が溢れて垂れてきた。
 それで玻璃はまた絶頂をして、そのままもう指先一本も動かせないほどに疲れた身体を雨宮に預けた。
 雨宮はまだ体力に余裕があるのか、玻璃の身体を綺麗にしてからベッドを片付け、シーツなども全部変えてから玻璃をベッドに運んだ。
「大丈夫か?」
 時計が目に入ったが、針が帰ってきてからもう既に六時間が過ぎている。
寝て動かない玻璃を気遣って、雨宮が色々としてくれるが、玻璃はそんな雨宮の服を掴んで言った。
「壮さん、僕、寝ちゃうけど、起きたときに隣にいて……夢じゃないって」
 そう玻璃が言うと、玻璃はそのまま眠っていってしまう。
 そんな玻璃に苦笑して、雨宮が言った。
「ちゃんといるよ。玻璃の隣に。おやすみ、玻璃」
 雨宮の言葉を聞いてから、玻璃は眠りについた。
 きっと起きた時は隣に雨宮がいてくれる。それだけは絶対に確かなことだった。


「玻璃、起きて。そろそろトイレに行かないと漏らすよ」
 雨宮がそんなことを言うので、玻璃は夢もへったくれもないなと思って目を覚ました。
 目を開けてまず雨宮の顔が見えたが、玻璃はその嬉しさよりも先に強烈な尿意に襲われた。
「ト、トイレ!」
 ガバッと布団から飛び出てトイレに飛び込む。
 そんな玻璃を苦笑して雨宮が見送ったのは玻璃にも分かっていた。
 でも強烈な尿意は余裕をなくしてしまい、やっとトイレで出し切ってしまうと玻璃は溜め息を漏らした。
 感動的なシーンになるはずなのに、尿意に襲われるなんてツイてない。
 そう思ってからトイレにある時計を見ると、午前十二時、真夜中である。
確か寝たのは午後三時くらいだったと思うが、それから既に九時間経っている。そりゃ尿意には襲われるし、心配した雨宮に起こされもする。
「漏らしたことないのに……もう……」
 そう呟いてから気付いた。
 雨宮が感動的なシーンを照れてしまい、そうしてしまったのではないかということに。

「ふふ、可愛い……壮さん」
 そう呟いてトイレから出た。
「玻璃、風呂入っておいで、汗掻いて寝ていたようだから」
 トイレから出ると、風呂場から雨宮に呼ばれてそう言われて、玻璃はお風呂に入った。
 風呂に入っている間に、雨宮は仕事に出ると言う。
「営業の終わりまで事務所にいるから、用事があったらおいで」
「うん、分かった」
 玻璃が風呂に入っている間に雨宮は部屋を出てしまったが、散々セックスをした後に仕事に出る雨宮も凄いけれど、仕事中だっただろうに玻璃と約束をしたからというだけで、雨宮が部屋に戻ってきてわざわざ玻璃を起こしてくれたので、玻璃は文句は言わないことにした。
 雨宮はできないことはできないという。
 玻璃はそれに気付いて、嬉しくなる。
 雨宮が玻璃に甘いのは昔からであるが、雨宮が最初から玻璃を特別に扱ってくれていた事実に玻璃は今更気付くことが多い。
寂しくないようにしてくれたし、たくさん可愛がって貰った。
「僕、愛されちゃってる?」
 そう呟いて玻璃は一人で照れる。
 雨宮が優しい理由はきっと過去にそうした優しさに触れたからだとは思うが、それが何なのかは玻璃も知らない。
 雨宮に聞けばきっと答えてくれるかもしれないが、玻璃はまだまだ雨宮の知らない部分はそのままでもいいと思った。
 いつか何かの拍子に話してくれるかもしれないし、聞くことになるかもしれない。
 そうした時に雨宮が嫌がらないで話してくれるのが一番いいことだった。
 お風呂から出ると、玻璃は着替えてからすぐに事務所に向かった。
 一人部屋で籠もっている必要はもうない。堂々と雨宮の恋人として生きていける。その事実はまた玻璃を照れさせた。
 が、そういう話はしていないことを思い出す。
「か、確認しなきゃ……」
 玻璃は慌てて事務所に飛び込むと、仕事をしている雨宮に向かって言った。
「僕と壮さんは、恋人ってことだよね!?」
 そう切り出した玻璃の顔が真剣に悩んでいますという顔をしていたせいで、雨宮はくっとまた噴き出して笑った。
「それ以外に愛を語る趣味はないんだが?」
 雨宮がそう返してきたので、玻璃は飛び上がって喜んだ。
「やった! 良かった! もう、確認してなかったって不安になっちゃった!」
 そう玻璃に言われて雨宮もふと笑いを収める。
「確かに、そういうことは確認し合わないとすれ違いになると言っていたな」
「誰が?」
「緒方さんが」
「緒方さんが別れた理由ってそれ?」
「そう本人は言っている」
「はあ、なるほど~。気をつけようね」
「そうだな」
 何となくいつも通りに話し合いになり、二人はそのまま事務所でテレビを付けてドラマを見る。とはいえ、見ているのは玻璃だけなのだが、そこに緒方がやってきた。
「あれ、玻璃~、久しぶり~死んでなかった」
「死んでません~ちょっと戸籍取りに行ってきただけ~」
 玻璃がそう軽く返したところ緒方がああと頷く。
「それで上手くいった?」
「うん、無事に上遠野(かどの)玻璃に戻りました」
「上遠野? ふーん……まあ、戸籍を取り戻せたならよかったね」
「うん、これで干渉されないで済む」
 そう言うと緒方が色々と聞いてきたので、玻璃はそれまでに合ったことを話した。
「はあ、色々と複雑だね。世の中人間が怖いっていうけど、本当そうだね」
「でも、僕はその人間にも助けられてるよ。だからそういう人もいるってことだけだと思う」
 玻璃が緒方の言ったことを訂正した。
 それには緒方もちょっと笑う。
「ま、そういうことだろうね。さて、そろそろお暇するよ」
「お疲れ様です」
 そう雨宮が言うと、緒方は部屋を出ようとしてから振り返って言った。
「良かったね、雨宮。玻璃がいなくなってから、どん底まで落ちたような顔をしていたから、本当に心配したよ」
「……言わなくていいことまで言わないでください」
「じゃね、また」
 緒方はそれを言われるのが嫌な雨宮が渋い顔をしたのを見て笑いながら去っていった。
 それに玻璃は本当?という顔をして雨宮を見ている。
「……察しろ」
 雨宮がそう照れたように言ったので、玻璃はそれだけで気分が良くなる。
 雨宮はちゃんと玻璃がいなくなったことを寂しがってくれた。
 正直、雨宮なら案外、玻璃がいなくなってもいつも通りだったかもしれないと思ったのだ。
 けれどそうではない。それだけが嬉しい。
「僕、単純なんだけど、壮さんがちゃんと寂しいって思ってくれたことが、嬉しいって思う……」
 そう玻璃が言うと、雨宮が仕事を全部片付けてから玻璃を抱き上げた。
「玻璃は離れている間、寂しかったか?」
「うん、寂しかったし、早く帰りたかった」
「なら、そういうことだ。お前が帰ってくるのをずっと待っていた。だからここに戻ってきてくれて嬉しい」
「うん、うん、嬉しい」
 二人はそう言いながら抱き合った後、事務所を閉めて部屋に戻った。
 クラブは既に閉店しており、遠くの山が少し明るくなっている。
 世の中はこれから始まる一日であろうが、二人にはこれから安らぐ時間だ。
 雨宮は玻璃を抱えてそのまま階段を登り、部屋に入ってベッドにいくまで玻璃を抱えたまま離さなかった。
 玻璃もしっかりと雨宮に抱きついて、二度と離れないと思った。

 愛を知った二人の時間はこれからゆっくりと動き始める。