switch登場人物

登場人物
榎木津 透耶(19-25) (えのきづ とおや ) 新人小説家。天然ボケ。外伝9にてベストセラー作家の一人になっているが一旦小説家として休暇を取る。ほぼ出した本は映画化やドラマ化をしており、大ヒットメーカーになっている。休暇中には自ら撮った写真エッセイなどを出している。国内では作家としての知名度もあるが、事件に巻き込まれた被害者としても有名で、周りは同情的である。同性愛者であることも知られている。
トラブル体質であり、呪いによって様々な試練を受けている。ピアノは英才教育を受けていたのでプロレベルで上手いが高校時代のトラウマから第一線から脱落し趣味程度に落ち着いている。それでも練習には余念がなく、一部では幻のピアニストと呼ばれている。リストなどが得意。

鬼柳 恭一(25-31)(きりゅう きょういち) 愛称、恭。 作者的には「エロ魔人」。報道カメラマンであるが、ある事件後から一旦引退をしかけるも、やり残したことがあると報道に仕事を戻すも、外伝9にて報道を辞める宮本に続いてやれることはやったときっぱり辞めて風景写真家となる。外伝10にて過去に撮った写、報道と風景の写真集を二冊出し、大好評であったのでまた二冊出した。世間的には著名な写真家になっているが本人の自覚はなし。

エドワード・ランカスター(25-31)通称エド。  鬼柳の大学時代からの腐れ縁。ホテル経営など多彩。外伝9にて一児の父になる。相も変わらず二人のことに首を突っ込んでいる。仕事人間で厳しい人であるが人望は厚い。実は十歳年下の弟がいる。
なんとか二人をプロディースして彼らの実力を世間に知って欲しいと思っており、ことあるごとにだまし討ちで企画を画策する。

真貴司 綾乃(14-21)(まきし あやの)  沖縄で出会った。透耶に師事し、先生と呼んで懐いている。鬼柳とも透耶に関しては意見が合うので、鬼柳とも親友関係にある。番外編3にてだまし討ちにて透耶の弟である光琉と結婚。双子の母になっている。その後ピアニストとして復帰し、世界的なピアニストになっている。光流のサポートにより、一層ピアノの世界にのめり込んでいる。

ヘンリー・ウィリアムズ(30-37)  エドワードの友人で、医者。現在も多忙で医者。透耶たちの主治医。最近は学会で忙しいようだ。

宝田正宗(55-62)(たからだ まさむね)  鬼柳の実家に関りのある執事。定年せずに執事をしている。基本的に家の管理を任されているが高齢故に、補佐役の執事を迎えた。

榎木津 光琉(19-25)(えのきづ みつる)  透耶の双子の弟。 職業、アイドル。真貴司綾乃と出会ってから友人をしていたが、実のところ気になっていた。騙されてしまったけれど、それでも綾乃が自分を望んでいることに観念して結婚をする。結婚後はアイドルを引退し、裏方で作曲や作詞など曲を作っているが外伝9にて家族のために芸能活動を引退し、主父となるが、双子が幼稚園に通うようになると別名で作曲などして、曲を提供、それがヒットしている。元々ピアノに関して英才教育を受けているので、ピアノの音には一番五月蠅い。
耳がいいので極上の音しか認めない。透耶や綾乃(あやの)の音は好き。

ジョージ・ハーグリーヴス(45-51) 沖縄で出会ったイギリス人社長。なんだかんだで無茶を言うパワフルジョージ。ホテルなどに出店しているレストランなどを経営しており、世界的に有名な企業家。エドとは共同事業者にもなっている。透耶の家にあるスタインウェイのピアノはこの人の贈り物である。透耶や鬼柳が巻き込まれる事件を面白がっている。結婚はしていないが、養子が何人かいる。

セラフィーナ・アレクサンドラ・ネヴィル。(31)愛称セラ。外伝4-2ににて登場したエドの婚約者、外伝6エドワードの妻になる。外伝9にて一児の母。透耶と鬼柳のお陰で長年悩んでいたことが解消し、エドワードと結婚ができたことで大きな借りができたと思っている。

氷室 斗織(19)(ひむろ とおる) 透耶の従姉でよく名前が出てくる人物。switch本編終了後に故人。鬼柳に透耶を預けてホッとしていた。

玲泉門院 葵(34ー40)(れいせんもんいん あおい) 透耶の叔父。本編にて助言をしてくれる人で透耶から名前はよく出てくる。switch本編終了後に別の事件に巻き込まれてそのまま行方不明。執事に迦葉という男性がいる。葵が住んでいた屋敷は、光流が相続して一年の大半をそこで過ごしている。

手塚 (てづか) 透耶の担当編集者。いろいろ大変。ずっと透耶の担当。ハワイの別荘までやってきたりと、なかなかの仕事人間。気難しい作家の担当でもあり、編集部からは重宝がられている。

当麻 瞳 (とうま ひとみ)(19-25) 光琉の親友。本編電話で登場。本編後は京極と結婚した。
京極 由貴 (きょうごく ゆき)(19-25)高校時代の生徒会長。透耶と光琉の友達。当麻と結婚した。

富永 (とみなが) 石山(いしやま) エドのSP。石山さんがなにげに人気。今でも二人の担当。現在は透耶たち以外の仕事もこなしているため、かなり優秀である。

知念 (ちねん) 沖縄の屋敷の使用人。落ち着いた熟年メイド。現在も沖縄でメイドをしている。年に一回は透耶たちが来るのでそれを楽しみに待っている。


高城直道 (たかしろ なおみち)(26) ピアニスト。透耶との面識あり。騒動の元。騒動後は認識を変えて、第一線で大活躍している。

真貴司老人(まきし) 綾乃の祖父。エドワードが宿泊していた沖縄のホテルのオーナー。綾乃を透耶に預けて目論見通りに綾乃がピアニストになったことを喜んでいるが、綾乃が結婚をして早々に孫が生まれたのも嬉しくて、さらには榎木津家とも繋がったことも喜んでいる様子。

那波(なみ) ヘンリーの友人。問題児。
藤生 鏡花(ふじう きょうか)(26) 鬼柳が日本に来てからの友人。各務の妻。たまに鬼柳を訪ねてきてはからかっている様子。
各務平治(かがみ へいじ)(40)鬼柳が住んでいたビルのオーナー。おやっさん。鏡花の旦那。本の虫であるので、あの出会い後、透耶はよく資料探しに平治に相談をしたりしていた。

山田 司(やまだ つかさ)(24ー30) いろいろあるわけで。身代金誘拐編の後再登場メイドになる。その後、外伝9にて透耶たちの執事になった松崎と結婚する。メイドは引退。

松崎 秀人(まつざき ひでと)(30) 外伝9にてやってきた執事補佐。宝田の手伝いをして見習い中。外伝9終了後にメイドの司と結婚する。旅行中の透耶と鬼柳の手伝いも行っている。実は宝田の隠し子である。しかしお互い分かっているけれどこれまでの事情があるため表立って名乗りはしていない。

宮本 雅彦(みやもと まさひこ)(45-51) 有名な報道カメラマン。鬼柳のボスだった人。その後鬼柳とは共同で取材チームを組んでいる。外伝9にて妻の介護のために報道カメラマンを辞め、アメリカ国内で活動している。妻の術後は一緒に各地を回っている。子供は二人。一人は母親に付いててくれ、藤丸は放蕩しているので困っている。

宮本 藤丸(ふじまる) 宮本の息子。放蕩息子で鬼柳に憧れるも憧れが抉ている。鬼柳に押しつけのあこがれの存在のイメージを押しつけたせいで透耶と言い合いになる。しかし鬼柳に父親の宮本を呼ぶと言われて逃げ出した。父親が心底怖い。
セレンティー 鬼柳の仕事仲間のカメラマン、実質宮本の弟子であるが、宮本引退後は独立。自然を相手にしている。事務所は鬼柳と一緒である。

ネイ・バラティ(25-31)鬼柳の仕事仲間。実家から逃げるように宮本の元にやってきて修行をする、語学堪能で通訳としての役割をしている。方言まで使いこなすため中東ではいなければならない人である。透耶に告白するも玉砕しているが諦めていない様子。チーム解散後は実家に帰っている。
外伝11において、透耶を誘拐してしまい、二人との付き合いは途絶えることになる。
兄が二人おり、一人は同じ両親から生まれている。リニアという妻がいる。


スフィル-ネイの腹違いの兄王子。アーティカがいる。過去に盗賊を一網打尽にした事件で隣の国と協力している。のちにマサランテ王国国王となる。鬼柳とは事件の時に助けられたと思っており、借りがあるが、また今回の事件で家族が大迷惑をかけてしまったため、大きな借りができたと思っている。

ヤン・ルス-ロアルシナム国国王。幼名をアルタイルといい、その名前を使って自由気ままに王宮から出回っている。鬼柳のことを英雄だと思っており、大きな借りがあると思っている。外伝11においてその借りを鬼柳が使うけれど、結局貸しが増えてしまったと思っている。
ヴメリアという妻がいる。



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榎木津 維新 (えのきづ いしん)(故人) 透耶の父親方の祖父。交通事故で死去。
榎木津 彼方、柚梨 (かなた、ゆり)(故人) 透耶と光琉の両親。彼方は柚梨専属の調律師、柚梨は世界的なジャズピアニスト。飛行機事故にて死去した。

鬼柳 一成 (きりゅう かずなり)(60)恭一の育ての父親で変わった人格の持ち主。新聞社の社長。鬼柳が家出後に役目を終えたとして再婚し、順調である。透耶の両親ともちょっとした話がある。

グレース (51)恭一の産みの母。外伝6にて鬼柳と再会を果たした後、研究機関の博士で教授であることが判明した。その後は自由気ままに暮らしているがキースのことは忘れられないままである。本編にてグレースから透耶に渡した指輪は、透耶から綾乃に渡っている。

鬼柳の祖父-(きりゅう)変わり者の代表。銀行経営。名前はネタバレになるので伏せてます。榎木津家とは過去から繋がりがあり、外伝6にてそれが判明する。

キース・スプリングフィールド 鬼柳の本当の父親。事故死している(故人)当時からグレースとの結婚を反対されており、駆け落ちをしようとしていたがその前に事故にあってしまう。多くの人に好かれていたが、グレースと出会うまでの人生は灰色だったようだ。
一成とは親友であり、何かあったらとグレースのことを頼んでいた。

ヴィクター・キングスレー 故人 鬼柳にハーモニカを渡した人。101のお題にて登場して外伝6にて名前が判明。 恋人に病気を移され発症した。鬼柳とは同じ界隈で知り合い、鬼柳に懐いていたが死ぬ間際の面会を断り、一人で死んでいった。

アイリーン・鬼柳 一成の妻。二人の子供がいる。一成にベタ惚れしており、事件の後は猛反省している。
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ユージン・クリスティ アメリカの大学時代の鬼柳の知り合い。映画脚本を書くのが趣味の癌治療の研究員。疎遠であったけれど、エドの結婚式後からアメリカに行くとたまに会う関係に戻っている。ちなみに映画脚本はB級映画としてはそれなりにマニアに受けている。

ソフィア・クリスティ ユージンの妻。鬼柳と過去に知り合っている。夫と鬼柳との繋がりを知ったのは結婚後。過去の誤解していたことが解消し、鬼柳に対しての認識を変えた。バイで元彼女にストーカーをされていたが、鬼柳に標的が移ったことで心配をしていた。

榎木津 志帆(えのきづ しほ) 透耶たちの曾祖母。鬼柳恭一の祖父と知り合いだった。故人。
祖父、父と榎木津家には振られ続け、鬼柳恭一の代で実を結んだ結果になっている。

エルギン、ウォトキン、ジェームス 鬼柳のアメリカで所属している事務所「ワシントン」の編集者。写真の管理から企画までやっており、鬼柳の写真はこの人たちの会社「ワシントン」からの企画。全ての管理を行っている。鬼柳のお陰でエドワードから多額の援助、寄附を貰っているので、エドワードの思いのままでもある。