innocent indigo blue-04

 玻璃が来てから、雨宮の生活は一変するかと思われたが、全くもってそういう印象はなかった。
 ただ同居人が増えただけで、やることはそれほど変わってはいなかった。
 玻璃は文句を言うけれど、基本的には雨宮に従ってくれる。
 出された食事は平らげるし、骨と皮と言ったせいか、太ることと成長に関心があるようで、一年経って身長はやっと百六十を超えた。とはいえ、超えたのは0.1センチほどである。
「壮さん、壮さん、今日お寿司~」
 いつもは作ったものを食べてくれるが、たまに買ってやっている寿司屋の寿司を気に入って出前を頼みたがるようにもなった。
 あまり豪華な食事は取ったことはなく、一般家庭の食事で育ってきたのか、寿司だけは気に入ってよく食べる。
 まあ、我が儘を言って食べたがるのが出前の寿司なだけで、後は雨宮が作った適当な料理でも平然と平らげてくるから、よほど飢えた生活をしていたのだろうことは想像に難くない。
 けれどそれに雨宮が同情することはなかった。
 雨宮もまた同じような虐待を受けていた。
 養子で入った先の家庭で、最初こそ丁寧に育てられるも、実子が生まれたとたん、案の定、彼らは手のひらを返した。
 いないものとして扱われ、食事や家すら彼らとは違った。
 飯は三日に一回、給食費はさすがに世間体から払ってくれていたので、実質一日一食、気が向いた時に袋麺が置いていかれる。金を与えられたことはないので、離れの個室でそれを囓って過ごした。もちろん、お湯を沸かせるような設備はなかった。彼らは袋麺を置くことはしても、それを作る設備まで準備をしてやる興味すらないほど、雨宮に関心がなかったのだ。
 夏もエアコンもなく、冬も暖房器具は一切なかった。ただ毛布や布団を抱えて寒さを超えた。
 それでも雨宮は優秀な成績は落とさなかったし、中学生になると自前の顔の良さから外に女性を付くって囲われて暮らすという方法で金銭関係すら乗り越えてきた。
 高校に入ると家にはほぼ戻らず、大学にも親の援助なしにホスト見習いをし、二十歳からはホストをしながら稼いだ。
 それでも二十歳までは養父母は世間体を口にすると、養父母の懐が痛まないと判断すれば判子は押してくれた。それだけは有り難かったことだろう。
雨宮がホストで超絶な売れっ子になり、クスリを仲間と作って売りさばいている時に、弟が尋ねてきた。
「兄がホストなんて恥ずかしいから、縁を切ってほしい」
弟は中学生になったばかりだった。親に言われてきたのだろうと容易に想像が付いた。
 そう言われたのですぐに同意して書類を出した。
 養子縁組解消なんて成人してしまえばあっという間に決まった。
 そんな雨宮の稼ぐ金額が、億単位を超え始めると元養子先から金の催促が始まる。
 母親が入院しただの、父親も調子が悪いだの、何だかんだで金を得ようとしてくる。とっくに縁を切っていることや、養子縁組の解除すらしていることを告げると、白状だの何だのと言い出した。
「あなたたちがした虐待のこと、訴えてもいいんですけど?」
 そう十歳から二十歳まで続いた養父母からの無関心という虐待は、学校や教師すらも知っている。当然、近所の人たちにも有名なことで、あの家族は狂っているとまで言われていたほどだ。
 近所の住民は、横暴な弟には眉を顰め、酷い虐待を受けているのに近所の住民には優しかった雨宮を庇ってくれたほどだ。
 そんな事実が養父母には今更犯罪になるとは思わなかったようだった。
 養父に至っては、養母に内緒で雨宮を犯したこともあり、雨宮が外に女を作って囲われるようになったのはそれが原因だ。
 そんな人たちに脅されるのはごめんだと、雨宮はすぐに弁護士を雇って、縁が切れたことや虐待に対する訴えはいつでも起こせること、接近禁止命令など様々な処置を執った。
 さすがに雨宮が本気でそうくるとは思いもしなかったようで、弁護士の前で震えていたのだという。ちなみに病気というのも嘘で、虚偽による脅迫で和解するに至った。
 それからの接触はないが、雨宮はホストを辞めたのと同時に引っ越し、居住を派手な場所に移した。こうすれば、一般人がやってくることができない界隈なので、早々近づくこともなくなるだろう。
 雨宮がそう思って二年以上暮らしている場所に玻璃が住んでいる。
 他人と一緒に暮らすのは大学を出るまでに暮らしていた女性以来となって、雨宮は女性がしてくれたように玻璃に接した。
 玻璃と同じ年の時には、既に雨宮は世界を知っていた。誰も助けてはくれないし、自力で生きていく術をたくさん学んだ。幸運だったのは、学校に通えていたこと。そして行動を制限されなかったことくらいだろう。
 無関心という中で好きに生きられた。だから玻璃のような生き方はしていない。
 常に誰かの関心を引き、誰かに運命をねじ曲げられて、性の対象として育てられるという壊れそうな中で、玻璃は真面に育っている方だった。
 雨宮もセックスを利用して生きてきたけれど、玻璃も同じようにして生きている。
 けれどそれは受ける側としてでは上手くいかないことを雨宮は知っていた。
 虐げられる対象になりやすい、ゲイのネコでは強く生きていくのはこの年齢では無謀である。
 雨宮が二年と言ったのは、玻璃が外で働ける最低限の年齢の話だ。
 もし玻璃がこの生活が嫌になってしまった時、一人で働いて生きていくのに必要最低限の教養すらも与えなければならなかった。
 勉強自体は玻璃は嫌いではない。言われた通りに覚え、言われた通りにこなす。
 むしろ要領は良く、頭は決して悪くない。基礎力がなかっただけで、それが身についてくると、年齢以上の問題すらもこなしてみせるようになった。

玻璃が雨宮のところに来てから二年も経つと、玻璃の身長は止まった。
「えーえー、成長期が終わった」
 身長は一ミリも伸びることはなく、160.1センチだ。
 それでも伸びた分、体重は増え、体つきもよくなった。
 四十キロを切っていた体重も、ようやっと四十キロを超え、三十キロ台に戻ることはないまま安定をしている。
 小さいときから栄養が足りない生活が多かったのか、玻璃の成長はほぼ止まっている。
雨宮のように小さい頃は普通に育っていないのも、雨宮とは違う部分だろう。
 やっと骨張った身体に肉が付いて丸みを少しだけ帯びてくると、玻璃の身体は綺麗になった。

「壮さん、壮さん……二年経ったよ、僕を抱いてほしい……」
 雨宮に抱いて欲しくて、二年が経つのを待った。
 玻璃はこの日をずっと待ち望んできたのもあり、自分で雨宮の身体に合うように作り替えてきた。
 乳首やペニスはすっかり雨宮の手で淫乱にされた。
 雨宮を思い浮かべて、乳首を弄るだけで射精ができるほどになった。
 アナルは常にアナルプラグを挿入て過ごし、雨宮がどうしても抱いてくれない時は、一人でバイブを使った。
 そんな状態の姿を見ても雨宮は顔色を変えることはなく、淡々として玻璃に言うのだ。
「早く寝ろよ」
 それが二年も続いた。
 玻璃が性欲が強く、どうしようもない状態になるのは雨宮も知っていて、アナルプラグも玻璃が買えない大人のおもちゃは欲しいと言えば全部雨宮が揃えてくれた。
 それでも雨宮がそれを使って玻璃を犯すことはなく、玻璃がそれを自ら使って雨宮に乳首やペニスを扱いて貰うことだけだった。
 そんな状態のまま育てられた玻璃は、雨宮の前で全身を差し出した。
 仕事から帰ってきたばかりで、疲れているであろう雨宮であるが、玻璃の姿を見ても顔色は一切変えなかった。
「……言ったことは言ったことだな。意外に早くきたもんだ」
 雨宮がそう言いながら風呂に入りに行くので、それに続いて玻璃も風呂に入った。
 雨宮は身体を洗ってから玻璃と共に湯船に入り、いつも通りに玻璃を抱き寄せてから珍しく玻璃の身体中を弄るように手を這わせている。
「あっあ、はぁっ……あ、あ、あ……っい、い……そこ……っ、あぁっいい……っは、あっ!んん! あっあっ、ひ、ぃああ……っ」
雨宮は身体中を確かめるように手のひらであちこちを撫で回している。
 きっとそれが雨宮なりの基準の見定めなのだろうが、玻璃の方はそれだけで既にあり得ないほど感じてしまっていた。
「んっ、っ……いい……あっあぁっ……あぁっ、うっ……あー……っひっ、あっ、あっ……やぁっ……」
「まあ、こんなものか。これ以上育ちそうもないし、良い感じに育ってはいる」
 そう言うと雨宮は玻璃の乳首に唇をよせてくる。
「あっやっ、ちくびっ吸うのっうそっああっくうぅ……はあっぁ…あああ…っん……ふぅっ、んんぅ!」
雨宮が玻璃の乳首に吸い付くと、玻璃はそれだけで絶頂しそうだった。
嬉しくて嬉しくてそれだけで、尿すら漏らしそうなくらいに嬉しかった。
「ああっ、ちくびっらめっもっらめなの……っ、あぁっ、すっちゃああっ……したっああっ舌あぁっ、いいっ、あああ……いぃ……っ」
雨宮が舌で玻璃の乳首を舐め上げて舌で嬲っていく、それだけで玻璃の腰はガクガクと震えて絶頂をしてしまった。
「はぁ……あっ……ぁ、はっ……は……っ、あぅ……うはぁ……ぁ、あ……っく、んぅっ……」
達してももちろん雨宮はやめてくれず、乳首を吸い続け、アナルに入っているディルドを出し挿入れを始める。
「や……っ、ふぁ、あ……っふ、ぅ……はぁっ、あ……ふぅっ、く、あっ、ひぁ……は……っ、うう……っ」
雨宮が触れてくれる、それだけで玻璃はどうしようもなく感じて、淫らに腰を振って見せた。
「ひぁ、ああっ! あぁっ、やだ、や……っんぁっ……あっ、おもちゃじゃっああぁっやぁっ、や、あぅ、うー……」
「……良い感じに広がってるな」
「あぁっ!ほんものっおちんぽっ……壮さんのおちんぽっちょうらいっ はぁ、あ、あ、あ……はぅっ、うあぁ……っあ、あぁっ……ああぁ……!」
「ちゃんとお願いしなさい、玻璃」
 そう雨宮が言ったので、玻璃はディルドを捻り出してしまうと、お尻を開いてアナルを見せ、雨宮にお願いをした。
「あーっ……あっ、ぁあん……っも、玻璃のおま○この奥、っおく、壮さんのおちんぽ欲しぃい……ちょうらいっ!」
「合格、それでいい」
 雨宮はそう言うと、しっかりと勃起したペニスを初めて玻璃に見せた。
 それまで雨宮が勃起をしているのを玻璃は見たことがなかった。
「ひ、ひぁああああっ ひっひぃ、っひ……ぁあん……っ!」
大きなペニスがしっかりと玻璃の中に入り込み、雨宮はゆっくりと玻璃の中にペニスを収めていく。
「ぁ、あ、ぁあ……っひ、ぁ、ぁあうっふ、ふひ……っんっぁ、あーっあ、あっ、あっあっ……ぁあっ!」
しっかりと玻璃はそれを離さないように締め付け、雨宮のペニスを感じた。
 大きく凶悪で、それでいて無理矢理ではないことは、玻璃にとって怖いくらいに幸せで、全身で優しさを感じることだった。
「ひっ――ああんっあ―――っ!! いい……いい、イクっイクイクイクぅ……い、っくぁああ―――っ!!」
 ただ雨宮が奥までペニスを突き入れただけだったのに、玻璃はそれだけで絶頂をした。
 ペニスから精液があふれ出て、潮まで吹いている。
「あぁっ、はいって、るっ壮さんのおっきいおちんぽがぁ、僕のおま○こにっ、あっああんっはあっはぁっ……ぁ、あぁっひぁっ!? んっ、や、ああぁんっ!」
「お前だけイッてるだけだぞ、ほら、俺も気持ちよくさせろ」
「ああっ……ぁあああああんっ! あひっ……おま○ここわ、壊れるぅうう! らめぇええあっあっあっ……っぁひぃああああっ!」
「ああ、こりゃこっちに意識ないな……まあ最初はこんなものか」
 雨宮はすっかりペニスに翻弄されている玻璃のことをそう言い、これ以上遠慮しても意味がないと腰を振り始める。
「ひああぁっ……あひっ、ん゛っあっあああっ、ひあぁっ、ああああぁ……っ」
久々に中をペニスで抉られて、玻璃はそれまで自分でやってきたオナニーが全く意味がないことを知る。
 元々セックスが嫌いではなかったけれど、ペニスでここまでちゃんと感じたのは初めてだ。人に翻弄されるほどになるには、クスリがないと駄目だった過去からすれば、クスリさえ要らないセックスでここまで感じてしまうのは初めてだった。
「んっあぁあーっ、おちんぽっだめっ……あ゛ひっ、んっあ゛っあんっあんっあんっ」
「ああ、この辺か」
「あ゛っあ゛あああっ! あ゛ひっ、そこっ、らめっ、あ゛ああっ、だめっしんじゃうっ、そこばっかゴリゴリしないれぇっ……! あ゛ーっ、あ゛ーっ、んっあああぁっ……!」
「ちゃんと締め付けてきてるな。そのままでいいぞ……しっかり喘いでな」
「あ゛あぁーっ、あ゛っあ゛っあ゛っあ゛っ、んっあひっあんっうああぁっ」
 玻璃には二年ぶりのセックスであるが大好きな人とのセックスは生まれて初めてである。だから心が付いてきて、気持ちも付いてくる。それが何度も絶頂しても何度でも欲しいくらいに玻璃は満足できなかった。
「あ゛ああぁっ! いぐっいくっ、イっちゃうぅっ! あ゛っ、おちんぽっ、あ゛ーっだめっあ゛ひっあんっあっああああぁっ!」
「……お前が俺のモノだってこと、刻み込んでおかないとな……覚えてろよ、この形と味を」
 そう言うと雨宮は玻璃の中で射精をした。
 生で中出しなどするものではないが、玻璃は慣れていたし、雨宮もそれが分かっていたので平然と射精をした。
「あ゛ああぁっ、せいえき、おま○こに中出しっ……! ひあっあ゛うっんっあ゛っあ゛っあああぁぁっ……あ゛っ……ああっ、う、あ、はぁっ、ああぁ……」
玻璃はそれだけでまた絶頂をして、潮を吹きながら射精をした。
「あ゛っあああぁっ……!? あ゛ーっ……だめっ、今はぁだめ、いってるっあ゛っあ゛っうああぁっ……!」
「この程度じゃないだろう? 玻璃?」
「あ゛ひっ、いいっ、あんっあんっあんっああーっいいっあ゛ーっ……あーっ……おっき、おちんぽ、すきっいいっいぃっ……っ」
「どれでもいいのか? ペニスなら」
「あああんっああああっ! ああんっ、ちがっ……壮さんのおちんぽがっすきっ! 壮さんの舌もっ乳首、きもちいいのっああんっああっ」
玻璃は自ら腰を振るまでもなく、雨宮の腰使いにすっかり負けていた。
 二年間、雨宮が手を出さないのはこういう行為に自信がないのだろうかと思っていたのだが、そんなことはない。こんなに強引で、強い性欲を持っていたなんて、玻璃は想像だにしてなかった。
「あぁんっひぁあっ ……んっ、ひぅっ、あんっあぁん……だめ、きもちいいっんっ……ああんっ」
「乳首もいいんだろう? あちこち攻められて、潮吹きっぱなしだな」
「あっひあんっ! あっ、乳首はぁっらめっふぁあっ! あぁんっ乳首っ、ちくびすってぇっ、んぅっ、いっぱいして、舐めて吸ってぇあああんっ」
 パンパンと突き上げられて玻璃はもう絶頂しっぱなしになった。
 クスリを使わないでここまで快感を得たことはなく、玻璃はただただ雨宮に翻弄された。
「ああああぁんっ! ひぃあぁっ、ちくびっいい、いいっおま○こ持ちいいっああんっ!!」
「なるほど、ここに刺青があるだけで、気分も少しは違うな。入れたやつの趣味だけは褒めてやる」
 そう言って雨宮がその刺青を撫でる。
「あああぁーっ! やぁっあ、あんっあんあぁんっ! いいよっいいっ、いいよぉっはああぁあんっ!」
ただ刺青を撫でられただけだったのに、玻璃はそこから癒えていく気がした。
 誰が入れたかなんかより、誰が気に入ったのかでトラウマが乗り越えられるなんて想像もしていなかったことだ。
「でも、ここにもうちょっと飾りが欲しいな。玻璃、ここに新しいものを足していいか?」
玻璃の天使の羽の刺青は羽を入れたところで終わっている。それ以上の飾りも入れるつもりだったのだが、その後養父が刺青を入れた虐待をしたということで、警察に逮捕されたのだ。だから彫りは途中で終わっている。
 そこに雨宮が思いついたものを入れて完成させてくれるというのだ。
 玻璃にとってそれは刺青が完全に別の意味を持つモノに変わる瞬間だ。
「うんうん、入れて……壮さんのいいやつ入れてっあぁーっ! あっ、あっ、あんっ、あんっぁあんっ!! ひゃああっ! あぁっ、あっあっ……はぁんっ、ぁあんっ」
「ありがとう……玻璃。イッていいよ」
「ひぁんっ! あぁっ、くださいぃっ、せいえき、おれのっおま○こにぃっああぁっあっもういくっ、おちんぽ精液きちゃうっ! んんっ、あんっあんっぁあんっあああああぁっ!!」
 玻璃は絶頂して身体全体を振るわせて達した。
「……ふっ……凄いな、中が精液を搾り取ってくる」
 ガクガクと震える身体は雨宮が抱きしめてくれて、玻璃は初めて誰かの手の中で安心して絶頂ができた。
「あぁっ……そ、そんな、あんっあっ、あっ、はぁんっ……ひゃっ、あぁっああっ……あひぃっ! あっあんっ……ぁんっ、はぁっ……ああんっ」
「俺も大概性欲が強い方だが、お前も大概だな。この程度で満足しきってないことくらい、中のうねりで分かる」
 そういう雨宮のペニスもすっかり勃起して、さっきよりも固く大きく膨らんでいる。
「はぁっ……、あっ……あぁん……、やらぁ……は、ぁ……ああんぁ……あぁっあぁっ、やぁああんっ!」
「ベッドへ行こうか。あと二時間付き合ってくれるんだろう?」
「へ、……えっあーっ……はっあぁっ、あっああぁっあひぃっ! あんっ……あっあっあああぁぅっあっやっ! あぁーっ……らめぇっ、んっはぁっぁああっ」
 風呂から上がっても洗い場で散々攻め続けられた玻璃は、へとへとになってもベッドで雨宮に抱かれた。
「もうやぁっやらぁっ! ちくびらめぇっ……あっああぁっあんっあんっ! いっちゃうからぁっおちんぽズリズリしないれぇっあひいぃっ!」
「自分から望んだことだろう? ほら頑張れ」
「やっ、ぁっそんっ……はぁっ、ああんっ! んっあぅっ……やっあぁっあぁっ、らめっ、んんっ、ひぁんっ……! あっ……あぁっあっ……お、おちんぽっでっ、おま○こぐりぐりって、やっ、はぁんっ……」
まさかセックスにおいて、頑張れと励まされてされるとは玻璃も思いもしなかった。
 セックスにおいて自分は大人を手玉に取れていると思い込んでいただけに、雨宮の余裕があるセックスの仕方に、悔しいけれど感じて頭の中を真っ白にされる。
「らめぇっはあああぁんっ! やらぁっいっちゃっ、いっちゃうぅっ! んんーっ、あっ、あんっ、ぁあああんっ……!」
 願ってはいたのだけれど、いきなりの全開セックスに玻璃は後悔どころか、嬉しさで満たされた。
 雨宮がちゃんと勃起してくれたことも嬉しかったし、やりたかったこともこれから雨宮がさせてくれる。
 けれど、まずは玻璃の当面の目標は、雨宮の性欲に付いていくことになってしまった。